「ジョイフルのメニュー、いつの間にか値上がりしていた…」と感じたことはないでしょうか。大分発のファミリーレストラン「ジョイフル」は、物価高を背景に2022〜2023年に複数回の価格改定を実施しました。この記事では、ジョイフルの値上げ履歴・理由・現在価格、そして2026年4月に実施された話題の「値下げ」まで、最新情報を一覧で解説します。

結論
ジョイフルは2022〜2023年に複数回値上げ。2026年4月は7品値下げ

ジョイフルは2022年9月に11〜100円の値上げを実施し、2023年4月と10月にも価格改定を重ねました。ただし、創業50周年を迎えた2026年4月1日には、7品のメニューを30〜77円値下げするという逆張りの施策を打っています。値上げの主な理由は、原材料費・人件費・エネルギー費の高騰です。現在の代表メニューの価格は、ペッパーハンバーグ702円、日替わりランチ500円(火・土)となっています。

ジョイフルの現在価格は?2026年4月に7品が値下げ

まずは2026年時点の最新情報からお伝えします。現在のジョイフルのメニュー価格と、話題を呼んだ「値下げ」の詳細をご確認ください。

2026年4月に7品を値下げ(創業50周年)

2026年5月20日に創業50周年を迎えるジョイフルは、2026年4月1日15時より春夏の新グランドメニュー販売を開始し、7品の人気メニューを30〜77円値下げしました。物価高が続く中でのプライスダウンは、創業50周年への感謝の気持ちを込めた施策です。自社工場の活用と仕入れの見直しにより、価格引き下げを実現しています。

メニュー 値下げ前(税込) 値下げ後(税込) 差額
どど~ん!っと大きなミックスグリル 1,285円 1,208円 −77円
ブリのりゅうきゅう丼 1,175円 1,098円 −77円
野菜たっぷりチキンの竜田揚げと釜揚げしらす丼 1,142円 1,098円 −44円
出汁香るロースかつとじ定食 1,032円 988円 −44円
大阪風あまからカレー(ロースかつ) 1,032円 988円 −44円
ロースかつの特選バラエティフライ定食 1,098円 1,065円 −33円
野菜とお豆がたっぷりグリルチキンのトマトスープセット 878円(単品735円) 845円(単品702円) −33円

上記の価格はすべて税込です。2026年4月1日15時以降の新価格が適用されており、一部店舗では価格が異なる場合があります。また22時〜翌5時は深夜料金として10%が加算されます。

代表メニューの現在価格一覧(2026年5月時点・税込)

現在のジョイフルで注文頻度の高いメニューの税込価格をまとめました。ご利用の前にぜひ参考にしてみてください。

カテゴリ メニュー名 価格(税込)
ランチ 日替わりランチ(火・土) 500円
ランチ カフェプレートランチ(木・金) 700円
ハンバーグ ペッパーハンバーグ 702円
ハンバーグ チーズハンバーグ 735円
ハンバーグ グランペッパーハンバーグ 812円
グリル 肉旨!厚切り豚肩ロースステーキ にんにく醤油 1,175円
スイーツ ごろっと白桃とベリーのフロマージュパフェ 812円

ランチメニューの充実度はジョイフルの大きな魅力のひとつです。火曜日と土曜日の日替わりランチは税込500円のワンコインで楽しめ、食費節約にも役立ちます。

ジョイフルはいつ値上げした?2014〜2026年の改定履歴

「最近ジョイフルが高くなった気がする」という感覚は正確で、実際に複数回の価格改定が行われています。ここでは確認できた主な価格改定の年表をまとめました。

時期 改定内容 主な理由
2014年12月 ほぼ全商品10円値上げ 原材料費・電気・ガス料金高騰、円安
2017年10月下旬 グランドメニュー改定に合わせ価格改定 人件費・諸経費の高騰
2022年9月27日 11〜100円の値上げ(グランドメニュー改定) 円安・原材料(小麦・食用油)高騰・人件費・物流費・エネルギー費
2023年4月18日 一部商品の価格改定 原材料・コスト上昇継続
2023年10月3日 グランドメニュー改定に伴う価格改定 原材料価格の高騰・人件費・物流費等の上昇
2026年4月1日 7品を30〜77円値下げ(創業50周年) 自社工場活用・仕入れ見直しによるコスト削減

2023年4月・10月の価格改定は実施が確認されていますが、商品ごとの具体的な値上げ額は公式発表のPDFにのみ記載されており、本記事では詳細を掲載できていません。価格の詳細はジョイフル公式サイトでご確認ください。

2022年9月:最も大きかった11〜100円の値上げ

2022年9月27日のグランドメニュー改定では、対象となった店内飲食・テイクアウト商品が11円〜100円の値上げとなりました。これがここ数年で最も規模の大きい価格改定でした。

ジョイフルはこの改定に際して、「円安の進行に加え、小麦や食用油をはじめとする原材料価格の高騰や人件費・物流費・エネルギー費の上昇が今までにない規模で発生している」と説明しています。それまで自社工場の活用やコスト削減で企業努力を続けてきたものの、これらのコストを吸収しきれなくなった形です。

2023年4月・10月:2度の価格改定

2022年の値上げに続き、2023年には4月(4月18日)と10月(10月3日)の2度にわたり価格改定が行われました。2023年10月の改定に関する公式お知らせでも、原材料価格の高騰と人件費・物流費等の上昇が継続していることが理由として挙げられています。

2023年改定後の代表メニューの価格を見ると、ペッパーハンバーグが702円、チーズハンバーグが735円となっており、これが現在の価格水準につながっています。2023年前半に比べて、じわじわと値上がりが続いていたことが伺えます。

過去の価格改定(2014〜2017年)

ジョイフルはもともと「地域で一番安価で、一番身近なレストラン」を経営理念に掲げていました。しかし、2014年12月にほぼ全商品を10円値上げし、2017年10月のグランドメニュー改定でも一部メニューの価格を引き上げています。

注目すべきは、2017年10月の値上げは単独のプレスリリースが出なかった点です。「グランドメニュー改定」の発表と同時に静かに価格が変わるかたちを取ったため、一般に認知されにくい値上げでした。消費者の間で「ジョイフル、いつの間に高くなった?」と感じた方が多かったのはこのためかもしれません。このような「メニュー刷新に紛れた価格改定」は、外食業界でよく見られる手法のひとつです。

この頃から少しずつ「昔と比べると高くなった」という声が聞かれるようになっていました。その後も2018〜2021年は大規模な価格改定は行われず、2022年に入ってから改めてコスト高騰に直面することになります。

なぜジョイフルは値上げしたのか?主な理由を解説

複数回の値上げを経験したジョイフルですが、その背景には外食業界全体が直面している構造的なコスト上昇があります。

原材料費・エネルギー費の高騰

ジョイフルのメニューには、小麦(パン・パスタ・揚げ物の衣)・食用油・肉類など、価格が不安定な食材が多く使われています。2022〜2023年は特に、ロシアのウクライナ侵攻の影響による小麦相場の高騰と、円安による輸入コストの上昇が重なり、飲食業界全体に大きな打撃を与えました。

また、電気・ガスなどのエネルギー費の上昇も無視できない要素です。調理・冷暖房・照明にかかるエネルギーコストの増加は、全店舗に直接影響するため、経営への打撃が大きくなります。

人件費・物流費の上昇

最低賃金の引き上げが続く日本では、飲食業界の人件費負担が年々増加しています。加えて、食材の調達・配送にかかる物流費も、燃料費高騰や人材不足を背景に上昇傾向にあります。ジョイフルのように全国に店舗を展開するチェーンでは、これらのコスト増が経営に与えるインパクトも大きくなります。

それでも「安価なファミレス」を維持する理由

値上げを繰り返しながらも、ジョイフルは日替わりランチ500円(火・土)を維持するなど、「安価で使い心地のいいレストランであり続けたい」という姿勢を崩していません。2026年の値下げ実施に際しても、「自社工場の活用・仕入れの見直しによってコストを下げた」と説明しており、企業努力を継続していることが伺えます。

ジョイフルは自社工場で一部食材を製造しており、これがコスト競争力の源泉になっています。他のファミレスチェーンが同様の値上げを実施する中でも、相対的な価格優位性を保てているのはこのためといえます。

ジョイフルをお得に使う節約術|値上げ後でも安くする方法

値上がりが続いても、使い方次第でジョイフルはまだまだコスパ良く楽しめます。プライシー編集部がおすすめする節約術を紹介します。

500円ランチ(曜日替わり)を活用する

ジョイフルの最大の節約ポイントは、なんといっても曜日替わりの日替わりランチです。火曜日と土曜日は税込500円(ワンコイン)でランチが楽しめます。2026年4月からの新メニューでは、火曜日が「ハンバーグ&ポテトコロッケ(牛100%ハンバーグ)」、土曜日が「てりやきペッパーチキンステーキ&白身魚フライ」となっており、どちらもライスorパン付きの充実した内容です。

また木曜日・金曜日は「カフェプレートランチ」を税込700円で提供しており、スープバーがおかわり自由となっています。ランチタイムを上手に活用すれば、外食費を大幅に抑えられます。

公式アプリ・LINEクーポンを使う

ジョイフルの公式アプリをダウンロードすると、来店でスタンプが1個もらえます(1日最大2個)。スタンプが貯まるとランクに応じた特典が受け取れるため、定期的に通う方には大変お得です。またLINE公式アカウントを友達追加すると、選べる無料クーポンが配布されることもあります。来店前にLINEをチェックする習慣をつけておきましょう。

株主優待券・セット注文で節約

ジョイフルの株主優待券は15%OFFで利用でき、これをメルカリや金券ショップで購入することで実質的な割引を受けられます。株を購入しなくても優待券を活用できるのが嬉しいポイントです。

また、グランドメニューへのセット追加もコスパが高い使い方です。「和食セット(ご飯・みそ汁付き)」は200円追加、「洋食セット(パン・サラダ・スープ付き)」は300円追加で付けられます。単品で注文するよりもボリューム感があり、食費節約に役立ちます。

節約術まとめ

  • 火・土曜日のワンコインランチ(税込500円)を活用
  • 公式アプリのスタンプ・ランク特典を貯める
  • LINE公式アカウント登録でクーポンをゲット
  • 株主優待券(15%OFF)をメルカリ・金券ショップで入手
  • セット追加(200〜300円)でボリュームアップ

よくある質問

ジョイフルは他のファミレスより安いですか?

ジョイフルは依然として「安価なファミレス」という位置付けを保っています。同規模のファミレスチェーンと比較すると、日替わりランチ500円(火・土)はかなりコスパが高い水準です。ただし、2022〜2023年の値上げにより、かつての「3割安い」という圧倒的な価格優位性はやや薄れている部分もあります。2026年の値下げで一部メニューの価格競争力が回復しています。

今後さらにジョイフルが値上げする可能性はありますか?

2026年時点では、ジョイフルは値下げ路線をアピールしており、さらなる値上げの発表はありません。ただし、物価の動向・最低賃金の引き上げ・エネルギーコストの変動次第では、今後価格改定が行われる可能性は否定できません。現時点では公式からの発表はなく、確定情報はないためご注意ください。

ジョイフルが値上げしない時期もありましたか?

はい、ジョイフルは創業以来、「お値打ち商品の提供」を経営理念に掲げ、度重なるコスト増を自社工場の活用・生産性向上・コスト削減の企業努力で吸収してきた歴史があります。2022年の大幅な値上げに至るまで、長年にわたって低価格を維持してきたこと自体が、同社の強みでした。

2026年4月の値下げはどの店舗で適用されますか?

値下げはジョイフル全店(一部店舗除く)で2026年4月1日15時より適用されています。ただし、一部店舗では販売商品・価格が異なる場合があります。また深夜(22時〜翌5時)は10%の深夜料金が加算されますのでご注意ください。

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