ガストは2024年〜2025年にかけて合計3回の値上げを実施しました。値上げ幅は最大で40円、対象はメニューの約6割に及んでいます。この記事では、いつ・何が・何円値上がりしたかを時系列でまとめ、値上げの理由とお得に利用する方法を解説します。
① 2024年4月:メニュー約6割を10〜20円値上げ
② 2024年11月21日:メニュー約6割を20〜40円値上げ
③ 2025年4月17日:卵使用商品(計29品)を10〜20円値上げ
主な理由は原材料費・人件費・エネルギーコストの高騰です。
ガストはいつから値上がりした?2024〜2025年の一覧
すかいらーくホールディングスが発表した公式プレスリリース(2024年4月)や同(2024年11月)をもとに、ガストの値上げ履歴を以下の表にまとめました。
| 実施時期 | 対象メニュー | 値上げ幅 | 価格例(都市部・税込) |
|---|---|---|---|
| 2024年4月11日 | 通年販売メニューの約6割 | 10〜20円 | 鉄板ハンバーグミックスグリル:850円→870円 |
| 2024年11月21日 | 通年販売メニューの約6割 | 20〜40円 | 濃厚ミートソース:820円→840円 / 日替わりランチ:720円→760円 |
| 2025年4月17日 | 卵使用商品(グランド15品・モーニング14品) | 10〜20円 | 鉄板目玉ハンバーグ、豚チゲ など |
ガストの価格は3段階ある:2022年10月より、ガストは店舗の立地によって「地方都市」「都市部」「超都心」の3区分で価格を設定しています。たとえばチーズINハンバーグは地方都市699円・都市部749円・超都心849円(いずれも税込)と差があります。上表の価格例はすべて「都市部」価格です。正確な価格はガスト公式サイトでご確認ください。
2024年4月11日の値上げ
2024年4月11日(木)、すかいらーくレストランツはガスト全店で通年販売メニューの約6割を10〜20円値上げしました。これは原材料価格の高騰や物流コストの増加を受けた価格改定で、2024年最初の値上げとなります。都市部価格の一例では、鉄板ハンバーグミックスグリルが850円から870円へと20円引き上げられています。
2024年11月21日の値上げ
2024年11月21日、「秋のグランドメニュー改定」と同時に実施した値上げです。対象はメニューの約6割で、値上げ幅は20〜40円と、同年4月よりも引き上げ幅が大きくなりました。
ただし、2023年11月に新価格で販売を開始した以下の3品については価格が据え置かれました。
- たっぷりマヨコーンピザ
- チーズINハンバーグ
- 山盛りポテトフライ
また、メニューのリニューアルも同時に行われ、ハンバーグの肉厚アップ(約10mm増)やデザート8品の刷新など、価格改定と品質向上が組み合わされた改定となっています。
2025年4月17日の値上げ(卵使用商品)
2025年4月17日には、鶏卵価格の高騰を理由に卵を使用した商品を10〜20円値上げしました。Impress Watchの報道によると、ガストではグランドメニュー15品・モーニングメニュー14品の計29品が対象で、鉄板目玉ハンバーグや豚チゲなどが含まれます。
2025年春〜夏にかけて鶏卵価格は高止まりが続いており、今後も卵関連商品が値上げになる可能性があります。
ガストが値上げした理由は?
ガストの値上げは一時的なものではなく、外食業界全体に共通するコスト構造の変化が背景にあります。主な理由は原材料費・人件費・エネルギーコストの3つです。
原材料・食材コストの高騰
輸入牛肉・小麦粉・食用油・鶏卵など、主要な食材の仕入れコストが大幅に上昇しています。世界的な物流コストの増加や為替の円安基調も輸入食材の価格を押し上げており、外食チェーンにとって最も大きなコスト圧力となっています。
人件費(最低賃金)の上昇
2024〜2025年にかけて全国の最低賃金が引き上げられ、外食業界でのパート・アルバイトの時給も上昇しています。ガストのような多店舗展開のチェーンでは従業員数が多いため、人件費の増加が経営に与える影響は大きく、価格への転嫁が不可避となっています。
エネルギーコストの増加
店舗の冷暖房・調理設備・照明にかかる電気代・ガス代が上昇し、店舗運営コストが増加しています。24時間・365日営業する飲食チェーンにとってエネルギーコストは固定費の大きな部分を占めるため、これも値上げ要因の一つとなっています。
値上げ後もガストをお得に使う方法
値上げが続くガストですが、クーポンやサービスをうまく活用することでコストを抑えて利用できます。代表的な方法を紹介します。
すかいらーくアプリのクーポンを活用する
すかいらーくアプリ(無料)をダウンロードすると、定期的に割引クーポンが配信されます。半額クーポンや特定メニューの割引券が配布されることもあり、値上げ分を相殺できるほどの節約効果が期待できます。
ランチタイムを活用する
ランチタイム(主に11時〜14時)はディナーより価格が抑えられているメニューがあります。また、ランチセットはドリンクバーとセットになるなど、コストパフォーマンスの良い選択ができます。平日限定のランチメニューを中心に利用すると節約につながります。
ポイントを貯める・使う
ガストでは楽天ポイント・Tポイント・dポイントが利用できます。200円につき1ポイントが貯まり、1ポイントから利用できます。クーポンとの併用も可能なケースが多いため、ポイントカードを提示する習慣をつけることで着実に節約できます。
節約のコツ:クーポン+ランチタイム+ポイントの3つを組み合わせると、値上げ分を大幅にカバーできます。特に半額クーポンは逃さないようアプリの通知をオンにしておきましょう。
ガスト値上げのポイントまとめ
- ✓2024年4月に10〜20円、2024年11月21日に20〜40円の値上げを実施
- ✓2025年4月17日に卵使用商品(計29品)をさらに10〜20円値上げ
- ✓主な理由は原材料費・人件費・エネルギーコストの高騰
- ✓アプリクーポン・ランチタイム・ポイント活用で値上げ分を補える
よくある質問
食材コスト・人件費・エネルギー価格が引き続き高水準で推移しており、追加の値上げが行われる可能性は否定できません。ただし、顧客離れを防ぐために一定の価格維持も行われており、すかいらーくHDの公式発表を随時チェックするのがおすすめです。
2024年11月の値上げ時点では「たっぷりマヨコーンピザ」「チーズINハンバーグ」「山盛りポテトフライ」の3品が価格据え置きとなっています。これらは2023年11月に新価格で販売を開始した商品です。最新の据え置き商品はガスト公式サイトや店頭メニューでご確認ください。
はい。原材料費・人件費・エネルギーコストの高騰は外食業界全体の共通課題であり、ファミリーレストランをはじめ多くのチェーンが値上げを実施しています。すき家・マクドナルド・モス・日高屋・スタバなども同時期に値上げを行っており、業界全体のトレンドとなっています。
