アマゾンプライムを家族と共有する方法|「家族会員」と「プライムビデオ共有」の違いを整理

アマゾンプライムを家族と共有する仕組みには、「家族会員」と「プライムビデオのプロフィール共有」という性質の異なる2つの制度があります。この違いを知らずに登録すると「家族会員にしたのにプライムビデオが見られない」といったつまずきが起こりがちです。この記事では、それぞれで共有できること・できないこと、登録と解除の手順、よくある疑問までを整理して解説します。

結論
家族会員は「買い物特典」、プライムビデオは「アカウント内のプロフィール」で共有する

「家族会員」は同居家族2人まで無料で追加でき、お急ぎ便無料などの配送系特典を共有できます。一方、プライムビデオなどのデジタル特典は家族会員の対象外で、本会員のアカウントにログインし、プロフィール機能(最大6つ)で分けて使うのが基本です。

買い物特典を共有したい 「家族会員」に登録する → お急ぎ便・日時指定便が無料に
プライムビデオを一緒に見たい 本会員アカウントにプロフィールを追加して使う

アマゾンプライムの「家族共有」は2種類ある

「アマゾンプライム 家族 共有」と検索する人の多くは、「家族会員」と「プライムビデオの共有(プロフィール機能)」を混同しがちです。まずは両者の違いを一覧で押さえておきましょう。

比較項目家族会員プライムビデオの共有
仕組み本会員とは別のAmazonアカウントに特典を付与本会員のアカウントにログインしてプロフィールで分ける
対象人数同居家族2人までプロフィールは最大6つ
配送系特典(お急ぎ便等)○ 共有できる— 対象外
プライムビデオ・Music等× 共有できない○ 共有できる
購入履歴・支払い方法各自のアカウントなので共有されない同一アカウントのため共有される

つまり、「配送のお得さを家族で分けたい」なら家族会員、「プライムビデオを家族それぞれのペースで見たい」なら本会員アカウント+プロフィール、という使い分けが必要です。次の章から、それぞれの仕組みを詳しく見ていきます。

「家族会員」とは?登録できる人数・条件

家族会員とは、プライム本会員が同居する家族を無料で追加し、プライム特典の一部を共有できる制度です。

対象は同居家族2人まで

家族会員として追加できるのは、同居する家族2人まで(本会員+家族会員2名の合計3名構成)です。3人目を招待しようとすると上限エラーになるため、先に1人を解除してから招待し直す必要があります。共有相手も自分のAmazonアカウントを持っていることが条件です(出典:アプリオ「Amazonプライムの家族会員に登録する方法と注意点」)。

公式の案内は「同居家族」が対象です。別居の家族については情報源によって扱いが分かれており、登録できるかどうかは状況によって変わる可能性があります。確実に利用したい場合は、事前にAmazon公式のヘルプ・カスタマーサービスで確認しておくと安心です。

「Amazonファミリー」とは別サービスです。子育て・妊娠中の方向けにおむつ割引などを提供する「Amazonファミリー」は、この記事で扱う「家族会員」とは名前が似ているだけの別制度です。混同しないよう注意してください。

家族会員に追加料金はかからない

家族会員になるための追加費用は一切かかりません。本会員がプライム会費を支払っていれば、家族会員は無料で特典を利用できます。会費そのものの最新額については、下記の記事で確認できます。

家族会員で共有できる特典

家族会員が使えるのは、主に配送・買い物まわりの特典です。

特典内容
お急ぎ便有料の配送オプションが無料になる
お届け日時指定便有料の配送オプションが無料になる
特別取扱商品の取扱手数料大型・重量商品などの追加手数料が無料になる
プライム会員限定 先行タイムセール一般会員より30分早く参加できる
Amazonフレッシュ・提携ネットスーパー対象地域・条件を満たすと配送料が割引・無料になる

購入履歴・支払い方法は共有されない

家族会員は本会員とは別の独立したAmazonアカウントを使うため、購入履歴や支払い方法はお互いに共有されません。家族に買い物内容を知られたくない場合でも、家族会員なら安心して利用できます。

先行タイムセールをもっと使い倒したい人は、こちらの記事も参考になります。

家族会員で共有できないもの

一方で、プライムの目玉特典であるデジタル系サービスは、家族会員の共有対象に含まれません

家族会員で共有できないもの:Prime Video(プライムビデオ)/Amazon Music(プライムミュージック)/Prime Reading/Amazonフォト(Photos)/Kindle Unlimited/Audible など

「家族会員に登録したのにプライムビデオが見られない」という混乱は、この対象外ルールを知らないことが原因です。プライムビデオを家族で使いたい場合は、家族会員とは別の方法(後述のプロフィール機能)が必要になります。

送料が思ったより安くならない、といったトラブルが起きた場合は、こちらの記事で原因を確認できます。

家族会員の登録手順(スマホ・PC)

アプリからは登録できません。Amazonアプリやスマホ版サイトには家族会員登録の導線がないため、必ずブラウザで操作してください。スマホの場合はSafari/Chromeで「デスクトップ用Webサイトを表示(PC版サイトを見る)」に切り替える必要があります(出典:新エンタメ劇場「Amazonプライム家族会員や共有のやり方まとめ」)。

本会員側の操作

1

ブラウザで「アカウント&リスト」→「プライム会員情報」を開く

スマホの場合はPC版表示に切り替えた状態で操作します。

2

ページ下部の「プライム特典を共有する」を選ぶ

UI更新でボタン名が「家族と特典を共有」等に変わっていることがありますが、同じ機能です。

3

家族の名前とメールアドレスを入力し「登録案内を送る」

入力後、招待メールが家族のアドレス宛てに自動送信されます。

家族側の操作(招待の承認)

1

届いた招待メールのリンクを開く

メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダやプロモーションタブも確認しましょう。

2

自分のAmazonアカウントでログイン(未作成なら新規作成)

本会員とは別のアカウントで登録します。

3

案内に沿って登録を完了する

完了後、家族会員として配送系の特典が使えるようになります。

支払い方法の設定・変更で迷ったら、こちらもあわせて確認してください。

家族会員を解除する方法

家族会員の解除は本会員のみが操作できます。家族会員側からは解除できない点に注意してください。

1

本会員のアカウントで「プライム会員情報」を開く

登録時と同じくブラウザ(PC表示)で操作します。

2

「プライム特典を共有する」から対象の家族会員を選ぶ

登録済みの家族会員一覧が表示されます。

3

「削除」または「取り消す」を選択して完了

いつでも解除でき、再登録する際は改めて招待メールを送る流れになります。

本会員のプライム会員資格が終了(解約・満了)すると、家族会員の共有特典も同時に使えなくなります。本会員の解約を検討している場合は、家族会員への影響もあわせて確認しておきましょう。

Prime Videoを家族で楽しみたい場合は?

プライムビデオは家族会員の対象外ですが、本会員のアカウントを家族で使い、プロフィールを分けることで、視聴履歴やおすすめ作品を個別に管理しながら楽しめます。

プロフィールは最大6つまで作成可能

1つのAmazonアカウントにつき、最大6つまでプロフィールを作成できます。家族それぞれの名前でプロフィールを作り、子ども用にはペアレンタルコントロール(PIN・年齢制限)を設定すれば、視聴コンテンツや購入操作を制限できます。

同時視聴は3台まで、同一作品は2台まで

プライムビデオは、同時に視聴できる端末が最大3台、同じ作品を同時に再生できるのは最大2台までという制限があります。家族4人が別々の作品を同時に見る、といった使い方はできないため、その点は運用上のルールとして共有しておくとトラブルを防げます(出典:耳スタ!「AMAZON プライム 何人まで共有できる?」)。

「配送特典は家族会員」「プライムビデオは本会員アカウント+プロフィール」と役割を分けて考えると、家族内での混乱が少なくなります。

よくある質問

Prime Studentは家族会員に登録できますか?

できません。Prime Student会員は家族会員として登録できず、また本会員がPrime Studentへ切り替えた場合は、既存の家族会員も登録から外れます。家族で共有したい場合は、通常のAmazonプライムを利用してください。

家族会員は何人まで登録できますか?

同居家族2人までです。すでに2人登録している状態で3人目を招待しようとすると、上限エラーで送信できません。追加したい場合は、先に登録済みの1人を解除してから招待し直します。

別居している家族でも共有できますか?

公式には「同居家族」が対象とされています。別居家族が登録できるかどうかは情報源によって案内が分かれているため、確実な運用を優先するなら、事前にAmazon公式のヘルプ・カスタマーサービスに確認することをおすすめします。

本会員が解約すると家族会員はどうなりますか?

本会員のプライム会員資格が満了すると、家族会員が使っていた共有特典も同時に利用できなくなります。家族会員の登録自体を消したい場合は、本会員側から個別に削除操作が必要です。

まとめ

  • 「家族会員」は同居家族2人まで無料で追加でき、お急ぎ便無料などの配送系特典を共有できる
  • プライムビデオ・Music等のデジタル特典は家族会員の対象外。本会員アカウント+プロフィール機能(最大6つ)で使う
  • 家族会員の登録・解除はブラウザ(PC表示)から本会員のみが操作できる。アプリからは操作不可
  • Prime Studentは家族会員に非対応。本会員が解約すると家族会員の特典も終了する