ゆうちょ銀行の口座は持っているけれど、「本当に使う価値があるのか」「メガバンクやネット銀行と比べて何が優れているのか」を漠然としか把握できていない方は多いのではないでしょうか。この記事では、ゆうちょ銀行ならではのメリットを整理し、特に検索されることの多い「土日にATMを使うといくらかかるのか」を設置場所別の早見表でまとめて解説します。

結論
ゆうちょ銀行の一番のメリットは「全国どこでも、土日祝でも手数料無料でATMが使える」こと

郵便局やゆうちょ銀行の店舗内に設置されているATM(全国に約31,200台)は、土日祝日・夜間を含め営業時間内はほぼすべての時間帯で入出金手数料が無料です。窓口の営業時間も平日16時までと長く、通帳だけで引き出しができるなど、日常使いの利便性でほかの銀行に負けない強みが数多くあります。

全国のATM・店舗ネットワークで、どこでも使える

ゆうちょ銀行の最大の強みは、その圧倒的なネットワークの広さです。ATMの設置台数は全国に約31,200台(2024年3月末時点)にのぼり、郵便局のあるところには基本的にATMが設置されています。通常貯金口座数も約1億2,000万口座(2024年3月末時点)と、日本の人口に匹敵する規模です。

都市部だけでなく地方や離島にも郵便局が存在するため、引っ越しや転勤で生活拠点が変わっても、口座やキャッシュカードをそのまま使い続けられるのは大きなメリットです。旅行先や出張先で急に現金が必要になったときも、「郵便局を探せばだいたい使える」という安心感があります。

ATM手数料が土日祝・夜間も無料になる条件

ゆうちょ銀行のメリットとして特に検索されることが多いのが、「土日にATMを使うといくらかかるのか」という点です。結論から言うと、ATMの設置場所によって手数料の有無が大きく変わるため、場所を見極めることが手数料を払わないための最大のポイントになります。

郵便局・ゆうちょ銀行店舗内ATMは曜日を問わず無料

郵便局内やゆうちょ銀行の店舗内に設置されているATMであれば、平日・土曜は7:00〜23:00、日曜・休日は7:00〜21:00の営業時間内において、曜日や時間帯を問わず入出金手数料は無料です。土日祝日に現金を引き出したいときは、まずこのタイプのATMを探すのが基本になります。

駅・SC・ファミマ設置の小型ATMは時間帯に注意

駅やショッピングセンター、ファミリーマートなどに設置されているゆうちょ銀行の小型ATMは、店舗外設置という扱いになるため無料時間帯が限定されています。無料になるのは平日8:45〜18:00と土曜9:00〜14:00のみで、それ以外の時間帯(平日夜間・土曜午後・日曜祝日)は110円の手数料がかかります。

セブン銀行・ローソン銀行などコンビニATMは土日祝220〜330円

セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATMなど、ゆうちょ銀行と提携しているコンビニ系ATMでキャッシュカードを使う場合は、ゆうちょ銀行の直営ATMとは別の手数料体系になります。平日8:45〜18:00と土曜9:00〜14:00は220円、それ以外の夜間・土曜午後・日曜祝日は330円がかかるため、休日に安易にコンビニATMへ立ち寄ると想定より手数料がかさむ点に注意が必要です。

ATM設置場所平日8:45〜18:00 / 土曜9:00〜14:00それ以外の時間帯(夜間・土曜午後・日祝)
郵便局・ゆうちょ銀行店舗内ATM無料無料(営業時間内はすべて無料)
駅・SC・ファミマ設置の小型ATM無料110円
セブン銀行・ローソン銀行・イーネットATM220円330円
その他の提携金融機関ATM110円220円

硬貨を扱う場合は別料金がかかります。郵便局・ゆうちょ銀行店舗内ATMでも、硬貨を伴う預け入れ・払戻しには1〜25枚110円、26〜50枚220円、51〜100枚330円(払戻しは1枚以上110円)の硬貨預払料金が発生します。大量の小銭を扱う場合は窓口の利用もあわせて検討しましょう。

窓口営業時間が16時までと長い

ゆうちょ銀行の貯金窓口は、原則として平日9:00〜16:00の営業です。多くの銀行の窓口は15時までに閉まることが一般的なので、ゆうちょ銀行は1時間長く窓口を利用できることになります。仕事帰りや外出のついでに手続きを済ませたい方にとっては、この差は意外と大きなメリットです。

ただし、店舗によって営業時間が異なる場合があるため、確実に手続きしたいときは事前に公式サイトの店舗検索で営業時間を確認しておくと安心です。

通帳だけでもATMを利用できる・キャッシュカード不要

ゆうちょ銀行の郵便局・店舗内ATMは、キャッシュカードがなくても通帳と暗証番号があれば預け入れ・払い戻しが可能です。カードの持ち歩きに抵抗がある方や、万が一カードを忘れてしまったときでも、通帳さえあれば現金を引き出せるのは安心材料になります。

ただし、ファミリーマートなどに設置されている小型ATMは通帳の取り扱いに対応していないため、その場合はキャッシュカードが必要になる点は覚えておきましょう。

ゆうちょ銀行間の送金が月5回まで無料

ゆうちょ銀行の口座同士でお金を送る「電信振替」は、ATMから手続きすると1件あたり100円の手数料がかかります。しかし、インターネットバンキングの「ゆうちょダイレクト」を使えば、ゆうちょ銀行間の送金が月5回まで無料になります(6回目以降は所定の料金が必要)。家族への仕送りやちょっとした送金を頻繁に行う方にとっては、大きなコストメリットです。

ゆうちょダイレクト・アプリでできること

「ゆうちょダイレクト」に登録すれば、残高照会や振込予約、送金などをスマートフォンやパソコンから行えます。窓口やATMに行かなくても手続きが完結するため、日中忙しくて窓口に立ち寄れない方でも利用しやすい仕組みです。あわせて「ゆうちょ通帳アプリ」を使えば、紙の通帳を持ち歩かずに入出金明細を確認することもできます。

知っておきたい注意点・デメリット

ここまで紹介したメリットがある一方で、注意しておきたい点もあります。まず、ゆうちょ銀行の普通預金金利は、ネット銀行の優遇金利と比べると低めに設定されていることが一般的です。資産運用や利息を重視する場合は、ネット銀行との使い分けを検討するとよいでしょう。また、前述のとおりATMでの硬貨の預け入れ・払戻しには手数料がかかるため、小銭を頻繁に扱う方は窓口の利用も選択肢に入れておくと安心です。

「使っていない口座をこのまま持ち続けるべきか」で迷っている方は、以下の記事でメリット・デメリットの両面から判断基準を整理しているので、あわせて参考にしてください。

まとめ:ゆうちょ銀行はこんな人におすすめ

  • 転勤や引っ越しが多く、全国どこでも同じ条件で口座を使いたい人
  • 土日や夜間に現金の入出金をすることが多い人
  • 通帳中心で使いたい人、キャッシュレス操作に不安がある人
  • 家族間の送金を月に数回程度、頻繁に行う人

よくある質問

ゆうちょ銀行のATMは土日でも無料ですか?

郵便局やゆうちょ銀行店舗内に設置されているATMであれば、土曜7:00〜23:00、日曜・祝日7:00〜21:00の営業時間内は手数料無料です。ただし、駅やショッピングセンター、ファミリーマート等に設置された小型ATMは、土曜9:00〜14:00以外の時間帯と日曜・祝日は110円の手数料がかかります。

コンビニのATMでゆうちょのカードを使うといくらかかりますか?

セブン銀行・ローソン銀行・イーネットのATMでゆうちょ銀行のキャッシュカードを使う場合、平日8:45〜18:00と土曜9:00〜14:00は220円、それ以外の時間帯(夜間・土曜午後・日曜祝日)は330円の手数料がかかります。

ゆうちょ銀行の窓口は土日も開いていますか?

貯金窓口は原則として平日9:00〜16:00の営業で、土日祝日は休業となる郵便局がほとんどです。土日に窓口手続きが必要な場合は、事前に公式サイトの店舗検索で営業状況を確認しておくと安心です。

通帳だけでATMからお金を引き出せますか?

郵便局・ゆうちょ銀行店舗内に設置されたATMであれば、キャッシュカードがなくても通帳と暗証番号だけで払い戻しができます。ただし、ファミリーマート等に設置された小型ATMは通帳に対応していないため、その場合はキャッシュカードが必要です。

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