電気・ガス・水道・NHK受信料・携帯電話料金など、毎月のように発生する公共料金は、クレジットカード払いに変えるだけでポイントが貯まってお得になります。ただし、カードによっては公共料金の支払いだと通常より還元率が下がってしまうケースがあるので要注意です。この記事では、公共料金の支払いでも還元率が下がりにくいおすすめのクレジットカードを、公式情報をもとに比較して紹介します。

結論
公共料金の支払いにおすすめのクレジットカードは?
還元率重視 リクルートカードなら公共料金でも1.2%還元をキープ
年会費無料+普段使いも重視 JCB CARD Wなら公共料金でも1.0%還元を維持
手間なく自動でお得に P-oneカードなら請求時に自動で1%OFF

公共料金の支払いにおすすめのクレジットカードを比較

公共料金の支払いでは、通常のポイント還元率と公共料金支払い時の還元率が異なるカードが多いのが実情です。まずは主要カードの「公共料金還元率」と「通常還元率」を並べて比較してみましょう。

カード名公共料金の還元率通常の還元率年会費
リクルートカード1.2%1.2%永年無料
JCB CARD W1.0%1.0%永年無料
P-oneカード<Standard>1.0%(自動割引)1.0%(自動割引)永年無料
三井住友カード(NL)0.5%0.5%(対象のコンビニ等で最大7%)永年無料
PayPayカード0.5%〜1.0%1.0%〜1.5%永年無料
dカード0.5%1.0%永年無料
楽天カード0.2%1.0%永年無料

※還元率は楽天カード公式リクルートカード公式JCB公式PayPayカード公式三井住友カード公式ポケットカード公式dカードの還元率改定に関する報道の情報をもとに2026年7月12日時点で作成。今後の改定で数値が変わる可能性があるため、契約前に必ず公式サイトでご確認ください。

公共料金払いにお得なクレジットカードの選び方は?

公共料金の支払いにクレジットカードを選ぶときは、次の3つのポイントをチェックしておくと失敗しにくくなります。

公共料金の還元率で選ぶ(通常還元率と分けて確認する)

クレジットカードの公式サイトでは「通常のポイント還元率」が目立つように書かれていますが、公共料金や税金の支払いは対象外・還元率ダウンの扱いになっているカードが少なくありません。カード選びの際は、通常還元率だけでなく「公共料金・税金の還元率」欄を必ず確認するようにしましょう。

年会費で選ぶ

公共料金は毎月継続して発生する支払いなので、年会費無料のカードを選んでおけば余計なコストをかけずに長く使い続けられます。今回紹介したカードはいずれも年会費無料(三井住友カード ゴールド(NL)は条件付き無料)です。

普段使いのしやすさで選ぶ

公共料金の支払い専用にカードを1枚増やすよりも、日常の買い物でもポイントが貯まりやすいカードを1枚に集約したほうが管理はラクになります。コンビニやスーパーでの優待、対応する国際ブランドの多さなども合わせてチェックしておきましょう。

注意点:公共料金の支払いだと還元率が下がるクレジットカードがある?

クレジットカード各社は近年、公共料金・税金の支払いに対するポイント還元率を見直す動きを強めています。「昔は還元率が高かったから」という理由でカードを選ぶと、実は公共料金だけ大きく損をしているケースがあるので注意しましょう。

楽天カードは公共料金の支払いで還元率が0.2%に下がる

楽天カードは、通常のポイント還元率が1.0%であるのに対し、電気・ガス・水道などの公共料金や、自動車税・固定資産税・住民税などの税金の支払いでは還元率が0.2%まで下がる仕組みになっています。通常還元率の5分の1まで下がってしまうため、公共料金の支払いに楽天カードをそのまま使い続けている方は、他のカードへの切り替えを検討する余地があります。

他にも還元率が下がる・対象外になるケースがある

還元率の見直しは楽天カードだけの話ではありません。dカードは2026年2月1日から、電気・ガス・水道料金や地方税共同機構(eLTAX)での納税について、還元率が1.0%から0.5%に半減しました。PayPayカードも公共料金の還元率が段階的に見直されており、以前より還元率が下がっています。

また、コード決済専用のカードや一部のETC・電子マネーチャージなど、そもそもポイント付与の対象外となる支払いもあります。契約前に「対象になる支払い」と「還元率」の両方を公式サイトで確認しておくと安心です。

公共料金をクレジットカード払いにするメリット

  • ポイントが貯まる:口座振替では得られないポイントが、公共料金の支払いでも自動的に貯まります。
  • 支払い管理がラクになる:複数の公共料金を1枚のカードにまとめることで、支払日と引き落とし先が統一され、家計管理がしやすくなります。
  • 支払い忘れを防げる:自動引き落としになるため、コンビニへ払いに行く手間や、納付期限をうっかり忘れてしまうリスクを減らせます。

公共料金だけでなく、固定資産税や自動車税などの税金もクレジットカード払いに対応している場合があります。

公共料金をクレジットカード払いにするデメリット・注意点

  • すべての公共料金に対応しているとは限らない:事業者やエリアによっては、クレジットカード払いに対応していないケースもあります。
  • 口座振替割引がなくなる場合がある:一部の電力会社・ガス会社では、口座振替を選ぶと数十円程度の割引が受けられることがあり、クレジットカード払いに変更するとその割引がなくなります。
  • ふるさと納税など一部の支払いはポイント対象外になることがある:カードによっては、ふるさと納税や特定の決済サービスがポイント付与のカウント対象から外れる場合があります。
  • 還元率が下がるカードがある:前述のとおり、公共料金の支払いだけ通常より還元率が低く設定されているカードがあるため、事前確認が欠かせません。

公共料金の支払いをクレジットカード払いに変更する方法

公共料金は種類によって手続き窓口が異なります。それぞれの主な変更方法を確認しておきましょう。

電気・ガス・水道

1
契約先のWebサイトまたはマイページにアクセス

検針票やWebサービスに記載された契約情報を手元に用意しておきます。

2
支払い方法変更のオンライン手続きに進む

電力会社によっては約5分で手続きが完了し、郵送より早く済ませられます。

3
反映を待つ

申込みから反映まで1〜2ヶ月程度かかる場合があります。反映されるまでは、それまでの支払い方法が使われます。

水道料金はお住まいの自治体・水道局によって手続き方法が異なるため、各水道局のWebサイトで確認してください。

携帯電話・NHK受信料

携帯電話料金は各キャリアのマイページから変更できるケースがほとんどです。NHK受信料はオンラインで手続きが完結し、初回の請求は手続きをした翌々月から反映されるのが目安です。郵送での手続きは2週間前後かかります。

税金(固定資産税・自動車税など)

固定資産税や自動車税などの税金は、自治体が指定する専用サイト(Yahoo!公金支払いやeLTAXなど)を通じてクレジットカード払いに対応している場合があります。手数料がかかることもあるため、事前に自治体の案内を確認しておきましょう。

よくある質問

公共料金の支払いでも還元率が下がらないクレジットカードはありますか?

はい。リクルートカード(1.2%)やJCB CARD W(1.0%)、P-oneカード<Standard>(自動1%割引)は、公共料金の支払いでも通常時と同じ還元率が適用されます。詳しくは記事内の比較表をご確認ください。

支払い方法をクレジットカード払いに変更すると、反映までどのくらいかかりますか?

事業者によって異なりますが、電気料金は申込みから1〜2ヶ月程度、NHK受信料はオンライン申込みで翌々月の請求から反映されるのが目安です。反映までは従来の支払い方法が継続されます。

複数の公共料金を同じカードにまとめても大丈夫ですか?

支払い日や引き落とし先を1枚にまとめられるので家計管理はしやすくなります。ただし、利用額が増えるとカードの利用限度額に達してしまう可能性があるため、限度額に余裕を持たせておくと安心です。

楽天カードで公共料金を払うのはもったいないですか?

楽天カードの公共料金・税金の還元率は0.2%と、通常還元率(1.0%)の5分の1に下がっています。楽天カードを普段使いしている方でも、公共料金の支払いだけは還元率が下がらない別のカードに切り替えることで、年間のポイント獲得量を増やせる可能性があります。

この記事の還元率の情報はいつ時点のものですか?

本記事は2026年7月12日時点の各カード公式サイトの情報をもとに作成しています。ポイント還元率や条件は今後変更される可能性があるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

まとめ

この記事のポイント

  • 公共料金の支払いは、カードによって「通常還元率」と「公共料金の還元率」が異なる場合がある
  • リクルートカード・JCB CARD W・P-oneカードは公共料金でも還元率が下がらない
  • 楽天カードやdカード、PayPayカードは近年、公共料金・税金の還元率が引き下げられている
  • 手続きは各事業者のWebサイトからオンラインで完結できることが多く、反映まで数週間〜数ヶ月かかる

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