「家賃をクレジットカードで払えたらポイントが貯まるのに…」と思ったことはありませんか?毎月の固定費の中でも家賃は最大の出費だからこそ、クレカ払いにできれば年間1万円以上の還元も夢ではありません。ただ、どの物件でも対応しているわけではなく、カード選びを間違えるとポイントがほとんど付かないケースも。この記事では、家賃クレカ払いの条件・おすすめカードの選び方・具体的な手続き手順を、プライシー編集部がまとめてご紹介します。

結論
家賃のクレカ払い、お得な選び方は?
今すぐお得にしたい クレカ対応物件に入居中 → 還元率1.2%以上のカードに切り替える → 月8万円で年間11,500円以上のポイント獲得
物件を新たに探したい LIFULL HOME'Sで「クレカ払い可能」物件を絞り込む → 高還元カードでポイントを最大化
今の物件が非対応 代行サービス(RentEase等)を利用 → 手数料5.5%がかかるため、ポイント目的ならコスト負けする点に注意

家賃はクレジットカードで払える?条件と現状

結論からお伝えすると、家賃のクレジットカード払いはできる物件とできない物件があります。現状では、大手管理会社が運営する物件や新築・高級賃貸を中心に対応が広がっていますが、まだまだ非対応の物件の方が多いというのが実情です。

クレカ対応物件はまだ少ない(普及の現状)

現時点では、クレジットカード払いに対応している賃貸物件は限られています。家賃のクレカ払い普及を阻んでいる主な理由は、大家さんや管理会社が加盟店手数料(売上の約3〜5%)を負担しなければならない点にあります。

クレカ対応の主な管理会社・不動産会社(2026年7月現在)大東建託、アパマンショップ(一部物件)、レオパレス21(一部物件)、ピタットハウス(家賃deポイント対応物件)などが対応しています。

払える条件【状況別】引越し前 vs 入居中

「クレカ払いにしたい」という状況によって、アプローチが変わります。自分はどちらのパターンか確認してみましょう。

🏠 引越し前・物件探し中の方
  • 物件検索でクレカ払い対応を条件に絞る
  • LIFULL HOME'Sの特集ページで絞り込み可能
  • 内見時に担当者へ確認する
  • 高還元カードを用意してから契約する
🏡 すでに入居中の方
  • 現在の管理会社がクレカ払い対応かを確認
  • 大東建託ならruumアプリから変更申請可能
  • 非対応なら代行サービス(手数料5.5%)を検討
  • 手数料が高いため損益計算が必要

初期費用(敷金・礼金)のクレカ払いは?

「家賃はカード払いできるとして、引越し時の初期費用も払える?」という疑問もよく寄せられます。結論としては、家賃と初期費用はそれぞれ別々に対応状況を確認する必要があります

初期費用とクレカ払い:3つのパターン初期費用も家賃もクレカ払い可(大手管理会社・クレカ対応物件)— 最もお得。敷金・礼金・前家賃などが丸ごとポイント対象になる
初期費用のみクレカ払い可・家賃は口座振替(一部の不動産会社)— 入居時だけ利用でき、毎月のポイントは積めない
どちらも現金・振込のみ(非対応物件)— クレカは使えない

内見・契約の段階で「初期費用と毎月の家賃、それぞれクレジットカードで払えますか?」と担当者に確認しておくと確実です。初期費用が数十万円に上ることも多いため、ポイント還元の恩恵も大きくなります。

家賃をクレカ払いにするメリット

クレジットカードで家賃を払うことで、どんな恩恵を受けられるのでしょうか?最大のメリットはやはりポイント還元ですが、それ以外にも家計管理のしやすさや年間利用特典との相性など、見逃せないメリットがあります。

ポイント・マイルが貯まる(月8万円で年間いくら?)

家賃を口座振替にしていると、毎月支払っていても1ポイントも付きません。クレカ払いにすれば、毎月の家賃が丸ごとポイント積立になります。還元率別にシミュレーションしてみましょう。

家賃(月額) 還元率0.5% 還元率1.0% 還元率1.2% 還元率1.5%
6万円 3,600円/年 7,200円/年 8,640円/年 10,800円/年
8万円 4,800円/年 9,600円/年 11,520円/年 14,400円/年
10万円 6,000円/年 12,000円/年 14,400円/年 18,000円/年
12万円 7,200円/年 14,400円/年 17,280円/年 21,600円/年

月8万円の家賃なら、還元率1.2%のリクルートカードで年間11,520円分のポイントが貯まります。年会費無料なので、まるまる得になる計算です。

家計管理が楽になる(引き落とし日の統一)

クレカ払いにすると、家賃もカードの引き落とし日に合わせて支払われます。公共料金や通信費など他の固定費もカード払いにしていれば、毎月の支出をカードの明細1枚で一括管理できるようになります。振込忘れや残高不足のリスクも減らせますよ。

年間利用特典・100万円修行との相性が抜群

三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円以上の利用で翌年度以降の年会費が永年無料になる特典があります(通称「100万円修行」)。家賃はこの年間利用金額の集計対象に含まれます。月8万円の家賃なら年間96万円、これだけで100万円修行の大部分を達成できます。

家賃クレカ払いの注意点

メリットばかり見ていると後から後悔することも。クレカで家賃を払う前に、必ず確認しておきたい注意点をまとめます。

ポイント対象外になるケースがある

カードによっては、家賃支払いがポイント付与の対象外に設定されている場合があります。たとえば楽天カードは電気・ガス・水道などの公共料金の還元率が0.2%に下がりますが、家賃は管理会社が「加盟店」扱いになるため通常1.0%の還元率が適用されるケースが多いです。

注意: カードごとの対象可否は公式サイトで必ず確認しましょう。「家賃は対象外」と明記しているカードでクレカ払いにしても、ポイントが付きません。本記事の情報は2026年7月時点のものです。

利用限度額を圧迫するリスク

家賃は毎月の定期出費の中でも金額が大きい部類に入ります。クレカの利用限度額が家賃と近い金額の場合、家賃決済後に他の買い物ができなくなる可能性があります。目安として、家賃の3倍以上の限度額があると安心です。

限度額が足りない場合は、カード会社に増額申請を出しましょう。利用実績が積み上がっていれば審査が通りやすくなります。

代行サービスは手数料がポイントを大きく上回る

現在の物件がクレカ払い非対応の場合、RentEase(レンティーズ)などの代行サービスを使う方法があります。しかし、RentEaseの手数料は5.5%(税込)です。月8万円の家賃なら毎月4,400円の手数料が発生します。

月額家賃 手数料(5.5%) クレカポイント(1.0%) 実質負担
6万円 −3,300円/月 +600円/月 −2,700円/月
8万円 −4,400円/月 +800円/月 −3,600円/月
10万円 −5,500円/月 +1,000円/月 −4,500円/月

代行サービスは「ポイントを貯めるため」ではなく、「どうしてもクレカで払いたい事情がある(キャッシュフロー管理・引き落とし日の統一等)」場合の選択肢と考えましょう。ポイント目的で使うと確実に赤字になります。

家賃払いにおすすめのクレジットカード選び方

家賃払い向けのクレジットカードを選ぶには、3つのポイントを押さえておきましょう。カードの種類は多いですが、この順番で絞り込めばぐっと選びやすくなります。

①還元率1.0%以上が必須条件

還元率が0.5%未満のカードで家賃を払っても、年間の還元額は4,800円(月8万円の場合)にとどまります。年会費無料で1.0%以上を確保できるカードを選ぶのが基本です。

②家賃がポイント対象かを必ず確認

カードの公式サイトで「ポイント対象外となる利用」を確認しましょう。家賃が明示的に対象外になっているカードは避けてください。

③おすすめカード比較表(家賃払い用)

カード名 年会費 還元率(家賃) 家賃ポイント可否 こんな人におすすめ
リクルートカード 永年無料 1.2% とにかく還元率を最大化したい方
楽天カード 永年無料 1.0% 楽天市場でまとめ買いする方
JCB CARD W 永年無料 1.0%相当 要確認 18〜39歳でAmazon・セブン派の方
PayPayカード 永年無料 1.0〜1.5% 要確認 PayPayをメインで使う方
三井住友カードゴールドNL 5,500円(年100万円達成で永年無料) 0.5%(+継続特典) 100万円修行で年会費無料を目指す方
エポスカード 永年無料 約0.33〜0.5% エポス提携物件(ROOM iD等)に住む方

「どのカードが一番お得?」という問いへの答えは、リクルートカード一択です。年会費無料・還元率1.2%・どこで使っても同率と、家賃払いに必要な条件を全て満たしています。

クレカ対応物件の探し方・対応していない場合の対処法

不動産ポータルサイトで絞り込む

引越しを検討中の方は、物件探しの段階からクレカ払い対応を条件に絞り込むのが一番スマートです。LIFULL HOME'Sでは「クレジットカード利用可能物件」の特集ページがあり、全国47都道府県・路線別で絞り込み検索ができます。

クレカ対応物件を探せる主なサービス

  • LIFULL HOME'S — 「クレジットカード利用可能物件」特集ページで検索可能
  • エイブル — クレカ払い対応物件を一覧で検索可能
  • ピタットハウス — 「家賃deポイント」対応物件をサイト内で検索可能

管理会社に直接交渉する方法

すでに入居中で管理会社の対応が不明な場合は、直接問い合わせてみましょう。「クレジットカード払いは可能ですか?」と問い合わせるだけでOKです。大手管理会社であれば対応しているケースもあります。

大東建託の場合は、ruumアプリの「各種手続き」→「お支払い情報変更」からクレカ払いへの変更手続きができます(連帯保証人不要プランの方が対象)。

代行サービス(RentEase等)を使う

物件が非対応でどうしてもクレカ払いにしたい場合は、代行サービスという選択肢があります。ユーザーがクレカで代行会社に支払い、代行会社が管理会社に送金してくれる仕組みです。

RentEase(レンティーズ)の主な特徴

  • 対象: 個人・法人問わず、住居・オフィス・店舗・倉庫など
  • 対応カードブランド: VISA / Mastercard / JCB / アメリカン・エキスプレス
  • 利用手数料: 5.5%(税込)※毎回発生
  • RentEaseポイント: 最大1.2%還元(クレカポイントとは別)
  • 初期費用・月額料金: 無料

要注意: 繰り返しになりますが、代行サービスは手数料(5.5%)がクレカポイント(1.0〜1.2%)を大きく上回ります。ポイントを目的に利用すると確実に損になります。キャッシュフロー管理など別の目的がある場合に限って検討しましょう。

家賃をクレカ払いにする手続き手順

クレカ払いにする具体的な手順をケース別にご紹介します。

ケース①:管理会社がクレカ払いに対応している場合

1

管理会社にクレカ払いの可否を確認

電話・メール・アプリなどで「クレジットカード払いは可能ですか?」と問い合わせます。対応しているカードブランドも確認しましょう。

2

高還元率カードを用意する

家賃払いに使うカードを決め、まだ持っていなければ申込みます。審査通過まで数日〜2週間程度かかるため、早めに動きましょう。

3

カード情報を管理会社に登録

専用のフォームやアプリ(大東建託ならruumアプリ)でカード番号・有効期限・セキュリティコードを登録します。

4

翌月からカード払いに切り替わる

登録完了後、翌月の家賃からカード払いに変わります。初回のみ口座振替との重複が発生しないよう、登録タイミングを管理会社に確認しておきましょう。

ケース②:代行サービスを利用する場合

1

RentEase(レンティーズ)アプリをダウンロード

iOS / Android対応のアプリを無料でインストールします。

2

アカウントを作成・物件情報を登録

氏名・メールアドレス・電話番号・物件情報・本人確認書類を登録します。

3

クレジットカードを登録

VISA / Mastercard / JCB / アメリカン・エキスプレスに対応しています。

4

毎月クレカで決済(手数料5.5%がかかる)

カードに家賃+手数料5.5%が請求されます。RentEaseが管理会社に送金します。

よくある質問

カードによって異なります。楽天カードやリクルートカードなど多くのカードでは、家賃支払いも通常の還元率でポイントが貯まります。ただし、一部のカードでは家賃がポイント対象外に設定されている場合があるため、申込前にカード会社の公式サイトで確認することをおすすめします。

可能な場合もありますが、管理会社や大家さんがクレカ払いに対応しているかどうかによります。大東建託などの大手管理会社ではruumアプリ経由で変更手続きができます。対応していない物件の場合は、RentEase(レンティーズ)などの代行サービスを利用する方法もあります(手数料5.5%がかかります)。

カード会社に利用限度額の引き上げを申請しましょう。増額審査が通ればクレカ払いが可能になります。増額が難しい場合は、家賃専用のカードを別途発行するか、クレカ払いをあきらめて口座振替に戻すことを検討してください。

対応している不動産会社では初期費用もクレカ払いが可能です。ただし、毎月の家賃とは別に対応状況を確認する必要があります。クレカ払いが認められていない会社でも、初期費用だけはカード払い可の場合もあるため、契約時に担当者へ確認してみましょう。

管理会社がクレカ払いに対応していれば、楽天カードで家賃を払った場合も基本的に通常の還元率(1.0%)でポイントが付きます。楽天カードは電気・ガス・水道などの公共料金は還元率が0.2%に下がりますが、家賃の場合は管理会社が「加盟店」扱いになるため、通常還元率が適用されるケースが多いです。ただし、カードの利用条件は変更になることがあるため、最新情報は楽天カードの公式サイトでご確認ください。

まとめ:家賃クレカ払いのポイント

この記事のまとめ

  • 家賃のクレカ払いは対応物件とそうでない物件がある。LIFULL HOME'Sなどのポータルサイトで「クレカ払い可能」物件を絞り込める
  • 最大のメリットはポイント還元。月8万円の家賃なら、還元率1.2%のリクルートカードで年間11,520円分のポイントが貯まる
  • 注意点は3つ:①カードによってポイント対象外になることがある ②利用限度額の圧迫リスク ③代行サービスは手数料5.5%でポイント目的では損
  • 家賃払いにおすすめのカードはリクルートカード(年会費無料・1.2%還元)。100万円修行をしたい方は三井住友カードゴールドNLも有力
  • 手続きは管理会社にクレカ登録するだけ(大東建託はruumアプリで完結)。翌月分から適用になる

家賃は人生最大の固定費のひとつ。それをポイントに変えられれば、年間でまとまった還元を受けることができます。まずは自分の物件がクレカ払いに対応しているかを確認するところから始めてみましょう。プライシーでは買い物のベストタイミングや節約術をお届けしていますので、ぜひアプリもチェックしてみてください。

価格の変動をプライシーでチェック

プライシーなら価格推移チャートや値下げ通知で、最安値のタイミングを逃しません。スマホアプリ(iOS / Android)で無料で使えます。

プライシーアプリを無料で見る

記事の内容は執筆時点の情報を基にしています。掲載している価格・日程・仕様等は変更になる場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。