クレジットカードを紛失すると、不正利用されないか不安になりますよね。この記事では、紛失に気づいた瞬間にやるべきことから、警察への届出、不正利用の補償、再発行の手続き・期間・手数料まで、プライシー編集部が主要カード会社の公式情報を確認しながら順番に解説します。主要カード会社の紛失・盗難連絡先も一覧でまとめているので、今まさに困っている方はまずそちらから確認してください。

結論
クレジットカードを紛失したら、今すぐやることは3つ

焦って何から手をつければいいか分からなくなる気持ち、よく分かります。まずは以下の順番だけ覚えておけば大丈夫です。

  1. 1カード会社に電話して利用停止(無効化)の手続きをする
  2. 2警察に遺失届(盗難の疑いがあれば盗難届)を出して受理番号を控える
  3. 3カード会社に再発行を依頼する(受理番号を伝えるとスムーズ)

クレジットカードを紛失したら、まずカード会社へ連絡して利用停止する

クレジットカードがないと気づいたら、探す前に、まずカード会社への連絡を最優先にしてください。財布ごと落とした、盗まれたかもしれない、という状況では特に、不正利用されるまでの時間との勝負になります。主要なカード会社はいずれも紛失・盗難専用ダイヤルを24時間・年中無休で用意しているので、深夜や早朝でも遠慮せずすぐに電話をかけましょう。

電話をすると、オペレーターが本人確認をした上でカードを利用停止(無効化)してくれます。この時点でそのカードは使えなくなるため、電話をかけた瞬間から不正利用のリスクはほぼゼロになります。焦って自分で対処法を調べる時間があったら、まず電話をかけてしまうのが一番の近道です。

主要カード会社の紛失・盗難連絡先一覧

「自分のカード会社の連絡先がすぐに分からない」という声をよく聞くので、主要カード会社の紛失・盗難専用ダイヤルをプライシー編集部でまとめました。

カード会社電話番号(国内)受付時間
三井住友カード0120-919-45624時間・年中無休
JCBカード0120-794-08224時間・年中無休
楽天カード0570-06-691024時間・年中無休
三菱UFJニコス(MUFGカード)0120-107-54224時間・年中無休
セゾンカード0570-064-10724時間・年中無休
dカード0120-159-36024時間・年中無休
イオンカード0570-079-11024時間・年中無休
エポスカード0120-226-20024時間・年中無休
au PAY カード0120-575-33024時間受付
アメリカン・エキスプレスカード種別により異なる(例:グリーン 0120-020120)24時間・年中無休

2026年7月時点でプライシー編集部が各社公式サイトを確認して掲載しています。電話番号はカードの発行時期や提携ブランドによって異なる場合があるため、最新情報は各社公式サイトまたはカード裏面の記載もあわせて確認してください。au PAYカードは2024年12月19日以降の申し込みかどうかで番号が変わります。

電話がつながらない・深夜の場合の対応

フリーダイヤルが混雑してつながりにくい時間帯もあります。その場合に備えて、各社ともフリーダイヤル以外の番号やアプリ・Web(会員専用サイト)からのカード停止手続きも用意されていることが多いです。三井住友カードならVpass、楽天カードなら楽天e-NAVI、イオンカードならAEON Payアプリや暮らしのマネーサイトから、24時間いつでも自分でカードを止められます。電話がつながらないからといって諦めず、公式アプリやWeb会員サイトも試してみてください。

なお、特定ブランドのカードは停止・再発行の手順が少しずつ異なります。dカードやイオンカードをお使いの方は、それぞれのブランド専用の手続きガイドもあわせて確認しておくと安心です。

警察へ遺失届・盗難届を提出する

カード会社への連絡が終わったら、次は警察への届出です。最寄りの警察署か交番であれば、どちらでも受け付けてもらえます。「後回しでいいかな」と思われがちですが、この届出で発行される受理番号は、後述する不正利用の補償手続きでも必要になる重要な書類なので、忘れずに済ませておきましょう。

遺失物届と盗難届の違い

自分でうっかり落とした・置き忘れた可能性が高い場合は「遺失届」、盗まれたことが明らかな場合は「盗難届(被害届)」を提出します。警視庁の案内によると、遺失届はどこの警察署・交番でも提出でき、現金価値100万円未満のものであればオンラインでの届出も可能です。どちらに該当するか迷う場合は、警察官にそのまま状況を伝えれば適切な届出を案内してもらえます。

受理番号はカード会社に伝える

警察に届出をすると受理番号(届出番号)が発行されます。この番号は、カード会社が紛失の事実を確認するために使う番号で、不正利用の補償を申請する際にも必要になることが多いです。電話でカード会社に伝えるか、控えを取っておいて後から連絡できるようにしておきましょう。

紛失したクレジットカードが不正利用された場合の補償

「もし不正利用されていたらどうしよう」という不安が一番大きいと思いますが、多くのカードには盗難保険(不正利用補償制度)が付帯しています。ただし補償には条件があるので、ここで正しく理解しておきましょう。

補償される条件・されない条件

区分内容
補償されやすいケース第三者による不正利用と認められた場合。カードが利用停止済みであること
補償されにくいケース家族・同居人による利用、暗証番号の入力を伴う利用(過失で番号を知られていた場合)、届出の遅延、登録住所・氏名等の変更未届

三井住友カードやJCBカードの規約を確認したところ、補償対象外になりやすいのは「家族・同居人による利用」「暗証番号を使われた場合」「利用明細の通知から時間が経ちすぎている場合」の3パターンでした。心当たりがある場合は、カード会社に正直に状況を伝えて相談するのが一番です。

補償はいつまでさかのぼって適用される?

三井住友カードは不正利用を申告した日から遡って60日前までJCBカードは利用明細の通知後60日以内の届出を補償の条件としています。「60日ルール」は複数の主要カード会社で共通する目安ですが、全社共通と決まっているわけではないため、自分が使っているカードの会員規約も一度確認しておくと安心です。いずれにしても、気づいたらすぐ連絡・すぐ届出が鉄則です。

クレジットカードの再発行手続き

利用停止の手続きが終わったら、次は新しいカードの再発行です。多くの場合、利用停止の電話と同時に再発行の手続きも進めてもらえます。ここでは再発行にかかる期間・手数料の目安を主要カード会社別にまとめました。

カード会社再発行期間の目安再発行手数料
三井住友カード1週間〜10日ほどオンライン手続きは無料/電話は1,100円(税込)
JCBカード1〜2週間公式ページに明記なし。窓口で要確認
楽天カード1週間〜10日ほど1,100円(税込)
dカード通常1〜2週間1,100円(税込)が発生する場合あり/dカード GOLDは無料
イオンカード約2〜3週間原則無料
セゾンカード公式ページに明記なし。窓口で要確認Web・アプリ手続きは無料/電話は1,100円(税込)

2026年7月時点の各社公式情報をもとにしています。ゴールド・プラチナ等の上位カードは無料になる場合が多いので、あわせて確認してみてください。

再審査はある?

紛失・盗難による再発行は、基本的に新規入会時のような再審査は不要なことがほとんどです。カード番号が変わるだけで契約自体は継続する扱いになるためです。ただし公式ページに明記されていないカード会社もあるので、心配な場合は電話の際に直接確認しておくと確実です。

ETCカードなど付帯カードも同時に止まる場合の対応

クレジットカードを紛失すると、そのカードに紐づくETCカードや家族カードも一緒に利用停止になるケースがあります。ETCカードがないと高速道路の利用に支障が出るので、頻繁に車を使う方は再発行と合わせて代替手段も検討しておきましょう。

なお、再発行の窓口は紛失・盗難だけでなく、破損や磁気不良、結婚などによる氏名変更の場合も基本的に同じです。「なくしたわけではないけれど作り直したい」というケースも、まずは同じカード会社の窓口に連絡してみてください。

再発行カードが届いたらやること

新しいカードが手元に届いたら、使い始める前にいくつかやっておくべきことがあります。ここを飛ばしてしまうと、支払いが滞ったりポイントを取りこぼしたりすることがあるので、届いたその日のうちに済ませておきましょう。

1
裏面にサインする

使う前に必ず署名欄にサインをしておきましょう。未署名のまま利用してトラブルになるケースもあります。

2
暗証番号を確認・変更する

再発行時に暗証番号を変更できる場合があります。不安が残る場合は新しい番号に変えておくと安心です。

3
サブスク・公共料金などの支払い先を再登録する

再発行によりカード番号が変わることがほとんどです。携帯料金・保険料・サブスクの自動引き落とし、Apple PayやGoogle ウォレット等のタッチ決済は、手動で登録し直す必要があります。手続きをしないと旧カード番号宛てに一定期間請求が届いてしまうことがあるので、忘れずに済ませましょう。

4
旧カードが見つかっても使わず処分する

利用停止済みの旧カードは使えません。見つかった場合はハサミを入れて処分しましょう。

なお、未払い残高やポイントは基本的に新しいカードへ自動的に引き継がれますが、電子マネーの残高(Edyなど)は引き継がれない場合があるので注意してください。

紛失したカードが後から見つかったときの対応

利用停止の手続きをした後にカードが見つかっても、そのカードはもう使えません。一度無効化されたカードは復活しないため、再発行された新しいカードを使うことになります。

警察に遺失届を出していた場合は、見つかったカードを使わず、身分証明書と受理番号を持って警察署や遺失物センターに連絡し、返却・取り下げの手続きをしておきましょう。

海外でクレジットカードを紛失した場合

旅行や出張中に海外でクレジットカードをなくしてしまうと、余計に不安になりますよね。基本的な流れは国内と同じで、カード会社への連絡と現地警察への届出が必要です。主要カード会社は海外専用のコレクトコール対応番号を用意しているので、海外に出発する前にカード会社のサイトや外務省の案内で緊急連絡先を控えておくと、いざという時に落ち着いて対応できます。

現地の警察にも届出をしておきましょう。保険金請求や補償の手続きで、現地警察の届出証明が必要になることがあります。出発前にパスポートとカードのコピーを別々に保管しておくと、現地の警察や大使館への届出がスムーズに進みます。

クレジットカードの紛失・盗難を防ぐための予防策

紛失・盗難そのものを防ぐために、日頃からできる対策もいくつかあります。カードケースを分散させず1か所にまとめすぎない、暗証番号を誕生日など推測されやすい数字にしない、利用明細やアプリの通知はこまめに確認する、といった基本的な習慣が結局は一番効果的です。財布やカードケースに紛失防止タグを付けておくのもおすすめです。

また、いざという時に慌てないよう、この記事の連絡先一覧をブックマークやスクリーンショットで保存しておくのも実用的な備えになります。カード会社の電話番号は財布と一緒になくなってしまうと調べるのに時間がかかるので、スマホのメモやクラウドにも控えておくと安心です。

よくある質問

紛失したクレジットカードが見つかったらどうすればいい?

すでに利用停止の手続きをしている場合、そのカードはもう使えません。再発行された新しいカードを使ってください。警察に遺失届を出していた場合は、届出の取り下げ・返却連絡もしておきましょう。

クレジットカードの再発行にかかる期間はどれくらい?

カード会社によって差がありますが、目安は1週間〜2週間程度です。イオンカードのように2〜3週間かかるケースもあります。ゴールデンウィークや年末年始などの繁忙期は、通常より届くまで時間がかかることがあります。

再発行手数料はかかる?

会社やカードランクによって異なります。多くのカードでは、電話での手続きは1,100円(税込)程度の手数料がかかる一方、Web・アプリからの手続きなら無料になるケースが目立ちます。ゴールドカード以上は無料になることも多いです。

不正利用の補償はいつまでさかのぼって適用される?

三井住友カードやJCBカードでは、届出から遡って60日以内の利用が補償の目安になっています。カードによって条件が異なるため、心配な場合は契約中のカード会社に直接確認するのが確実です。

海外でクレジットカードを紛失したらどうする?

国内と同じく、まずカード会社の海外専用緊急連絡先に電話して利用停止をします。あわせて現地の警察にも届出をしておくと、後の補償手続きがスムーズです。

暗証番号は必ず変更しないといけない?

必須ではありませんが、再発行のタイミングで変更しておくと安心です。特に誕生日や電話番号の一部など推測されやすい番号を使っていた場合は、この機会に変えておくことをおすすめします。

まとめ:慌てず「連絡→届出→再発行」の順で対応を

  • クレジットカードを紛失したら、まずカード会社に電話して利用停止する
  • 警察に遺失届・盗難届を出し、受理番号を控えておく
  • 再発行の手続きを進める(期間はおおむね1〜3週間、手数料は無料〜1,100円が目安)
  • カードが届いたら、サインと暗証番号の確認、各種支払い先の再登録を忘れずに

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