ダイナースクラブカードの年会費改定が発表され、「いつから?」「いくら上がるの?」「継続する価値はある?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。この記事では、全カード種類の新旧年会費を一覧にまとめながら、値上げのタイミング・新サービスの内容・継続か解約かの判断材料を丁寧に解説します。

結論
ダイナース年会費値上げ:2026年4月10日以降の口座振替分から順次適用

ダイナースクラブカード(プロパー)の本会員年会費は 24,200円 → 29,700円(+5,500円) に改定されます。値上げと同時に24の新サービスが追加予定で、特典を活用すれば年会費以上の価値を得られる試算もあります。

✔ 有効期限が3月のカード → 2026年4月の口座振替から新年会費
✔ JALダイナースカードは → 2026年5月11日以降の口座振替から
✔ 解約を検討するなら → 有効期限月の前月末日までに手続きが必要

ダイナース年会費値上げの概要|2026年4月10日以降の口座振替分から

三井住友トラストクラブは2025年10月21日に年会費改定とサービス追加の公式告知を発表しました。2026年4月10日(金)以降の口座振替分から、ダイナースクラブの全カードにわたって年会費が引き上げられます。約10年ぶりの改定となるため、長年会員の方にはインパクトが大きい変更です。

値上げの理由は物価上昇とサービス強化

公式発表によると、値上げの理由は「昨今の物価上昇に伴い、サービス品質の維持・向上と会員様へのより充実した特典の提供を目指すため」とされています。値上げと同時に、グルメ・ウェルビーイング・タイパ分野を中心に24の新サービスが追加される予定です。

2026年3月1日以降に新規入会した方へ:入会手続き完了時から新年会費(改定後の年会費)が適用されます。2026年2月28日までに手続きが完了した場合は初年度のみ旧年会費が適用されます。

いつの口座振替から新年会費が適用されるか【有効期限月別一覧表】

年会費の口座振替は、カードに記載された有効期限(月/年)の「月」の翌月に行われます。たとえば有効期限が「03/28」なら、口座振替は毎年4月です。下記の表で自分のカードがいつから新年会費になるか確認してみてください。

有効期限(月)改定タイミング(ダイナースクラブカード等)改定タイミング(JALダイナースカード)
3月2026年4月口座振替分より2026年5月口座振替分より
4月2026年5月口座振替分より2026年6月口座振替分より
5月2026年6月口座振替分より2026年7月口座振替分より
6月2026年7月口座振替分より2026年8月口座振替分より
7月2026年8月口座振替分より2026年9月口座振替分より
8月2026年9月口座振替分より2026年10月口座振替分より
9月2026年10月口座振替分より2026年11月口座振替分より
10月2026年11月口座振替分より2026年12月口座振替分より
11月2026年12月口座振替分より2027年1月口座振替分より
12月2027年1月口座振替分より2027年2月口座振替分より
1月2027年2月口座振替分より2027年3月口座振替分より
2月2027年3月口座振替分より2027年4月口座振替分より

出典:ダイナースクラブ公式「年会費改定とサービス追加のご案内」

カード種類別 新旧年会費一覧【全カード・値上げ幅つき】

ダイナースクラブのカードは多岐にわたります。以下に全カードの改定内容をまとめました。自分が持っているカードの値上げ幅をすぐ確認できます。

ダイナースクラブカード(プロパーカード)

カード会員種別改定前改定後値上げ幅
ダイナースクラブカード本会員24,200円29,700円+5,500円
ダイナースクラブカード家族会員5,500円変更なし±0
ダイナースクラブカードビジネス・アカウント5,500円11,000円+5,500円
ダイナースクラブ プレミアムカード本会員143,000円165,000円+22,000円
ダイナースクラブ プレミアムカード家族会員無料変更なし±0
ダイナースクラブ プレミアムカードビジネス・アカウント5,500円11,000円+5,500円
ダイナースクラブ ビジネスカード基本会員27,500円33,000円+5,500円
ダイナースクラブ ビジネスカード追加会員無料変更なし±0
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカード基本会員143,000円165,000円+22,000円

ANAダイナース・ANAダイナースプレミアム・ANAダイナースSFC

ANAダイナース系のカードも2026年4月10日以降の口座振替分から改定されます。本会員はカードによって3,300円〜27,500円の値上げとなります。

カード会員種別改定前改定後値上げ幅
ANAダイナースカード本会員29,700円33,000円+3,300円
ANAダイナースカード家族会員6,600円8,800円+2,200円
ANAダイナースカードビジネス・アカウント5,500円11,000円+5,500円
ANAダイナース プレミアムカード本会員170,500円198,000円+27,500円
ANAダイナース プレミアムカード家族会員無料変更なし±0
ANAダイナース プレミアムカードビジネス・アカウント5,500円11,000円+5,500円
ANAダイナース スーパーフライヤーズカード本会員30,800円34,100円+3,300円
ANAダイナース スーパーフライヤーズカード家族会員11,550円13,750円+2,200円
ANAダイナース スーパーフライヤーズカードビジネス・アカウント5,500円11,000円+5,500円
ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード本会員170,500円198,000円+27,500円

JALダイナース・JALグローバルクラブ JALダイナース

JALダイナースカードは改定タイミングが異なり、2026年5月11日以降の口座振替分から新年会費が適用されます(ビジネス・アカウントカードの年間手数料は4月10日以降から)。

カード会員種別改定前改定後値上げ幅
JALダイナースカード本会員30,800円34,100円+3,300円
JALダイナースカード家族会員9,900円12,100円+2,200円
JALダイナースカードビジネス・アカウント5,500円11,000円+5,500円
JALグローバルクラブ JALダイナースカード本会員30,800円34,100円+3,300円
JALグローバルクラブ JALダイナースカード家族会員24,200円26,400円+2,200円
JALグローバルクラブ JALダイナースカードビジネス・アカウント5,500円11,000円+5,500円

MileagePlus・デルタ・BMW・銀座・その他提携カード

カード会員種別改定前改定後値上げ幅
MileagePlus ダイナース クラブカード本会員30,800円36,300円+5,500円
MileagePlus ダイナース クラブカード家族会員9,900円変更なし±0
MileagePlus ダイナース クラブファースト本会員47,300円52,800円+5,500円
デルタ スカイマイル ダイナース クラブカード本会員30,800円36,300円+5,500円
BMWダイナースカード本会員27,500円33,000円+5,500円
BMWプレミアム ダイナースカード本会員143,000円165,000円+22,000円
銀座ダイナースクラブカード本会員27,500円33,000円+5,500円
銀座ダイナースクラブカード/和光本会員27,500円33,000円+5,500円
三井住友信託ダイナースクラブカード本会員24,200円29,700円+5,500円
ロータリー ダイナースクラブカード本会員24,200円29,700円+5,500円
京銀ダイナースカード本会員24,200円29,700円+5,500円
京都中央信金ダイナースカード本会員24,200円29,700円+5,500円
ライオンズクラブ ダイナースクラブカード本会員24,200円29,700円+5,500円
ライオンズクラブ ダイナース プレミアムカード本会員143,000円165,000円+22,000円
JTBダイナースカード本会員24,200円29,700円+5,500円

ビジネス・アカウントカードの年間手数料

全カード共通で、ビジネス・アカウントカードの年間手数料は5,500円 → 11,000円(+5,500円)と一律倍額になります。ビジネスアカウントを複数持っている方は注意が必要です。

年会費特典を受けている場合:各種年会費特典(SMBC信託銀行との提携特典等)は引き続き適用されます。ただし基本の年会費が上がるため、特典適用後のお支払い額は値上がりする場合があります。

値上げと同時に追加された新サービス|年会費を超える価値を試算

値上げだけでは会員が離れてしまいます。そのためダイナースクラブは2026年4月以降、24もの新サービスを追加することを発表しました。主なサービスを分野別にご紹介します。

グルメ系(My Taste・エグゼクティブダイニング拡張・予約困難店体験)

グルメサービスはダイナースクラブの伝統的な強みです。今回の改定でさらに拡充されます。

  • My Taste from ダイナースクラブ:対象レストランで年2回・利用金額の最大20%がキャッシュバック。ダイナースクラブカード会員の上限は年2万円、プレミアムカード会員は年4万円です
  • エグゼクティブ ダイニング 拡張:2名以上で1名分のコース料金が無料になる従来サービスに、海外店舗・カジュアル店舗が追加され、より多くのシーンで利用可能になります
  • 予約困難店でのグルメ体験(プレミアムカード限定):厳選レストランでの特別なダイニング体験。カード利用頻度が高い会員が優先されます

ウェルビーイング系(RIZAP・GDOゴルフ・オーディオブック等)

  • GDOゴルフ場予約割引:3,000円クーポン(先着1,000枚・3ヶ月ごとに配布)
  • オーディオブック特別優待:聴き放題プランの無料期間延長・毎月3,000円分ポイント付与
  • RIZAP特別優待:入会金無料+コース料金10万円引き
  • YOYOGI-PARK特別優待:入会金無料・ランニングステーション割引

タイパ系(S.RIDE・mitaseru等)

  • S.RIDE特別優待:タクシー配車アプリ「S.RIDE」で使える1,000円分クーポン(先着1,000名・2ヶ月ごとに配布)。年間で最大6,000円相当のメリットがあります
  • mitaseru特別優待:プレミアム冷凍グルメ通販で初回30%オフ、2回目以降5〜10%オフ
  • Craif特別優待:がん検査サービスの月額プランが初月500円で体験できます

特典フル活用で年会費29,700円を超えられるか?試算シミュレーション

「年会費29,700円(税込)は高い」と感じる方も多いと思います。でも特典を活用した場合の価値を試算してみましょう。

特典活用内容の例試算価値
エグゼクティブ ダイニング16,000円コースを1回利用(1名分無料)16,000円相当
The Club Dining20,000円コース×2名で10%割引4,000円相当
クラブホテルズ The Status Match朝食2名無料+ホテルクレジット+アップグレード37,000円相当
空港ラウンジ海外ラウンジ4,500円×2回利用9,000円相当
手荷物宅配サービス年間2個まで無料(3,000円×2個)6,000円相当
合計(公式シミュレーション例)72,000円相当

※出典:ダイナースクラブ公式。上記はシミュレーション上の数字であり、金額を保証するものではありません。

さらに日常使いベースで考えると、My Taste(年2万円)+エグゼクティブダイニング2回(約3.2万円相当)+S.RIDE(年6,000円)の3つだけで約58,000円の価値があり、年会費の29,700円を十分に超えられます。

ポイント払いもお得:ダイナースクラブ リワードポイントで年会費を支払うと、ポイントバックキャンペーンも実施されています。現金支出を抑えたい方はぜひ活用を検討してみてください。

継続すべきか?保有価値の判断フローチャート

年会費が5,500円上がると聞いて、解約を考えている方もいるかもしれません。でも慌てて解約する前に、自分の使い方に合った判断をしましょう。

✓ 継続をおすすめする方
  • エグゼクティブダイニングを月1回以上使う
  • My Tasteや空港ラウンジを活用する
  • ANAまたはJALのマイルを効率よく貯めたい
  • RIZAP・ゴルフ・タクシーなどの新特典も使いたい
  • プレミアムカードのコンシェルジュサービスを利用している
× 解約・見直しを検討する方
  • グルメ特典やラウンジをほとんど使わない
  • 年会費コストに見合う恩恵を感じられない
  • ビジネス・アカウントの年間手数料倍増が痛い
  • 他のクレジットカードへの乗り換えを検討中
  • プレミアムカードで22,000円超の値上げが厳しい

特典を使う人の場合

エグゼクティブダイニングを年数回使ったり、空港ラウンジを定期的に利用したりする方にとって、年会費29,700円は十分に元が取れます。特に年2万円のMy Taste キャッシュバックが新たに加わったことで、食事代で年会費の大部分をカバーできる計算です。

特典をほとんど使わない人の場合

グルメ特典や旅行サービスをほとんど使わず、「ステータスカードとして持っている」だけの方にとっては、+5,500円(プレミアムなら+22,000円)の負担は大きく感じるかもしれません。同じ年会費帯の他社プレミアムカードと比較し、自分の生活スタイルに合った1枚を選ぶのが賢明です。

解約するなら期限に注意|タイミングと手続きの確認

「解約しようかな」と思っている方は、次の年会費を払わずに済む解約期限を必ず確認してください。タイミングを逃すと1年分の新年会費を支払うことになってしまいます。

解約デッドラインの計算方法(有効期限月の前月末日)

ダイナースクラブカードの年会費は「有効期限(月/年)の月」に請求され、翌月に口座から引き落とされます。そのため、有効期限(月)の前月末日までに解約することで、翌年の年会費をゼロにできます。

例:有効期限が「03/28」のカードの場合年会費は毎年3月に請求され、4月に口座振替されます。2月末日までに解約すれば、3月の年会費請求がなくなります。

JALダイナースカードの場合の違い

JALダイナースカードのみ、年会費の口座振替が「有効期限月の翌々月」と異なります。そのため有効期限(月)の当月末日までに解約すれば翌年の年会費がかかりません。ダイナースクラブカードより1ヶ月余裕がある点に注意してください。

まとめ:ダイナース年会費値上げのポイント

この記事のまとめ

  • 1ダイナースクラブカード(プロパー)は24,200円→29,700円(+5,500円)。プレミアムカードは143,000円→165,000円(+22,000円)
  • 22026年4月10日以降の口座振替分から順次適用。JALダイナースのみ2026年5月11日以降
  • 3値上げと同時に24の新サービスを追加。特典活用で公式試算では年間72,000円相当の価値
  • 4グルメ特典・ラウンジを積極活用する方は継続価値あり。使わない方は解約も選択肢
  • 5解約するなら有効期限月の前月末日(JALダイナースは当月末日)までに手続きを

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よくある質問

ANAダイナースプレミアムカードはいくら値上がりしますか?

ANAダイナース プレミアムカード(本会員)は170,500円から198,000円に改定され、+27,500円の値上げとなります。これはダイナースクラブ系カードの中で最大の値上げ幅です。家族会員は無料のまま変更なしです。なお適用タイミングは2026年4月10日以降の口座振替分からです。

家族カードの年会費も値上げになりますか?

家族会員の年会費が上がるのは一部のカードのみです。具体的には、JALダイナースカード(9,900円→12,100円)・JALグローバルクラブ JALダイナースカード(24,200円→26,400円)・ANAダイナースカード(6,600円→8,800円)・ANAダイナース スーパーフライヤーズカード(11,550円→13,750円)が対象です。ダイナースクラブカード(プロパー)の家族会員5,500円は変更なしです。

ビジネス・アカウントカードの年間手数料はいつから変わりますか?

ビジネス・アカウントカードの年間手数料(5,500円→11,000円)は、ダイナースクラブカード等は2026年4月10日以降の口座振替分からです。なおJALダイナースカードのビジネス・アカウントカードも同様に2026年4月10日以降が適用タイミングとなります(JALダイナース本会員の年会費は5月11日以降と異なります)。

2026年3月以降に新規入会した場合はどうなりますか?

2026年3月1日以降に入会手続きが完了したカードは、最初から新年会費(改定後の年会費)が適用されます。2026年2月28日までに手続きが完了した場合は、初年度のみ旧年会費が適用されます。ただし申し込みから手続き完了まで時間がかかる場合もあるため、2026年2月末ギリギリの申し込みでも3月以降の入会扱いになる可能性がある点に注意してください。