クレジットカードを解約しようとしても、「どこに電話すればいい?」「解約前に何を確認すればいい?」と迷うことはありませんか。本記事では、解約前に確認すべき6つのポイントと、主要カード会社別の解約方法を具体的にわかりやすく解説します。
多くのカード会社では、カード裏面の電話番号へ電話するか、会員専用サイト・アプリからオンラインで解約手続きが可能です。ただし、解約前に必ず確認すべき6項目があります。見落とすと支払い延滞や、貯めたポイントが無駄になることもあるので要注意です。
クレジットカードを解約する前に確認すること【6項目チェックリスト】
クレジットカードの解約手続き自体はシンプルですが、解約後に「しまった!」と後悔しないためにも、以下の6項目を事前にチェックしておきましょう。
- 支払い方法の変更手続きが完了しているか
- 貯まっているポイントを使い切ったか
- 未払いの残高がないか確認したか
- 年会費を損しないタイミングか確認したか
- ETCカード・家族カードへの影響を把握しているか
- 付帯サービス(旅行保険等)を使い切ったか
①支払い方法の変更手続き
クレジットカードで引き落としを設定しているサービスがある場合、解約前に必ず支払い方法の変更を済ませておく必要があります。変更しないまま解約すると、料金の引き落としができず延滞扱いになるリスクがあります。
忘れがちなのが以下のようなサービスです。
- 電気・ガス・水道などの公共料金
- 携帯電話・インターネット料金
- Netflix・Amazon Prime などのサブスクリプション
- 新聞・雑誌の定期購読
- 家賃・管理費
- スマホ決済アプリへのチャージ設定
⚠ 注意:クレジットカードを解約しても、引き落とし先のサービス側に自動的に通知は届きません。変更手続きは必ず自分で行う必要があります。年間契約のサービス(クラウドストレージ、セキュリティソフト等)も漏れなく確認しましょう。
②貯まっているポイントを使い切る
カードを解約すると、これまで貯めたポイントは原則として無効になります。ポイント移行の手続き中でも、解約と同時に申請が無効になることがあるため、交換した景品が手元に届いてから解約することをおすすめします。
💡 ヒント:解約前にポイントを他のポイント(楽天ポイント・nanacoポイント等)に移行したり、ギフトカードに交換しておくとポイントを無駄にせずに済みます。
③未払い残高の確認
分割払いやリボ払い、キャッシングの残高がある場合、解約時に一括返済を求められることがあります。残高が大きい場合は一度に高額な支払いが発生する可能性があるため、会員サイトやカード会社への問い合わせで未払い総額を事前に確認しておくと安心です。
カード会社によっては、解約後も残高がなくなるまで引き続きリボ・分割払いとして支払いを継続できる場合もあります(三井住友カード等)。詳細はお持ちのカード会社にご確認ください。
④年会費を損しないタイミングを確認
年会費が有料のカードの場合、解約しても支払い済みの年会費は原則として返金されません。年会費が次回発生する前に解約すれば、無駄な年会費を払わずに済みます。
年会費の引き落としタイミングはカード会社やカードの種類によって異なります(入会月・翌月・翌々月等)。解約を検討している場合は、会員サイトで次回の年会費請求予定日を確認してから手続きを進めましょう。
ℹ 補足:年会費の引き落とし後すぐに解約しても返金はされません。どうせ払うなら解約は翌年の年会費が発生する前まで待ち、その間に付帯サービスを活用するのがお得です。
⑤ETCカード・家族カードへの影響
本カードを解約すると、そのカードに紐づくETCカードや家族カードも同時に利用できなくなります。家族が使っている場合は、解約前に必ず本人に知らせておきましょう。
⚠ 注意:ETCカードが使えなくなったことを忘れたまま高速道路のETCレーンに進入すると、開閉バーが上がらず重大事故につながる危険があります。解約後はETCカードを財布から取り出しておくことをおすすめします。
⑥付帯サービスの確認
クレジットカードには、旅行傷害保険・ショッピング補償・空港ラウンジなど、さまざまな特典が付帯しています。解約すると、これらのサービスがすべて利用できなくなります。
特に海外旅行を予定している場合や、付帯の旅行傷害保険を活用していた場合は、解約後の代替手段(別のカードの保険、旅行保険への加入等)を検討してから解約するとよいでしょう。
クレジットカードの解約方法【電話・Web・アプリ・窓口】
クレジットカードの解約方法は主に3種類あります。カード会社によって対応している方法が異なるため、お持ちのカード会社のWebサイトやカード裏面で確認してから手続きに進みましょう。
電話で解約する方法
もっとも多くのカード会社で対応しているのが電話での解約です。カード裏面に記載されているカスタマーセンター(コールセンター)の番号に電話し、オペレーターに解約の旨を伝えます。
手元にカードを用意しておきましょう。解約手続きにカード番号が必要な場合があります。
本人確認のために氏名・生年月日・住所・電話番号などを求められることがあります。
解約理由を聞かれることもありますが、「あまり使わなくなったから」などの簡単な回答でも解約は進められます。解約を断られることは基本的にありません。
Web(会員サイト)・アプリから解約する方法
三井住友カードのVpassや楽天カードのe-NAVIなど、会員専用サイトやアプリからオンラインで解約できるカード会社も増えています。24時間いつでも手続きできるのが電話解約との大きな違いです。
IDとパスワードが必要です。
「変更手続き」「各種お手続き」などのメニューの中にあることが多いです。
手続き後に確認メールが届く場合があります。
窓口で解約する方法
銀行窓口やカード会社のカードカウンター等の実店舗でも解約できる場合があります。本人確認のため、解約したいカードと運転免許証・マイナンバーカード等の身分証明書が必要です。
主要カード会社の解約窓口一覧
主要カード会社の解約方法をまとめました。電話番号は各カードの裏面に記載されているため、裏面を確認してからご連絡ください。
| カード会社 | 電話 | Web/アプリ | 窓口 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 三井住友カード | 対応 | Vpass(24時間) | △ | オンライン解約が最も簡単 |
| 楽天カード(一般・PINK等) | △(内容によりチャットから電話案内) | チャット(9:30〜25:30) | — | チャットサポートが基本 |
| 楽天プレミアム・楽天ゴールド | 9:30〜17:30 | — | — | 電話のみ。カード裏面記載の番号へ |
| セゾンカード | 対応 | セゾンPortalアプリ / Netアンサー | セゾンカウンター | 3種類すべて対応 |
| 三菱UFJカード | 対応 | 専用アプリ・Webサービス | 銀行窓口 | — |
| アメリカン・エキスプレス | 本人からのみ | — | — | 電話のみ。Web解約は非対応 |
| JCBカード | 対応 | MyJCBから | — | — |
| イオンカード | 対応 | イオンスクエアメンバーサイト | — | — |
| dカード | 対応 | dカードサイトから | — | — |
ℹ 補足:具体的な電話番号はカード裏面をご確認ください。本人確認のため、手続き時にはカード番号・氏名・生年月日・住所・電話番号が必要です。
解約後のクレジットカードの正しい処分方法
解約が完了したら、カードを適切に処分しましょう。「解約済みだから大丈夫」とそのまま捨てるのは危険です。クレジットカードには個人情報が記録されており、悪用されるリスクがあります。
必ず細断すべき箇所
以下の部分が読み取れなくなるよう、ハサミまたはカード対応シュレッダーで細かく裁断してください。
安全な廃棄手順
情報が復元できないよう、これらの箇所を十分に細かく裁断します。
半分に切っただけでは貼り合わせて復元される可能性があります。紙などに包んで外側からカードとわからないようにしましょう。
一度にまとめて捨てるより、複数回に分けて処分するとより安全です。廃棄方法は各自治体の分別ルールに従ってください。
クレジットカードの解約に関するよくある質問
正常な解約であれば、信用情報に悪影響(いわゆる「傷」)はつきません。解約情報は信用情報機関に「契約終了」として記録されますが、問題はありません。ただし、短期間での解約を繰り返すとカード会社から「キャンペーン目的」と判断されるリスクがあり、今後の同社や系列会社での審査に影響する場合があります。延滞や強制解約の場合は別途事故情報が記録されることがあります。
残債がある状態でも解約できるカード会社は多いですが、解約時に残高を一括返済するよう求められる場合があります。カード会社によっては解約後も残高がなくなるまでリボ払い・分割払いとして継続支払いができる場合もあります。詳細はお持ちのカード会社の会員規約や公式サイトでご確認ください。
基本的に、解約は申し出があれば受け付けてもらえます。電話で解約理由を聞かれることはありますが、「あまり使わなくなったから」などの簡単な理由で十分です。解約を断られることは原則ありません。
短期間での解約自体は契約違反にはなりません。ただし、入会キャンペーンのボーナスポイントを取得した直後に解約するなど、短期解約を繰り返すと、カード会社から「キャンペーン目的」と判断される場合があります。その結果、同じカード会社や系列会社での新規申し込み審査に通りにくくなる可能性があります。
多くのカード会社では、解約後も一定期間経過後に再入会の申し込みができます。ただし、解約後すぐの再入会は審査が通りにくい場合や、短期解約の履歴が残るカード会社では再入会を制限している場合があります。再入会を検討している場合は、カード会社に事前に確認することをおすすめします。
どのクレジットカードを解約せずに残すべき?
複数枚のカードを持っていて「どれを解約すべきか迷っている」という方も多いのではないでしょうか。以下のポイントを参考に、手放すカードと残すカードを整理してみてください。
- 国際ブランドが重複していないカードは残す:VISAとMastercardのように異なるブランドのカードは、お店やサービスによって使い分けができるため残しておくと便利です
- ポイント還元率が高いカードは残す:よく使うお店やECサイトで優遇されるカードを手放すと、毎月のポイント獲得機会を失います
- 旅行傷害保険が充実しているカードは残す:海外旅行に行く機会があるなら、付帯保険のあるカードは維持するだけで実質保険として機能します
- 年会費が実質無料のカードは維持も選択肢:利用条件で年会費が無料になるカードは、維持コストが発生しないため急いで解約する必要はありません
- 取得しにくいゴールド・プラチナは慎重に:一度解約すると再入会の審査が通らないケースもあります。ステータスカードは手放す前に慎重に検討しましょう
ℹ ポイント:「使っていないから」というだけで解約を急ぐ必要はありません。年会費無料のカードであれば、解約せずに保有し続けることも十分な選択肢です。
クレジットカード解約のポイントまとめ
- ✓ 解約前に支払い方法の変更・ポイント消化・未払い確認・年会費タイミング・ETC家族カード・付帯サービスの6点をチェック
- ✓ 解約方法は電話・Web/アプリ・窓口の3種類。カード会社によって対応が異なる
- ✓ 解約後のカードはICチップ・磁気ストライプ・番号を細断して安全に廃棄する
- ✓ 正常な解約では信用情報への悪影響はなし。ただし短期解約の繰り返しは今後の審査に影響することがある
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