スーパーのカゴメ商品に「また値上がりしてる…」と感じたことはないでしょうか。カゴメは2022年から繰り返し価格改定を実施しており、2026年2月にも飲料を中心に最大20%超の値上げを行いました。この記事では、いつ・いくら・なぜ値上がったのかを時系列でまとめています。
カゴメは2026年2月1日の納品分より、トマトジュース・野菜生活100などの家庭用飲料104品目を最大19.1%、業務用飲料など44品目を最大20.3%値上げしました。飲料カテゴリとしては2年ぶりの値上げです。原因はトマト・にんじん・りんごなど農産物原料の世界的な高騰と、資材費・エネルギーコストの上昇です。
さらに業務用では2026年6月1日から冷凍国産オニオンソテーなど12品目を最大23.2%値上げすることも発表されています。
カゴメの値上げ一覧(2022〜2026年)
カゴメは2022年以降、合計4〜5回の価格改定を実施しています。以下の一覧表で全回をまとめました。「どの商品が、いつ、いくら上がったか」を一度に確認できます。
| 実施時期 | カテゴリ | 主な対象商品 | 品目数 | 最大値上げ幅 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年4月 | 家庭用食品 | トマトケチャップ・ソース類 | 約125品目 | 最大9% |
| 2023年2月 | 家庭用飲料 | トマトジュース・野菜飲料 | 82品目 | 最大12.5% |
| 2023年2月 | 家庭用食品 | トマトケチャップ・パスタソース | 65品目 | 最大19.6% |
| 2023年2月 | 業務用 | 食品・飲料各種 | 178品目 | 最大29% |
| 2024年2月 | 家庭用食品 | トマトケチャップ・パスタソース | 65品目 | 最大16.4% |
| 2024年2月 | 家庭用飲料 | 野菜生活100・トマトジュース | 82品目 | 最大13.6% |
| 2024年2月 | 業務用食品 | トマトケチャップ等 | 125品目 | 最大13.8% |
| 2024年2月 | 業務用飲料 | 野菜飲料・果汁飲料 | 33品目 | 最大34.2% |
| 2026年2月 ★最新 | 家庭用飲料 | トマトジュース・野菜生活等 | 104品目 | 最大19.1% |
| 2026年2月 ★最新 | 業務用飲料+冷凍 | 各種飲料・冷凍野菜ピューレ | 44品目 | 最大20.3% |
| 2026年6月(確定) | 業務用冷凍 | 冷凍国産オニオンソテー等 | 12品目 | 最大23.2% |
表の値上げ幅は出荷価格(カゴメ→小売店への卸価格)ベースです。店頭の実売価格は店舗によって異なります。
【2026年2月】最新値上げの詳細
2026年2月1日の納品分から実施された最新の値上げです。今回は「飲料カテゴリに特化した値上げ」となっており、ケチャップなど食品系は対象外となっています。
対象商品
家庭用ではカゴメ公式発表によると、トマトジュース・野菜飲料・果汁飲料など家庭用飲料104品目が対象です。野菜生活100、カゴメ トマトジュース 食塩無添加などの主力商品が含まれます。
業務用では、トマトジュース・野菜飲料・果汁飲料に加えて冷凍野菜ピューレーなど44品目が対象となっています。
値上げ幅
| 区分 | 品目数 | 値上げ幅 |
|---|---|---|
| 家庭用飲料 | 104品目 | 5.9〜19.1% |
| 業務用飲料・冷凍 | 44品目 | 6.0〜20.3% |
2年ぶりの飲料値上げになった背景
飲料カテゴリの値上げは2024年2月以来、約2年ぶりです。2024〜2025年は食品系(ケチャップ・ソース類)の値上げは見送られましたが、農産物原料価格の高止まりが続いたことで今回の改定に至りました。
カゴメは「全社を挙げた合理化と経費節減に取り組んでいるが、企業努力だけで上昇したコストを吸収することは極めて困難」とコメントしており、値上げへの苦渋の判断であったことがうかがえます。
【2024年2月】前回の値上げ詳細
2024年2月1日の納品分から実施された家庭用147品目・業務用158品目の値上げは、食品・飲料の両カテゴリを含む大規模な改定でした。
| 区分 | 品目数 | 最大値上げ幅 | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| 家庭用食品 | 65品目 | 16.4% | トマトケチャップ・ソース・パスタソース |
| 家庭用飲料 | 82品目 | 13.6% | 野菜生活100・トマトジュース・果汁飲料 |
| 業務用食品 | 125品目 | 13.8% | トマトケチャップ・調理済食品 |
| 業務用飲料 | 33品目 | 34.2% | 野菜飲料・果汁飲料 |
ケチャップをはじめとする家庭用食品が最大16.4%、家庭用飲料が最大13.6%の値上げとなりました。普段の食卓に欠かせない商品が多く含まれており、家計への影響を感じた方も多かったのではないでしょうか。
【2023年2月・2022年4月】それ以前の値上げ
2023年2月の値上げ
2022年11月28日に発表され、2023年2月1日から実施された値上げは、家庭用飲料・食品あわせて151品目と業務用178品目が対象という大規模なものでした。
特に家庭用食品の値上げ幅は最大19.6%と高く、ケチャップの値上げは「2022年4月以降で3回目」となりました。ウクライナ侵攻や世界的な農産物需要の高まりが背景にあったと言われています。
同時に実施された容量変更(ステルス値上げ)に注意
2023年2月の改定では、価格据え置きのまま内容量を1000mlから900mlに減らした商品もありました。いわゆる「ステルス値上げ(シュリンクフレーション)」です。
| 商品名 | 変更前 | 変更後 | 実質値上げ率 |
|---|---|---|---|
| カゴメ トマトジュース 食塩無添加 ホームパック | 1000ml | 900ml | 約11%相当 |
| 野菜生活100 ホームパック(4) | 1000ml | 900ml | 約11%相当 |
| 野菜一日これ一杯 ホームパック | 1000ml | 900ml | 約11%相当 |
容量変更は「値上げ」として発表されないことが多く、気づきにくいのが特徴です。実質的には約11%の値上げと同等のコスト上昇となります。
2022年4月の値上げ
2022年4月1日に実施された値上げは、主にトマトケチャップ・ピューレ・ソース類など家庭用食品約125品目が対象で、値上げ幅は約3〜9%でした。前回の値上げから7年ぶりの改定で、当時は世界的な食料需要の拡大が主な要因でした。
2022年4月の値上げはケチャップ・調味料系が中心で、トマトジュースや野菜生活などの飲料は対象外でした。飲料の値上げは2023年2月から始まっています。
カゴメが繰り返し値上げする3つの理由
2022年から数年にわたり繰り返される値上げに、「なぜこんなに続くの?」と感じている方も多いでしょう。主な原因を3つ解説します。
農産物原料の世界的高騰
カゴメ商品の主要原材料であるトマト・にんじん・りんご・オレンジなどは、いずれも世界規模で価格が高騰しています。異常気象による不作や、新興国の需要拡大による競争激化が背景にあります。農産物は価格が一度上がると短期間では戻りにくいため、値上げが繰り返される要因となっています。
資材費・エネルギーコストの上昇
商品の容器(ペットボトル・紙パック・チューブ等)の包材コストも継続的に上昇しています。さらに工場稼働のエネルギーコストや物流費も増加しており、複合的なコスト上昇が価格改定を余儀なくさせています。
円安の影響
原材料の多くは海外から輸入されるため、円安が進むとドル建ての仕入れコストが上がります。2022年以降の急激な円安も、繰り返しの値上げを後押しする要因のひとつとなっています。
カゴメのさらなる値上げはある?今後の見通し
現時点(2026年5月)では、カゴメから家庭用の次回値上げについての公式発表はありません。ただし、以下の点から引き続き注意が必要です。
| ポイント | 状況 |
|---|---|
| 家庭用の次回値上げ | 未発表(2026年5月時点) |
| 業務用2026年6月値上げ | 確定(冷凍国産オニオンソテー等12品目、最大23.2%) |
| 農産物原料価格 | 高止まり傾向が継続(推測) |
| 円相場の影響 | 為替動向次第で輸入コストに変動あり |
過去の傾向を見ると、カゴメの家庭用値上げは「1〜2年ごと」というペースで行われてきました。農産物原料価格の高止まりが続いている間は、次回の改定が実施される可能性を完全に排除することはできません。
値上げの公式アナウンスが出てからでは、買い置きを検討する時間が限られます。プライシーの価格チャートを活用して、ふだんから価格の動きをチェックしておくと安心です。
カゴメ商品の価格推移をチェックする方法
値上げが続くなか、「少しでも安いタイミングで買いたい」と思いますよね。プライシーでは、カゴメ各商品の価格推移チャートを無料で確認できます。過去の価格変動を見ると、値上げ後も特売や定期便割引などで安くなるタイミングがあることがわかります。
以下の主要商品の価格チャートをチェックして、お得なタイミングを逃さないようにしましょう。
まとめ
カゴメ値上げ まとめ
- ✓ 2026年2月から家庭用飲料104品目が最大19.1%値上げ(飲料2年ぶり)
- ✓ 2026年6月から業務用冷凍12品目が最大23.2%値上げ(確定済み)
- ✓ 2022年以降、ケチャップは3回・飲料は3回の値上げで最大値上げ幅の累計は50%超(出荷価格ベース)になる計算
- ✓ 主な原因は農産物原料の高騰・資材費上昇・円安の複合要因
- ✓ 次回の家庭用値上げ予定は2026年5月時点で未発表
- ✓ プライシーの価格チャートで特売・安いタイミングを把握できる
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プライシーで価格をチェックするよくある質問
カゴメ トマトジュースは、2023年2月と2024年2月に続き、2026年2月1日にも値上げされています。2026年2月の値上げでは家庭用飲料が最大19.1%の出荷価格引き上げとなりました。実際の店頭価格は店舗によって異なります。
カゴメ トマトケチャップは2022年4月、2023年2月、2024年2月と3回にわたり値上げされています。2026年2月の値上げは飲料中心で、ケチャップなど家庭用食品は対象外でした。各回の値上げ幅は最大9〜19.6%(出荷価格ベース)です。
はい、値上がりしています。野菜生活100(野菜飲料)は2023年2月と2024年2月、2026年2月の計3回の値上げ対象となっています。2026年2月の値上げでは家庭用飲料104品目のひとつとして、最大19.1%の出荷価格引き上げが実施されました。
2026年5月時点で、次回の家庭用値上げについてカゴメから公式発表はありません。ただし業務用では2026年6月1日から冷凍国産オニオンソテーなど12品目を最大23.2%値上げすることが発表されています。農産物原料の高止まりが続いているため、今後の動向を注視しておくことをおすすめします。
