伊藤園は2026年3月1日から「お〜いお茶」をはじめとする計138品目の価格を改定しました。改定率は最大33.3%と、近年でも大きな値上げのひとつです。このページでは値上げの詳細一覧・理由・過去の経緯と、値上げ後も賢く節約する方法をまとめています。

この記事の結論
伊藤園の値上げ概要(2026年3月・2025年)
改定日 対象 改定率
2026年3月1日 緑茶飲料71品・リーフ26品・野菜果実41品 計138品 +5.0〜33.3%
2025年10月1日 緑茶リーフ製品32品(ティーバッグ・顆粒茶・抹茶) +3.3〜50.0%
2025年9月1日 抹茶製品19品(お点前用・お茶会用) +48.8〜100.0%

※希望小売価格(税別)ベース。店頭の実勢価格は店舗によって異なります。

伊藤園 値上げ一覧(2026年3月・2025年)

伊藤園は2025年12月4日に2026年3月1日付での価格改定を公式プレスリリースで発表しました。主力の「お〜いお茶」だけでなく、野菜飲料「1日分の野菜」シリーズも対象に含まれています。気になりますよね。以下で改定内容を詳しく見ていきましょう。

2026年3月1日 値上げ対象・改定率

2026年3月1日の改定は3カテゴリにわたります。特に緑茶リーフ(ティーバッグ・顆粒茶)は最大33.3%と大きな改定率になっていますので、普段ティーバッグを使っている方はまとめ買いを検討されてみてください。

カテゴリ 品目数 希望小売価格改定率 主な製品例
緑茶飲料(PET・缶) 71品 +5.0〜25.0% お〜いお茶 緑茶 600ml:200円→220円(税別)
緑茶リーフ(ティーバッグ・顆粒茶) 26品 +10.0〜33.3% プレミアムティーバッグ 宇治抹茶入り緑茶 20袋:450円→600円(税別)
野菜・果実飲料 41品 +5.3〜14.3% 1日分の野菜シリーズ 200ml他
合計 138品

出典:日本経済新聞食品産業新聞伊藤園公式プレスリリース

💡 希望小売価格と店頭価格の違い:希望小売価格はあくまでもメーカーが示す参考価格で、スーパーなどの店頭では90円台〜で販売されているケースが多くあります。実際の値上がり幅は店舗によって異なります。

2025年9〜10月 緑茶・抹茶製品の値上げ

2026年3月の値上げの前にも、伊藤園は2025年に2度の価格改定を実施しています。特に抹茶製品の最大100%改定は業界内でも大きな話題になりました。茶道関係の方や家でよく抹茶を使う方には痛い改定でしたよね。

改定日 対象製品 品目数 改定率
2025年9月1日 抹茶製品(お点前用・お茶会用抹茶) 19品 +48.8〜100.0%
2025年10月1日 緑茶リーフ製品(パック茶・ティーバッグ・顆粒茶・抹茶) 32品 +3.3〜50.0%

出典:伊藤園公式プレスリリース(2025年7月31日発表)

伊藤園が値上げする理由

なぜここまで大幅な値上げが続くのでしょうか。伊藤園が公式に挙げている理由は大きく4つあります。単純な企業の利益追求ではなく、産業構造的な問題が絡んでいることがわかります。

理由 1
茶原料の供給不足

就農者の高齢化・後継者不足により、国内の茶栽培面積・生産量が年々減少しています。原料茶の確保コストが上昇しており、飲料・リーフ製品の両方に影響しています。

理由 2
抹茶の世界的需要増

2025年8月末時点の緑茶輸出額は380億円と、2024年通年の364億円をすでに超過。インバウンド需要や海外ブームで需給がひっ迫しています。

理由 3
エネルギー・物流コスト上昇

電気・ガス代や輸送費の高止まりが製造・配送コストを押し上げています。ロシア・ウクライナ情勢以降の構造的な問題で、短期的な解決は見込みにくい状況です。

理由 4
人件費・包材費の上昇

最低賃金の引き上げや採用競争激化による人件費増加に加え、PETボトル・段ボールなど包装資材の価格上昇も続いています。

これらの要因は伊藤園だけでなく、飲料・食品メーカー全体で共通しています。食品全体の値上がり状況は下記の記事でまとめていますので、あわせて参考にしてみてください。

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お〜いお茶の価格推移をプライシーで確認する

希望小売価格が上がっても、Amazonや楽天などのEC価格は需給によって変動します。「いま買い時か」「セール前後でどのくらい価格が動くか」は、プライシーの価格推移チャートで確認できます。お気に入りの製品を登録しておけば、値下がり時に通知を受け取ることもできますよ。

伊藤園 過去の値上げ履歴(2019〜2026年)

「伊藤園はいつから値上げが多くなったの?」と思われている方も多いのではないでしょうか。実は2022年以降、ほぼ毎年価格改定が行われています。以下に2019年以降の値上げ履歴を時系列でまとめました。

2019年6月1日
大型PET・野菜飲料の値上げ

お〜いお茶 緑茶 2L:330円→350円(税別)など、大容量PETボトルと野菜飲料の大型PETが対象。出典:流通ニュース

2022年7月1日・10月1日
茶葉・飲料 155品目の値上げ

改定率+5〜7%前後。原材料費・輸送費上昇を理由に、幅広い品目で実施。出典:食品新聞WEB

2023年5月1日
缶製品42品・業務用リーフ飲料18品

缶製品+4〜26%、業務用リーフ飲料+8〜18%。出典:伊藤園公式

2023年10月1日
大型PET(2L)11種21品

改定率+6.6〜9.3%。2023年は前半・後半の2回値上げという珍しいパターンでした。出典:伊藤園公式

2024年2月1日
野菜飲料51品目

改定率+4.8〜15.8%。「1日分の野菜」シリーズ中心の改定。出典:日本経済新聞

2024年10月1日
飲料171品・リーフ36品 計207品

改定率+2.2〜36.4%。お〜いお茶 緑茶 600ml:160円→180円(税別)に改定。出典:食品産業新聞

2025年9月1日・10月1日
抹茶19品・緑茶リーフ32品

抹茶は最大100%の改定率という衝撃的な内容。緑茶リーフも最大50%改定。出典:伊藤園公式

2026年3月1日
緑茶飲料71品・リーフ26品・野菜果実41品 計138品

改定率+5.0〜33.3%。お〜いお茶 緑茶 600ml:200円→220円(税別)。出典:伊藤園公式

2022年から2026年まで、5年連続で値上げが実施されていることがわかります。特に2022年以降は、国際的なコスト上昇と茶原料の需給問題が重なり、値上げのペースが加速しています。

値上げ後も安く買う方法

「値上がりするのはわかった。でもお〜いお茶はやめられない」という方も多いですよね。希望小売価格が上がっても、賢く買えばダメージを最小限にできます。3つの方法を紹介しますね。

まとめ買い・Amazonや楽天で最安値を比較する

節約術 1

コンビニで1本150円台で買うよりも、AmazonでケースまとめAmazon(24本)を購入すると1本あたりのコストを大幅に抑えられます。さらにプライシーを使えば、Amazonや楽天など複数ECの価格をまとめてチェックできるので、最安値のタイミングを逃さずに購入できますよ。定期便(定期おトク便)を活用するとさらに数%引きになることも多いです。

伊藤園のキャンペーン・ポイント還元情報については、下記の記事もあわせて確認してみてください。

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自分でお茶を淹れる(ティーバッグ・茶葉)

節約術 2

ティーバッグ1袋あたりのコストはペットボトル換算でかなり安く抑えられます。ただし、今回の改定でティーバッグ製品も最大33.3%値上がりしていますので、早めにまとめ買いしておく方がお得な場合があります。プライシーで価格推移を確認しながら、底値に近いタイミングで買いだめしてみてください。

プライベートブランドで代替する

節約術 3

イオン・セブン-イレブン・コープなどのプライベートブランド(PB)緑茶は、名ブランド品より一般的に低価格です。「お〜いお茶でなくてもいい場面」はPBに切り替えることで、月々の飲料費をかなり削減できます。コカコーラ(爽健美茶)など他ブランドの値上げ状況も気になる方はこちらも確認してみてください。

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よくある質問(FAQ)

希望小売価格はあくまで参考価格です。スーパーでは従来90円台〜100円台で販売されており、値上げ後も各店舗の価格設定によって実勢価格は異なります。コンビニでは改定前の149円程度から上昇することが見込まれますが、正確な価格は各店舗にてご確認ください。

2026年3月1日の改定では、緑茶飲料全71品が対象となっており、2Lなどの大型PETも含まれています。改定率は+5.0〜25.0%の範囲ですが、容量・品番によって異なりますので、詳細は伊藤園公式プレスリリースをご確認ください。

2026年5月現在、伊藤園から次回の価格改定についての公式発表はありません。ただし、茶原料の需給問題・コスト上昇の構造的要因が続いている状況を考えると、今後も改定の可能性はゼロではありません。最新情報は伊藤園公式サイトのニュースリリースでご確認ください。

希望小売価格はメーカーが推奨する参考価格であり、実際の販売価格は各小売業者が自由に設定できます。そのため、スーパーや量販店では希望小売価格より大幅に安く販売されることが多くあります。たとえば、希望小売価格237円(税込)でも、スーパーでは90〜110円台で販売されているケースが一般的です。

はい、2026年3月1日の改定では野菜・果実飲料41品も対象です。「1日分の野菜」シリーズ(200ml缶・紙パック等)も含まれており、改定率は+5.3〜14.3%となっています。

はい、コカコーラ(爽健美茶・綾鷹)やサントリー(伊右衛門)なども同様のコスト上昇を背景に値上げを実施しています。お茶飲料全体が値上がりトレンドにあるため、代替ブランドに切り替えても完全にコストを避けることは難しい状況です。各社の最新情報はプライシーの関連記事でご確認いただけます。

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記事の内容は執筆時点の情報を基にしています。掲載している価格・日程・仕様等は変更になる場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。