「あれ、クーリッシュがまた値上がりした?」と感じていませんか。ロッテの人気アイス・クーリッシュは2022年以降、毎年のように価格が改定されています。この記事では最新の値上げ情報と、2003年の発売から現在に至るまでの価格推移を、ロッテ公式発表をもとにまとめました。
2026年6月19日にロッテが発表した価格改定で、クーリッシュ各種6品が2026年9月1日(火)出荷分から対象になりました。改定表に金額はありませんが、新商品が税込205円であることから、税抜180円→190円とみられます。追加の値上げ発表は、2026年10月11日時点で確認できていません。
【2026年9月】クーリッシュ最新値上げ情報
2026年6月19日、ロッテは市販用アイス35品の価格改定を発表しました。クーリッシュ各種6品もその対象で、出荷切替日は2026年9月1日です。
値上げ前後の価格と対象商品
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出荷切替日 | 2026年9月1日(火)出荷分より |
| 希望小売価格(税抜) | 180円 → 190円とみられる(+10円) |
| 対象商品数 | クーリッシュ各種 6品 |
| 改定率(出荷価格ベース) | アイス35品全体で5.1%〜16.0%(クーリッシュ個別の改定率は非公表) |
| 公式発表日 | 2026年6月19日 |
「9月1日出荷分より」とは、ロッテが製造・出荷する日付基準です。店頭には順次、新価格の商品が並びます。実際の販売価格は店舗によって異なる場合があります。
※ ロッテの改定表には改定率のみが載っており、新しい金額は明記されていません。190円(税込205円)は、2026年9〜10月発売のクーリッシュ新商品の希望小売価格(税込205円)から割り出した目安です。希望小売価格はメーカー希望価格で、実際の販売価格は店舗によって異なります。
ロッテ公式の発表内容
ロッテは2026年6月19日付の公式発表で、値上げの理由を次のように説明しています。
理由は、人件費や物流費・光熱費の高騰、原料資材価格の高止まりです。これ以上は企業努力でコストアップを吸収することが困難な状況だと説明しています。
ロッテ側も企業努力で値上げを抑えようとしてきたことが分かりますが、コスト上昇の波には追いつかなくなってきているようです。
クーリッシュの価格推移(2003年〜2026年・全改定一覧)
クーリッシュは2003年の発売以来、複数回にわたって価格が改定されています。以下の表は、ロッテ公式発表をもとに整理した全改定の一覧です。
| 改定時期 | 希望小売価格(税抜) | 値上がり幅 | 公式発表・出典 |
|---|---|---|---|
| 2003年(発売時) | 120円 | — | 発売当初価格 |
| 2008年頃 | 130円 | +10円 | 各メディア報道 |
| 2019年頃 | 140円 | +10円 | 各メディア報道 |
| 2022年7月1日出荷分より | 150円 | +10円(+7.1%) | ロッテ公式発表(2022年4月22日) |
| 2023年3月1日出荷分より | 160円 | +10円 | ロッテ公式発表(2022年11月21日) |
| 2024年9月1日出荷分より | 170円 | +10円(+6.2%) | ロッテ公式発表(2024年6月18日) |
| 2025年9月1日出荷分より | 180円 | +10円 | ロッテ公式発表(2025年6月18日)。改定率5.3%〜14.8% |
| 2026年9月1日出荷分より | 190円とみられる | +10円 | ロッテ公式発表(2026年6月19日)。金額は新商品の価格から算出 |
2022年以降の価格改定は、実施の事実と時期をロッテ公式発表で確認済みです。ただし2026年の改定は公式の改定表に金額がなく、190円は新商品の価格からの算出です。2003〜2019年の改定については各メディア報道をもとにしています(2026年10月時点)。
2003年の発売時から2026年の改定後まで、価格は120円→190円と約1.6倍になったとみられます。定番品の内容量(140ml)はこの間変わっていません。
クーリッシュが値上がりし続ける理由
原材料・物流費の高騰が主な原因
ロッテが公表してきた各年の値上げ理由を並べると、共通のキーワードが見えてきます。
| 値上げ年 | ロッテ公式が挙げた主な理由 |
|---|---|
| 2022年 | 原材料・包装資材の価格上昇、物流コストの上昇 |
| 2023年 | 物流費の高騰、原材料・包装資材価格の高騰(製造コスト上昇) |
| 2024年 | 物流費の上昇、原材料・包装資材の価格高騰 |
| 2025年 | 人手不足、物流費・光熱費の高騰、原料資材価格の高止まり |
| 2026年 | 人件費、物流費・光熱費の高騰、原料資材価格の高止まり |
アイスクリームの製造には乳製品・砂糖・植物油脂などの原材料が必要です。これらは世界的な需給逼迫や円安の影響を受けやすく、2022年以降は特に上昇が続いています。さらに物流コストも「2024年問題」(ドライバーの残業規制)の影響もあり高止まりしており、食品メーカー全体が厳しい状況に置かれているのです。
定番品の内容量は変わっていない(ステルス値上げではない)
「値上げのたびに少しずつ小さくなっているのでは?」と感じている方もいるかもしれません。しかし、クーリッシュ定番品(バニラ・ベルギーチョコレート等)の内容量は、2003年の発売以来140mlのままです。
「小さくなった」と感じる主な原因は、ロッテが長年にわたり行ってきたパッケージ改良です。内容量はそのままに、使いやすさを高めるために容器の形状を少しずつ変えてきました。具体的な変更点をまとめると次の通りです。
- 飲み口の口径拡大: 発売当初の8.5mmから10mmへと広がり、アイスが押し出しやすくなりました
- スリム化: 高さを8mm高くしながら、厚みを10mm薄くして握りやすさ・揉みやすさを改善
- 断熱フィルム採用: パッケージ内側に断熱フィルムを使用し、持ったときの冷たさを緩和
- 大型キャップ: 子どもでも開けやすいよう、キャップを大型化
厚みが薄くなったことで、同じ140mlでも「前より小さい?」と感じやすくなっているようです。中身の量は変わっていませんので、ご安心ください。
定番品は、原材料コストが上がる中でも140mlを維持し、値上げは価格に転嫁してきました。ただし2026年発売の新商品(もぎたて巨峰、雪印コーヒーコラボ)は135mlです。新商品を買うときは容量表示を確認すると安心です。
今後また値上がりする?
2022年以降の値上げ頻度を振り返ると、ほぼ毎年ペースで価格改定が行われていることが分かります。
- 2022年7月: 140円→150円
- 2023年3月: 150円→160円(約8か月後)
- 2024年9月: 160円→170円(約18か月後)
- 2025年9月: 170円→180円(約12か月後)
- 2026年9月: 180円→190円とみられる(約12か月後)
2024年以降の3回は、いずれも6月発表・9月出荷切替です。2026年10月11日時点で新たな発表は確認できていませんが、原材料・物流費・光熱費が改善しない限り、今後も改定の可能性は否定できません。ロッテは毎回、企業努力で吸収できないと判断した時点で改定を発表しています。
まとめ買いで単価を下げたい方は、まとめ買いセールや業務用スーパーなどを活用するのもひとつの手です。また、同じアイスカテゴリの商品でも価格改定のペースは異なります。気になる方は以下の記事もあわせてご覧ください。
よくある質問
希望小売価格(税抜)は190円とみられます(2026年10月時点)。2026年9月1日のロッテ出荷分より、180円から値上げされました。ロッテの改定表には金額がなく、2026年発売の新商品の税込205円から割り出した目安です。コンビニや量販店での実際の販売価格は店舗によって異なります。
ロッテの公式発表によると、原材料・包装資材の価格高騰、物流費の上昇、光熱費の高騰、人手不足などが主な理由です。これらのコスト上昇を企業努力のみでは吸収しきれなくなったため、価格改定に踏み切ったと説明しています。
定番品は変わっていません。バニラ・ベルギーチョコレート等は、2003年の発売以来140mlのままです。ただし2026年発売の新商品(もぎたて巨峰、雪印コーヒーコラボ)は135mlです。パッケージの形状やストローの大きさは改良されていますが、定番品の中身の量は同じです。
定番品の内容量(140ml)は変わっていませんが、ロッテが長年パッケージを改良してきたため、持ち心地が変わっています。飲み口を8.5mmから10mmに拡大し、高さを8mm増やして厚みを10mm薄くするスリム化を行いました。厚みが薄くなったことで、手に持ったときに「前より小さいかも」と感じやすくなっていますが、実際の量は同じです。
まとめ
クーリッシュ値上げ情報のポイント
- 2026年9月1日出荷分から値上げ済み。現在は希望小売価格(税抜)190円とみられる(金額は新商品の価格から算出)
- 2022年以降、ほぼ毎年ペースで価格改定が続いており、発売時の120円から2026年に190円とみられる水準(+70円)となりました
- 値上げの主な理由は原材料・物流費の高騰と人手不足。ロッテ公式発表で毎回説明されている
- 定番品の内容量は発売以来140mlのまま。ただし2026年の新商品は135ml。「小さくなった」という声はパッケージ改良による印象
価格改定のたびに「いくらになったの?」と調べるのは面倒ですよね。プライシーでは、アイスをはじめ身近な食品・日用品の価格データをリアルタイムで確認できます。値下がり通知を設定しておけば、お得なタイミングを逃さずに済みますよ。
