「あれ、クーリッシュがまた値上がりした?」と感じていませんか。ロッテの人気アイス・クーリッシュは2022年以降、毎年のように価格が改定されています。この記事では最新の値上げ情報と、2003年の発売から現在に至るまでの価格推移を、ロッテ公式発表をもとにまとめました。
2025年9月1日のロッテ出荷分より、クーリッシュ各種が希望小売価格(税抜)170円→180円へ改定されました。2025年6月18日にロッテが公式発表した内容で、原材料・物流費の高騰が主な理由です。内容量140mlは発売以来変わっていません。
【2025年9月】クーリッシュ最新値上げ情報
2025年6月18日、ロッテは菓子・アイスクリーム商品257品の価格改定を発表しました。クーリッシュもその対象となっています。
値上げ前後の価格と対象商品
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出荷切替日 | 2025年9月1日(ロッテ出荷分より) |
| 希望小売価格(税抜) | 170円 → 180円(+10円、値上げ済み) |
| 対象商品数 | クーリッシュ各種 6品 |
| 改定率(出荷価格ベース) | 5.3%〜14.8% |
| 公式発表日 | 2025年6月18日 |
「9月1日出荷分より」とは、ロッテが製造・出荷する日付基準です。2025年9月以降は順次180円の商品が流通し始め、現在はほぼすべての店舗で180円に切り替わっています。実際の販売価格は店舗によって異なる場合があります。
※ 希望小売価格はロッテが設定するメーカー希望価格(税抜)です。コンビニ・スーパー等の実際の販売価格は店舗によって異なる場合があります。
ロッテ公式の発表内容
ロッテは2025年6月18日付の公式プレスリリースで、今回の値上げ理由を以下のように説明しています。
「食品市場を取り巻く環境におきましては、人手不足、物流費や光熱費の高騰、原料資材の価格が依然として高く推移しております。弊社といたしましては、これまで品質を維持しながら合理化・効率化によりコストアップを吸収する努力を続けてまいりましたが、これ以上の企業努力によるコストアップの吸収は困難な状況となっております。」(ロッテ公式発表より)
ロッテ側も企業努力で値上げを抑えようとしてきたことが分かりますが、コスト上昇の波には追いつかなくなってきているようです。
クーリッシュの価格推移(2003年〜2025年・全改定一覧)
クーリッシュは2003年の発売以来、複数回にわたって価格が改定されています。以下の表は、ロッテ公式発表をもとに整理した全改定の一覧です。
| 改定時期 | 希望小売価格(税抜) | 値上がり幅 | 公式発表・出典 |
|---|---|---|---|
| 2003年(発売時) | 120円 | — | 発売当初価格 |
| 2008年頃 | 130円 | +10円 | 各メディア報道 |
| 2019年頃 | 140円 | +10円 | 各メディア報道 |
| 2022年7月1日出荷分より | 150円 | +10円(+7.1%) | ロッテ公式発表(2022年4月22日) |
| 2023年3月1日出荷分より | 160円 | +10円 | ロッテ公式発表(2022年11月21日) |
| 2024年9月1日出荷分より | 170円 | +10円(+6.2%) | ロッテ公式発表(2024年6月18日) |
| 2025年9月1日出荷分より | 180円(値上げ済み) | +10円 | ロッテ公式発表(2025年6月18日) |
2022年以降の価格改定はすべてロッテ公式発表(プレスリリース・公式PDF)で裏取り済みの情報です。2003〜2019年の改定については各メディア報道をもとにしています(2026年5月時点)。
2003年の発売時から2025年の改定後まで、価格は120円→180円と1.5倍になりました。この22年間で内容量(140ml)は変わっていません。これだけ続いた値上げでも容量を維持している点は評価できますよね。
クーリッシュが値上がりし続ける理由
原材料・物流費の高騰が主な原因
ロッテが公表してきた各年の値上げ理由を並べると、共通のキーワードが見えてきます。
| 値上げ年 | ロッテ公式が挙げた主な理由 |
|---|---|
| 2022年 | 原材料・包装資材の価格上昇、物流コストの上昇 |
| 2023年 | 物流費の高騰、原材料・包装資材価格の高騰(製造コスト上昇) |
| 2024年 | 物流費の上昇、原材料・包装資材の価格高騰 |
| 2025年 | 人手不足、物流費・光熱費の高騰、原料資材価格の高止まり |
アイスクリームの製造には乳製品・砂糖・植物油脂などの原材料が必要です。これらは世界的な需給逼迫や円安の影響を受けやすく、2022年以降は特に上昇が続いています。さらに物流コストも「2024年問題」(ドライバーの残業規制)の影響もあり高止まりしており、食品メーカー全体が厳しい状況に置かれているのです。
内容量は変わっていない(ステルス値上げではない)
「値上げのたびに少しずつ小さくなっているのでは?」と感じている方もいるかもしれません。しかし、クーリッシュの内容量は2003年の発売以来、一貫して140mlのままです。
「小さくなった」と感じる主な原因は、ロッテが長年にわたり行ってきたパッケージ改良です。内容量はそのままに、使いやすさを高めるために容器の形状を少しずつ変えてきました。具体的な変更点をまとめると次の通りです。
- 飲み口の口径拡大: 発売当初の8.5mmから10mmへと広がり、アイスが押し出しやすくなりました
- スリム化: 高さを8mm高くしながら、厚みを10mm薄くして握りやすさ・揉みやすさを改善
- 断熱フィルム採用: パッケージ内側に断熱フィルムを使用し、持ったときの冷たさを緩和
- 大型キャップ: 子どもでも開けやすいよう、キャップを大型化
厚みが薄くなったことで、同じ140mlでも「前より小さい?」と感じやすくなっているようです。中身の量は変わっていませんので、ご安心ください。
原材料コストが上がる中でも内容量を維持し続けているのは、ロッテの企業としての判断です。量を減らして価格を据え置く「ステルス値上げ」を行っているブランドも多い中、クーリッシュは正直に価格に転嫁してきたとも言えます。
今後また値上がりする?
2022年以降の値上げ頻度を振り返ると、ほぼ毎年ペースで価格改定が行われていることが分かります。
- 2022年7月: 140円→150円
- 2023年3月: 150円→160円(約8か月後)
- 2024年9月: 160円→170円(約18か月後)
- 2025年9月: 170円→180円(約12か月後)
食品全体のコスト環境(原材料・物流費・光熱費)が改善しない限り、追加の値上げがある可能性は否定できません。ただし、ロッテは毎回「やむを得ず」という表現を使いながら、企業努力で吸収できないと判断した時点で改定を発表しています。
まとめ買いで単価を下げたい方は、まとめ買いセールや業務用スーパーなどを活用するのもひとつの手です。また、同じアイスカテゴリの商品でも価格改定のペースは異なります。気になる方は以下の記事もあわせてご覧ください。
よくある質問
希望小売価格(税抜)は180円です(2026年5月時点)。2025年9月1日のロッテ出荷分より170円→180円に値上げされました。コンビニや量販店での実際の販売価格は店舗によって異なります。
ロッテの公式発表によると、原材料・包装資材の価格高騰、物流費の上昇、光熱費の高騰、人手不足などが主な理由です。これらのコスト上昇を企業努力のみでは吸収しきれなくなったため、価格改定に踏み切ったと説明しています。
変わっていません。クーリッシュは2003年の発売以来、内容量は140mlのまま維持されています。パッケージの形状やストローの大きさは改良されていますが、中身の量は同じです。
内容量(140ml)は変わっていませんが、ロッテが長年にわたりパッケージを改良してきたため、見た目や持ち心地が変わっています。飲み口の口径を8.5mmから10mmに拡大、高さを8mm増やしながら厚みを10mm薄くするなどのスリム化を行いました。厚みが薄くなったことで、手に持ったときに「前より小さいかも」と感じやすくなっていますが、実際の量は同じです。
まとめ
クーリッシュ値上げ情報のポイント
- 現在の価格は希望小売価格(税抜)180円(2025年9月1日に値上げ済み)
- 2022年以降、ほぼ毎年ペースで価格改定が続いており、発売時の120円から2025年に180円(+60円)となりました
- 値上げの主な理由は原材料・物流費の高騰と人手不足。ロッテ公式プレスリリースで毎回説明されている
- 内容量は発売以来140mlのまま変わらず。「小さくなった」という声はパッケージ改良による錯覚
価格改定のたびに「いくらになったの?」と調べるのは面倒ですよね。プライシーでは、アイスをはじめ身近な食品・日用品の価格データをリアルタイムで確認できます。値下がり通知を設定しておけば、お得なタイミングを逃さずに済みますよ。
