「楽天モバイルも値上がりしているの?」「他社のように料金が上がってしまうの?」と心配していませんか。2026年9月26日時点では、メインプランの月額料金は据え置かれています。一方で、ひっそりと値上がりしている費用もあります。この記事では、実際に変わった費用の一覧・値上げしない理由・今後の見通しを最新情報でまとめます。
ただし周辺費用の値上げは進行中
「Rakuten最強プラン」の月額料金(1,078円〜3,278円)は改定されていません。ただし、2026年11月1日から衛星電話(ドコモ ワイドスターⅡ/Ⅲ)への発信料が177円/30秒に引き上げられるほか、スマホ交換保証プラスの月額料金・契約事務手数料(5回線目以降)なども引き上げられています。2026年5月14日の決算説明会で三木谷会長は「値上げしない」とは言わず、「総合的に判断し長期的に考えたい」と答えています。
楽天モバイルで実際に値上がりした費用一覧【2026年9月最新】
「値上げなし」と言われる楽天モバイルですが、メインプランの外側では着実に費用が引き上げられています。「プランは据え置きでも、いつの間にか出費が増えている」というケースもあるので、ひとつずつ確認していきましょう。
| 対象項目 | 変更前 | 変更後 | 実施日 |
|---|---|---|---|
| ユニバーサルサービス料 | 月額2.2円/番号 | 月額3.3円(2025年7月〜2025年12月)→ 2026年1月より2.2円に引き下げ済み | 現在は元の2.2円に戻り、実質的な負担増なし |
| 請求書発行手数料(コンビニ払込票の発行時) | 220円(税込) | 396円(税込) | 2024年12月10日〜 |
| 契約事務手数料(5回線目以降) | 無料 | 3,850円(税込)/回線 | 2025年11月19日〜 |
| スマホ交換保証プラス & 家電補償(月額利用料) | 715〜1,100円/月(製品価格帯別) | 980〜1,580円/月 | 2026年6月17日〜(新規申込分) |
| 衛星電話(ドコモ ワイドスターⅡ/Ⅲ)への発信料金 | 22円/30秒(OS標準の電話アプリ) 0円(Rakuten Linkアプリ) |
177円/30秒(どちらも同額) | 2026年11月1日〜 |
| 買い替え超トクプログラムの故障費用 | 一律22,000円(不課税) | 製品別の設定金額 | 2026年7月23日9:00以降の購入分から |
| Rakuten最強プラン(月額) | 変更なし(1,078円〜3,278円) | — | |
ステルス値上げでいくら増える?(2026年9月時点の試算)
① 契約事務手数料(5回線目以降を追加):+3,850円(1回限り)
② スマホ交換保証プラス(2026年6月17日以降の新規申込・最廉価帯):+265円/月 = 年間+約3,180円③ 衛星電話への発信(2026年11月1日〜・OS標準の電話アプリ):22円→177円/30秒
ユニバーサルサービス料は2026年1月から2.2円に戻り、請求書発行手数料は未払い時のみのため、通常の利用者に負担増はありません。
ユニバーサルサービス料(2025年7月値上げ→2026年1月に引き下げ)
ユニバーサルサービス料とは、山間部や離島など採算の取れない地域でも電話サービスを維持するための費用です。総務省が定める料金で、各通信会社が徴収します。楽天モバイルでは2025年7月請求分より1番号あたり月額3.3円(税込)に引き上げられましたが、2026年1月請求分より2.2円に引き下げられ、現在は元の水準に戻っています。これは業界共通の改定で、楽天モバイル独自の動きではありません。
請求書発行手数料(2024年12月10日〜)
コンビニ払込票を発行するときにかかる手数料が、2024年12月10日発行分以降、220円から396円(税込)に改定されました。未払いがある場合に未払い月ごとに加算される手数料で、通常の利用者にはかかりません。
注意:未払いがあると、未払いの月ごとに請求書発行手数料(396円)が加算されます。未払いを作らなければかかりません。
契約事務手数料(2025年11月19日〜、5回線目以降)
2025年11月19日より、同一名義で累計5回線目以降の契約には1回線ごとに3,850円(税込)の契約事務手数料がかかるようになりました。1〜4回線目は引き続き無料です。
注意:「解約済みの回線」もカウントされます。過去にポイント目的などで何度も契約・解約を繰り返した方は、2020年4月8日以降の累計契約数を「my 楽天モバイル」→「申し込み履歴」で確認しておきましょう。
衛星電話への発信料金(2026年11月1日〜)
Rakuten最強プラン・Rakuten最強U-NEXTからドコモの衛星電話(ワイドスターⅡ/Ⅲ)へ発信する料金が、2026年11月1日(日)0:00に改定されます。OS標準の電話アプリは22円から177円/30秒、Rakuten Linkアプリは無料から177円/30秒です。
買い替え超トクプログラムの故障費用(2026年7月23日〜)
買い替え超トクプログラムで、回収時に指定の状態を満たさない場合の故障費用が、2026年7月23日9:00以降の購入分から、一律22,000円(不課税)から製品別の設定金額に変わりました。それ以前の購入分は対象外です。
SPU(楽天ポイント還元)の実質改悪
楽天モバイルを契約すると楽天市場での買い物ポイントが加算されるSPU(スーパーポイントアッププログラム)は、近年ポイント還元の上限引き下げなど条件が厳しくなっています。月額料金そのものは変わっていませんが、「通信費を楽天市場のポイントで実質相殺していた」方にとっては実質的な負担増といえるかもしれません。
楽天モバイルの現行料金と大手3社・格安SIM比較
「結局、今の楽天モバイルは他社と比べてどれくらいお得なの?」という疑問にお答えします。2026年9月時点の主要プランを並べてみました。
| キャリア / プラン | 月額料金(税込) | データ量 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 楽天モバイルRakuten最強プラン | 1,078円〜3,278円 | 3GB〜無制限(段階制) | 無制限3,278円 |
| ドコモ/eximo | 4,565円〜7,315円 | 3GB〜無制限(段階制) | 無制限7,315円 |
| au/使い放題MAX 5G | 7,238円 | 無制限 | — |
| ソフトバンク/メリハリ無制限+ | 8,008円 | 無制限 | 2026年4月値上げ済 |
| ahamo | 2,970円 | 20GB | 2026年12月1日から3,135円に値上げ(ドコモが9月25日発表。新料金は40GB以下) |
| UQモバイル/トクトクプラン | 4,928円 | 無制限(自宅セット割適用) | 2026年値上げ済 |
無制限プランで比べると、楽天モバイルの3,278円は大手3社と比べて年間で約47,000〜57,000円の差があります。他社が次々と値上げを実施するなか、楽天モバイルの「据え置き」という選択肢の重みは増しています。
なぜ楽天モバイルはメインプランを値上げしないのか
ドコモ・au・ソフトバンクが次々と値上げを実施している中で、楽天モバイルだけが「据え置き」を続けています。これには経営的な理由があります。
「値上げしない」宣言と市場環境
楽天モバイルの代表取締役会長である三木谷浩史氏は、2025年9月30日の記者発表会で「今日は楽天モバイルも値上げします、という発表ではない」と明言しました。
ただし2026年5月14日の決算説明会では「値上げしない」とは言わず、「総合的に判断し長期的に考えたい」と答えています。
その背景には市場シェアの問題があります。楽天モバイルは2026年3月末時点で1,036万回線(前年同期比+174万回線)に達しましたが、先行する大手3社のシェアにはまだ及びません。この状況で値上げに踏み切ると、povo2.0や格安SIMへの流出が起き、成長にブレーキがかかります。
「0円廃止ショック」の教訓
楽天モバイルは2022年に「0円プラン」を廃止した際、大量のユーザーを失った苦い経験を持っています。その後ブランドイメージの回復に時間をかけ、ようやく黒字化を達成。同じ轍を踏むリスクを経営陣が最も警戒しているのが現状です。
完全仮想化ネットワークによるコスト優位
楽天モバイルが採用する「完全仮想化ネットワーク」は、従来の物理機器を多用する方式よりもインフラコストを低く抑えられる技術です。これが「他社が値上げを迫られる局面でも耐えられる」コスト構造につながっています。
今後の値上げはある?考えられる3つのシナリオ
「今は値上げしていないけど、将来はどうなるの?」というのは、楽天モバイルユーザーが最も気になる点ではないでしょうか。現時点の情報からシナリオを整理してみます。
メインプランは据え置きのまま、新しい有料オプションで収益を積み上げる形。2026年第4四半期(10〜12月)開始予定の「Rakuten最強衛星サービス」が月額数百円の追加オプションとして提供される可能性があります。
3GBまで1,078円という「底値」が引き上げられるシナリオ。ドコモのirumoが2025年6月に新規受付を終了し、低価格帯の競合が減ったことで選択肢として浮上しています。
無制限プランを一律で引き上げるシナリオ。ユーザーの反発が最も大きく、0円廃止の教訓もあることから、業界全体の値上げトレンドが続く局面でのみ起こり得る最終手段と考えられます。
2026年9月26日時点の公式見解:三木谷会長は2026年5月14日の決算会見で「値上げしない」とは言わず、「総合的に判断し長期的に考えたい」とコメントしています。時期・金額は明示されていません。
2026年9月25日にはドコモが、ahamoを2026年12月1日から値上げ(40GB以下3,135円)すると発表しました。
値上げ時代に楽天モバイルを賢く使う方法
他社の値上げが続く中で楽天モバイルを賢く活用するために、今すぐできる対策をまとめます。
今できる3つの対策
- 未払いを作らない:未払いがあると、未払い月ごとに請求書発行手数料(396円)が加算されます。支払い状況は「my 楽天モバイル」で確認できます。
- 自分の契約回線数を把握する:「my 楽天モバイル」→「申し込み履歴」で累計回線数を確認。5回線目以降の追加契約では事務手数料3,850円が発生します。
- 料金改定情報を定期チェックする:楽天モバイルの公式お知らせページや、プライシーアプリの通知機能で最新の料金情報をキャッチしましょう。
プライシーアプリで料金変動をいち早くキャッチ
プライシーはスマホ(iOS / Android)向けの価格比較アプリです。値下がりやクーポン発生時にプッシュ通知でお知らせする機能があります。楽天モバイルや他社の料金プランに関連する商品・サービスの価格動向を手軽に把握したい方にも活用できます。
よくある質問
2026年9月26日時点では、Rakuten最強プランの月額料金(1,078円〜3,278円)の値上げは発表されていません。2026年5月14日の第1四半期決算説明会で三木谷会長は「値上げしない」とは言わず、「総合的に判断し長期的に考えたい」と答えています。将来の値上げを否定する公式声明はなく、具体的な時期・金額も明示されていません。なお、2026年11月1日からの衛星電話への発信料など、周辺費用の改定は決まっています。
メインプランの月額料金は据え置きですが、①請求書発行手数料(2024年12月〜396円。未払い時のコンビニ払込票の発行分)、②契約事務手数料(2025年11月19日〜5回線目以降3,850円/回線)、③スマホ交換保証プラスの月額料金(2026年6月17日〜新規申込分)、④買い替え超トクプログラムの故障費用(2026年7月23日9:00以降の購入分から製品別の設定金額)、⑤衛星電話への発信料(2026年11月1日〜177円/30秒)が引き上げられています。なお、ユニバーサルサービス料は2025年7月に3.3円に引き上げられましたが、2026年1月に元の2.2円に戻っています。
同一名義での累計4回線目までは2025年11月19日以降も引き続き無料です。5回線目以降の新規契約(2025年11月19日以降)から1回線ごとに3,850円(税込)の手数料がかかります。なお、解約済みの回線も累計にカウントされるのでご注意ください。
2026年9月26日時点では、無制限プランの月額3,278円は大手3社(7,000〜8,000円台)に比べて圧倒的にお得な水準です。メインプランの値上げが発表されていない現状では、乗り換えるより「楽天モバイルを継続しながら料金情報を監視する」のが賢い選択です。ただし通信エリアや品質の面で不満がある場合は、比較記事も参考にして検討してみてください。
Rakuten最強U-NEXTは2025年10月に新設された月額4,378円の別プランです。従来のRakuten最強プラン(3,278円)に加えてU-NEXT(動画配信)が使えるパッケージとなっており、既存プランの「値上げ」ではありません。現在のRakuten最強プランのまま使い続けることも可能です。
この記事のまとめ
- Rakuten最強プランの月額料金(1,078円〜3,278円)は2026年9月26日時点で変更なし
- 周辺費用は引き上げが進行中。2026年11月1日から衛星電話への発信料が177円/30秒に。契約事務手数料(5回線目以降)・スマホ交換保証プラス(2026年6月〜新規申込分)・買い替え超トクプログラムの故障費用も改定済み。ユニバーサルサービス料は2026年1月に元の2.2円に引き下げ済み
- 2026年5月14日の第1四半期決算説明会で三木谷会長は「値上げしない」とは言わず、「総合的に判断し長期的に考えたい」と答えており、時期・金額は示されていない
- 大手3社と比べると無制限プランで年間5万円前後の差があり、値上げ時代でも楽天モバイルは依然お得な水準
- 請求書発行手数料は未払いがあるときだけかかる
