2026年4月からおむつの原材料がさらに値上げ。年間1億件以上の価格データを分析するプライシー編集部が、各メーカーの値上げ時期・値上げ幅をブランド別にまとめました。値上げの中でも安く買えるブランドと、家計を守るための対策を紹介します。

結論
おむつの原材料が2026年4月から値上げ決定。各メーカーの追随値上げに備えよう

おむつの吸収材に使われるアクリル酸が、2026年4月1日から1kgあたり40円以上値上げされます(三菱ケミカルグループ発表)。2026年3月時点ではおむつメーカー各社からの値上げ発表はまだありませんが、過去の例では原材料値上げの数ヶ月後にメーカーが追随しており、2026年後半にかけておむつ価格が上がる可能性は高いと見られます。

プライシーの価格データで調べたところ、ブランドによって値上げの受け方はまったく違います。パンパースは半年間で値下がりゼロですが、メリーズやグーンはセールやクーポンで頻繁に安くなっているので、ブランド選びと買い方の工夫で値上げの影響を抑えられます。

おむつの値上げはいつから?ブランド別まとめ

「うちが使っているおむつ、次はいつ値上げされるの?」と気になっている方も多いと思います。2026年3月時点では、どのメーカーも新たな値上げを発表していません。ただし、原材料の値上げが決まっているため、今後数ヶ月以内に各社が追随する可能性があります。以下は、これまでの値上げ実績です。

ブランド メーカー 値上げ時期 値上げ幅 備考
グーン 大王製紙 2025年4月 10%以上 公式発表
パンパース P&G 2025年8月 4〜6% 報道ベース
メリーズ 花王 2022年4月 約10% 公式発表。以降の追加値上げは未発表
ムーニー・マミーポコ ユニ・チャーム 2023年9月 一部商品 公式通販で価格改定。詳細な値上げ率は非公開
GENKI! ネピア(王子HD) 2026年3月時点で値上げ発表なし

2026年4月、おむつの原材料値上げが決定。おむつの吸収材に使われるアクリル酸が、2026年4月1日出荷分から1kgあたり40円以上値上げされます(三菱ケミカルグループ発表)。おむつ本体の値上げは未発表ですが、過去の例では原材料値上げの数ヶ月後にメーカーが追随しています。

値上げの背景 — なぜおむつは高くなっているのか

おむつが値上がりしている理由は主に3つあります。

  • 原材料費の上昇 — 原油価格の高騰で、不織布や高分子吸収材のコストが上がっている
  • 物流コストの増加 — トラックドライバー不足で輸送費が上昇
  • 人件費の上昇 — 工場の製造コスト全体が増加

さらに日本特有の事情として、少子化による需要減があります。おむつの販売数が減ると、1枚あたりの製造コストが上がるため、メーカーは値上げせざるを得ない構造になっています。赤ちゃん物価指数は+6.9%を記録しており、消費者物価指数全体の2倍以上のペースで上昇しています。

プライシーでおむつの価格を毎日追いかけていると、値上げの波がブランドごとに時間差で来ているのがよくわかります。1つのブランドが値上げすると、数ヶ月遅れで他のブランドも追随するパターンが多いです。

値上げで家計はどうなる?おむつ代シミュレーション

「値上げ」と聞くと不安になりますが、実際に月々のおむつ代がどれくらい増えるのかを計算してみましょう。

月齢 1日の使用枚数 月額(値上げ前) 月額(10%値上げ後) 年間の差額
新生児〜3ヶ月 10〜12枚 約6,000〜7,500円 約6,600〜8,250円 +7,200〜9,000円
3ヶ月〜1歳 6〜8枚 約4,000〜6,000円 約4,400〜6,600円 +4,800〜7,200円
1歳〜おむつ卒業 5〜6枚 約3,500〜5,000円 約3,850〜5,500円 +4,200〜6,000円

10%の値上げで、年間で約5,000〜9,000円の出費増になる計算です。「たかが10%」と思うかもしれませんが、ミルク代や離乳食など他のベビー用品も軒並み値上がりしている中での追加負担は、家計に地味に効いてきます。

ブランド選びで年間1万円以上の差がつくことも。同じMサイズパンツでも、パンパース(さらさらケア)とマミーポコでは1枚あたり約15円の差があります。1日7枚使うと月約3,150円、年間で約38,000円の違いです。値上げ分以上の節約が、ブランド選びだけで実現できます。

値上げの影響はブランドで違う — プライシーのデータで検証

「値上げされたら、もう安く買えないの?」と心配になりますよね。そこでプライシーが毎日記録しているAmazonの実売価格データを使って、直近6ヶ月のおむつの値動きを調べてみました。結論から言うと、ブランドによってセール頻度もクーポンの出方もまったく違うので、値上げの影響を受けやすいブランドとそうでないブランドがはっきり分かれています。

商品 最安値 最高値 値下がり回数 クーポン
メリーズ パンツM186枚 4,728円 5,480円 769回 5%OFF×3回
グーンプラス パンツL132枚 3,688円 6,180円 269回 5〜15%OFF×10回
マミーポコ パンツL160枚 3,647円 4,557円 255回 5〜15%OFF×8回
ムーニーマン パンツM204枚 4,333円 6,974円 121回 15%OFF×1回
パンパース さらさらケアM264枚 8,280円 9,100円 0回 0回
パンパース 肌いちパンツM186枚 5,344円 7,074円 29回 0回

※ プライシーが計測したAmazonの実売価格(直近6ヶ月)。値下がり回数は価格が下降トレンドに入った回数です。

データから見えた3つのこと

1. パンパースは値上げの影響をモロに受ける。さらさらケアMは半年間で値下がりゼロ・クーポンゼロ。8,280〜9,100円の狭い範囲でしか動いておらず、セールを待っても安くなりません。パンパースを使い続けるなら、値上げ分はそのまま家計に乗ってきます。

2. メリーズとグーンはセール狙いで値上げを相殺できる。メリーズ パンツMは半年で769回も値下がりし、セール日数は154日と半分以上がセール状態。グーンプラスはクーポンが年10回も出ており、15%OFFクーポン適用時の底値なら値上げ前より安く買えることもあります。

3. マミーポコは元々安いから値上げ耐性が高い。パンツLが3,647〜4,557円と価格帯が低く、10%値上げされても他ブランドの通常価格より安いのが強みです。「とにかく安く」ならマミーポコが最も堅実な選択です。

実際の価格チャートで値動きを確認してみてください。パンパースのフラットなチャートと、メリーズの激しい上下の差がひと目でわかります。

値上げ時代のおむつ、どうすればいい?

データを踏まえると、取れるアクションは3つです。

1. ブランドの見直し — パンパースからマミーポコやグーンに切り替えるだけで、値上げ分以上の節約になります。肌に合うかは1パック試してみるのが確実です。

2. セール時にまとめ買い — メリーズやグーンは頻繁にセール価格になるので、底値のタイミングで1〜2ヶ月分をまとめ買いするのが効果的。ただしサイズアウトに注意して買いすぎは禁物です。

3. 値下げ通知を設定する — プライシーアプリでいつも買うおむつをウォッチリストに入れておけば、値下げやクーポンが出たときにプッシュ通知が届きます。忙しい子育て中でも買い時を逃しません。

おむつの値段相場【1枚あたりの単価一覧】

値上げの状況を踏まえたうえで、現在のおむつの値段相場も確認しておきましょう。おむつの値段は「1枚あたりいくらか」で比較するのがポイントです。パック単価だけでは入り数が異なるため正確な比較ができません。以下は、主要ブランドの1枚あたりの最安値をkuchikomitree.comのデータをもとにまとめたものです。

サイズ別の1枚あたり単価

サイズ タイプ 最安ブランド 1枚あたり 相場レンジ
新生児 テープ メリーズ 14円 14〜25円
Sサイズ テープ グーンプラス 16.7円 16〜26円
Mサイズ テープ グーンプラス 22.2円 22〜36円
Mサイズ パンツ GENKI! 16.2円 16〜25円
Lサイズ パンツ GENKI! 14.6円 14〜30円
BIG パンツ GENKI! 14.2円 14〜31円

単価の見方:上記は割引・ポイント還元込みの実質最安値です。通常購入では2〜5割ほど高くなる場合があります。セールやクーポンの活用が重要です。

テープ型とパンツ型の値段の違い

テープ型とパンツ型を同サイズ・同ブランドで比較すると、パンツ型の方が1枚あたり2〜5円ほど高い傾向があります。パンツ型は伸縮素材を使っているため製造コストが高いのが理由です。ただし、赤ちゃんが動き回るようになるとテープ型ではおむつ替えが大変になるため、単価だけで選ばず成長に合わせて切り替えましょう。

おむつの価格は日々変動しています。プライシーを使えば、気になるおむつの価格推移をスマホでいつでもチェックできます。各ブランドの価格チャートは、この記事の上部やブランド別比較セクションで確認できます。

ブランド別おむつの値段を比較

日本で広く使われているおむつの主要6ブランドを、価格帯と特徴の両面から比較します。おむつ選びでは「肌の敏感さ」「漏れにくさ」「コスパ」の3軸が重要です。肌トラブルが気になるならメリーズやグーンの敏感肌設計、漏れが気になるならムーニーの立体ポケット構造、とにかくコスパ重視ならマミーポコがおすすめです。

ブランド メーカー 価格帯 Mパンツ目安 特徴
マミーポコ ユニ・チャーム 16〜22円 コスパ最強。吸収力は十分で日常使いに最適
GENKI! ネピア(王子HD) 16〜20円 アンパンマンデザイン。肌触りが柔らかい
グーン 大王製紙 低〜中 18〜24円 敏感肌設計。ディズニーデザインが人気
ムーニー ユニ・チャーム 20〜28円 ゆるうんちポケットが人気。漏れにくさに定評
メリーズ 花王 中〜高 22〜28円 通気性が最高クラス。肌かぶれが気になる子に
パンパース P&G 中〜高 18〜36円 病産院シェアNo.1。さらさらケアと肌へのいちばんの2ライン

パンパースの値段

パンパースには2つのラインがあります。スタンダードの「さらさらケア」はMサイズパンツで1枚あたり18〜20円前後、プレミアムの「肌へのいちばん」は25〜36円前後です。病産院でのシェアが高いため「最初のおむつはパンパース」という家庭が多いですが、コスパ重視なら他ブランドに乗り換えることで月に数千円の節約になります。

メリーズの値段

メリーズのスタンダード「さらさらエアスルー」はMパンツで1枚22〜25円前後。プレミアムの「ファーストプレミアム」はカシミヤタッチの肌触りで25〜30円前後です。通気性を重視するなら、やや高めでもメリーズは有力な選択肢です。

グーンの値段

グーンプラスは「敏感肌設計」を特徴とし、Mパンツで1枚18〜24円前後。Amazon 30%OFFクーポン適用時には13.5円/枚まで下がることもあり、セール時のコスパは非常に高いブランドです。

ムーニーの値段

ムーニーマンはMパンツで1枚20〜28円前後。「ゆるうんちポケット」で漏れにくさに定評があり、品質と価格のバランスが良いブランドです。オーガニックコットンを使った「ナチュラルムーニーマン」はプレミアムラインで30円超になります。

マミーポコの値段

マミーポコはMパンツで1枚16〜22円と、主要ブランドの中で最も安い価格帯です。Amazonタイムセール時には13.7円/枚まで下がった実績もあります。吸収力は十分あり、「日中用はマミーポコ、夜用は別ブランド」という使い分けをする家庭も多いです。

おむつはどこで買うのが安い?【購入先別に比較】

おむつの値段はブランドだけでなく、どこで買うかによっても大きく変わります。主要な購入先を比較しました。

購入先 通常割引 セール時 向いている人
Amazon定期便 常時15%OFF 最大40%前後 ネット購入派。忘れず届く安心感
楽天市場 ポイント還元 最大30%超還元 楽天経済圏の人。ポイント活用
コストコ 1枚10円台前半 まとめ買い派。年会費5,280円を許容できる人
西松屋 底値市で超特価 実店舗派。年3回の底値市が狙い目
赤ちゃん本舗 ポイント付与 月1特売で箱売り 実店舗でまとめ買いしたい人
イオン 20日・30日 5%OFF キッズリパブリックで追加割引 イオン利用者。日用品と一緒に買える
ドラッグストア ポイント付与 チラシ特売 急ぎの補充。近所で買いたい人

結論:総合的にはAmazon定期便が最もコスパが良い購入方法です。常時15%OFFに加え、タイムセールやクーポンを併用すれば最安値を狙えます。一方、コストコが近くにあり年会費を許容できるなら、1枚単価ではコストコが最安になるケースもあります。

値上げに負けない!おむつ代の節約術

おむつは毎日使う消耗品だからこそ、小さな節約の積み重ねが大きな差になります。値上げが続く今だからこそ、実践しやすいコツを紹介します。

セール・キャンペーンを活用する

Amazonのタイムセール祭り(月1回程度)やプライムデー、ブラックフライデーでは、おむつが通常より20〜40%程度安くなることがあります。また、花王×PayPayキャンペーンのようなメーカータイアップでは、2,000円以上購入で20〜40%のポイント還元が得られるケースもあります。

定期便・サブスクを使う

Amazon定期おトク便なら常時15%OFFで自動配達されます。配送間隔は1〜6ヶ月で自由に設定でき、サイズ変更も簡単です。「買い忘れ防止」と「割引」を両立できる最も手軽な節約法です。

ポイント還元を最大化する

楽天市場の「超PayPay祭」では最大34.5%のポイント還元が狙えます。また、イオンのキッズリパブリックアプリでは常時5%OFFクーポンが使えます。どの経済圏を使っているかによって最適な購入先は変わるため、自分のポイント環境に合わせて選びましょう。

サイズアップのタイミングを見極める

おむつはサイズが大きくなるほど1枚あたりの単価が上がり、1パックの入り数も減ります。「ちょっときつい」くらいでサイズアップするのではなく、体重の目安をしっかり確認してから切り替えることで、不要な出費を抑えられます。

プライシーで値下がり通知を設定する

いつも買っているおむつをプライシーアプリのウォッチリストに登録しておけば、値下げやクーポンが発見されたときにプッシュ通知で教えてくれます。値上げが続く中でも、底値のタイミングを逃さずまとめ買いできるので、結果的に値上げ前と同じくらいの価格で買えることもあります。

よくある質問

おむつの値上げはいつから?

メーカーによって異なります。大王製紙(グーン)は2025年4月、P&G(パンパース)は2025年8月に値上げを実施。花王(メリーズ)は2022年4月に約10%値上げ済みです。2026年4月にはおむつの原材料(アクリル酸)も値上げされるため、今後さらなる価格上昇の可能性があります。

おむつ代は月にいくらかかる?

新生児期は1日10〜12枚使用するため、月約300枚で6,000〜7,500円が目安です。生後3ヶ月以降は1日6〜8枚に減り、月4,000〜6,000円前後になります。コスパの良いブランドやセールを活用すれば、さらに抑えられます。

値上げされても安く買えるブランドは?

プライシーの価格データによると、メリーズとグーンはセールやクーポンの頻度が高く、値上げ後もタイミングを選べば安く買えます。マミーポコは元々の価格が安いため、値上げされても他ブランドの通常価格より低い水準を維持しています。一方、パンパースは値下がりやクーポンがほとんどないため、値上げの影響を最も受けやすいブランドです。

テープ型とパンツ型はどちらが安い?

同サイズ・同ブランドで比較すると、テープ型の方が1枚あたり2〜5円安い傾向があります。ただし、赤ちゃんが寝返りやハイハイを始めると、パンツ型の方がおむつ替えがラクです。コスト面だけでなく、成長段階に合わせて選ぶのがおすすめです。

いつおむつを買えば一番安い?

Amazonのタイムセール祭り(毎月開催)、プライムデー(7月頃)、ブラックフライデー(11月)がおむつの最安値になりやすいタイミングです。プライシーアプリの値下げ通知を設定しておけば、セール開始時にプッシュ通知で知らせてくれます。

おむつはまとめ買いがお得?何パックがベスト?

セール時にケース品(3〜4パックセット)で購入するのが最もお得です。ただし、おむつにはサイズアウトのリスクがあるため、1〜2ヶ月で使い切れる量(2〜3ケース程度)に留めるのがおすすめです。買いすぎてサイズが合わなくなると、かえって無駄になります。

まとめ

おむつの値上げと対策のポイント

  • 2025年から各メーカーが順次値上げ。グーンは10%以上、パンパースは4〜6%、メリーズは2022年に約10%値上げ済み
  • 2026年4月にはおむつ原材料(アクリル酸)が値上げされ、今後さらなる価格上昇の可能性
  • 値上げの影響はブランドで大きく異なる。パンパースは値下がりゼロで影響大、メリーズ・グーンはセール頻度が高く相殺しやすい
  • マミーポコは元々安いため値上げ耐性が最も高い。コスパ重視なら最も堅実な選択
  • プライシーの値下げ通知を活用すれば、値上げ後もセールの底値でまとめ買いできる

おむつの値下げを見逃さない

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