パソコンは「いつ買うか」で数千円〜数万円の差が出ます。この記事では、決算セール・ボーナス商戦・Amazonセールなど、パソコンが安くなる年間のタイミングを整理し、2026年ならではの値上がり事情も踏まえた買い時の判断基準を解説します。

結論
パソコンが安い時期は年4回。3月・7月・11月・12月が狙い目
パソコンが安くなる主な時期は決算セール(3月)夏のボーナス商戦+プライムデー(7月)ブラックフライデー(11月)年末年始セール(12月〜1月)の年4回です。特に3月は量販店の本決算・新生活セール・春モデル発売による型落ち値下がりが重なるため、年間で最もお得に買える時期です。ただし2026年はメモリ高騰の影響でパソコン全体が値上がり傾向にあり、「待てば安くなる」とは限らない点に注意が必要です。

パソコンが安い時期はいつ? — 年間セールカレンダー

パソコンが安くなるタイミングは、大きく分けて年4回あります。それぞれの時期の特徴と、なぜ安くなるのかを見ていきましょう。

3月
決算セール
+新生活
最もお得
7月
ボーナス
+プライムデー
お得
11月
ブラック
フライデー
お得
12〜1月
年末年始
セール
狙い目

3月 — 決算セール+新生活需要で年間最安

3月はパソコンが年間で最も安くなりやすい月です。理由は3つの値下げ要因が同時に重なるためです。

まず、ヤマダデンキ・ヨドバシカメラ・エディオン・ケーズデンキなど主要な家電量販店が3月に本決算を迎えます。売上目標の達成に向けて在庫処分セールが行われ、パソコンも値引き対象になります。

量販店本決算中間決算狙い目
ヤマダデンキ3月9月2〜3月、8〜9月
ヨドバシカメラ3月9月2〜3月、8〜9月
エディオン3月9月2〜3月、8〜9月
ケーズデンキ3月9月2〜3月、8〜9月
ノジマ3月9月2〜3月、8〜9月
ビックカメラ8月2月7〜8月、1〜2月

5社が3月決算なのに対し、ビックカメラだけは8月決算(中間2月)と異なります。時期をずらして複数店を比較すると、より安く買えるチャンスが広がります。

次に、新生活に合わせた「新生活セール」が量販店・Amazonともに開催されます。進学や就職で初めてパソコンを買う層に向けた価格訴求が活発になります。

さらに、国内メーカー(NEC・富士通・dynabookなど)の春モデルが1〜2月に発売されるため、旧モデル(秋冬モデル)が型落ちとなり値下がりします。

ヒント

量販店で値引き交渉をするなら、決算の1ヶ月前(2月)が穴場です。3月に入ると来客数が増えて店員が忙しくなりますが、2月なら丁寧に対応してもらいやすい傾向があります。

7月 — 夏のボーナス商戦+Amazonプライムデー

6月下旬〜7月にかけて、夏のボーナス支給に合わせた販促が始まります。高額商品であるパソコンは、ボーナス商戦の主力商品のひとつです。

さらに7月にはAmazon最大級のセール「プライムデー」が開催されます。プライム会員限定ですが、パソコン・周辺機器が大幅に値引きされるチャンスです。BTOメーカー各社もプライムデーに合わせてセールを実施する傾向があります。

11月 — ブラックフライデー

11月の第4金曜日から始まるブラックフライデーは、Amazon・家電量販店が一斉にセールを行う時期です。プライムデーと異なりプライム会員でなくても参加可能な点がメリットです。

パソコン本体だけでなく、モニター・キーボード・マウスなどの周辺機器も値下がりしやすいため、まとめて揃えたい場合に向いています。

12月〜1月 — 年末年始セール+冬のボーナス

12月は冬のボーナス支給と歳末セールが重なる時期です。年末年始の初売りでは福袋やポイント還元キャンペーンも実施されます。

ただし、年末年始は人気モデルが早期に売り切れる傾向があり、在庫切れのリスクがある点には注意が必要です。狙いのモデルがある場合は早めにチェックしましょう。

その他の狙い目(GW・9月・新生活セール)

上記4つの時期以外にも、以下のタイミングで値下がりすることがあります。

時期セール名特徴
4〜5月GWセール量販店・Amazonともにセールを開催。夏モデル発売前で旧モデルが値下がり
9月中間決算セール3月ほどではないが、量販店の中間決算に合わせた値引きが発生
3月上旬Amazon新生活セール家電・家具・日用品が中心の大型セール。パソコン周辺機器もお得
10月Amazonプライム感謝祭プライム会員限定。プライムデーに次ぐ規模

型落ち・モデルチェンジで安く買う — 値下がりのタイミング

セール時期だけでなく、パソコンのモデルチェンジのサイクルを知っておくと、さらにお得に購入できます。新モデルの発売前後に旧モデルが在庫処分で値下がりするためです。

国内メーカー(NEC・富士通・dynabook)

国内メーカーのモデルチェンジ 年2〜3回
NEC・富士通・dynabookなどの国内メーカーは、年2〜3回のモデルチェンジを行います。春モデル(1〜2月発売)、夏モデル(5〜6月発売)、秋冬モデル(9〜10月発売)が一般的です。新モデル発売後1〜2ヶ月で旧モデルの値下がりが本格化します。
春モデル: 1〜2月発売 夏モデル: 5〜6月発売 秋冬モデル: 9〜10月発売
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

海外メーカー(Lenovo・HP・Dell)のセール傾向

Lenovo・HP・Dellなどの海外メーカーは、国内メーカーのような明確なモデルチェンジサイクルが少なく、通年でセールやクーポンを提供しています。特にメーカー直販サイトでは週末セールや期間限定クーポンが頻繁に出るため、定価で買う必要はほとんどありません。

狙い目は年末商戦(11〜12月)と年度末(3月)です。大規模なセールが行われ、通常のクーポンよりもさらに割引率が上がる傾向があります。

BTO / ゲーミングPC — CPU・GPU世代交代が買い時

マウスコンピューター・ドスパラ・パソコン工房などのBTOメーカーは、セール時期がやや異なります。大きなポイントはCPUやGPUの世代交代です。

IntelやAMDの新世代CPUが発売されると、旧世代を搭載したモデルが値下がりします。同様に、NVIDIAやAMDの新GPUの発売後は、旧世代GPU搭載のゲーミングPCが安くなります。

BTOメーカーのセールは、Amazonのプライムデーやブラックフライデーに合わせて開催される傾向があります。BTOメーカーの公式サイトを定期的にチェックするのがおすすめです。

Mac — セールなし、モデルチェンジ直後を狙う

Apple製品は基本的に値引きされません。Apple公式ストアでの値下げはなく、家電量販店でもポイント還元程度にとどまります。

Macを安く買う主な方法は以下の3つです。

1

モデルチェンジ直後の旧モデルを狙う

Apple公式の認定整備済製品(Apple Refurbished)で旧モデルが割引価格で販売されることがあります。

2

Amazonのセール時に買う

Amazonではプライムデーやブラックフライデーで、MacBookが通常価格より値引きされることがあります。

3

学割を利用する

学生・教職員向けの「Apple Education Store」では、Macが通常価格より安く購入できます。

また、Apple Trade In(下取りプログラム)を利用すれば、古いMacを下取りに出して新しいMacの購入価格を下げることもできます。Apple公式サイトから見積もりが可能です。

実はパソコンの価格は毎日変動している|買う前にチェック

「安い時期」を知ることは重要ですが、実はパソコンの価格は毎日のように変動しています。同じモデルでも、昨日と今日で数千円〜数万円の差がつくことは珍しくありません。

以下の人気モデルの価格推移を見れば、価格が日々どれだけ動いているかがわかります。

「安い時期」に加えて、「今この瞬間が安いか」を確認してから買うのが、最も確実な節約方法です。プライシーなら、気になるパソコンの価格推移を無料でチェックできます。

【2026年の注意点】パソコンは値上がり中 — 待つべきか買うべきか?

例年なら「安い時期まで待つ」が正解ですが、2026年は状況が異なります。パソコンの価格が全体的に上昇しており、待つことで逆に高くなる可能性があるためです。

なぜ値上がりしている?

2026年のパソコン価格上昇には、主に3つの原因があります。

1

メモリ・ストレージの高騰

AIサーバー向けのメモリやストレージが優先的に製造されており、一般パソコン向けの部品が品薄になっています。需要と供給のバランスが崩れ、部品価格が上昇しています。

2

円安の影響

パソコンの主要部品はほとんどが海外製です。円安が続くと、部品の輸入コストが上がり、製品価格に転嫁されます。

3

メーカーの値上げ方針

PC Watchの調査(2026年1月)によると、国内PCメーカー13社のうち6割以上が2026年に値上げを実施する方針と回答しています。

「待てば安くなる」は今年は通用しない可能性

MM総研は「2026年度はPCの価格がさらに10%以上上昇する可能性がある」と予測しています。これまでは5万円前後で購入できたエントリーモデルが市場から減少しており、最低価格帯が上がっている状況です。

セール時の割引は期待できますが、ベースの価格自体が上がっているため、「去年のセール価格」と同じ水準で買えるとは限りません

判断基準 — 今すぐ買うべき人・待つべき人

今すぐ買うべき人
  • 今のパソコンが壊れかけている・動作が重い
  • Windows 10を使っていてサポート終了が気になる
  • 新生活(進学・就職)に間に合わせたい
  • 欲しいモデルの在庫がある
次のセールまで待てる人
  • 今のパソコンがまだ問題なく使える
  • 次のセール(3月決算・7月PD)まで数ヶ月以内
  • 特定のモデルにこだわりがない
  • 型落ちモデルでもOK
注意

Windows 10のサポートは2025年10月に終了しました。セキュリティ更新が受けられなくなるため、Windows 10搭載パソコンを使い続けている場合は、早めの買い替えを検討しましょう。

パソコンをさらに安く買う5つのコツ

安い時期を知った上で、さらにお得に購入するための実践的なコツを紹介します。

1

価格推移をチェックして底値で買う

プライシーなどの価格追跡ツールで、過去の最安値と比較しましょう。「セール価格」が本当に安いのか、通常時と変わらないのかを見抜けます。

2

メーカー直販サイトのクーポンを使う

Lenovo・HP・Dellなどの直販サイトでは、期間限定クーポンが頻繁に配布されています。量販店よりも安くなることが多いため、まずは直販サイトの価格を確認しましょう。

3

型落ち・アウトレット品を狙う

パソコンは1世代の違いでは基本性能にほとんど差がありません。新モデル発売後の旧モデルは、同等のスペックで数千円〜数万円安く購入できます。メーカー公式アウトレットも要チェックです。

4

Amazon整備済み品(Renewed)を検討する

Amazonの「整備済み品」は、検査・修理・クリーニング済みの中古品で、最低180日の保証が付いています。新品より大幅に安く購入できることがあり、予算を抑えたい場合の選択肢になります。

5

学割・教職員割引を活用する

多くのメーカーが学生・教職員向けの割引を提供しています。Apple・Microsoft・Lenovo・HPなどが対象で、通常価格より数千円〜数万円安く購入可能です。

店頭と通販、どちらで買うべき?

メーカー直販サイトやAmazonは人件費やテナント料がかからない分、店頭より安いことが多いです。一方、量販店は値引き交渉ができる点と、他店の価格を提示して対抗値引きを引き出せる点がメリットです。まずは通販の最安値を調べてから、量販店で交渉材料として使うのが賢い方法です。

よくある質問

3月が最も安くなりやすい月です。家電量販店の本決算・新生活セール・春モデル発売による型落ち値下がりが重なるため、値下げ要因が最も多い時期です。次いで7月(プライムデー+夏ボーナス)、11月(ブラックフライデー)がお得です。

ゲーミングPCはCPUやGPUの新世代が発売された直後が狙い目です。旧世代パーツを搭載したモデルが値下がりします。また、BTOメーカー各社はAmazonのプライムデー(7月)やブラックフライデー(11月)に合わせてセールを開催する傾向があります。

一般的な目安は3〜5年です。バッテリーの劣化やOSのサポート終了が主な買い替えのきっかけになります。「起動が遅い」「アプリの動作が重い」と感じたら買い替えを検討するタイミングです。

信頼できる中古専門店やAmazon整備済み品(Renewed)なら検討の価値があります。ただし、バッテリー劣化やメーカー保証がない点には注意が必要です。メインPCとして使う場合は、少なくとも180日以上の保証が付いた製品を選びましょう。

まとめ

この記事のポイント
  • パソコンが安い時期は年4回(3月・7月・11月・12月〜1月)
  • 3月は決算+新生活+型落ちが重なり、年間で最もお得
  • 国内メーカーのモデルチェンジ(年2〜3回)直後は旧モデルが値下がり
  • 2026年はメモリ高騰で価格上昇中。待ちすぎると逆に高くなる可能性あり
  • 価格推移ツールで底値を確認してから買うのが鉄則

パソコンは高額な買い物だからこそ、買い時の見極めが大きな差を生みます。気になるモデルがあれば、まずは価格推移をチェックして、今が買い時かどうかを判断してみてください。

気になるパソコンの価格推移をチェック

プライシーなら、Amazon商品の価格変動を無料で確認できます

プライシーで価格を調べる →