家電は「いつ買うか」で価格が大きく変わります。この記事では、量販店の決算期・モデルチェンジ・Amazonセールなど、家電が安くなるタイミングを製品別のデータと合わせて整理しました。

結論
家電が安くなるタイミングは年4回。決算期(3月・9月)とモデルチェンジ直前が狙い目
家電が安くなる主なタイミングは量販店の決算期(3月・9月)、年末年始ボーナス時期(6月・12月)、新生活シーズン(2月〜3月)の年4回です。さらに、製品ごとのモデルチェンジ直前を狙えば、型落ちの旧モデルが大幅に値下がりします。

家電が安い時期は年4回|買い時カレンダー

家電を安く買うには、値下げが起きやすい4つのタイミングを押さえておくことが重要です。それぞれの特徴を見ていきましょう。

決算期(3月・9月)— 年間で最も値引きされやすい

家電量販店は売上目標達成のため、決算前に在庫処分を兼ねた大幅値引きを行います。主要6社の決算月は以下のとおりです。

量販店本決算中間決算狙い目
ヤマダデンキ3月9月2〜3月、8〜9月
ヨドバシカメラ3月9月2〜3月、8〜9月
エディオン3月9月2〜3月、8〜9月
ケーズデンキ3月9月2〜3月、8〜9月
ノジマ3月9月2〜3月、8〜9月
ビックカメラ8月2月7〜8月、1〜2月

ヤマダデンキやヨドバシカメラなど5社が3月決算(中間9月)なのに対し、ビックカメラだけは8月決算(中間2月)です。決算時期が異なるため、時期をずらして複数の店舗を回ると交渉チャンスが広がります。

ヒント

値引き交渉がしやすいのは、決算の1ヶ月前が狙い目。決算月に入ると来客数が増えて店員が忙しくなりますが、その1ヶ月前なら丁寧に対応してもらえることが多いです。

年末年始(12月〜1月)

年末商戦と初売りが重なる時期です。テレビやレコーダーなどの映像機器を中心に値下げが行われます。福袋やポイント還元キャンペーンも活発で、実質的な値引き幅は大きくなります。

ボーナス時期(6月・12月)

ボーナス商戦に合わせた販促が行われます。高額商品ほど値引きの余地が広がりやすい時期です。6月のボーナス商戦は夏のモデルチェンジ直前とも重なるため、エアコンや洗濯機が特にお得になりやすい傾向があります。

新生活シーズン(2月〜3月)

引っ越しや新生活の準備で家電需要が高まる時期です。量販店やAmazonが新生活セールを開催し、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなどのセットが安く手に入ります。3月の決算セールとも重なるため、交渉次第でさらに安くなる可能性があります。

製品別の安い時期一覧|モデルチェンジを狙え

家電は製品カテゴリごとにモデルチェンジの時期が異なります。新型が出る直前の旧モデルは、在庫処分で大幅に値下がりします。製品ごとに「いつ新型が出るか」を知っておくことが、安く買うための鍵です。

冷蔵庫(8〜9月が狙い目)

冷蔵庫 狙い目: 8〜9月
主要メーカーの冷蔵庫は例年10〜11月に新型が発売されます。旧モデルは8〜9月に在庫処分で値下がりし、量販店の中間決算(9月)とも重なるため交渉もしやすい時期です。
新型発売: 10〜11月 決算セール: 3月・9月
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洗濯機(縦型: 4〜5月 / ドラム式: 8〜9月)

洗濯機 狙い目: タイプ別
洗濯機はタイプによって狙い目が異なります。縦型は例年6〜7月に新型が出るため、4〜5月が安くなる時期。ドラム式は例年10〜11月に新型が出るため、8〜9月が狙い目です。
縦型の新型: 6〜7月 ドラム式の新型: 10〜11月
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テレビ(1〜3月 or 4〜6月が狙い目)

テレビ(4K液晶・有機EL) 狙い目: 1〜3月 / 4〜6月
テレビは例年5〜9月に新型が発売されます(中心は6〜7月)。旧モデルは新型発表後の4〜6月に値下がりしやすく、年末商戦後の1〜3月も決算セールと重なりお得です。
新型発売: 5〜9月 年末商戦: 12月 決算セール: 3月
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エアコン(グレードで異なる)

エアコン(ルームエアコン) 狙い目: グレード別
エアコンはグレードによってモデルチェンジの時期が大きく異なります。上位機種は例年10〜11月に新型が出るため8月下旬〜10月が狙い目。中〜下位機種は2〜4月に新型が出るため、12〜2月が安くなる時期です。
上位機種の新型: 10〜11月 中〜下位の新型: 2〜4月
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注意

エアコンは7〜8月の真夏に買うのはおすすめしません。需要が集中するため値引き交渉が難しく、工事業者も混み合います。取り付け工事が必要なら、余裕を持って春先か秋に購入しましょう。

炊飯器(5〜7月が狙い目)

炊飯器 狙い目: 5〜7月
炊飯器は新米シーズン(秋)に合わせて6〜9月に新型が発売されます。旧モデルはモデルチェンジ直前の5〜7月に値下がりし、さらに発売後3〜4ヶ月経った12〜1月にも底値に近づく傾向があります。
新型発売: 6〜9月 底値時期: 12〜1月
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電子レンジ・オーブンレンジ(5〜7月が狙い目)

電子レンジ・オーブンレンジ 狙い目: 5〜7月
上位機種は6〜7月、中〜下位機種は9〜11月に新型が出る傾向があり、年2回のモデルチェンジサイクルです。旧モデルはモデルチェンジ直前の5〜7月に値下がりしやすく、年末年始の12〜1月も安くなります。
上位の新型: 6〜7月 中〜下位の新型: 9〜11月
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掃除機(メーカーによって異なる)

掃除機(スティック型) 狙い目: メーカー別
掃除機はメーカーによって発売サイクルが大きく異なります。12月までに各社の新モデルが出揃う傾向があり、旧モデルが値下がりするのは9〜11月頃が多いです。決算セールとの併用も有効です。
ダイソン: 3〜5月発売 パナソニック: 9〜11月発売 決算セール: 3月・9月
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補足

ロボット掃除機は海外メーカー(ロボロック、エコバックス、iRobot等)が中心で、国内家電のような統一的な発売サイクルがありません。Amazonのセール時に大幅値引きされることが多いため、セール狙いが有効です。

実は家電の価格は毎日変動している|買う前にチェック

「安い時期」を知ることは重要ですが、実は家電の価格は毎日のように変動しています。同じ商品でも、昨日と今日で数千円〜数万円の差がつくことは珍しくありません。

以下の人気商品の価格推移を見れば、価格が日々どれだけ動いているかがわかります。

「安い時期」に加えて、「今この瞬間が安いか」を確認してから買うのが、最も確実な節約方法です。プライシーなら、気になる商品の価格推移を無料でチェックできます。

Amazonセールと家電|ECで安く買うタイミング

量販店だけでなく、Amazonのセールも家電を安く買うチャンスです。年間を通じて複数のセールが開催されており、セールごとに家電の安さに差があります。

セール名時期家電の安さ特徴
プライムデー7月会員限定。Amazonデバイス・家電が年間最安値になりやすい。ポイント還元率も最大15%と最高
ブラックフライデー11月誰でも参加可。家電から日用品まで幅広いカテゴリが対象
プライム感謝祭10月会員限定。プライムデーに次ぐ規模
新生活セール3月家電・家具・日用品が中心。引っ越し準備に最適
初売りセール1月福袋が目玉。割引幅はビッグセールより控えめ

プライシーの価格データの分析では、7月のプライムデー11月のブラックフライデーが最も割引率が高い傾向にあります。特にAmazonデバイスや家電はプライムデーで年間最安値になることが多いです。

注意

Amazonセールでは「見せかけ値引き」に注意が必要です。セール前に値上がりしてからの「値引き」もあるため、割引率だけで判断せず、過去の価格推移を確認してから購入するのがおすすめです。プライシーなら、気になる商品の価格推移を無料でチェックできます。

家電を安く買うための5つのコツ

安い時期を知った上で、さらにお得に買うための実践的なコツを5つ紹介します。

1

型落ちモデルを狙う

家電は毎年モデルチェンジしますが、基本性能の差は1世代でわずかなことがほとんど。新型発売直前の旧モデルは、同じスペックで大幅に安く手に入ります。各製品のモデルチェンジ時期を確認して、タイミングを見計らいましょう。

2

価格推移を確認してから買う

プライシーなどの価格追跡ツールで、過去の最安値と比較しましょう。「セール価格」が本当に安いのか、通常時と変わらないのかを見抜けます。特にAmazonの「見せかけ値引き」対策に有効です。

3

決算期に値引き交渉する

3月・9月の量販店は売上目標達成のプレッシャーがあり、値引き交渉が通りやすくなります。特に決算の1ヶ月前(2月・8月)は来客が少なく、店員が丁寧に対応できるため交渉に最適です。事前に3店舗ほど見積もりを取っておくと、交渉がスムーズに進みます。

4

複数店の価格を比較して交渉材料にする

量販店・Amazon・価格.comなど、複数チャネルの価格を確認しましょう。他店の見積書やEC最安値のスクリーンショットを提示すれば、量販店での値引き交渉に効果的です。ネット最安値に近い額まで引き出せることもあります。

5

ポイント還元も含めた実質価格で比較する

量販店のポイント還元、クレジットカード還元、キャッシュレス決済のキャンペーンなども含めて「実質いくらか」で比較しましょう。表示価格が高くても実質価格では安い場合があります。

よくある質問

ヤマダデンキ、ヨドバシカメラ、エディオン、ケーズデンキ、ノジマは3月が本決算、9月が中間決算です。ビックカメラ(コジマ含む)だけは8月が本決算、2月が中間決算と異なります。決算前の1〜2ヶ月が値引き交渉しやすい時期です。

最新機能が搭載されていない点と、メーカー保証の残り期間が新型より短い場合がある点がデメリットです。ただし家電の場合、1世代の違いでは基本性能にほとんど差がないことが多く、コストパフォーマンスを重視するなら型落ちは有力な選択肢です。

製品や時期によります。Amazonはプライムデー(7月)やブラックフライデー(11月)で年間最安値を記録することが多い一方、量販店は決算期に値引き交渉で同等以上に安くなることがあります。プライシーなどの価格推移ツールで両方の価格を比較するのが確実です。

主要家電の一般的な買い替え目安は、冷蔵庫が10〜15年、洗濯機が7〜10年、エアコンが10〜13年、テレビが7〜10年です。ただし使用環境によって大きく変わるため、異音・異臭・電気代の急増などの兆候があれば早めの検討をおすすめします。

セール前に値上がりしてから値引きする「見せかけ値引き」に注意が必要です。割引率だけでなく、過去の価格推移を確認してから購入しましょう。プライシーなどの価格追跡ツールを使えば、セール価格が本当にお得かどうかを判断できます。

まとめ

この記事のポイント

  • 家電が安くなる時期は年4回(決算期・年末年始・ボーナス・新生活)
  • 決算期は3月・9月が多い(ビックカメラだけ8月決算)
  • 製品ごとのモデルチェンジ直前が型落ちの買い時
  • Amazonはプライムデーとブラックフライデーが最もお得
  • 価格推移ツールで「見せかけ値引き」を見抜くのが鉄則

家電は高額な買い物だからこそ、「いつ買うか」が大きな差を生みます。この記事で紹介したタイミングを参考に、気になる家電の価格推移をチェックしてみてください。

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