Kindleで見た本・読んだ本の記録は「閲覧履歴」「購入履歴(注文履歴)」「Kindle Unlimited利用履歴」「読書履歴に基づくおすすめ」の4種類に分かれていて、それぞれ確認できる場所も削除できるかどうかも違います。この記事では、自分が探しているのはどの履歴かをまず整理したうえで、スマホ・PCそれぞれでの確認方法、削除方法、今後残さないための設定方法を、実際の画面遷移に沿って解説します。
Kindleの「履歴」には4種類ある|まず自分が探しているものを確認
「Kindle 閲覧履歴」で検索する方の中には、実は「閲覧履歴」ではなく「読んだ本の一覧」や「購入履歴」を探しているケースが少なくありません。この4つは記録される内容も削除の可否もまったく違うので、最初に整理しておきましょう。
| 履歴の種類 | 何が記録される? | どこで見る? | 削除できる? |
|---|---|---|---|
| 閲覧履歴 | Kindle本の詳細ページを開いた記録 | ブラウザ版Amazonサイトの「閲覧履歴」 | できる(個別・一括) |
| 購入履歴(注文履歴) | 実際に購入・0円ダウンロードした本 | 「注文履歴」「コンテンツと端末の管理」 | できない(非表示のみ) |
| Kindle Unlimited利用履歴 | 読み放題でダウンロードした本 | Kindle Unlimitedの「利用中の本」 | できない |
| 読書履歴に基づくおすすめ | 上記すべてを元に自動表示される本 | ホーム画面・カタログなど随所 | できない(対策のみ) |
「見た本の記録を消したい」なら次の章から、「読んだ本や買った本の一覧を確認したい」なら後半の「読んだ本・買った本の履歴」章から読むとスムーズです。
閲覧履歴を確認する方法(アプリ・スマホ・PC)
閲覧履歴は、Kindleストアや通常のAmazon商品ページで詳細ページを開いた時点で記録されます。確認方法は「Amazonショッピングアプリ」「スマホのブラウザ」「PC」の3パターンです。読書専用の「Kindleアプリ」では確認できないので、間違えないようにしましょう。
Amazonショッピングアプリで確認する
買い物用の「Amazonショッピングアプリ」を開きます(本を読む「Kindleアプリ」とは別のアプリです)。
画面下部の人型アイコンをタップします。
「ショッピングを続ける」欄の右端にある「閲覧履歴」をタップすると、これまで開いた商品ページの履歴が一覧表示されます。
スマホのブラウザで確認する
SafariやChromeなどのブラウザでAmazonのサイトを開き、ログインします。
画面右上(または上部)の人型アイコンをタップします。
「アカウントサービス」の中にある「閲覧履歴」(または「閲覧した商品」)を選択します。
これまで開いた商品ページの履歴が一覧で表示されます。
PCで確認する
ブラウザでAmazonにログインし、画面右上の「アカウント&リスト」をクリックします。
ページの最下部までスクロールし、「閲覧履歴を表示して編集する」を選択します。
過去に開いたKindle本・商品の履歴が表示されます。
【注意】読書用の「Kindleアプリ」では確認できない
閲覧履歴が確認できるのは、買い物をする「Amazonショッピングアプリ」とブラウザ版のAmazonサイトのみです。本を読むための「Kindleアプリ」の「ライブラリ」や「カタログ」をいくら探しても、閲覧履歴の項目は見つかりません。似た名前のアプリなので混同しないよう注意してください。
閲覧履歴を削除する方法
閲覧履歴は個別に1件ずつ消すことも、まとめて一括で消すこともできます。家族や友人にアカウントを共有していて特定の本だけ見られたくない場合は個別削除、まるごとリセットしたい場合は一括削除が便利です。
個別に削除する
前章の手順で「閲覧履歴」ページを開きます。
削除したい商品の下にある「表示から削除」をクリック(タップ)します。
「削除されました」と表示されれば完了です。
まとめて一括削除する
「閲覧履歴」ページの右上にある「履歴を管理」を選択します。
「表示からすべての商品を削除する」をクリックします。
確認のポップアップが表示されるので、もう一度「表示からすべての商品を削除する」を押せば、すべての閲覧履歴が一括で消えます。
閲覧履歴はあくまで「見た商品の記録」なので、削除しても購入済みのKindle本やKindle Unlimitedでダウンロード中の本には一切影響しません。気になる履歴だけ気軽に消して大丈夫です。
今後、閲覧履歴を残さない設定にする方法
「毎回消すのが面倒」という場合は、そもそも閲覧履歴を記録しない設定にしておくのがおすすめです。
「閲覧履歴」ページを開き、「履歴を管理」を選択します。
画面内にある「表示履歴」(閲覧履歴)のオン/オフのスイッチをオフに切り替えます。
これ以降にクリック・検索した商品は、閲覧履歴に記録されなくなります。
Amazonの仕様上、この設定はアプリ・モバイルサイト・PCサイトのいずれか1つで変更すれば全体に反映されるとされています。ただし、家族と複数端末・複数ブラウザでアカウントを共有している場合、端末によっては個別にオン/オフが効くケースも実機検証で報告されています。心配な場合は、普段使う端末それぞれで設定を確認しておくと安心です。
読んだ本・買った本の履歴を確認する方法
「閲覧履歴」ではなく「実際に読んだ本・買った本の一覧」を探している場合は、こちらの履歴を見る必要があります。どちらも削除はできず、非表示にできるのみという点は共通です。
Kindle Unlimitedの利用履歴(読んだ本一覧)を確認する
Kindle Unlimitedでダウンロードした本の記録は、「利用中の本」として管理されています。
ブラウザでAmazonにログインし、「アカウント&リスト」→「お客様のKindle Unlimited」を開きます(スマホは人型アイコン→「アカウントサービス」→「メンバーシップおよび購読」からもアクセス可能)。
会員管理画面の「利用中の本」欄で、これまでダウンロードした本のタイトル・表紙・利用開始日が確認できます。
「現在利用中」「利用終了」で絞り込んだり、タイトル・著者・利用開始日で並び替えたりもできます。
この利用履歴には削除の項目自体がなく、消すことはできません。読み放題の利用をやめたい場合は、本を個別に「利用を終了」することはできますが、履歴からは消えない点に注意してください。今後の利用自体を止めたい場合は、Kindle Unlimitedの解約を検討するのも一つの方法です。
購入履歴(注文履歴)を確認する
実際に購入・0円ダウンロードしたKindle本は、通常の「注文履歴」または「コンテンツと端末の管理」から確認できます。フィルターで「デジタル注文」に絞り込むと、Kindle本の購入履歴だけを時系列で見られます。
購入履歴も、非表示にすることはできても削除はできません。完全に消すには、購入済みの電子書籍もろとも失うことになるアカウント自体の削除が必要になるため、現実的な対処法とはいえません。なお、非表示にした注文も「非表示にした注文の表示」ページから確認できてしまうため、家族に見せたくない場合の完全な対策にはならない点も覚えておきましょう。
「おすすめ」に表示される本は消せる?
Kindleストアやアプリのホーム画面に出てくる「読書履歴に基づくおすすめ」は、閲覧履歴・購入履歴・利用履歴をもとに自動表示されるもので、これ自体を消す機能はありません。
ただし、以下の方法で表示が変わる可能性はあります。
- 閲覧履歴を削除する(前述の方法)
- Amazonの「おすすめ商品を正確にする」ページで、不要な商品を「おすすめに使用しない」に設定する
- 別のジャンルの本を多く検索・閲覧して、おすすめの元になるデータを入れ替える
特にKindle Unlimitedでは、閲覧履歴をオフにしてもおすすめ表示には反映されないケースが実機検証で確認されています。確実に消したい本がある場合は、根本的に別のAmazonアカウントを使い分けるのが最も確実です。
家族とアカウントを共有していて見られたくない場合
アカウントを家族と共有している場合、上記の対処法を組み合わせて使うのが現実的です。
見られたくないときのチェックリスト
- ✓閲覧履歴は使う端末ごとに非表示設定にしておく
- ✓見られたくない履歴だけこまめに個別削除する
- ✓購入履歴(注文履歴)は非表示設定にしておく
- ✓Kindle Unlimitedの利用履歴とおすすめ表示は消せないため、どうしても見られたくない本は別アカウントで読む
読んだ本の冊数・読書量を振り返りたい方へ
「履歴」とは少し違いますが、Kindleアプリには読書量を振り返れる「読書の詳細情報」という統計機能もあります。
Kindleアプリの「その他」タブからアクセスでき、連続読書日数・週数や月別の読書日数、年間の目標冊数と進捗などを確認できます。「今年は何冊読んだか」をざっくり振り返りたいときに便利です。
あわせてチェック|Kindle端末の価格推移
読書履歴を振り返っていると、「そろそろ端末を買い替えたい」「もう1台欲しい」と思う方もいるのではないでしょうか。プライシーは年間1億件以上の価格データを保有しており、Kindle端末についても実際の値動きをチャートで確認できます。気になるモデルがあれば、購入前に価格の推移をチェックしてみてください。
よくある質問
見れません。閲覧履歴の確認・削除・非表示設定はブラウザ版Amazonサイトからのみ操作でき、Kindleアプリ内にはこの機能自体がありません。スマホの場合はSafariやChromeなどのブラウザでAmazonにログインして操作します。
復元できません。「表示から削除」または「表示からすべての商品を削除する」で消した閲覧履歴は元に戻せないため、削除前によく確認することをおすすめします。なお、閲覧履歴を削除しても購入済みのKindle本自体が消えることはありません。
削除できません。Kindle Unlimitedの「利用中の本」履歴には削除の項目自体が用意されておらず、一度ダウンロードした本の記録は残り続けます。個別の本を「利用を終了」することはできますが、履歴からは消えません。
現状、完全に消す方法はありません。ただし「おすすめ商品を正確にする」ページで不要な商品を「おすすめに使用しない」に設定したり、閲覧履歴を削除したりすることで、表示が変わる可能性はあります。
特に困ることはありません。閲覧履歴はあくまで「見た商品の記録」であり、削除しても購入済みのKindle本やKindle Unlimitedでダウンロード中の本には影響しません。気になる履歴だけ気軽に消して大丈夫です。
まとめ
Kindleの履歴、これだけ覚えておけばOK
- ✓「閲覧履歴」はブラウザ版Amazonサイトからのみ確認・削除・非表示設定ができる(Kindleアプリでは不可)
- ✓個別削除は「表示から削除」、一括削除は「履歴を管理」→「表示からすべての商品を削除する」
- ✓今後残したくない場合は「履歴を管理」から表示をオフに設定する
- ✓「読んだ本一覧」はKindle Unlimitedの利用履歴、「買った本」は購入履歴(注文履歴)と、閲覧履歴は別物で、どちらも削除はできない
- ✓読書履歴に基づくおすすめは消せないが、閲覧履歴の削除やおすすめ設定の見直しで変化する可能性がある
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