デビットカードは高校生でも作れる?何歳から作れるかを金融機関別に解説
「デビットカードって高校生でも作れるの?」「何歳から自分名義のカードが持てる?」——結論から言うと、デビットカードは満15歳以上(中学生を除く)であれば大半の金融機関で発行できます。クレジットカードが原則18歳以上なのに対し、デビットカードは審査がなく年齢のハードルが低いのが特徴です。ただし金融機関によって「16歳以上」「中学生も可」など条件が異なるため、この記事では一次情報をもとに金融機関別の年齢条件・作り方・注意点を整理しました。
デビットカードは何歳から作れる?学年別の早見表
デビットカードの年齢条件は金融機関によって差がありますが、もっとも多いのは「満15歳以上(中学生を除く)」という条件です。学年に置き換えると、以下のようになります。
| 学年 | 年齢の目安 | 「15歳以上・中学生を除く」カードの場合 |
|---|---|---|
| 中学3年生 | 14〜15歳 | ✕ 作れない |
| 高校受験浪人生(中学卒業後〜高校入学前) | 15歳 | ✕ 作れない(中学生とみなされる期間のため) |
| 高校1年生 | 15〜16歳 | ○ 作れる(誕生日前の場合は要確認) |
| 高校2年生 | 16〜17歳 | ○ 作れる |
| 高校3年生 | 17〜18歳 | ○ 作れる |
出典:山陰合同銀行公式コラム「デビットカードは高校生でも持てる?」の年齢・学年区分をもとにプライシー編集部が作成
中学校を3月に卒業してから高校に入学するまでの期間は、満15歳になっていても「中学生」とみなされ、多くのデビットカードで発行対象外になります。高校入学後に申し込むのが確実です(出典:山陰合同銀行公式コラム)。
デビットカードとクレジットカードの違い|なぜ高校生でも作れる?
デビットカードが高校生でも作れる理由は、「即時払い」で審査が不要という仕組みにあります。クレジットカードは後払いのため利用者の支払い能力(信用)を審査する必要がありますが、デビットカードは口座残高の範囲内でしか使えないため、審査なしで発行できるのです。
| 項目 | クレジットカード | デビットカード | プリペイドカード |
|---|---|---|---|
| 支払い方法 | 後払い | 即時払い | 先払い(チャージ制) |
| 支払い回数 | 1回・分割・リボ払いなど | 1回払いのみ | 1回払いのみ |
| 利用限度額 | 審査で決定した限度額 | 口座残高の範囲内 | チャージ残高の範囲内 |
| 年齢制限 | 満18歳以上(高校生を除く) | 満15歳以上が主流 | 年齢制限なし〜6歳以上など |
| 入会審査 | あり | 原則なし | 原則なし |
| 家族カード | 発行可能 | 発行不可 | 発行不可 |
出典:三井住友カード公式サイトの比較表をもとにプライシー編集部が作成
デビットカードには、銀行のキャッシュカードでそのまま決済できる「J-Debit」と、Visa・JCB・Mastercardなどの国際ブランドが付いた「ブランドデビット」の2種類があります。J-Debitはネットショッピングや海外では使えないため、高校生が作るなら国際ブランド付きのブランドデビットが主流です。
デビットカードは何歳から作れる?金融機関別の年齢条件を比較
「満15歳以上」が主流とはいえ、実際には金融機関ごとに「中学生を含むか」「16歳以上か」で差があります。主要なデビットカードの年齢条件を一覧にまとめました。
| 金融機関・カード | 年齢条件 | 中学生 | 国際ブランド |
|---|---|---|---|
| 三菱UFJ銀行(VISA/JCBデビット) | 15歳以上 | 除く | Visa・JCB |
| ソニー銀行 Sony Bank WALLET | 満15歳以上 | 公式サイトで年齢のみ明記 | Visa |
| 楽天銀行デビットカード | 16歳以上 | 対象外(高校生から) | Visa・JCB |
| PayPay銀行Visaデビットカード | 満15歳以上 | 公式サイトで年齢のみ明記 | Visa |
| りそなVisaデビットカード | 15歳以上 | 公式サイトで年齢のみ明記 | Visa |
| 三井住友銀行 Oliveフレキシブルペイ(デビットモード) | 制限なし(0歳から申込可) | 含む(中学生以下は保護者の本人確認書類が必要) | Visa |
| 山陰合同銀行 ごうぎんJCBデビットカード | 満15歳以上 | 除く | JCB |
出典:三菱UFJ銀行公式サイト(2026年5月1日時点の情報として明記)、ソニー銀行公式LP、山陰合同銀行公式コラムほか各金融機関公式サイト。一部項目は二次情報を含むため、必ず最新の公式サイトでご確認ください。
同じ「15歳以上」でも、中学生(15歳)を対象に含む金融機関と除く金融機関があります。公式サイトで「中学生を除く」という注記があるかどうかを必ずチェックしましょう。また未成年(15〜17歳)の申込みでは、金融機関によって親権者の同意書や同席が必要になる場合があります。すでに本人名義の口座を持っている場合は同意不要になるケースもあります。
高校生におすすめのデビットカード比較
高校生がデビットカードを選ぶときは、「年齢条件を満たしているか」に加えて「年会費」「還元率」「海外利用の可否」を比較するのがおすすめです。
| カード | 年会費 | 還元率の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Sony Bank WALLET | 無料 | 0.5〜2.0% | 海外ATM対応・優遇プログラムで還元率アップ |
| 三菱UFJ-VISA/JCBデビット | 無料 | 0.2%(自動キャッシュバック) | メガバンクの安心感、全国のATM網 |
| 楽天銀行デビットカード(JCB) | 無料 | 1.0% | 楽天ポイントが貯まりやすい |
| PayPay銀行Visaデビットカード | 無料 | 0.2% | PayPayとの相性がよい |
| Oliveフレキシブルペイ(デビットモード) | 永年無料 | 0.5%〜 | 18歳になったらクレジットモードへ移行しやすい |
還元率・特典は変更される場合があります。申し込み前に必ず各社公式サイトで最新情報を確認してください。
高校生がデビットカードを作る手順・必要書類
デビットカードの作り方は大人と基本的に同じですが、未成年ならではの注意点もあります。
金融機関・カードを決める
年齢条件を満たしているか、年会費・還元率・国際ブランドを比較して選びましょう。
本人名義の口座を用意する
デビットカードは自分名義の預金口座がないと発行できません。すでに口座がある場合はこのステップは不要です。
本人確認書類を準備する
マイナンバーカード・パスポート・健康保険証など。学生証は単体では本人確認書類として認められないケースが多いため注意しましょう。
必要に応じて保護者の同意書を用意する
金融機関によっては15〜17歳の申込み時に親権者の同意書・同席が求められます。事前に公式サイトで確認しましょう。
Web・アプリ・窓口から申し込む
申し込み後、通常1〜2週間程度でカードが自宅に届きます。即日発行に対応する金融機関もあります。
本人確認書類は公的機関が発行したものが基本のため、多くの金融機関で学生証は単体では認められません(公立学校の顔写真付き学生証は例外的に可の場合あり)。マイナンバーカードやパスポート、健康保険証を用意しておくとスムーズです(出典:伊予銀行公式コラム)。
高校生がデビットカードを持つメリット
- 使いすぎを防げる:口座残高以上は使えないため、クレジットカードのような請求額の膨らみを心配せずに使える
- ネットショッピングができる:国際ブランド付きなら、アプリの課金や通販サイトの支払いにも利用可能
- 海外留学・修学旅行に便利:海外ATMでの現地通貨引き出しにも対応。現金を大量に持ち歩く必要がない
- お金の管理の練習になる:利用明細がすぐに確認でき、「何にいくら使ったか」を自分で把握する習慣が身につく
高校生が使うときの注意点・気をつけたいこと
デビットカードは口座残高の範囲内でしか使えないため、残高不足だとその場でエラーになります。利用前に残高を確認する習慣をつけましょう。
高速道路料金・ガソリンスタンド・一部の公共料金(固定電話・水道・電気・NHKなど。携帯電話料金は可)・機内販売・一部のサブスクリプションなど、請求額が確定しにくい支払いには利用できない場合があります(出典:山陰合同銀行公式コラム)。カード会社により対象は異なるため、公式サイトの利用可能店舗一覧を確認しましょう。
デビットカードにも不正利用補償はありますが、クレジットカードより補償額が手薄な傾向があります。利用通知メールやアプリの通知設定をオンにし、暗証番号は他人に教えないようにしましょう。
よくある質問
多くの金融機関で「満15歳以上(中学生を除く)」が条件です。ただし楽天銀行のように16歳以上としているところや、中学生も対象に含む金融機関もあるため、希望のカードの公式サイトで年齢条件を確認しましょう。
金融機関によります。Sony Bank WALLETやPayPay銀行Visaデビットカードなどは中学生(15歳)も対象に含む一方、三菱UFJ銀行や山陰合同銀行のように「中学生を除く」と明記しているところもあります。三井住友銀行のOliveフレキシブルペイ(デビットモード)は0歳から申込可能ですが、中学生以下は保護者の本人確認書類が必要です。
金融機関により異なります。15〜17歳の未成年が口座開設とデビットカードを同時に申し込む場合は保護者の同意書や同席が必要になるケースが多い一方、すでに本人名義の口座を持っている場合は同意不要とする金融機関もあります。申し込み前に公式サイトでの確認をおすすめします。
原則として審査はありません。デビットカードは口座残高の範囲内でしか利用できない即時払いのカードのため、クレジットカードのような支払い能力の審査が不要です。本人名義の口座と本人確認書類があれば申し込めます。
高校生は原則クレジットカードを作れないため(海外留学時の家族カードなど例外を除く)、デビットカードが実質的な選択肢になります。使いすぎを防ぎながらキャッシュレス決済やネットショッピングを体験できる点で、初めてのカードとして適しています。
Visa・JCBなど国際ブランド付きのデビットカードであれば、海外の加盟店での支払いや海外ATMでの現地通貨引き出しに対応しています。多額の現金を持ち歩かずに済むため、留学や修学旅行の支払い手段としても使われています。
まとめ:デビットカードは高校生でも作れる
- ✓デビットカードは満15歳以上(中学生を除く)なら大半の金融機関で発行できる
- ✓年齢条件は金融機関により異なる(15歳/16歳、中学生を含む/除く)ため公式サイトで要確認
- ✓審査は原則不要。本人名義の口座と本人確認書類があれば申し込める
- ✓未成年(15〜17歳)は金融機関によって保護者の同意が必要な場合がある
- ✓口座残高の範囲でしか使えないため、クレジットカードより使いすぎを防ぎやすい
