電気・ガス・水道などの公共料金、PayPayで支払えるのは知っていても「請求書払いとPayPayカード払い、結局どっちがお得なの?」と迷っていませんか。実はPayPay請求書払い自体にはポイントが付きません。この記事では、2026年6月のPayPayカード還元率改定の内容まで含めて、公共料金をPayPayで支払う具体的な手順とお得な選び方を解説します。

結論
PayPayで公共料金を払う方法は2つ。目的で使い分けるのが正解

バーコードをスキャンして払う「PayPay請求書払い」は手軽ですがポイントは付与されません。ポイントを貯めたいなら、支払い方法を「PayPayカード」に設定するのがおすすめです。

今すぐ1回だけ払いたい PayPay請求書払い → 手数料無料・その場で完了(ポイントは付かない)
毎月自動で払ってポイントも貯めたい PayPayカードを支払い方法に設定 → 公共料金でも最大1%還元

PayPayで公共料金は「請求書払い」と「カード払い」の2通りで支払える

PayPayで電気・ガス・水道などの公共料金を支払う方法は、大きく分けて2つあります。1つは、届いた請求書(払込票)のバーコードやQRコード(eL-QR)をPayPayアプリでスキャンして支払う「PayPay請求書払い」。もう1つは、電力会社やガス会社のマイページで支払い方法を「PayPayカード」に設定し、毎月自動で引き落とす方法です。

この2つは性質が大きく異なります。請求書払いはコンビニに行かずその場で支払いを完結できる手軽さが魅力ですが、支払い分にPayPayポイントは付与されません。一方でPayPayカード払いは、一度設定すれば自動で引き落とされるうえ、条件を満たせば公共料金でも最大1%のポイント還元を受けられます。まずはそれぞれの手順を見ていきましょう。

PayPay請求書払いで公共料金を支払う手順

PayPay請求書払いは、アプリのスキャン機能で払込票のバーコードやQRコード(eL-QR)を読み取るだけで支払いが完了します。電気・ガス・水道の料金の他、固定資産税や自動車税といった税金の支払いにも対応しています。

1
PayPayアプリホームの「請求書/税金」をタップ

アイコンが見当たらない場合は「すべて>」から「すべての機能」を開いて探してください。

2
「請求書をスキャンする」をタップ

カメラが起動します。

3
払込票のバーコードまたはQRコード(eL-QR)を読み取る

明るい場所で、バーコードが画面の9割ほどを占めるくらいまで近づけて読み取ると成功しやすくなります。

4
支払い内容・支払い方法を確認して「今すぐ支払う」をタップ

これで支払いは完了です。

使えるお支払い方法(残高・クレジット・ポイント)

請求書払いで使える支払い方法は、公共料金と税金とで対象が異なります。事前に確認しておきましょう。

支払い方法電気・ガス・水道などの公共料金税金(固定資産税・住民税・自動車税等)
PayPay残高(PayPayマネー)
PayPay残高(PayPayマネーライト)×
PayPayクレジット
PayPayポイント(通常)×
PayPayポイント(期間限定)××

税金の支払いはPayPayマネーライトやポイントが使えない点に注意してください。またソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOの利用料金や、一部自治体への支払いはPayPayマネー・PayPayクレジット限定となっています。

領収書・納税証明書は発行されない

PayPay請求書払いでは領収書や納税証明書が発行されません。必要な場合はコンビニや金融機関の窓口での支払いが必要です。

支払い予約・オンライン請求書も使える

払込票をスキャンした後、その場で支払わずに支払い日を指定する「支払い予約」も可能です。カレンダーで支払日を選ぶだけで、指定日に自動で決済されます。また水道料金など一部の請求は「オンライン請求書」に対応しており、紙の払込票を受け取らずアプリの通知から直接支払うこともできます(利用には事前登録が必要です)。

PayPay残高が不足していると請求書払いはエラーになるため、事前のチャージ方法や手数料も確認しておくと安心です。

PayPayカードを支払い方法に設定してポイントを貯める方法

公共料金の支払いでポイントを貯めたいなら、電力・ガス・水道会社のマイページで支払い方法を「PayPayカード」に設定する方法がおすすめです。一度設定すれば、あとは毎月自動で引き落とされ、対応していればポイントも貯まり続けます。

2026年6月の還元率改定と実際の還元率

2026年6月2日、PayPayカードの公共料金・税金における基本付与率が改定されました。具体的な変更内容は次のとおりです。

区分改定前(〜2026年6月1日)改定後(2026年6月2日〜)
公共料金・税金の基本付与率利用金額200円につき2pt利用金額200円につき1pt

基本付与率だけを見ると還元率は半分になっていますが、前月の利用実績で「200円以上の支払い30回以上」かつ「合計10万円以上」の条件(PayPayステップ)を達成すると、+0.5%(200円につき1pt)が上乗せされます。つまりPayPayステップを達成していれば、公共料金でも合計1%(200円につき2pt)の還元を維持できます。公共料金・税金の支払いはPayPayステップの回数・金額のカウント対象にもなるため、毎月の支払いを集約するほど条件達成に近づきます。

2026年6月2日から、ステップ特典の条件が追加されています

PayPayの本人確認(eKYC)が完了していること、かつPayPayカードをPayPayアプリに登録していることが、PayPayステップの特典を受け取るための条件になりました。どちらか一方でも未完了だと、公共料金の還元率は基本付与率のみ(0.5%)にとどまります。

電気・ガス・水道会社ごとの設定手順

1
PayPayアプリまたは会員メニュー(ウェブ)でカード情報を確認

カード番号や有効期限はアプリ内でコピーできます。

2
契約している電力・ガス・水道会社のマイページを開く

東京電力、関西電力、東京ガス、大阪ガス、東京都水道局など、多くの事業者がクレジットカード払いに対応しています。

3
支払い方法欄にPayPayカードの情報を入力して設定完了

設定後は検針日にあわせて自動で引き落とされます。

ただし、すべての事業者がクレジットカード払いに対応しているわけではありません。水道料金は自治体によって非対応のケースもあるため、契約先の公式サイトで確認しましょう。カード払いに非対応の場合は、前述のPayPay請求書払いを使うことになります。

請求書払い vs PayPayカード払い、結局どっちがお得?

ここまでの内容を整理すると、次のように使い分けるのが最適です。

比較項目PayPay請求書払いPayPayカード払い
ポイント還元なし(0%)最大1%(ステップ達成時)
支払いの手間毎回バーコードをスキャン一度設定すれば自動引き落とし
対応範囲税金も含め幅広い事業者によって非対応あり
PayPayステップのカウント対象対象
手数料原則無料原則無料

結論として、カード払いに対応している事業者ならPayPayカードを設定してポイントを貯め、非対応の場合だけ請求書払いを使うのがもっとも無駄のない使い分けです。請求書払いでもPayPayステップのカウント対象にはなるため、ポイントが直接付かなくても他の支払いの還元率アップには貢献します。

対応している電力・ガス・水道会社の確認方法

PayPay請求書払い・PayPayカード払いともに、対応事業者は順次拡大中です。2026年7月時点でPayPay公式が案内している主な対応事業者は次のとおりです。

  • 電気:北海道電力、東北電力、東京電力(一部請求書は非対応)、北陸電力、中部電力ミライズ、関西電力、中国電力、九州電力、沖縄電力 など
  • ガス:北海道ガス、北陸ガス、東京ガス、京葉ガス、静岡ガス、東邦ガス、大阪ガス、西部ガス、広島ガス など
  • 水道:東京都水道局、神奈川県企業庁(神奈川県営水道)、仙台市水道局、川崎市上下水道局、横浜市水道局、名古屋市上下水道局、大阪市水道局、広島市水道局、福岡市水道局、熊本市上下水道局 など

上記はあくまで一例です。契約中の事業者が対応しているかどうかは、支払い前にPayPayアプリでバーコードを読み取るか、契約先の公式サイトで確認するのが確実です。

支払う前に確認しておきたい注意点

領収書・納税証明書は発行されない

PayPayでの支払いでは領収書や納税証明書は発行されません。自動車税は車検時の納税証明書の提示を省略できますが、軽自動車税は証明書が必要になるため自治体に確認してください。

すべての自治体・事業者が対応しているわけではない

市税やその他のサービスの中には、PayPay請求書払いに対応していないものもあります。事前に対応の可否を確認しましょう。

地方税統一QR(eL-QR)は毎月第3日曜0:00〜6:00がメンテナンス時間

この時間帯はeL-QRを使った税金の請求書払いができません。時間をおいて再度お試しください。

二重払いに注意

PayPay請求書払いで支払いが完了した後、同じ請求書をコンビニなどの店頭で重ねて支払うと二重払いになります。取引履歴で支払い済みかどうかを確認してから店頭に行きましょう。

この記事のまとめ

  • PayPayで公共料金を払う方法は「請求書払い」と「PayPayカード払い」の2つ
  • 請求書払いはバーコードをスキャンするだけで手軽だが、ポイントは付かない
  • PayPayカードを支払い方法に設定すれば、公共料金でも最大1%還元が狙える
  • 2026年6月2日以降、ステップ特典にはeKYCとカード登録が必須
  • カード払い非対応の事業者は請求書払いで支払う、と使い分けるのが正解

よくある質問

PayPay請求書払いでポイントは貯まりますか?

いいえ、請求書払い自体はポイント付与の対象外です。ただしPayPayステップの利用回数・金額のカウント対象にはなるため、他の支払いの還元率アップに間接的に貢献します。ポイントを直接貯めたい場合は、支払い方法をPayPayカードに設定しましょう。

2026年6月の改定でPayPayカードの還元率は下がりましたか?

公共料金・税金の基本付与率は200円につき2ptから1ptに引き下げられました。ただしPayPayステップの条件(前月に200円以上の支払いを30回以上、かつ合計10万円以上)を達成すれば+0.5%が上乗せされ、従来どおり最大1%(200円につき2pt)の還元を維持できます。

固定資産税や自動車税もPayPayで払えますか?

はい、税金もPayPay請求書払いに対応しています。ただし支払い方法はPayPayマネー・PayPayマネー(給与)・PayPayクレジットに限定され、マネーライトやポイントは使えません。詳しくは「固定資産税のペイペイ払い」の記事で解説しています。

対応していない事業者や自治体もありますか?

あります。対応は順次拡大中ですが、一部の会社・自治体では請求書払いやカード払いに対応していません。契約中の事業者が対象かどうかは、PayPay公式の対応一覧や契約先の公式サイトで確認してください。

バーコードが読み取れないときはどうすればいいですか?

明るい場所で真上からかざし、バーコードが読み取り画面の9割ほどを占めるくらいまで近づけて10秒以上試してください。それでも読み取れない場合は、アプリを最新版に更新するか、払込票の汚れ・折れを確認してみましょう。

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