クイックペイ(QUICPay)を使っているけれど、「ポイントって本当に貯まっているの?」と気になったことはありませんか。実はクイックペイ自体には独自のポイント制度がなく、貯まるかどうかは紐付けたクレジットカード次第です。この記事では、クイックペイでポイントを貯める仕組みから、還元率の高いカードの選び方、二重取り・三重取りのコツまで、2026年7月時点の情報でまとめて解説します。
クイックペイ自体にポイント制度はなく、紐付けたクレジットカードのポイントが貯まる仕組みです。目的別におすすめの動き方をまとめました。
クイックペイ(QUICPay)でポイントは貯まる?基本の仕組み
先に結論からお伝えすると、クイックペイには独自のポイントプログラムがありません。QUICPay公式サイトでも「クレジットカードのポイントが貯まる」仕組みであることが説明されています。クイックペイはチャージ不要で、紐付けたクレジットカードの利用限度額の範囲内で使える「後払い型」の電子マネーです。つまり、支払いの都度カード会社側でポイントが計算され、クイックペイを経由したかどうかにかかわらず、そのカードの通常のポイントが加算される仕組みになっています。
「じゃあクイックペイを使う意味ってあるの?」と思う方もいるかもしれませんね。クイックペイの強みは、カードを取り出さずスマホやカードをかざすだけで支払いが完了するスピード感にあります。ポイントの貯まりやすさという意味では、「クイックペイ」そのものではなく「どのカードを紐付けるか」が全てだと考えてください。
QUICPayとQUICPay+の違いQUICPayは1回あたり2万円(税込)までの利用が上限で、対応は基本的にクレジットカードのみです。一方のQUICPay+は、デビットカードやプリペイドカードにも対応し、利用上限額はカードや店舗により異なります(上限なしのケースもあると公式サイトで案内されています)。ポイントの貯まり方自体はどちらも「紐付けたカード次第」という点で共通しています。
クイックペイの支払い方法や設定手順を詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
クイックペイのポイント還元率はカード次第|還元率一覧
クイックペイの還元率は「紐付けたクレジットカードの還元率」がそのまま適用されます。一般的なクレジットカードの還元率は0.5%程度が標準ですが、カードによっては1%〜2%まで優遇されるケースもあります。主なカードの還元率を2026年7月時点の公式情報でまとめました。
| カード名 | 基本還元率 | 年会費 |
|---|---|---|
| セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード | QUICPay利用で永久不滅ポイント4倍相当・最大2%(年間利用合計30万円まで) | 初年度無料/次年度1,100円(税込)※前年1円以上利用で翌年度も無料 |
| JCB CARD W | 1.0%(J-POINT常時2倍) | 永年無料(39歳までの入会) |
| 楽天カード | 1.0% | 永年無料 |
| JCB一般カード | 0.5%(J-POINT) | 初年度無料/次年度1,375円(税込) |
出典:セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード公式、JCB CARD W公式、楽天カード公式、JCB公式(J-POINT)
編集部として気になったのは、JCBのポイントプログラムが「Oki Dokiポイント」から「J-POINT」という新しい名称に変わっている点です。名称が変わっても基本還元率0.5%(200円で1ポイント)という仕組み自体は同じですが、カード会社のポイント名は時々変わるので、お手持ちのカードの最新情報は公式サイトで確認しておくと安心です。
この他にもdカードやOrico Card THE PLATINUMなどクイックペイ対応のカードは数多くありますが、還元率はカードごとに細かく異なり、キャンペーンで変動することもあります。気になるカードがあれば、そのつど公式サイトで最新の還元率を確認するのがおすすめです。
還元率でどれくらい差がつく?月3万円利用時の試算
「還元率が0.5%と2%、実際どれくらい違うの?」という感覚を持ちにくい方向けに、月3万円(年間36万円)をクイックペイで支払った場合の想定ポイントを試算してみました。
| 還元率 | 年間の想定ポイント |
|---|---|
| 0.5%(JCB一般カードなど標準的な還元率) | 約1,800円相当 |
| 1.0%(JCB CARD W・楽天カードなど) | 約3,600円相当 |
| 2.0%(セゾンパール・アメックス等、条件達成時) | 約7,200円相当 |
同じ金額を使っていても、還元率次第で年間5,000円以上の差が生まれることが分かります(プライシー編集部による簡易試算。実際の還元率はカードの利用状況やキャンペーン、上限額の条件により変動します)。
クイックペイでポイントを二重取り・三重取りする方法
「せっかくならポイントを効率よく貯めたい」という方に注目してほしいのが、nanaco一体型の「QUICPay(nanaco)」です。通常のクイックペイには連動ポイントの仕組みがなく基本は一重取りですが、QUICPay(nanaco)ならセブン-イレブンでの支払い時にnanacoポイントとクレジットカードのポイントを同時に獲得できると紹介されています。
QUICPay(nanaco)を利用するには、nanaco一体型のクレジットカードへの申し込みが必要です。
会計時に「クイックペイで」と伝え、カードやスマホをかざして支払います。
nanacoポイントは200円(税抜)ごとに1ポイントが基本の還元率で、これとは別にクレジットカード側のポイントも通常通り貯まります。
さらに、マイル系のカードとQUICPay(nanaco)を組み合わせれば、nanacoポイント・クレジットカードポイント・マイルの3種類を同時に獲得できるケースもあります。JCB一般カード+ANAマイレージクラブの組み合わせでは、この三重取りが可能だと紹介されています。
注意点QUICPay(nanaco)以外の通常のクイックペイには、こうした連動ポイントの仕組みは基本的にありません。二重取りを狙うなら、nanaco一体型のカードを選ぶことが前提になる点は覚えておいてください。
nanacoのチャージ上限や使い方をもっと詳しく知りたい方はこちらもチェックしてみてください。
クイックペイのメリットとは?ポイント面を中心に解説
ここまでポイント面を中心に見てきましたが、改めてクイックペイならではのメリットを整理しておきましょう。
- チャージ不要で、カードの利用限度額の範囲内をそのまま使える後払い方式
- スマホやカードをかざすだけの操作で、レジでの支払いがスピーディに完了する
- 対応カードによっては、クイックペイ利用時に還元率がアップする優遇がある(例:セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは最大2%)
- 普段使っているクレジットカードのポイントプログラムをそのまま活用できる
「クイックペイとクレジットカードって何が違うの?」という素朴な疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。両者の違いや、上限額についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
クイックペイでお得にポイントを貯めるおすすめカード
「結局どのカードを紐付ければいいの?」という方向けに、目的別におすすめのカードを整理しました。
還元率の高さで選ぶなら
クイックペイ利用時の還元率アップを狙うなら、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードが候補になります。年間利用合計30万円までという条件付きではありますが、永久不滅ポイント4倍相当・還元率最大2%という優遇が受けられます。年会費も初年度無料、次年度以降も前年1円以上の利用で無料になる点は始めやすいポイントです。
年会費無料・定番の使いやすさで選ぶなら
JCB CARD W(39歳までの入会で年会費永年無料)や楽天カード(年会費無料)は、いずれも還元率1.0%と標準カードの2倍水準です。普段使いのメインカードとして持ちやすく、クイックペイとの相性も良好です。
二重取りを重視するなら
ここまで紹介したとおり、日常的にセブン-イレブンを利用する方は、nanaco一体型のカードでQUICPay(nanaco)を使う方法が最も効率的です。還元率の高さそのものよりも「貯まる回数」を増やしたい方に向いています。
クイックペイに対応したクレジットカード全般の選び方をさらに詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
貯まったポイントの確認方法と使い道
クイックペイ独自のポイント確認画面はありません。貯まったポイントは、紐付けたクレジットカード会社の会員サイトやスマートフォンアプリ、利用明細から確認するのが基本です。たとえばJCBカードなら「MyJCB」、楽天カードなら「楽天e-NAVI」、セゾンカードなら「Netアンサー」やアプリ「セゾンPortal」といった具合に、カードごとに専用の会員サイト・アプリが用意されています。ログインID等が分からない場合は、各カード会社の公式サイトで確認方法を調べてみてください。
使い道もカードのポイントプログラムに準じます。1ポイント=1円相当で支払いに充当できるものもあれば、マイルやギフト券など交換対象によって価値が変わるものもあります。ポイントを無駄にしないためにも、有効期限と交換レートは事前にチェックしておくと安心です。
クイックペイのポイントに関するよくある質問
通常のクイックペイには二重取りの仕組みはありませんが、nanaco一体型の「QUICPay(nanaco)」を使えば、セブン-イレブンでの支払い時にnanacoポイントとクレジットカードのポイントを同時に貯められます。
クイックペイ自体には還元率という概念がなく、紐付けたクレジットカードの還元率がそのまま適用されます。JCB一般カードは0.5%、JCB CARD Wや楽天カードは1%前後、条件付きで最大2%になるカードもあります。
クイックペイ独自のポイント確認画面はなく、紐付けたクレジットカード会社の会員サイトやアプリ、利用明細で確認します。
ポイントが紐付けたカードのポイントになる点は共通です。QUICPay+はデビットカードやプリペイドカードにも対応し、利用上限額もカードや店舗により異なる(上限なしのケースもある)点がQUICPayと異なります。
2026年7月時点では、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードがクイックペイ利用時に永久不滅ポイント4倍相当・還元率最大2%(年間利用合計30万円までが対象)で、比較的高い還元率のカードのひとつです。
まとめ
クイックペイのポイントを効率よく貯めるポイント
- クイックペイ自体にポイント制度はなく、紐付けたクレジットカードのポイントが貯まる仕組み
- 還元率はカード次第。セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは条件付きで最大2%、JCB CARD Wや楽天カードは1%前後
- nanaco一体型の「QUICPay(nanaco)」ならセブン-イレブンでポイント二重取りが可能
- 貯まったポイントの確認・使い道は紐付けたカード会社のサービスに準じる
クイックペイが使えるお店を確認しておきたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
