楽天ペイの請求書払いは、電気やガスといった公共料金、固定資産税や自動車税などの税金を、コンビニに行かずスマホひとつで支払える機能です。この記事では、具体的なやり方から対応している請求書の種類、支払い上限額、気になるポイント還元の有無まで、2026年7月時点の最新情報でまとめて解説します。

結論
楽天ペイの請求書払い、結局どんな機能?

バーコード・QRコードが印字された税金や公共料金の請求書を、自宅でスキャンするだけで支払える機能です。支払い元は楽天キャッシュか楽天ポイント、上限は1回50万円・1ヶ月100万円まで利用できます。ただし、請求書払いそのものには楽天ポイントが一切付与されません。この点を知らずに「お得だから」と使う方も多いので、まずはここを押さえておきましょう。

楽天ペイの請求書払いとは?

楽天ペイの請求書払いは、2023年4月17日にスタートしたサービスです。もともとは地方税の支払いから始まりましたが、その後対象が広がり、現在では税金だけでなく電気・ガス・水道といった公共料金の支払いにも使えます。

2023年4月からは全国の自治体で使える地方税統一QRコード「eL-QR」にも対応し、さらに2023年12月21日からは国税のスマホアプリ納付にも対応しました。つまり、住民税や固定資産税といった地方税だけでなく、国税の支払いまで1つのアプリで完結できるようになっています。

支払い元として選べるのは、楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)楽天ポイントの2つです。ただし、請求書によっては楽天ポイントが使えないケースもあるので、その場ではじめて気づかないよう覚えておいてください。

なお、対応しているのはバーコードまたはQRコードが印字された請求書のみです。手書きの納付書や、コードが印字されていない請求書には使えません。

楽天ペイ請求書払いのやり方【5ステップ】

実際の操作はとてもシンプルです。請求書さえ手元にあれば、1〜2分程度で支払いが完了します。

1
「請求書払い」をタップ

楽天ペイアプリのホーム画面にある「請求書払い」のアイコンをタップします。

2
「請求書のコードを読み取る」をタップ

バーコード・QRコードの読み取り画面を開きます。初回はカメラへのアクセス許可が求められます。

3
カメラで請求書のコードを読み取る

請求書に印字されているバーコードまたはQRコードにカメラを向けて読み取ります。

4
支払い内容を確認する

読み取った請求書の金額・支払い先に間違いがないか確認画面でチェックします。

5
支払い元を選んでスライドして支払い完了

楽天キャッシュか楽天ポイントのどちらを使うか選び、画面をスライドすれば支払い完了です。

支払い元の選び方や、あらかじめ設定しておくべき優先順位については、以下の記事で詳しく解説しています。

支払い元と対応している請求書の種類

対応している税金・公共料金の一覧

楽天ペイの請求書払いで支払える請求書の種類は、大きく分けて「税金」と「公共料金等」の2つです。

分類対応している主な請求書
税金固定資産税・自動車税・住民税・国税
公共料金等電気・水道・ガス・NHK受信料・各種利用料・年金・通販代金など

固定資産税は毎年届く納税通知書がそのまま使えるため、コンビニに並ばず自宅で完結できるのが魅力です。固定資産税の具体的な支払い手順や注意点は、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

自動車税も対応対象です。納税通知書に印字されたバーコードを読み取るだけで支払えるので、口座振替の手続きを忘れていた年でも慌てずに済みます。自動車税をお得に支払う方法は状況によって選択肢が変わるため、あわせてチェックしておきましょう。

対応している自治体・企業は順次拡大しており、すべての請求書に対応しているわけではありません。お手元の請求書が対象かどうかは、楽天ペイ公式の請求書払いページで確認してみてください。

請求書払いの上限額はいくら?注意点まとめ

請求書払いを使う前に、知っておきたい注意点が4つあります。

支払い上限額は1回50万円・1ヶ月100万円

現在の支払い上限額は、1回50万円・1ヶ月100万円です。サービス開始当初の上限は30万円でしたが、その後50万円まで引き上げられています。固定資産税や自動車税などまとまった金額の請求書でも、上限内であれば1回で支払いを完了できます。

領収書・納税証明書は発行されない

請求書払いでは、領収書や納税証明書は発行されません。確定申告などで納税証明書が必要な場合は、別の方法で取得する必要があるので注意してください。

請求書払いにポイントは付与されない

請求書払いでの決済は、通常のポイント進呈の対象外です。さらに、店舗での「ピッしてペイ」による最大2.5%還元プログラムも、請求書払いには適用されません。ポイントを貯めたい方にとっては少し残念なポイントですが、詳しくは次のセクションで解説します。

請求書払いにポイントは一切つかない|お得にする方法

結論からお伝えすると、楽天ペイの請求書払いは、通常時はポイント還元が一切ありません。「税金を払うだけでポイントが貯まる」というイメージを持っている方も多いですが、2026年7月時点ではその認識は正確ではないので、ここでしっかり整理しておきましょう。

チャージしても支払っても還元されない仕組み

以前は楽天カードから楽天キャッシュへチャージする際にポイントが付与されていましたが、2024年6月4日から進呈のタイミングが「チャージ時」から「利用時」に変更されました。つまり、今はチャージするだけではポイントがもらえません

では「利用時」に還元されるならお得なのでは、と思うかもしれませんが、楽天ペイでの通常のお買い物は最大1.5%還元の対象になる一方、請求書払いはこの「利用時還元」からも除外されています。つまり、チャージしても支払っても、請求書払いに関しては還元がゼロというのが実情です。楽天キャッシュの仕組みそのものについては、以下の記事も参考にしてみてください。

唯一お得になるのは期間限定キャンペーンへの参加

請求書払いで実質的にお得になるチャンスがあるとすれば、それは期間限定のキャンペーンに参加したときだけです。たとえば2026年4月16日〜6月30日には、楽天キャッシュを3万円以上チャージして請求書払いを利用すると、抽選で100名に支払い額全額が楽天ポイントで還元されるキャンペーンが実施されていました(このキャンペーンは終了済みです)。このように、通常時の還元はなくても、時期によってはお得なキャンペーンが実施されることがあるため、利用前に最新のキャンペーン情報をチェックする習慣をつけておくのがおすすめです。

他社の決済サービスを経由してチャージすることで間接的にポイントを得る方法を紹介している記事も見かけますが、複数のサービスを跨ぐ手順は規約変更の影響を受けやすく、対応OSが限定されるケースもあります。試す場合は必ず各社の最新の規約を確認してください。

最新のキャンペーン情報は、以下の記事でまとめてチェックできます。

支払い予約機能の使い方

2025年4月18日から順次提供が始まった「支払い予約機能」を使うと、請求書のバーコードを読み取る際に支払い日をあらかじめ指定できます。予約できる期間は、予約した日の翌日から1年以内です。

設定した支払日の前には通知が届くため、支払い忘れを防げます。オートチャージ機能と組み合わせておけば、支払日に楽天キャッシュの残高が足りずに支払いが失敗する事態も避けやすくなります。給料日後にまとめて支払いたい方や、支払いを忘れがちな方はぜひ活用してみてください。

請求書払いができない・失敗する主な原因

「請求書払いをしようとしたのにできない」というケースは珍しくありません。代表的な原因は次の4つです。

  • バーコード・QRコードがうまく読み取れない:印字のかすれや汚れ、光の反射が原因になっていることが多いです。
  • 対応していない請求書・自治体である:すべての請求書・自治体に対応しているわけではありません。
  • 予約した支払いの残高が不足している:支払い予約機能を使っている場合、支払日に楽天キャッシュの残高が足りないと失敗します。
  • 支払い上限額を超えている:1回50万円・1ヶ月100万円の上限を超える請求書は、そのままでは支払えません。

エラーコードが表示された場合の具体的な対処法は、以下の記事にまとめています。

よくある質問

請求書払いで領収書はもらえますか?

いいえ、請求書払いでは領収書・納税証明書は発行されません。証明書が必要な場合は、別の方法で取得する必要があります。

請求書払いでポイントはつきますか?

通常時はポイントが付与されません。楽天キャッシュへのチャージ時・利用時のどちらの還元プログラムからも請求書払いは対象外となっています。期間限定キャンペーンに参加したときのみお得になるチャンスがあります。

支払い上限はいくらですか?

1回あたり50万円、1ヶ月あたり100万円までです。サービス開始当初の30万円から引き上げられています。

対応していない請求書もありますか?

あります。バーコード・QRコードが印字されていない請求書や、対応していない自治体・企業が発行した請求書は利用できません。お手元の請求書が対象かどうかは楽天ペイ公式ページで確認できます。

国税の支払いにも対応していますか?

対応しています。2023年12月21日から、国税のスマホアプリ納付にも楽天ペイが利用できるようになりました。

まとめ

  • 楽天ペイの請求書払いは、税金・公共料金のバーコード請求書を自宅でスキャンして支払える機能
  • 支払い上限は1回50万円・1ヶ月100万円
  • 領収書は発行されず、通常時のポイント還元も一切なし
  • お得になるのは期間限定キャンペーンに参加したときのみ
  • 2025年4月からは支払い予約機能も使えるようになり、支払い忘れを防止できる

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