「#3776センチュリーってまた値上がりしたの?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。プラチナ万年筆の看板モデル「#3776 センチュリー」は、2016年以降だけで7回の価格改定を経ており、2026年1月時点の定価は税込44,000円です。ちなみに「#3776」という型番は日本一の富士山の標高(3,776m)にちなんだもの——「日本一の万年筆を作る」という創業者の想いが込められています。本記事では、いつ・いくら値上げされたのか、なぜこれほど上がり続けるのか、そして今後の見通しについて最新情報をまとめます。

結論
#3776センチュリーの現在定価は税込44,000円(2026年1月〜)
スタンダードモデル(PNB-15000)は2026年1月1日受注分から税込44,000円に改定されました。2016年当時の税込10,800円から約4.1倍の価格になっています。次回の値上げ時期は未発表ですが、直近3年で3回の改定があり、今後も可能性があります。

#3776センチュリーの値上げ一覧|いつ・いくら上がった?

「いつ値上がったのか全部まとめて知りたい」というのが、このキーワードで検索する方の一番のニーズではないでしょうか。プラチナ万年筆の公式発表と万年筆専門ブログの記録をもとに、確認できた全ての価格改定をまとめました。

スタンダードモデル(PNB-15000)価格推移まとめ

改定時期 税込価格 変化 根拠ソース
〜2018年頃 10,800円 —(基準価格) 万年筆ブログ各記録
2018年〜2019年1月9日 11,000円 +200円(+1.9%) 万年筆ブログ各記録
2019年1月10日〜 14,300円 +3,300円(+30%) 万年筆ブログ各記録
2021年9月1日〜 16,500円 +2,200円(+15%) 万年筆ブログ各記録
2023年1月16日〜 22,000円 +5,500円(+33%) プラチナ公式
2025年6月1日〜 30,800円 +8,800円(+40%) プラチナ公式
2026年1月1日〜 44,000円 +13,200円(+43%) プラチナ公式

セルロイドモデル(PTB-35000S)の場合:2026年1月改定で49,500円→77,000円に。スタンダードモデルを上回る大幅な値上げが行われました。

2016年に税込10,800円だった価格が、2026年1月現在は44,000円と、わずか10年で約4.1倍に上昇しています。特に直近の2回(2025年6月・2026年1月)は1回あたり40%超という、異例の大幅な改定でした。

最新の値上げ(2026年1月1日)

プラチナ万年筆の公式プレスリリース(2025年12月1日付)では、「諸資材・原料の相次ぐ値上げその他経費の高騰により、企業努力のみでは商品価格の水準を維持することが困難になった」と説明されています。この値上げは2026年1月1日受注分から適用されました。

なぜ#3776センチュリーは値上がり続けるのか?

「なぜこれほど上がり続けるのか」は、愛用者にとって気になる点ですよね。主な理由は3つあります。

①14金ペン先に使われる金の相場高騰

#3776センチュリーの最大の特徴は、大型14金(14K)ペン先です。この「14金」という素材が、値上がりの根本的な原因となっています。

金相場は2016年比で5倍超まで上昇しており、ペン先に使用する金の材料費が大幅に増加しています。万年筆のペン先は職人による丁寧な手加工が必要で、材料費を削ることができない部分です。金相場が上がれば、14金ペン先を持つ万年筆の製造コストは直接押し上げられます。

②円安・輸送コスト・製造コストの上昇

金相場だけでなく、国内外のさまざまなコスト要因も重なっています。

  • 円安の進行:海外から調達する原材料の円建てコストが上昇
  • 輸送・物流コストの高騰:エネルギーコスト増加を背景とした配送費の上昇
  • 人件費・製造費の上昇:国内工場での製造コスト増加

これらが複合的に重なり、以前のような価格帯を維持することが難しくなっています。

③企業努力の限界(プラチナ万年筆の公式コメント)

プラチナ万年筆は毎回の価格改定にあたり、「経営の合理化を図り、商品価格の維持に努めてきたが、もはや企業努力のみでは困難になった」という主旨のコメントを公式発表しています。実際に2019年から2026年の間に複数回の改定が行われており、その都度「値上げをできる限り抑えてきた」姿勢が読み取れます。

今後また値上げはある?今の買い時と見通し

「これ以上値上がりする前に買うべきか」——これが最も気になる点ではないでしょうか。

過去の改定ペースから見える傾向

直近の価格改定を振り返ると、2023年1月・2025年6月・2026年1月と、約1〜2年に1回のペースで価格改定が実施されています。特に2025〜2026年は2回連続で40%超の大幅な改定が続きました。

次回の値上げについて、プラチナ万年筆から公式な発表はありません(2026年5月時点)。しかし金相場の上昇傾向が続く限り、将来的な価格改定の可能性は否定できません。

今買うべき人・待てる人

今買うべき人
  • 以前から欲しかった方(次の改定前に購入するほうが安心)
  • 特定のカラーや限定モデルを狙っている方
  • 新機能を搭載したVer.2.0の登場で背中を押された方
もう少し待てる人
  • 今すぐ急いでいない方(次の値上げ時期は未発表)
  • 金相場の下落に期待する方(ただし予測は困難)

価格チャートで「今の相場」を確認する

プライシーでは#3776センチュリーの価格推移チャートを確認できます。公式定価だけでなく、実際の販売店の価格変動も追えるので、「今がお買い得かどうか」を判断する際に参考にしてみてください。

#3776センチュリーVer.2.0と現在価格まとめ

2026年1月発売のVer.2.0とは

値上げと同時期の2026年1月29日、プラチナ万年筆はセンチュリーVer.2.0を発表しました。発売から15年を経て、看板機能である「スリップシール機構」が大幅に進化しています。

Ver.2.0の主な改良点:スリップシール機構の性能を50%以上アップ。インクが乾かないまま放置できる期間が、従来の「約2年」から「約3年」に延長されました。

「万年筆はインクが乾いてしまいそうで怖い」という方にとって、このスリップシール機構は大きな安心材料です。新バージョンでさらに気軽に使えるようになりました。

バリエーション別 現在の定価一覧(2026年5月時点)

モデル 品番 定価(税込) 主なカラー
スタンダード PNB-15000 44,000円 ブラックインブラック・シャルトルブルー・ブルゴーニュ・ローレルグリーン・シュノンソーホワイト
セルロイド PTB-35000S 77,000円 金魚柄・桜柄・エメラルド柄など各種
ミュージック PNBM-20000 —(要確認) ブラックインブラック

スタンダードモデルのペン先は超極細(UEF)〜極太(C)まで7種類から選べます。はじめての14金万年筆には、細字(F)か中字(M)が使いやすくておすすめです。

まとめ

この記事のポイント

  • 現在の定価は税込44,000円(2026年1月〜)。2016年当時の10,800円から約4.1倍に上昇した。
  • 値上がりの主因は14金ペン先への金相場高騰・円安・製造コスト増の3点が重なっているため。
  • 直近3年で3回の改定(2023年1月・2025年6月・2026年1月)があり、次回の時期は未発表だが引き続き注視が必要。
  • 2026年1月にはVer.2.0が発売。スリップシール機構が強化され、インクが乾かない期間が約3年に延長された。
  • 価格の推移チャートはプライシーアプリで確認できる。購入タイミングの参考に活用してみてください。

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プライシーでは万年筆を含むさまざまな商品の価格推移を無料でチェックできます。値下がりアラートも設定できるのでぜひ活用してみてください。

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よくある質問

現在の#3776センチュリーの定価はいくらですか?

スタンダードモデル(PNB-15000)は2026年1月1日受注分より税込44,000円です。ペン先の種類(UEF〜C)やカラーによってもモデルが異なりますが、スタンダードラインは統一価格となっています。

セルロイドモデルの価格はいくらですか?

2026年1月の価格改定でセルロイドモデル(PTB-35000S)は49,500円から77,000円に値上がりしました。スタンダードモデルを上回る大幅な改定となっています。

#3776センチュリーはまた値上げする可能性がありますか?

2026年5月時点でプラチナ万年筆から次回の価格改定についての公式発表はありません。ただし、2023年〜2026年の3年間に3回の改定が行われており、金相場の上昇傾向や円安が続く場合は将来的な改定の可能性を否定できません。プライシーのアラート機能を活用して価格の動きを把握しておくことをおすすめします。

Ver.2.0と旧モデルの違いは何ですか?

2026年1月29日に発表されたVer.2.0は、スリップシール機構の性能を50%以上向上させた進化版です。キャップをしたまま放置してもインクが乾かない期間が、従来の約2年から約3年に延長されました。見た目や価格はスタンダードモデルと同じです。