粉ミルクの値上げが続いています。2024年秋から2026年にかけて、明治・森永乳業・和光堂(アサヒグループ食品)など主要メーカーが相次いで価格改定を実施。育児中のご家庭にとっては、毎月の出費に直結する気になるニュースですよね。この記事では、各メーカーの値上げ時期・幅・理由を一覧で整理し、少しでも安く買う対策もあわせてご紹介します。
【2026年最新】粉ミルクはいつ値上がった?メーカー別まとめ
まずは、主要メーカーの値上げ状況を一覧でご確認ください。2024年秋〜2026年にかけて、各社が相次いで価格改定を実施しています。
| メーカー | 主な対象ブランド | 値上げ実施日 | 値上げ率 |
|---|---|---|---|
| 明治 | ほほえみ など | 2024年10月1日出荷分〜 | 出荷価格の約3.5% |
| 森永乳業 | はぐくみ・E赤ちゃん・チルミル など | 2025年5月1日出荷分〜 | 5.0%〜25.0% |
| 和光堂 | レーベンスミルク はいはい | 2026年6月1日納品分〜 | 約3%〜27% |
| 雪印ビーンスターク | すこやかM1 など | 2023年7月1日納品分〜(最終) | 2025年以降は未発表 |
2026年6月は要注意:和光堂(アサヒグループ食品)が2026年6月1日納品分から粉ミルク「はいはい」を値上げ予定です。ストックをお持ちでない方は事前に確認しておきましょう。
森永乳業(はぐくみ・E赤ちゃんなど)
森永乳業は、2025年5月1日(木)出荷分より育児用ミルク14品の価格改定を実施しました。値上げ幅は5.0%〜25.0%と幅が大きく、普段使いしているタイプ(スティック・缶・エコらくパック)によって影響が異なります。自分が使っているシリーズの改定価格を確認しておきましょう。
| 商品名 | 改定後 希望小売価格(税抜) |
|---|---|
| はぐくみ 大缶 800g | 2,586円(改定前:2,464円) |
| はぐくみ 小缶 | 1,156円 |
| はぐくみ スティックタイプ | 610円 |
| はぐくみ エコらくパック(はじめてセット) | 2,562円 |
| はぐくみ エコらくパックつめかえ用 | 2,289円 |
| はぐくみ 液体ミルク(20袋入) | 1,125円 |
| E赤ちゃん 大缶 | 3,507円 |
| E赤ちゃん 小缶 | 1,533円 |
| E赤ちゃん スティックタイプ | 799円 |
| E赤ちゃん エコらくパック(はじめてセット) | 3,538円 |
| E赤ちゃん エコらくパックつめかえ用 | 3,267円 |
はぐくみ・E赤ちゃんの賞味期限は未開封で約24か月。値上げ前にまとめ買いして備蓄しておくのも選択肢のひとつです。
値上げの理由として、森永乳業は「原材料・包装資材の価格上昇、エネルギーコストの高騰、人件費・物流費の増加」を挙げています。前回の値上げ(2023年6月)から約1年11か月ぶりの改定でした。
注意:節約のために粉ミルクを薄めるのはNG値上がりを受けて、粉ミルクを規定より薄く溶かして量を増やそうとする方がいますが、これは赤ちゃんの栄養不足につながる危険があります。必ず缶に記載されている規定の量・濃度で調乳してください。
明治(ほほえみ)
明治は2024年10月1日出荷分より、乳児用粉ミルク「明治ほほえみ」などを3.5%値上げしました。希望小売価格ベースでは、ほほえみ800gが3,297円から3,412円となっています(税込)。
物流コストやタンパク質原料の価格上昇が主な要因です。比較的値上げ幅は小さめでしたが、1缶あたり約115円の負担増になります。
和光堂(レーベンスミルク はいはい)
和光堂ブランドを持つアサヒグループ食品は、2026年6月1日納品分から粉ミルクを含む一部商品の価格改定を発表しています。
| 商品名 | 改定前 | 改定後 | 値上げ率 |
|---|---|---|---|
| レーベンスミルク はいはい(300g) | 1,155円 | 1,328円 | 約15% |
値上げ率は約3%〜27%と幅があります。原油価格の高騰・国際情勢の混乱による原材料・物流コストの上昇が理由として挙げられています。「はいはい」を使用中のご家庭は、6月1日前に購入・備蓄を検討する価値があります。
雪印ビーンスターク(すこやかM1)
雪印ビーンスターク株式会社は2023年7月1日納品分より育児用ミルクの価格改定を実施しました。2025年以降の追加値上げについては、2026年5月時点で公式発表はありません。
価格チャートで見る粉ミルクの値上がり推移
「値上げ」とニュースで聞いても、実際の市場価格(Amazonなどでの実売価格)がどれくらい変化したのか、気になりますよね。プライシーが収集した価格データで、主要ブランドの実際の値動きを確認してみましょう。
価格チャートは実際のECサイト(Amazon・楽天市場など)の価格をもとにプライシーが作成しています。希望小売価格ではなく実際の販売価格の推移なので、「実際いつ高くなったか」がひと目でわかります。
なぜ粉ミルクは値上がりが続くの?主な理由を解説
なぜ粉ミルクは値上がりし続けているのでしょうか。各メーカーのリリースをもとに、背景にある3つの要因を整理しました。
① 原材料費・飼料の高騰
粉ミルクの主原料は牛乳由来の乳成分です。乳牛に与える配合飼料の主原料であるトウモロコシや大豆の国際価格が高止まりしており、原乳コストを直撃しています。さらに、粉ミルクの缶(スチール缶)の製造コストも、金属原材料の高騰を受けて上昇しています。
② 円安による輸入コストの上昇
粉ミルクに使われる乳成分の多くは海外から輸入されています。円安が続くほど、ドル建ての輸入原料の価格は割高になります。為替の影響が大きいため、円相場の動向が今後の価格改定にも影響を与えます。
③ 物流費・人件費の高騰
2024年問題(ドライバーの時間外労働規制強化)などを背景に、物流コストが全業種で上昇しています。粉ミルクも例外ではなく、森永乳業・明治・和光堂いずれのメーカーも「物流費・人件費の高騰」を値上げ理由の一つとして挙げています。これらのコスト上昇は「今後も継続する」と各社は見ています。
値上がりした粉ミルクを少しでも安く買うには?
値上がりが続く粉ミルクですが、購入場所や方法を工夫することで出費を抑えることができます。毎月消費する消耗品だからこそ、賢い買い方を身につけておきましょう。
Amazon 定期おトク便を活用する
Amazonの「定期おトク便」を使うと、粉ミルクを定期的に割引価格で購入できます。割引率は商品によって異なり(ベビーフードカテゴリは通常3〜10%程度)、配送スケジュールも1〜6か月の間隔で自由に調整できます。
スキップ・キャンセルも自由:定期おトク便は次回配送をスキップしたりいつでもキャンセルできます。ストックが十分なときは停止して、必要になったら再開するといった柔軟な使い方ができますよ。
楽天市場のポイント還元を活用する
楽天市場では、楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)を最大限に活用することで、実質的な還元率を高めながら購入できます。楽天スーパーセールや0のつく日などのキャンペーンと合わせると、さらにお得に購入できるケースがあります。まとめ買い(8缶セットなど)で1缶あたりの単価を下げることも有効な節約策です。
プライシーアプリで値下がりを通知設定する
粉ミルクの価格はネット通販でも日々変動します。プライシーアプリを使えば、登録した商品の価格が下がったときにプッシュ通知で教えてもらえます。「いつ買えば安いか」を逐一チェックしなくても、値下がりのタイミングを見逃しません。
まとめ:粉ミルク値上げへの対処法
この記事のポイント
- 明治は2024年10月から約3.5%、森永乳業は2025年5月から最大25%の値上げを実施済み
- 和光堂(はいはい)は2026年6月1日納品分から約3〜27%の値上げ予定
- 値上がりの背景には、原材料高騰・円安・物流費上昇の3つが重なっている
- Amazon定期おトク便や楽天ポイント活用で、値上がり後も少しでも安く買えるよう工夫しよう
- プライシーアプリの値下がり通知を活用すれば、セール・安値のタイミングを逃しにくくなる
育児用粉ミルクは赤ちゃんの食事そのもの。ブランドを簡単に変えられないからこそ、値上がりへの対策がより重要になります。ぜひプライシーアプリで普段使いの粉ミルクを登録して、値下がりのタイミングでお得にまとめ買いしてみてください。
よくある質問
主な理由は3つです。①トウモロコシ・大豆など飼料原料の国際価格高騰、②円安による輸入コストの増加、③物流費・人件費の上昇です。これらのコスト増が企業努力では吸収できない水準に達したため、各メーカーが相次いで価格改定を行っています。
メーカーによって異なります。明治は2024年10月1日出荷分より、森永乳業は2025年5月1日出荷分より値上げを実施しました。和光堂(アサヒグループ食品)は2026年6月1日納品分から値上げ予定です(2026年5月25日時点)。
Amazon定期おトク便や楽天市場のポイント還元を活用するのが有効です。また、プライシーアプリに商品を登録しておくと、価格が下がった際にプッシュ通知で教えてもらえるため、値下がりのタイミングでまとめ買いしやすくなります。
