DAZNは2022年から3年連続で値上げを実施し、現在のStandard月額は4,200円(2016年開始時の1,890円から約2.2倍)。「また高くなった…」と感じているDAZNユーザーは多いのではないでしょうか。この記事では、これまでの値上げ履歴と理由を整理したうえで、値上げ後でも安く使い続けられる方法を用途別にわかりやすく解説します。
DAZNの値上げ履歴|いつから・いくら上がった?
DAZNが日本でサービスを開始したのは2016年8月23日。当時の月額は1,890円という、スポーツ配信サービスとしては破格の安さでした。それが2024年2月の改定で4,200円になったのですから、8年間で2倍以上の値上げになった計算です。
歴代価格推移一覧(2016〜2024年)
| 改定日 | 月額(税込) | 年間一括(税込) | 前回比 |
|---|---|---|---|
| 2016年8月23日(開始) | 1,890円 | — | — |
| 2019年4月 | 1,925円 | 19,250円 | +35円 |
| 2022年2月22日 | 3,000円 | 27,000円 | +1,075円 |
| 2023年2月14日 | 3,700円 | 30,000円 | +700円 |
| 2024年2月14日(直近) | 4,200円 | 32,000円 | +500円 |
2025年は4年連続の値上げを回避しており、2026年5月時点でStandard月額は4,200円のまま維持されています。公式からの新たな値上げ発表はありません。
各回の値上げ背景
2019年の小幅な値上げはサービス初期の採算改善が目的でしたが、大きく動いたのは2022年以降です。2022年はコロナ禍からの回復と放映権契約の更新が重なり、月額が一気に1,075円アップ。その後も2023年、2024年と連続して引き上げが続きました。
なぜ値上げが続く?主な3つの理由
「なぜDAZNはこんなに高くなったのか」と疑問に思う方も多いでしょう。主な理由は3つです。
放映権料の高騰
DAZNとJリーグは2023年に2023〜2033年の11年間で最大2,395億円という新たな放映権契約を締結しました。前契約(12年間で約2,239億円)よりも高水準になっており、このコストがサービス料金に反映されています。Jリーグ以外にもNPBやF1などの放映権コストが積み重なっています。
欧州と比べるとまだ安い(国際的な料金調整)
実は日本のDAZN料金は欧州各国に比べてかなり安い水準です。ドイツでは月額44.99ユーロ(1€=160円試算で約7,200円)、スペイン・イタリア・フランスでも月額39.99ユーロ(約6,400円)で提供されています。日本の4,200円は欧州の6〜7割程度にとどまっており、本社サイドからはさらなる引き上げを求める声があるとも報じられています。
サービス拡充・コンテンツ投資
2023年にDAZN Global(月額980円)、2024年にDAZN Baseball(月額2,300円)と新プランが追加され、Jリーグ・NPB以外のコンテンツも充実してきました。Freemium化(無料配信の拡大)や競技別のアドオン戦略への投資も進んでおり、こうしたサービス拡張のコストが料金に影響しています。
SNS上では「UIが改善されないまま値上げだけ続いている」「広告が増えた」という不満の声も目立ちます。2025年に値上げを見送ったのは、こうしたユーザーの反応を踏まえた慎重な判断とも考えられます。
2026年最新|DAZNの料金プラン一覧
値上げ後のDAZNには複数のプランがあります。「どれを選べばいいかわからない」という方のために、プランの特徴と料金を整理しました。
| プラン名 | 月額換算 | 年間総額 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| DAZN Standard(月間) | 4,200円 | 50,400円 | 全コンテンツ・縛りなし |
| DAZN Standard(年間月払) | 3,200円 | 38,400円 | 全コンテンツ・1年拘束 |
| DAZN Standard(年間一括) | 2,667円 | 32,000円 | 全コンテンツ・最もお得 |
| DAZN Baseball | 2,300円 | 27,600円 | プロ野球特化(年間月払のみ) |
| DAZN Global | 980円 | 11,760円 | 格闘技・マイナースポーツ(月払のみ) |
| DMM×DAZNホーダイ | 3,480円 | 41,760円 | DAZN Standard+DMMプレミアムセット |
別途、Jリーグ年間視聴パス(30,000円/年)という選択肢もあります。DAZN公式ではなくJリーグオンラインストア限定・数量限定の販売ですが、Standard相当のコンテンツが最安値で視聴できます。詳しくは次のセクションで解説します。
値上げ対策!用途別・一番安く使う方法
値上げに対抗するには、自分の視聴スタイルに合ったプランを正しく選ぶことが大切です。以下で用途別にお得な選択肢を解説します。
① 全コンテンツを年単位で使うなら → Jリーグ年間視聴パス(最安)
DAZNを1年間使い続けるなら、Jリーグ年間視聴パス(30,000円/年)が最安です。名称に「Jリーグ」と入っていますが、DAZN Standardと同等の全コンテンツを視聴できます。Standard年間一括(32,000円)よりも2,000円安く、Standard月間プランと比べると年間で20,400円もお得になります。
注意点:Jリーグ年間視聴パスはJリーグオンラインストアのみで販売されており、数量限定のため早期に売り切れる年もあります。購入を検討する場合は早めのチェックをおすすめします。
② 野球だけ見るなら → DAZN Baseball(月2,300円)
「プロ野球だけ見られれば十分」という方には、DAZN Baseball(年間月払のみ・月2,300円)が最適です。広島東洋カープの主催試合を除くプロ野球のほぼ全試合をライブ・見逃し配信で楽しめます。Standardと比べると年間で22,800円の節約になります。
③ Standardを月払いで使うなら → DMM×DAZNホーダイ
「年間プランの縛りは避けたい」「DMMも使う」という方にはDMM×DAZNホーダイ(月3,480円)がおすすめです。DAZN StandardとDMMプレミアム(550円相当)がセットになっており、Standard単体の4,200円より月720円(年間8,640円)安くなります。さらに新規登録で3ヶ月間毎月550ポイントが付与される特典もあります。
④ 年間一括で契約するなら → 楽天Rebates経由でさらにお得
Standard年間一括(32,000円)を契約する予定なら、楽天Rebates経由での申し込みがお得です。年間一括プランで2,000ポイント還元されるため、実質30,000円になります(Jリーグパスと同額)。月間プランでも毎月750ポイント還元があります。還元率は時期によって変動するため、申し込み前に楽天Rebatesで最新情報を確認してください。
⑤ シーズンオフだけ休みたいなら → アカウント一時停止を活用
「オフシーズンは見ないのに料金だけかかる…」という方は、アカウントの一時停止機能を使うと節約できます。月間プランかつクレジットカード等で直接支払いしているユーザー限定ですが、最大180日間(6ヶ月)の一時停止が可能です。停止期間中は料金が発生しないため、シーズンオフのタイミングで活用すれば年間の支払いを大幅に抑えられます。
注意:年間プラン・キャリア決済・アプリ内課金での契約者は一時停止できません。再開日は次回請求日から1ヶ月(30日)以降を指定する形になります。
⑥ まずは無料で試したいなら → DAZN Freemiumを活用
知らない方も多いのですが、DAZNにはFreemium(無料視聴)の仕組みがあります。メールアドレスを登録するだけで、一部のコンテンツ(日本代表戦・FIFAクラブワールドカップなど時期によって異なる)を無料で視聴できます。有料プランに加入するか迷っている方は、まずFreemiumで試してみましょう。
用途別おすすめプラン早見表
| 視聴スタイル | おすすめプラン | 年間コスト | 月間プランとの差額 |
|---|---|---|---|
| 全コンテンツ・年間継続 | 最安 Jリーグ年間視聴パス | 30,000円 | ▲20,400円 |
| 野球だけ・年間継続 | 最安 DAZN Baseball | 27,600円 | ▲22,800円 |
| 全コンテンツ・縛りOK | お得 Standard 年間一括 | 32,000円 | ▲18,400円 |
| 月払いでフレキシブルに | お得 DMM×DAZNホーダイ | 41,760円 | ▲8,640円 |
| 格闘技・マイナー競技のみ | お得 DAZN Global | 11,760円 | ▲38,640円 |
| シーズンオフだけ止めたい | お得 一時停止(月間プランのみ) | 停止期間ぶん無料 | 最大6ヶ月分節約 |
DAZNはまた値上げする?2025年以降の見通し
2025年は値上げなし(2026年5月時点)
2022年から3年連続で値上げを続けてきたDAZNですが、2025年は値上げを見送りました。2026年5月時点でもStandard月額4,200円は維持されており、公式からの値上げ発表はありません。
今後の方向性——Freemium化とアドオン戦略
DAZNは現在、従来のサブスクリプション一本足の収益モデルから、より複層的な収益構造へ移行しようとしています。日本代表戦やFIFAクラブワールドカップをFreeで配信するなどのFreemium化を進めながら、広告収入を増やす戦略をとっています。
また、DAZN Baseballのような競技特化型プランやNFL Game Passなどの「アドオン型」サービスの拡充も続いています。こうした方向性は、Standardの大幅な値上げよりも、コンテンツ別の細分化でユーザーに選択肢を与えるアプローチです。
値上げがあるとすれば、例年通り1〜2月の発表が多いパターンです。Jリーグや野球のシーズン開幕前に気になる方は、1月中旬頃に公式発表を確認することをおすすめします。
まとめ
この記事のポイント
- DAZNは2016年1,890円→2024年4,200円と約2.2倍に値上がり。2025年以降は値上げなし(2026年5月時点)
- 値上げの背景はJリーグ放映権料の高騰・欧州との価格差調整・サービス拡充コスト
- 全コンテンツを安く見るならJリーグ年間視聴パス(30,000円/年)が最安
- 野球だけならDAZN Baseball(月2,300円)、月払いならDMM×DAZNホーダイ(月3,480円)がおすすめ
- 楽天Rebates経由で年間一括プランに申し込むと2,000ポイント還元(月間プランは750pt)でさらにお得
- 月間プラン(クレジット直接払い)なら最大180日の一時停止が可能。シーズンオフの費用をゼロにできる
値上がりが続くDAZNですが、選ぶプランによって年間で1〜2万円以上の差が出ます。プライシーでは他のサービスの価格推移もチェックできますので、ぜひ節約の参考にしてみてください。
プライシーで価格の変動をチェック
家電・日用品・サービスの値上がり情報を価格データでわかりやすく解説。スマートフォンアプリ(iOS / Android)で価格アラートも設定できます。
プライシーを見るよくある質問
2026年5月時点では、DAZNからの値上げ発表はありません。2025年は4年連続の値上げを回避し、Standard月額4,200円が維持されています。ただし放映権コストは上昇傾向にあるため、今後の動向は注視が必要です。例年1〜2月に発表されることが多いため、その時期に公式情報を確認することをおすすめします。
目的によって異なります。全コンテンツを視聴するなら「Jリーグ年間視聴パス(30,000円/年)」が最安です。野球だけなら「DAZN Baseball(27,600円/年・月2,300円)」が最安。月々払いでStandardを使うなら「DMM×DAZNホーダイ(3,480円/月)」がお得です。
はい。2024年3月1日より値上げされています。2023年2月14日以降に契約した方は3,700円から4,200円に改定されました。ただし「爆アゲセレクション」(eximo・ahamo・ギガホ契約者限定)を利用すると月額の20%がdポイントで還元されるため、実質的な負担を軽減できます。
年間プラン一括払い(32,000円/年)は月間プランより年間18,400円お得で、実質4ヶ月分無料になります。ただし年間プランは途中解約しても日割り返金はなく、契約期間満了まで視聴権が続く形になります。解約は契約終了日前に手続きが必要です。
標準では1アカウントにつき2台まで同時視聴できます。3台目以降の同時視聴が必要な場合は、月額980円(税込)を追加することで同時視聴可能台数を1台増やせます。家族で別々の試合を楽しみたい場合などに活用してください。
