北海道中央バスは2024年12月1日から初乗り運賃を200円→240円に改定しました。さらに2026年4月1日には空港連絡バスも値上げ。2027年にはさらなる値上げが検討されています。この記事では、北海道中央バスのすべての値上げ内容をわかりやすくまとめました。

結論
北海道中央バスの値上げまとめ

2024年12月1日:一般路線バス 初乗り 200円→240円(平均19.9%値上げ)

2026年4月1日:空港連絡バス 1,300円→1,500円 など

2027年4月:札幌市内路線バスで30円値上げを検討中

理由はいずれもバス運転士不足の解消と待遇改善のためです。

北海道中央バスの値上げ一覧(時系列)

北海道中央バスはここ数年で段階的に値上げを実施しています。まず全体像を表で確認しましょう。

実施日 対象 主な改定内容 値上げ幅
2024年4月 札幌市内特殊区間(均一運賃) 1区 210円→240円 / 2区 240円→270円 +30円
2024年12月1日 一般路線バス(68路線・25市町村) 初乗り 200円→240円(平均19.9%) +40円〜
2026年4月1日 空港連絡バス・一部路線 1,300円区間→1,500円など +100〜200円
2027年4月(検討中) 札幌市内路線バス(5社) 30円値上げを要望・協議中 +30円(予定)

2007年以来17年ぶりとなった2024年12月の値上げをきっかけに、その後も改定が続いています。日々の通勤・通学に中央バスを利用している方には、家計への影響が気になるところですよね。

2024年12月1日の運賃改定:初乗り200円→240円

最も影響が大きかったのが、2024年12月1日に実施された一般路線バスの運賃改定です。平均改定率は19.9%(約2割)で、道内の多くの路線で運賃が上がりました。

対象路線・地域

今回の値上げ対象となったのは、道内を走る路線の約8割にのぼります。主な対象エリアは以下のとおりです。

  • 札幌市(南区・手稲区・清田区など)
  • 石狩市
  • 小樽市
  • 岩見沢市
  • 千歳市・北広島市(順次拡大)

なお、南幌・札幌間の都市間高速バスなど、一部の高速路線でも別途運賃が改定されています。ご利用の路線については公式サイトでご確認ください。

対象外の路線もあります札幌市内の均一運賃区間(2024年4月に先行改定済み)や、自治体との協議が必要な路線は別途スケジュールで対応しています。お使いの路線については北海道中央バス公式サイトでご確認ください。

改定後の料金(対キロ区間制)

区分 改定前 改定後 差額
初乗り(対キロ区間制) 200円 240円 +40円
札幌市内均一 1区(2024年4月改定) 210円 240円 +30円
札幌市内均一 2区(2024年4月改定) 240円 270円 +30円

毎日バスで通勤・通学している方は、月20日乗ると仮定すれば往復で月1,600円の負担増になります(初乗りのみの計算)。定期券を使っている方は後述の影響もご確認ください。

定期券・回数券の扱い

運賃改定後の定期券・回数券の取り扱いについては、以下のルールが適用されました。

2024年11月30日までに購入した定期券・回数券は、2024年12月1日以降も差額の支払いなしでそのまま使用できます。ご自身の手持ちの定期券・回数券の期限を確認しておきましょう。

更新時期が来たら、当然ながら新料金での定期券購入が必要になります。定期代の見直しを家計に組み込んでおくと安心ですね。

2026年4月1日の空港バス値上げ

北海道中央バスと北都交通は、2026年2月6日に発表し、2026年4月1日から新千歳空港〜札幌方面の高速バスの運賃を改定しました。対象は計10路線で、大人運賃で100〜200円の値上げです。

路線別の改定前後料金

路線・区間 改定前 改定後 差額
札幌都心線・大谷地線など
(1,300円区間)
1,300円 1,500円 +200円
北24条・麻生線など
(1,200円区間)
1,200円 1,400円 +200円
真駒内線
(1,300円区間)
1,300円 1,400円 +100円
円山線・桑園線 1,400円 1,500円 +100円
定山渓線(現在運休中) 2,200円 3,000円 +800円
恵庭〜新千歳 670円 770円 +100円
輪厚〜新千歳 1,060円 1,220円 +160円
三井アウトレットパーク線 380円 500円 +120円

北海道旅行で空港バスをよく使う方には、特に気になる値上げですよね。往復だと400円の出費増(都心線の場合)になります。

往復券・回数券の改定

券種 区間 改定前 改定後
往復券 1,400円区間 2,700円 2,900円
1,300円区間 2,500円 2,900円
1,200円区間 2,300円 2,700円
電子回数券 1,300円区間 4,700円 5,100円
1,200円区間 4,300円 4,700円
紙回数券 1,300円区間 4,900円 5,600円
1,200円区間 4,500円 5,200円

改定前購入の回数券はそのまま使えます2026年4月1日より前に購入した回数券は、改定後も差額支払いなしでそのまま利用できます。

値上げの理由:バス運転士不足と待遇改善

「なぜこんなに値上がりするの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。背景には、全国的に深刻化しているバス運転士不足があります。

バス運転士不足の現状

北海道中央バスでは近年、運転士不足を理由に路線の廃止や減便が相次いでいます。2026年4月には札幌市内で6路線の廃止と173本の減便が実施されました。利用者からすれば「値上げに加えて減便まで」とダブルパンチとなっています。

バス運転士は「2024年問題」(時間外労働の上限規制)の影響も受けており、全国規模で人手不足が加速しています。北海道中央バスは2024年の値上げ前、2007年以来17年ぶりの運賃改定を余儀なくされました。

賃上げの内容

値上げで得た収益は、運転士の待遇改善に充てられています。北海道中央バスが発表した内容は以下のとおりです。

  • 平均賃上げ率:約3.7%
  • 世帯主の月収増加額:平均1万2,000円

運転士の確保なしにはバスを走らせることができません。私たちの「足」を守るための値上げという側面もあるのです。鈴木直道北海道知事も「運行経費への支援や運転士の確保に取り組む」とコメントしています。

次の値上げはいつ?2027年4月改定の動向

2024年12月の値上げからわずか2年余りで、早くも次の値上げが検討されています。

要望の内容

札幌市内を走る路線バス事業者5社が、2027年4月からの運賃値上げを札幌市に要望していることが明らかになりました。検討されている値上げ幅は30円が軸です。

依然として続く運転士不足への対応と、さらなる賃上げのための財源確保が主な理由です。消費税による影響を除けば、2024年に27年ぶりの40円値上げをしてから、わずか2〜3年での再値上げ要望となっています。

今後のスケジュール

北海道新聞の報道によると、2026年夏頃に結論が出る見込みとされています。また将来的には、50年以上続く札幌市内の均一運賃制度を見直し、距離に応じた対キロ制への移行も検討されています。

今後の動向は北海道中央バスの公式サイトや地元メディアの情報を定期的にチェックするのがおすすめです。

よくある質問

北海道中央バスはいつから値上げしましたか?

2024年4月に札幌市内均一区間(+30円)、2024年12月1日に一般路線バス(初乗り200円→240円、平均19.9%値上げ)、2026年4月1日に空港連絡バス(1,300円→1,500円など)と、段階的に値上げが実施されています。

札幌〜新千歳空港の空港バス料金はいくらになりましたか?

2026年4月1日から、札幌都心発着の主要路線(1,300円区間)は1,500円に改定されました。往復券は2,500円から2,900円になっています。改定前に購入した回数券は差額支払いなしでそのまま利用できます。

値上げの理由は何ですか?

バス運転士の不足解消と待遇改善が主な理由です。2024年の値上げにより、平均3.7%の賃上げ(世帯主で月平均1万2,000円増)が実施されました。運転士を確保しないとバスそのものが走れなくなるため、値上げはやむを得ない措置とされています。

次の値上げはいつ予定されていますか?

現時点では確定していませんが、2027年4月から札幌市内の路線バス(5社)で30円の値上げを検討中です。2026年夏頃に結論が出る見込みです。最新情報は北海道中央バスの公式サイトや北海道新聞でご確認ください。

定期券は値上げ後もそのまま使えますか?

改定前に購入した定期券・回数券は、改定後も差額なしでそのまま利用できます。ただし次回更新時は新料金が適用されます。

まとめ

北海道中央バス値上げのポイント

  • 2024年12月1日から一般路線バスが初乗り200円→240円に(17年ぶりの値上げ)
  • 2026年4月1日から空港連絡バスが1,300円→1,500円など路線別に値上げ
  • 値上げの理由はバス運転士不足の解消と待遇改善(平均3.7%賃上げ)
  • 2027年4月に30円値上げを検討中(2026年夏頃に結論見込み)
  • 改定前購入の定期券・回数券は差額なしでそのまま使用可能

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