国際興業バスの運賃値上げが気になっていませんか?2025年に東京都内・埼玉県内の両エリアで運賃改定が実施されました。この記事では、いつから・いくら値上がりしたかを東京・埼玉ごとにわかりやすくまとめ、定期券の対処法や節約できるポイントもあわせてお伝えします。
国際興業バス 値上げ一覧|東京・埼玉エリア早見表
まずは東京と埼玉の改定内容を一覧で確認しておきましょう。「自分が使う路線はどっちのエリア?」という方は、通常は池袋・赤羽・王子・川口方面が東京都内路線、大宮・浦和・川口方面が埼玉県内路線の目安になります(跨ぎ路線は区間ごとに適用が異なります)。
| エリア | 改定実施日 | 現行運賃 | 改定後運賃 | 通勤定期1ヶ月 |
|---|---|---|---|---|
| 東京都内(IC) | 2025年10月1日 | IC 230円 現金 240円 |
IC・現金 共に 240円 | 10,250円→10,700円 |
| 埼玉県内 | 2025年4月1日 | 初乗り 200円 | 初乗り 220円(+20円) | 8,920円→9,810円 |
東京都内はIC運賃のみの改定で、現金は据え置きです。一方、埼玉県内は現金・IC両方が同額で値上がりしています。それぞれ詳しく見ていきましょう。
東京都内の値上げ詳細|2025年10月1日からIC運賃が240円に
いつから・いくら変わる?(現金/IC対比)
国際興業株式会社の公式プレスリリース(2025年8月1日付)によると、東京都内の路線バスは2025年10月1日(水)から、IC運賃が230円→240円に改定されました。現金運賃はすでに2024年10月1日に240円に引き上げられていたため、今回の改定でIC・現金ともに240円均一に統一されています。
| 区分 | 改定前 | 改定後(2025年10月1日〜) | 変化 |
|---|---|---|---|
| 現金運賃 | 240円 | 240円 | 変更なし |
| IC運賃(Suica・PASMO等) | 230円 | 240円 | +10円 |
| 通勤定期1ヶ月 | 10,250円 | 10,700円 | +450円 |
IC払いを常用している方にとっては実質+10円の値上げです。「現金で払えば安い」という時代は終わり、どちらで払っても240円になりました。毎日通勤でバスを使っている方は、定期券の更新タイミングで金額が上がる点をしっかり確認しておきましょう。
参考:東京都内の運賃値上げの流れ
2023年11月1日に約26年ぶりの値上げ(220円→230円均一)→ 2024年10月1日に現金のみ240円→ 2025年10月1日にIC運賃も240円に統一、という3段階の改定が行われています。
IC定期券への影響と対処法
すでに230円設定のIC定期券を持っている方は、2025年10月1日以降は乗るたびに差額10円がICチャージ残高から自動引き去りされます。気づかないうちにチャージが減っていくので要注意です。
国際興業バスの公式ページでは、230円定期をお持ちの方向けに2025年9月10日(水)〜2026年3月31日(火)の期間、定期券発売窓口で対応が案内されています。主な選択肢は2つです。
現在の定期の有効期限が近づいたら、継続購入の際に設定金額を240円に変更して発売してもらえます。9月30日〜10月13日に有効期限が来る方は早めに窓口へ。
9月10日以降に窓口へ行けば、残日数分を無手数料で払い戻したうえで、新しい240円の定期を発行してもらえます(新規扱い)。定期代を交通費として清算している会社員の方にとくにおすすめです。
窓口は混雑することがあります
改定前後は数時間待ちになる場合もあると案内されています。余裕をもって早めの手続きをおすすめします。お問い合わせは運輸事業部業務課(03-3273-1126、平日9:00〜17:45)まで。
埼玉県内の値上げ詳細|2025年4月1日から初乗り220円に
いつから・いくら変わる?(区間別運賃)
埼玉県内の全路線(東京都内との跨ぎ路線の埼玉県内区間を含む)では、2025年4月1日(火)始発から、原則+20円の値上げが実施されています。初乗り運賃は200円→220円に、実施平均改定率は8.75%です。
| 区間 | 改定前(現金・IC) | 改定後(現金・IC) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 初乗り(基本) | 200円 | 220円 | +20円 |
| 川口駅東口〜サンテピア | 280円 | 300円 | +20円 |
| 浦和駅東口〜明花 | 240円 | 260円 | +20円 |
| 大宮駅東口〜東新井団地 | 260円 | 280円 | +20円 |
ほとんどの区間で+20円ですが、一部の区間では30円以上の値上げとなる例外もあります。自分の区間の正確な新運賃は、国際興業バスの運賃検索ページでご確認ください。
定期券(通勤・通学)の値上げ額
定期券も通勤・通学ともに値上がりしました。毎日バスで通勤・通学している方にとっては年間での出費増がより大きく感じられますね。
| 区分 | 改定前 | 改定後 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 通勤定期1ヶ月(基本初乗り) | 8,920円 | 9,810円 | +890円 |
| 川口〜サンテピア(通勤1ヶ月) | 12,480円 | 13,370円 | +890円 |
| 浦和駅東口〜明花(通勤1ヶ月) | 10,700円 | 11,590円 | +890円 |
| 大宮〜東新井団地(通勤1ヶ月) | 11,590円 | 12,480円 | +890円 |
通勤定期1ヶ月の値上げ幅は多くの区間で+890円程度となっています。年換算すると約10,680円の出費増になりますので、会社への交通費申請の変更も忘れずに行いましょう。
値上げの理由|運転士不足・人件費・燃料費の高騰
なぜ国際興業バスはこれだけ短期間に何度も値上げをしているのでしょうか。公式の申請書類では、主に以下の理由が挙げられています。
- バス運転士不足が深刻化:採用競争が激しくなり、待遇改善のための原資が必要
- 燃料費・人件費の増加:コスト全体が上昇し続けている
- 安全対策・車両代替のコスト増:定期的な車両更新や安全設備への投資が欠かせない
- 利用者数の減少:少子高齢化やマイカー・自転車との競合で収入が伸び悩む中、コストは増加一方
実際、埼玉県内路線の2023年度の収支は▲3億8,800万円の赤字となっており、公共交通を維持するためには値上げが不可避な状況です。値上げは家計には痛いですが、毎日安全にバスを動かし続けるための費用と考えると、理解しやすいのではないでしょうか。
定期券の対処法|継続か買い直しかを判断する
現在の定期券をそのまま使い続けるか、新しい運賃の定期券に買い直すかを迷っている方も多いと思います。2つのパターンを比較してみましょう。
パターン①:現在の定期券をそのまま継続利用
有効期間内は引き続き使えますが、改定後の新運賃と設定金額の差額がICチャージから自動引き去りされます。追加手続きは不要で最もシンプルですが、チャージ残高には常に気をつけてください。
メリット:手続き不要。そのまま改札にタッチするだけ。
デメリット:乗るたびに差額が引き落とされるため、チャージ残高の管理が必要。継続購入時には必ず新しい料金設定の定期に切り替えること。
パターン②:払い戻して新しい定期を買い直す
会社に交通費を申請している方や、継続して差額精算されることを避けたい方におすすめです。
所定の対応期間内であれば、残日数分を日割りで無手数料で払い戻してもらえます。
払い戻し後、新しい運賃設定(240円等)の定期券を新規扱いで発行します。以前と終了日が変わる点に注意してください。
どちらのパターンも一長一短ですが、毎日2往復以上使っていて定期代を会社に精算する方は、早めに買い直しておくとスムーズです。
値上げ後でも節約できる|据え置きの定期券・乗車券
値上げの中にも、発売額が据え置きになっているお得なきっぷがあります。これらをうまく活用すると、値上げの影響を抑えることができますよ。
| 商品名 | 対象 | 特徴 | 価格 |
|---|---|---|---|
| 共通定期券 | 国際興業バスと関東バス・西武バス・東京都交通局を利用する方 | 各社の路線を1枚でまとめて利用可能 | 今回の改定で据え置き |
| 彩京のびのびパス | 65歳以上の方 | 高齢者向け割引定期券 | 今回の改定で据え置き |
| IC一日乗車券 | 1日何度でも乗りたい方 | 1日乗り放題。観光・お出かけに最適 | 今回の改定で据え置き |
| ばすく〜る365 | 通学生(年間定期) | 年間通学定期券。1年間乗り放題 | 東京都内路線は2025年9月1日〜10月31日の間に窓口で差額なし買い直し手続きが可能 |
特に複数路線の乗り継ぎが多い方は、共通定期券が割安になる可能性があります。国際興業バスと関東バス・西武バス・東京都交通局との共通定期券が発売されているので、各路線の窓口でぜひ確認してみてください。
よくある質問
東京都内は2025年10月1日(水)、埼玉県内は2025年4月1日(火)から改定が実施されています。
2025年10月1日以降、現金・IC共に240円均一です。それまでIC払いは230円でしたが、現金と同額の240円に統一されました。
2025年4月1日から、初乗り運賃は200円→220円(+20円)になっています。ほとんどの区間で+20円の値上げです。
現在の定期券はそのまま継続利用できますが、差額分がICチャージから自動引き去りされます。新しい設定金額の定期に変更したい場合は、対応期間内(〜2026年3月31日)に定期券発売窓口へご相談ください。手続き方法は「継続変更」「無手数料払い戻し→買い直し」の2パターンがあります。
バス運転士不足による人件費増加、燃料費の高騰、安全対策・車両代替のコスト増加が主な理由です。少子高齢化による利用者数の減少で収入が伸び悩む中、公共交通を安全・安定的に維持するために必要な改定とされています。
まとめ
国際興業バスの値上げ・ポイントまとめ
- ✓東京都内は2025年10月1日からIC運賃が230円→240円に(現金・IC統一)
- ✓埼玉県内は2025年4月1日から初乗りが200円→220円に(原則+20円)
- ✓通勤定期1ヶ月は東京都内+450円、埼玉県内+890円の値上がり
- ✓IC定期券は対応期間(〜2026年3月31日)に「継続変更」または「払い戻し→買い直し」が可能
- ✓共通定期券・彩京のびのびパス・IC一日乗車券は今回の改定で据え置き
値上げは家計への影響が気になるところですが、共通定期券や据え置き乗車券をうまく活用して、少しでもコストを抑えていきましょう。プライシーでは国際興業バス沿線で購入できる日用品や食品の価格動向もチェックできますので、ぜひ日々の節約にお役立てください。
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