2026年は年初から10月に入っても、化粧品の値上げが続いています。デパコスからドラッグストアコスメまで、30ブランド超が相次いで価格を改定しました。「愛用しているコスメが値上がりした」「次に買う前に確認したい」という方のために、値上げブランドを月別にまとめました。節約術もご紹介します。

結論
2026年の主な化粧品値上げブランド一覧

2026年10月8日時点で、11月以降に実施が決まっている主要ブランドの化粧品値上げは確認できていません。7〜10月も値上げは続き、直近はソフィーナ(9/1)とナリス化粧品のネイチャーコンク(10/1)が実施済みです。

1〜3月:ナーズ(1/14)・カネボウ(1/16)・シャネル(1/28)・シスレー・クラランス(1月)、ディプティック(2/5)・スック(2/26)、イソップ(3/2)・YSL(3/4)・ゲラン(3/11)・ランコム(3/26)

4〜6月:ロート製薬(肌ラボ・メラノCC)・ディオール(4/8)・ジバンシイ(4/15)・オサジ(4/15)、D&G・エトヴォス・SABON(5月)、コスメデコルテ(6/1)・イッセイ ミヤケ パルファム(6/2)・富士フイルム(6/24)

7〜10月:シャネル(7/8)・ルナソル(7/23)・トム フォード ビューティ(7/29)・資生堂(7/30)・クリニーク(7/31)・ジョー マローン(8/4)・エスティ ローダー/M・A・C/ボビイ ブラウン(8/26)・ソフィーナ(9/1)・ナリス化粧品(10/1)

値上げの背景:原材料費・円安・物流コストの高騰が主な理由で、プチプラ・デパコスを問わず全方位での値上げが続いています。値上げ後でもセールや値下げ通知をうまく活用することで、お得に購入できますよ。

2026年 化粧品値上げブランド一覧(月別)

2026年の化粧品値上げは、年明け早々から始まりました。以下に月別・ブランド別の一覧をまとめましたので、気になるブランドをチェックしてみてください。

1〜3月値上げブランド

1月から3月にかけて、デパコスを中心に10ブランド以上が値上げを実施しました。シャネルやランコムなど、長年愛されているブランドも含まれており、すでに値上げ済みとなっています。

実施日 ブランド 特記事項
1月(上旬) シスレー フランス発ラグジュアリーブランド
1月14日 ナーズ(NARS) メイクアップ全般が対象
1月16日 カネボウ 国内大手・複数ブランドが対象
1月14日 クラランス スキンケア・メイクアップ各種
1月28日 シャネル 香水・スキンケア・メイク全般
2月5日 ディプティック(diptyque) フレグランス・ボディケア各種
2月26日 スック(SUQQU) 高級ラインのメイクアップ
3月2日 イソップ(Aesop) ボタニカル系スキンケア全般
3月4日 イヴ・サンローラン(YSL) 香水・メイクアップ全般
3月11日 ゲラン(Guerlain) 香水・スキンケア各種
3月26日 ランコム(LANCÔME) スキンケア・メイクアップ全般

参考情報:ナーズはfashionsnap.comによると2026年1月より価格改定を実施しています。今後も値上げ対象品が追加される可能性がありますので、購入前に公式サイトで最新価格をご確認ください。

4〜6月値上げブランド

4月以降はプチプラブランドにも値上げが広がりました。特にロート製薬は肌ラボ・メラノCC計38品を4月出荷分よりおよそ10%値上げしており、家計への影響が大きいと感じている方も多いのではないでしょうか。

時期 ブランド 対象品数 価格例(旧→新)
4月〜 ロート製薬(肌ラボ・メラノCC) 計38品 出荷価格ベース+約10%
4月8日〜 ディオール(Dior) 187品 ミス ディオール パルファン:18,040円→19,140円
4月15日〜 ジバンシイ(Givenchy) 116品 香水・メイクアップ全般
4月15日〜 オサジ(OSAJI) 28品 ニュアンス フェイスカラー:3,190円→3,300円
5月1日〜 ドルチェ&ガッバーナ(D&G) 53品 ライトブルー50mL:12,540円→13,090円
5月1日〜 エトヴォス(ETVOS) 79品 モイスチャライジングセラム:4,620円→4,994円
5月26日〜 SABON 複数品 ボディスクラブ・バスオイル等各種
6月1日〜 コスメデコルテ 89品 リポソーム アドバンスト リペアセラム 50mL:12,650円→13,200円
6月2日〜 イッセイ ミヤケ パルファム 50品 フレグランス各種
6月24日〜 富士フイルム(アスタリフト・ルナメアなど) ほぼ全品 本品は4〜15%、レフィルは1〜12%(定期購入は9月1日お届け分から)

ディオールの値上げについては関連記事もご参考ください。

7〜10月値上げブランド

夏以降も値上げは止まらず、外資系デパコスから国産の基礎化粧品まで価格改定が続きました。対象は「一部製品」とされているものが多いので、愛用品は公式サイトで新価格をご確認ください。

実施日 ブランド 特記事項
7月8日〜 シャネル(CHANEL) メイクアップなど一部製品(1月にも改定済み)
7月23日〜 ルナソル(カネボウ) 第2弾。ベースメイク・スキンケア・リップなど14品とされています
7月29日〜 トム フォード ビューティ 一部製品
7月30日〜 資生堂 化粧品の一部商品の参考小売価格。理由は原材料の価格高騰
7月31日〜 クリニーク 一部製品
8月4日〜 ジョー マローン ロンドン 一部製品
8月26日〜 エスティ ローダー アドバンス ナイト クレンジング バーム 70mL:8,580円→8,800円
8月26日〜 M・A・C/ボビイ ブラウン 一部製品(エスティ ローダーと同じELCジャパンのブランド)
9月1日〜 ソフィーナ(花王) ボーテ高保湿化粧水 しっとり:2,970円→3,300円
10月1日出荷分〜 ナリス化粧品(ネイチャーコンク) クリアローション200mLは約10%、詰め替え180mLは約13%の値上げ

11月以降の予定

2026年10月8日時点で、11月以降に実施が決まっている主要ブランドの化粧品値上げは確認できていません。ただし今後の発表がないという意味ではなく、毎年続いてきた流れを考えると追加発表の可能性はあります。

注意:上記の情報は2026年10月8日時点の情報です。価格・対象品は変更になる場合があります。購入前には各ブランドの公式サイトで最新情報をご確認ください。

化粧品が値上がりし続ける3つの理由

「なぜ毎年のように化粧品が値上がりするの?」と感じている方も多いでしょう。実は値上げの背景には構造的な要因があります。主な3つの理由を見ていきましょう。

1
原材料費・原油価格の高騰
化粧品の原料(植物エキス・精製油・アルコール成分など)や容器・包装資材の価格が上昇しています。ロート製薬の公式発表でも「原油・エネルギー・物流の費用上昇に伴う原材料および包装資材価格の高騰」が値上げ理由として明記されています。
2
円安による輸入コスト増
ディオール・D&Gなど外資系ブランドは「香水原料・包装材料の高騰および為替変動の影響」を値上げ理由として挙げています。継続する円安基調が輸入品コストを押し上げ、それが価格に転嫁されています。
3
物流・包装資材コストの上昇
燃料代の高騰を背景に輸送費が上昇し、国内外を問わず物流コストが増加しています。プラスチック容器の原材料コストも上昇しており、国産・輸入品を問わず製造コスト全体に影響しています。

fashionsnap.comの報道によると、これらの要因が重なり、百貨店のラグジュアリーコスメからドラッグストアのプチプラコスメまで、輸入・国産を問わず全カテゴリーで値上げが拡大しています。残念ながら、どれか一つが解消されればすぐに値下がりするという状況ではなさそうです。

値上げはいつまで続く?今後の見通し

「化粧品の値上げ、いつ落ち着くの?」これは多くの方が気になるポイントですよね。残念ながら、各ブランドのプレスリリースには「企業努力を尽くす」という表現はあるものの、値上げ終了の時期を公式に示したメーカーは確認できていません。

2023年・2024年・2025年と毎年値上げラッシュが続いてきた経緯を踏まえると、当面は値上げ傾向が続くとみられます。ただし、すべての商品が値上がりし続けるわけではなく、例外もあります。

値下がりも起きています:資生堂のdプログラムが化粧水・乳液シリーズを約400〜600円値下げするなど、ブランド戦略の見直しによる値下げ事例もあります。また、韓国コスメのエスポアはクッションファンデを3,300円→2,970円に値下げしており、すべての化粧品が値上がりしているわけではありません。

値上げが長期化する構造的な背景がある一方で、市場の競争や消費者の節約志向を受けた値下げや価格据え置き戦略をとるブランドも出てきています。特定のブランドや商品については、プライシーの価格チャートで値動きを確認しながら、賢くタイミングを見計らうのがおすすめです。

値上げを乗り越える!賢い節約術

値上げが続く中でも、工夫次第でお気に入りのコスメをできるだけお得に購入できます。実践しやすい節約術を3つご紹介しますね。

値上げ前のまとめ買いタイミングを見極める

値上げが発表されたら、実施日前にまとめ買いするのが一番シンプルな節約法です。ただし、まとめ買いにはストックが増えすぎるリスクもあります。化粧水・乳液など使用頻度が高く日持ちする基礎コスメは多めに買い置きしやすい一方、リップやファンデーションなど色物・トレンド品は1〜2本程度にとどめておくのが無難でしょう。

「値上げ前に駆け込んで購入した」という経験のある方も多いのではないでしょうか。値上げ直前はECサイトで在庫が減りやすいので、気になる商品は早めのチェックをおすすめします。

ポイント・クーポンを最大活用する

値上げ後でも、ポイントアップキャンペーンやクーポンを組み合わせれば実質的なコストを抑えられます。楽天市場の「お買い物マラソン」や「5と0のつく日」ポイント増量は化粧品との相性がよく、うまく活用すれば実質10〜20%のキャッシュバックになることもあります。

価格監視ツールで値下げ通知を受け取る

値上げ後でも、セールや期間限定値引きで一時的に安くなるタイミングは必ず訪れます。そこで活躍するのがプライシーのような価格監視ツールです。

プライシー(iOS / Android)では、Amazon・楽天・Yahooなど複数のECサイトの価格を一括比較でき、値下がりやクーポン発見時にスマホへプッシュ通知が届きます。「気がついたらセールが終わっていた」ということがなくなりますよ。

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人気化粧品の価格推移チャート

値上げ前後で実際に価格がどう変わったのか、プライシーの価格データでチェックしてみましょう。値上げのタイミングや、その後に値下げセールが来るかどうかも、チャートを見ると一目でわかりますよ。

まとめ:値上げに備えて賢くコスメを買おう

この記事のポイント

  • ✓2026年は年初から10月まで30ブランド超が値上げ。直近はソフィーナ(9/1)とナリス化粧品(10/1)。11月以降に決まった主要ブランドの値上げは確認できていない
  • ✓主な理由は原材料費高騰・円安・物流コスト上昇の3つ。構造的な要因のため当面続くとみられる
  • ✓値上げ前のまとめ買い・ポイント活用・価格監視ツールの3つの節約術を組み合わせるのが効果的
  • ✓値下げ事例(資生堂dプログラム、エスポアなど)もあるため、一律に悲観せず価格チャートで確認を
  • ✓プライシーの値下げ通知を使えば、値上げ後でもセールのタイミングを逃さず購入できる

値上げが続く中でも、情報をうまく活用すれば賢くお気に入りのコスメを手に入れられます。プライシーのアプリに登録して、値下がり通知をセットしておくと安心ですよ。

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よくある質問

2026年10月8日時点で、各メーカーから「値上げ終了」の公式発表は確認できていません。原材料費の高騰・円安・物流コスト上昇が重なっているため、当面は値上げ傾向が続くとみられます。一方で、ブランドによっては価格据え置きや値下げの動きもあります。

よく使う基礎コスメ(化粧水・乳液など)は値上げ前のまとめ買いが有効です。ただし、リップやファンデーションなどの色物は酸化・劣化しやすいため、使い切れる量に留めるのがおすすめです。また、値上げ後でもセール・クーポン・ポイントを組み合わせれば実質コストを抑えられるケースもあります。プライシーで価格推移を確認しながら購入タイミングを判断するのが賢明です。

プチプラコスメも進化しており、保湿・美白・UVケアなど基本機能は十分に備えているものが多くあります。肌ラボやメラノCC、コフレドールなどは皮膚科医が推奨するケースもあるほどです。ただし、テクスチャーや香り、仕上がりの好みは人それぞれですので、まずはデパコスと並行して試してみることをおすすめします。ファンデーションやマスカラのプチプラおすすめはランキング記事もご参考ください。

主な理由は3つです。①原材料費・原油価格の高騰(植物エキス・容器・包装資材の仕入れコスト上昇)、②継続する円安による輸入コスト増(特に外資系ブランド)、③物流・輸送費の上昇(燃料代高騰を背景とした配送コスト増)です。これらの要因が重なり、国産・輸入品を問わず全カテゴリーで価格改定が相次いでいます。

記事の内容は執筆時点の情報を基にしています。掲載している価格・日程・仕様等は変更になる場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。