同時に親子丼のサイズを見直し、大盛は580円(+30円)、小盛390円と特盛720円を新発売しました。値上げの理由は原材料費・エネルギーコスト・人件費の上昇の長期化です。2026年10月8日時点で、次の値上げの公式予告は確認できていません。クーポンやポイント活用で実質負担を抑える方法もあります。
【最新】2026年9月なか卯の値上げ内容
なか卯は2026年9月18日、株式会社ゼンショーホールディングス広報室名義で「親子丼新サイズの展開と一部商品価格改定のお知らせ」を公表し、2026年9月30日(水)AM9:00より親子丼の価格を改定しました。並盛は450円から480円へ、2023年4月以来の価格変更です。
親子丼の新価格とサイズ
親子丼のサイズ展開も変わりました(全て税込)。
| サイズ | 改定前 | 改定後 | 変更 |
|---|---|---|---|
| 親子丼(並盛) | 450円 | 480円 | +30円 |
| 親子丼(ごはん大盛) | 550円 | 580円 | +30円 |
| 親子丼(ごはん小盛) | 430円 | — | 販売終了 |
| 親子丼(小盛) | — | 390円 | 新発売 |
| 親子丼(特盛) | — | 720円 | 新発売 |
同じ日に「鶏から丼 各種」と「鶏から」は終売となりました。公式はその他の商品の価格改定について、店内メニューでの確認を案内しています。値上げの理由は「原材料費やエネルギーコスト、人件費の上昇が長期化していることなどに対応し、商品の品質維持・向上を図るため」です。
2026年3月4日に値上げした商品
これより前の2026年2月27日、株式会社ゼンショーホールディングス名義でプレスリリースを公開し、2026年3月4日(水)AM9:00より一部商品の価格を改定すると発表しました。
2026年3月4日の改定で値上げとなった主な商品は以下のとおりです(全て税込)。
| 商品名 | 改定前 | 改定後 | 差額 |
|---|---|---|---|
| はいからうどん(並) | 330円 | 350円 | +20円 |
| カツ丼(並盛) | 640円 | 650円 | +10円 |
| 鶏から丼(並盛) | 640円 | 650円 | +10円 |
| 和風カレー(並盛) | 540円 | 550円 | +10円 |
上記以外にも全体の約3割の商品で改定があり、上げ幅は10〜30円となっていました。3月の値上げの理由についてゼンショーHDは「原材料費や人件費、エネルギーコストなどの上昇に対応し、商品の品質維持・向上を図るため」と説明しています。
この3月の改定では、親子丼(並盛)は450円のまま据え置かれていました。表の鶏から丼は、9月30日に終売となり、現在は注文できません。
3月の値上げは2025年11月以来、約4ヶ月ぶりでした。対象は全体の約3割の商品(445店舗)で、朝食メニューや定食メニューは3月の値上げ対象外でした。
なか卯の値上げ推移一覧(2022〜2026年)
なか卯は2022年以降、複数回にわたって価格改定を実施しており、2026年9月30日には3年5か月ぶりに親子丼を値上げしました。2023年には一時的に値下げを行う「逆張り戦略」を取ったことでも話題になりました。以下に主な改定履歴をまとめます。
| 時期 | 主な対象商品・内容 | 幅 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 2022年7月1日 | 全商品値上げ(親子丼:480円→490円) | 値上げ | 原材料・原油価格の高騰 |
| 2023年4月6日 | 親子丼(並盛):490円→450円 | -40円 | 集客・ブランド強化の逆張り戦略 |
| 2024年12月4日 | 鶏から丼・和風カレー・はいからうどんなど多数 | +10〜60円 | 国産米の価格高騰 |
| 2025年3月26日 | カツ丼・チーズ親子丼・鶏から丼・和風カレーなど | +20円 | 国産米の高値長期化 |
| 2026年3月4日 | はいからうどん・カツ丼・鶏から丼・和風カレーなど | +10〜30円 | 原材料費・人件費・エネルギー上昇 |
| 2026年9月30日 | 親子丼(並盛):450円→480円、大盛550円→580円 | +30円 | 原材料費・エネルギー・人件費の上昇の長期化 |
特筆すべきは2023年の値下げです。卵価格が高騰していた時期に親子丼を40円引き下げ、他チェーンが値上げを続けるなかで逆張りを断行。この戦略は大きな話題を呼び、集客効果も発揮しました。しかし2024年以降は国産米をはじめとするコスト上昇が限界を超え、再び値上げ基調に転じています。
そして2026年9月には、看板の親子丼にも値上げが及びました。
なか卯と同じゼンショーグループのすき家や、競合する牛丼チェーンの動向も参考になります。
商品別価格推移(主要商品・並盛・税込)
主要商品の価格がどのように変化してきたか、2024年12月以降の推移を一覧にまとめました。
| 商品名 | 〜2024/12/3 | 2024/12/4〜 | 2025/3/26〜 | 2026/3/4〜 |
|---|---|---|---|---|
| 親子丼(並盛) | 450円 | 450円 | 450円 | 450円(9/30〜480円) |
| はいからうどん(並) | 300円 | 330円 | 330円 | 350円 |
| 鶏から丼(並盛) ※9/30終売 |
590円 | 620円 | 640円 | 650円 |
| 和風カレー(並盛) | 490円 | 520円 | 540円 | 550円 |
| カツ丼(並盛) | — | — | 640円 | 650円 |
はいからうどんは2024年12月〜2026年3月の間に300円から350円へ、約1年3ヶ月で50円(約17%)値上がりしています。一方で親子丼は2023年4月の値下げ以降、2026年9月29日までの3年5か月にわたって450円を維持していましたが、9月30日に480円になりました。
はいからうどん・カツ丼・和風カレーの9月30日以降の価格は、公式が店内メニューでの確認を案内しています。この表は2026年3月4日改定後の価格です。
なか卯が値上げを続ける理由
① 国産米100%使用のコスト直撃
なか卯の最大の特徴は、ごはんに国産米を100%使用していることです。外食チェーンの多くが輸入米を混合する中、国産米だけを使用するこだわりがコスト上昇に直結しています。
2023年秋以降、国産米の市場価格は急騰しました。令和5年産米は高温障害や不作の影響で品薄となり、2024年前半には「米不足」が社会問題化。価格高騰が外食業界全体を直撃しましたが、国産米100%のなか卯への影響は特に大きいものでした。
② 原材料費・エネルギー・人件費の複合上昇
米だけが問題ではありません。2022年のロシアによるウクライナ侵攻以降、世界的にエネルギー価格や小麦・飼料価格が上昇。円安も輸入コストを押し上げ、外食産業全体でコストが膨らんでいます。
さらに最低賃金の引き上げによる人件費増加も、サービス業に大きな影響を与えています。2026年3月の価格改定でなか卯は「原材料費や人件費、エネルギーコストなどの上昇」を、9月30日の改定でも「原材料費やエネルギーコスト、人件費の上昇が長期化していること」を理由に挙げています。
これらの要因が複合的に作用していることがわかります。
今後の見通し:国産米の価格は令和6年産より需給が改善しつつある一方、人件費の上昇圧力は続いています。2026年中に追加の値上げが実施される可能性もゼロではありません。
看板商品「親子丼」はなぜ3年5か月ぶりに値上げされたのか
なか卯の親子丼(並盛)は、2023年4月に490円から450円へ値下げされて以降、他の商品が何度値上げされても2026年9月29日まで450円に据え置かれていました。
この据え置きは、卵価格が高騰するなかで40円引き下げた2023年の逆張り戦略の延長にありました。「親子丼なら450円のなか卯」という認知は、ブランドの大きな強みでもありました。
それでも2026年9月30日、並盛は480円になりました。公式の説明では、原材料費やエネルギーコスト、人件費の上昇が長期化していることが理由です。同時にサイズ展開を見直し、小盛(390円)と特盛(720円)が加わっています。
並盛が30円上がった一方、新しい小盛は390円です。量を控えめにしたいなら、これまでの小盛(430円)より40円安く食べられます。
値上げ後もなか卯をお得に使う節約術
値上げが続くなか卯でも、うまく活用すれば実質的な出費を抑えることができます。有効な方法を紹介します。
公式アプリのクーポンを活用する
なか卯の公式スマホアプリでは、毎月「得とくクーポン」が配信されます。朝食メニューや期間限定商品の割引クーポンが定期的に登場し、アプリを持っているだけで自動的に受け取れます。
2026年10月も、アプリ限定の「10月得とくクーポン」の第一弾が10月1日に配信されました(内容は月ごとに変わります)。
スマートニュース・ポイントカードを組み合わせる
スマートニュースアプリのクーポンチャンネルからもなか卯のクーポンを入手できます。また、なか卯ではd ポイント・Vポイント・楽天ポイントが税込200円以上の利用で貯まります。クーポン+ポイント付与を組み合わせることで、値上げ後でも実質コストを最小化できます。
- 公式アプリのクーポンを毎月チェック
- スマートニュースのクーポンも併用
- dポイント・楽天ポイントを貯める
- PayPayなどのキャンペーン活用
- 親子丼(並盛480円・小盛390円)を選択肢に
- 朝食メニューは比較的割安
- クーポン更新タイミング(月初)に注文
- 複数クーポンの重複利用を確認
よくある質問
2026年9月30日から、並盛は480円(税込)です。2023年4月6日から450円でしたが、3年5か月ぶりに30円値上がりしました。大盛は580円、新発売の小盛は390円、特盛は720円です。
公式からの次回値上げ予告は、2026年10月8日時点で確認できていません。ただし国産米の価格動向や人件費の上昇圧力が続いている状況から、今後も断続的な価格改定が行われる可能性があります。なか卯公式サイトのお知らせページで随時確認するのが確実です。
なか卯は「おいしさへのこだわり」として国産米100%を掲げています。公式サイトでも「飼料からこだわった濃厚なこだわり卵」「国産タマネギ」とともに素材の品質を訴求しており、国産米はブランドの核心です。このこだわりが米価格高騰時のコスト増に直結しています。
2026年3月4日の改定後、はいからうどん(並)は350円(税込)です。2024年12月以前は300円でしたが、2024年12月に330円、2026年3月に350円と2段階で値上がりしました。9月30日以降の価格は、店内メニューでご確認ください。
2026年3月4日の改定後、カツ丼(並盛)は650円(税込)です。2025年3月時点では640円でした。9月30日以降の価格は、店内メニューでご確認ください。
この記事のまとめ
- ✓2026年9月30日に親子丼(並盛)を450円から480円へ値上げ。大盛は580円、小盛390円・特盛720円を新発売
- ✓2026年3月4日にはいからうどん・カツ丼・鶏から丼・和風カレーを10〜20円値上げ(鶏から丼は9月30日に終売)
- ✓親子丼(並盛)は2023年4月から3年5か月続いた450円の据え置きが終了
- ✓2022年以降の値上げ理由は一貫して「国産米高騰+原材料費・人件費・エネルギーコスト上昇」
- ✓公式アプリクーポン+ポイント活用で実質負担を抑えることが可能
- ✓次回値上げの公式予告は確認できていないが、コスト環境から今後も注視が必要
