「阪神バスがまた値上がりするって聞いたけど、いつから?いくらになるの?」——そんな疑問を持っている方のために、2026年9月の最新改定内容をまとめました。阪神バスは尼崎市・西宮市南部・芦屋市・神戸市の一部を中心に路線を運行する阪急阪神ホールディングス傘下のバス会社です。定期代の変化や節約術まで、この記事だけで確認できます。

結論
阪神バスの値上げは2026年9月1日(火)から

普通運賃が250円→260円に改定されます(届出:2026年4月23日、平均改定率4.0%)。2023年以来3年連続の値上げで、2023年比では約24%の上昇となります。通勤定期は1か月あたり450円の値上がりです。

阪神バスの値上げはいつから?運賃の推移一覧(2023〜2026年)

阪神バスは2023年から3年連続で運賃改定を続けています。2023年以前は1997年1月の改定以来、長らく210〜220円で据え置かれていましたが、コスト増加を背景に短期間で大きく値上がりしました。推移を表でご確認ください。

実施日 尼崎市内線 西宮市南部・芦屋市内 神戸特区 備考
2023年9月1日 210円 → 230円 220円 → 230円 210円(変更なし) 阪急バスと同時改定
2024年10月1日 230円 → 240円 230円 → 240円 210円 → 230円 2年連続値上げ
2025年9月1日 240円 → 250円 240円 → 250円 230円 → 250円(特区廃止) 全線250円均一化、平均4.3%
2026年9月1日 最新 250円 → 260円 250円 → 260円 (廃止済み) 全線260円均一、平均4.0%

2023年から2026年にかけて、普通運賃は210円前後から260円へと約24%の値上がりとなっています。背景にある課題は毎年共通しており、運転士不足や燃料高騰が続く限り、今後も改定が続く可能性があります。

【神戸特区とは?】 神戸市内で阪神バスが走る一部区間に設けられていた割引運賃帯(210〜230円)です。2025年9月の改定で廃止となり、全線一律250円に統合されました。2026年9月からは全線260円です。

2026年9月改定で定期代はいくら変わる?普通運賃・定期代を一覧で解説

2026年9月1日から実施される改定の全詳細をまとめました。定期券をお持ちの方は、特に通勤・通学定期の変化と、グランドパス70の大幅値上げを押さえておきましょう。

普通運賃の変更

阪神バスが2026年4月23日に届け出た運賃改定によると、普通運賃は全線一律で250円→260円に変わります。ICカード(hanica・PiTaPaなど)でのご利用も同額改定です。

通勤定期代の変更

期間 現行(〜2026年8月31日) 改定後(2026年9月1日〜) 差額
1か月 11,250円 11,700円 +450円
3か月 32,060円 33,350円 +1,290円
6か月 60,750円 63,180円 +2,430円

通学定期代の変更

期間 現行(〜2026年8月31日) 改定後(2026年9月1日〜) 差額
1か月 9,300円 9,670円 +370円
3か月 26,510円 27,560円 +1,050円
6か月 50,220円 52,220円 +2,000円

グランドパス70の大幅値上げ(70歳以上向け)

70歳以上を対象とした定期券「グランドパス70」は、今回の改定で特に大きな値上がりとなっています。毎月・毎年バスを使われるシニアの方には、節約術の活用(後述)をぜひ検討してみてください。

期間 現行 改定後 差額
1か月 7,200円 9,000円 +1,800円
3か月 15,700円 20,900円 +5,200円
6か月 29,700円 39,600円 +9,900円
年間 53,600円 71,400円 +17,800円

【注意】グランドパス65は2025年9月に販売終了2025年9月の改定時にグランドパス65の販売は終了しています。現在はグランドパス70(70歳以上対象)のみとなっていますのでご注意ください。

その他の変更点

スクールパス(SP250)は価格据え置きとなります。ただし260円区間の乗車は引き続き可能ですが、阪急バスの260円区間への乗車はできません。

磁気回数カードは、尼崎市内線で利用できるものが2026年8月末をもって取扱終了となります(購入済みのカードは2031年4月22日まで払戻し可能)。お持ちの方はお早めに確認しておきましょう。

乗越精算のルールが変わります。改定前は乗越時に普通運賃の全額を追加収受していましたが、改定後は差額のみの収受になります。例えば260円区間の定期券で270円区間まで乗り越した場合、差額の10円のみ支払えばよくなります。

阪神バスが毎年値上げを続ける理由・背景は?

阪神バスが毎年値上げを続けている背景には、複合的な要因があります。阪神バスのプレスリリースでは、主に次の4点が理由として挙げられています。

  • 旅客数の減少:新型コロナウイルス流行後の利用者数回復が鈍く、収入が伸び悩んでいる
  • 燃料価格の高騰:軽油などの燃料費が高い水準で推移している
  • 車両・設備の更新費用の確保:老朽化した車両の更新や施設の維持・整備費用が増大している
  • 運転士不足への対応バス業界全体の人手不足を背景に、待遇改善のための費用確保が急務となっている

特に運転士不足は全国的な問題で、処遇を改善しなければ路線の維持自体が難しくなるという事情があります。値上げの背景には「サービスを守るためのやむを得ない判断」という側面もあります。

阪神電車(鉄道)も値上げした?最新の改定情報を解説

「阪神電車も値上げしたの?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。阪神電車(鉄道部門)でも、ここ数年で値上げが実施されています。バスとは別のタイミングなので、整理しておきましょう。

2023年4月:バリアフリー料金の導入

2023年4月から、阪急電鉄・阪神電気鉄道など関西の主要私鉄がバリアフリー整備を目的とした10円の運賃引き上げを実施しました。これにより全線で普通運賃が一律10円加算されています。

2025年1月19日:神戸高速線の値上げ

神戸新聞の報道によると、2025年1月19日から阪神電車(・阪急電鉄・神戸電鉄)が乗り入れる神戸高速線で運賃が改定されました。対象は新開地・高速長田・高速神戸・花隈・西元町・元町の6駅に設置するホームドア整備費用(鉄道駅バリアフリー料金制度)を賄うためです。

区間 改定前 改定後(2025年1月19日〜)
1区(1〜3km) 130円 140円(+10円)
2区(4〜6km) 150円 160円(+10円)

定期代への影響は、通勤定期1か月あたり+380円、3か月+1,080〜1,090円、6か月+2,050〜2,060円です。なお、通学定期は据え置きとなっています。

今後の値上げ予定は?

鉄道プレスの報道によると、阪急・阪神は2030年度までに運賃値上げを検討中としています。具体的な時期・金額はまだ公表されていませんが、バス同様に鉄道でも今後の改定の可能性があることを頭に入れておくとよいでしょう。

節約術・お得な使い方

値上がりは家計に響きますが、上手に使えばコストを抑える方法があります。阪神バスユーザーにとって特に効果的な3つの節約術をご紹介します。

ICカード「hanica(ハニカ)」でプレミア8%分お得に

阪神バス・阪急バス専用のICカード「hanica(ハニカ)」は、チャージ金額に対して8%のプレミア(上乗せ)が自動的に付与されます。260円の運賃でhanicaを使うと、実質的には240円台で乗れる計算です。

【hanicaのポイント】・阪神バス・阪急バス専用(阪神電車・阪急電車では使えません)
・hanica定期券またはグランドパス70を持っていると、阪神バス・阪急バスのどちらでも別途運賃なく乗車可能
・2025年9月時点でプレミア率8%は据え置きが発表されており、2026年も継続の見込みです

デジタル1日乗車券(大人600円)でお得に乗り放題

阪急阪神ホールディングスが提供するスマホアプリ「HH cross TOWNS(エイチエイチ クロス タウンズ)」からデジタル1日乗車券を購入できます。

  • 大人:600円
  • 小児:300円

3回以上乗れば260円×3=780円のところ600円で済むため、外出先でバスを複数回使う日はデジタル1日乗車券がお得です。観光や買い物でまとめて移動する際にもぜひ活用してみてください。

PiTaPa(登録型割引サービス)の活用

PiTaPaのバス利用に登録すると、1か月定額サービス(登録区間の乗り放題など)が利用できます。こちらも2026年9月の改定後の運賃が適用される形で継続されます。通勤・通学定期より安くなるケースもあるため、PiTaPaをお持ちの方はご自身の利用状況と比較してみましょう。

よくある質問

阪神バスの値上げはいつから?

2026年9月1日(火)から、普通運賃が250円から260円に改定されます。届出日は2026年4月23日、平均改定率は4.0%です。

阪神バスの定期代はいくら変わる?

通勤定期は1か月450円増(11,250円→11,700円)、3か月1,290円増、6か月2,430円増となります。通学定期は1か月370円増(9,300円→9,670円)です。グランドパス70は年間で17,800円増(53,600円→71,400円)と大幅な値上がりになります。

なぜ毎年値上げが続くの?

主な理由は①旅客数の減少、②燃料価格の高騰、③車両・設備の更新費用の確保、④運転士不足への対応の4つです。特に運転士不足は全国的な問題で、待遇改善のための費用確保が値上げの大きな要因となっています。

阪神電車も値上げしたの?

はい。2025年1月19日に阪神電車が乗り入れる神戸高速線の運賃が改定されました。1区(1〜3km)が130円→140円、2区(4〜6km)が150円→160円です。ホームドア整備費用の確保が目的でした。

グランドパス65はどうなった?

グランドパス65は2025年9月1日の改定時に販売終了となりました。現在はグランドパス70(70歳以上対象)が継続していますが、2026年9月から大幅値上げ(1か月7,200円→9,000円)となります。

この記事のまとめ

  • 阪神バスの普通運賃は2026年9月1日から260円(250円→260円、平均4.0%アップ)
  • 通勤定期は1か月+450円(11,250円→11,700円)、年間では約5,400円の値上がり
  • グランドパス70は年間で+17,800円(53,600円→71,400円)と大幅値上げ
  • 磁気回数カード(尼崎市内線)は2026年8月末で取扱終了(払戻は2031年4月22日まで)
  • hanicaを使うとプレミア8%分お得。デジタル1日乗車券(600円)は3回以上乗る日に活用を
  • 阪神電車の神戸高速線も2025年1月に値上げ済み(1区140円・2区160円)

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