「ガリガリ君がまた値上げするの?」と気になっていませんか。赤城乳業は2025年12月19日に、ガリガリ君のメーカー希望小売価格を税別80円から90円に引き上げると発表しました。本記事では、いつから・いくらに・なぜ値上げするのか、対象商品の範囲、これまでの値上げの歴史、そして話題になった社員総出のお詫びCMまでをまとめて整理します。
対象は1本入りスティックの「ガリガリ君シリーズ」。値上げ幅は10円(+12.5%)で、軽減税率8%適用時の税込価格は86円→97円が目安です。値上げの背景は物流費・原材料・人件費・エネルギーコストなど「あらゆるコスト上昇」で、品質維持のための価格改定と赤城乳業は説明しています。
ガリガリ君の値上げはいつから?
赤城乳業の公式発表(2025年12月19日付)によれば、ガリガリ君の価格改定は2026年3月1日の出荷分から実施されます。前回の値上げ(70円→80円)が行われたのが2024年3月1日でしたので、ちょうど2年ぶりの改定ということになります。
店頭価格に反映されるのはいつ頃?
値上げは「出荷日」が起点ですので、コンビニやスーパーの店頭で新価格が反映されるのは出荷日から少し遅れます。スーパーやコンビニには値上げ前の在庫がまだ残っているため、店頭で「90円」を見かけるのは2026年3月中旬以降が中心になる見込みです。
とくにコンビニチェーンは在庫の入れ替わりが早いものの、店舗ごとの在庫消化スピードや独自セール価格によってバラつきが出ます。「値上げ前にもう1本食べておきたい」という方は、2月末から3月上旬を狙うと旧価格で買える可能性が高いでしょう。
新価格はいくら?税込・実勢価格まで
今回の値上げで変わるのは、赤城乳業がメーカーとして提示する希望小売価格(税別)です。現行の80円から90円へ、10円の引き上げとなります。
| 項目 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| 希望小売価格(税別) | 80円 | 90円 |
| 税込価格(軽減税率8%目安) | 86円 | 97円 |
| 値上げ幅 | +10円(+12.5%) | |
アイスは食品扱いとなり、国税庁の規定により軽減税率8%が適用されます。そのため税込価格は86円から97円へ、ちょうど10円ちょっとの値上がりになります。1本あたり100円が目前に迫るというのは、ガリガリ君ファンにとってはちょっと寂しいニュースですよね。
コンビニ・スーパーの実勢価格はどうなる?
コンビニでは多くの場合、メーカー希望小売価格にほぼ近い値段で並びます。ですので、セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマートでは税込97円前後で販売される見込みです。一方、スーパーや業務用ディスカウントストアでは、もう少し安く売られるケースもあります。
値上げの対象商品はどれ?
2025年12月19日の発表で価格改定の対象となるのは、スティックタイプの「ガリガリ君シリーズ」です。具体的には、ソーダやコーラ、メロンソーダといった、いわゆる1本売りのレギュラー品が該当します。
| 形態・商品 | 今回の改定(251219発表分) | 現行価格(税別) |
|---|---|---|
| ガリガリ君シリーズ(スティック1本) | 対象(80円→90円) | 80円→90円 |
| ガリガリ君リッチ(1本) | 今回は対象外 | 140円 |
| 大人なガリガリ君(1本) | 今回は対象外 | 100円 |
| マルチパック(箱入り) | 今回は対象外 | 350円 |
過去には、2019年と2024年の価格改定で「ガリガリ君リッチ」やマルチパックも値上げの対象になっています。2019年3月の改定では、ガリガリ君リッチが130円→140円、マルチパック(箱入り)が330円→350円に引き上げられました。
なぜ値上げ?赤城乳業が説明する理由
赤城乳業は公式発表のなかで、値上げに踏み切った理由として以下のコスト上昇を挙げています。
- 物流費の上昇:ドライバー不足や燃料費の高騰
- 原材料価格の上昇:砂糖・果汁などの素材コスト
- 資材価格の上昇:包装材・スティック等の副資材
- 人件費の上昇:賃上げの流れによる影響
- エネルギーコストの上昇:冷凍輸送・工場稼働の電気代
赤城乳業は公式発表で「経営の合理化・効率化で吸収することが極めて困難な状況」と述べており、これ以上は社内努力だけでは支えきれないと判断したことが読み取れます。「ガリガリ君=安さの象徴」というブランドイメージを守るため、これまで何度も値上げを先延ばしにしてきた経緯を考えると、今回の決断は重い意味を持っています。
ガリガリ君の値上げ歴史|50円→60円→70円→80円→90円
ガリガリ君の値段はこれまで、ゆるやかに、しかし確実に上がってきました。赤城乳業の公式発表でも、価格の変遷が公開されています。
| 年 | 価格(税別) | 値上げ幅 | 前回からの間隔 |
|---|---|---|---|
| 1981年(発売) | 50円 | — | — |
| 1991年 | 60円 | +10円 | 10年 |
| 2016年 | 70円 | +10円 | 25年 |
| 2024年3月 | 80円 | +10円 | 8年 |
| 2026年3月(予定) | 90円 | +10円 | 2年 |
ここで注目したいのは、値上げの間隔が年々短くなっていることです。最初の値上げ(50円→60円)まで10年、その次の60円→70円までは実に25年もガマンしてきましたが、70円→80円は8年、80円→90円はわずか2年と、間隔がどんどん詰まっているのがわかります。コスト上昇のスピードがそれだけ早まっている、ということでもありますね。
次は100円突破?今後の価格を予想
これまでの値上げ幅はすべて10円ずつ。1981年の発売時から数えると、45年で50円→90円と「+40円」の値上がりです。仮にこのペースでさらに値上げが続けば、次のステップは100円台ということになります。
もちろん公式に「次は100円」と発表があったわけではありません。ただ、近年は2年で値上げに踏み切らざるを得なかった事実を踏まえると、「ガリガリ君が100円になる日」もそう遠くないのでは、と心構えしておくくらいがちょうど良いかもしれません。SNS上でも「いつか100円超えにならないかヒヤヒヤする」「ガリガリ君指標で日本のインフレを測れる」といった声が見られ、価格そのものが時代の景気を映す存在になってきています。
内容量も減ってる?「ステルス値上げ」の経緯
ガリガリ君は表に見える価格だけでなく、こっそりと内容量を減らす「ステルス値上げ(実質値上げ)」も繰り返してきました。赤城乳業への取材記事によると、ガリガリ君の内容量は以下のように推移しています。
| 時期 | 内容量 | 変更の発表 |
|---|---|---|
| 2000年代後半 | 113ml | 公式発表なし |
| 2015年頃 | 110ml | 公式発表なし |
| 2020年頃〜 | 105ml | 公式発表なし |
2000年代後半に比べると、現在のガリガリ君は1本あたり約8ml(約7%)少なくなっている計算です。値段が変わらなくても、量が減れば実質的にはコストアップ。今回の80円→90円という表立った値上げの裏には、こうした「目に見えない値上げ」の積み重ねもあったわけです。
取材記事では赤城乳業から内容量の推移について回答を得ていますが、内容量の変更そのものについては公式リリース等での明示的なアナウンスはなされていません。「いつ何mlに変わったか」を正確に追うのは、消費者には難しい状態が続いてきました。
過去の値上げで話題になった「赤城乳業 お詫びCM」
ガリガリ君の値上げといえば、避けて通れないのが2016年の「お詫びCM」です。当時の社長・井上秀樹氏を先頭に、赤城乳業の社員約100名が並んで深々と頭を下げる60秒のテレビCMが放映されました。
CMには高田渡さんのフォークソング「値上げ」がBGMとして流れ、「25年間、値上げしませんでした。」「60円が、70円になります。」という静かなテロップが添えられました。この潔さと真摯さが反響を呼び、日経クロストレンドの分析によれば、各種広告賞を総なめにしたほどの話題になりました。
そして驚くべきは、値上げ後の販売実績です。東洋経済オンラインの記事では、値上げ直後の4月の販売本数が前年比約10%増を記録したと報じられています。「値上げをきちんと説明し、誠実に謝る」というブランドの姿勢が、結果的に消費者の応援につながった事例として、今でもマーケティング教材で取り上げられるほどです。
2024年・2026年の値上げでも姿勢は継承
2024年3月の70円→80円の値上げの際にも、赤城乳業は社員が出演する新聞・交通広告を全国で展開し、「より深くお詫びする気持ち」を表現したと説明しています。今回の2026年3月の値上げに合わせて、どのようなコミュニケーションが行われるのかも、ちょっと気になるところですね。
値上げ後にガリガリ君を安く買う方法
1本あたり97円(税込目安)になっても、ガリガリ君はやっぱり食べたい。そこで、少しでも単価を抑える方法をいくつか整理しておきます。
マルチパック(箱入り)にする
コンビニで1本ずつ買うよりも、スーパーで売っている「マルチパック(7本入り)」のほうが、1本あたりの単価が安くなります。マルチパックは今回の値上げ対象に含まれていないので、店頭価格据え置きで購入できる可能性も高いでしょう。冷凍庫のスペースが許せば、まとめ買いがいちばん効きます。
「ガリガリ君リッチ」や「大人なガリガリ君」も視野に
今回の値上げ対象は「スティックの1本売り」のみで、ガリガリ君リッチや大人なガリガリ君は対象外です。リッチは100ml・税別140円、大人なガリガリ君は税別100円帯で、1本あたりの満足度を重視したいときには、こちらのシリーズに切り替えるのも一案です。
同価格帯のアイスとも比べてみる
1本97円という価格帯になると、明治エッセル スーパーカップ(200ml、150円前後)と1ml単価で比較したくなる方も多いでしょう。「スーパーカップの値段は?人気アイス11品を比較」では、各社主要アイスの定価を整理していますので、コスパで選びたい方はあわせて参考にしてみてください。
プライシーアプリで実勢価格を追う
マルチパックや業務用大箱は、ネット通販のセールやポイント還元で価格が日々変動します。プライシーアプリ(iOS / Android)を使うと、Amazon・楽天・Yahooの横断価格比較ができ、値下がりやクーポン配布をプッシュ通知で受け取れます。「値上げ前に少しでも安いタイミングで買いたい」という方には便利な使い方ができます。
ガリガリ君値上げに関するよくある質問
赤城乳業の公式発表によると、2026年3月1日の出荷分から価格改定が実施されます。コンビニやスーパーの店頭で新価格が反映されるのは、流通在庫の入れ替わりがあるため、3月中旬以降が中心になる見込みです。
メーカー希望小売価格は税別80円から90円へ、10円(+12.5%)の値上げです。アイスは軽減税率8%が適用されますので、税込価格の目安は86円から97円となります。
2025年12月19日に発表された今回の改定では、対象はスティック1本入りの「ガリガリ君シリーズ」のみです。ガリガリ君リッチ・大人なガリガリ君・マルチパック(箱入り)は、今回の改定では対象外と公表されています。
1981年の発売から数えると、1991年(50円→60円)、2016年(60円→70円)、2024年(70円→80円)の3回値上げが行われています。2026年3月の値上げ(80円→90円)は4回目の改定となります。
赤城乳業は、物流費・原材料価格・資材価格・人件費・エネルギーコストといった「あらゆるコスト上昇」が続き、経営の合理化や効率化での吸収が困難になったためと説明しています。品質を維持するためにやむを得ず価格改定に踏み切ったとしています。
取材記事によれば、2000年代後半は113ml、2015年頃に110ml、2020年頃以降は105mlで推移しています。内容量変更については、公式に明示的なアナウンスはなされていません。
ガリガリ君 値上げまとめ
- 2026年3月1日の出荷分から、ガリガリ君は税別80円→90円に値上げ
- 税込価格の目安は86円→97円(軽減税率8%適用)
- 対象はスティックの「ガリガリ君シリーズ」のみ。リッチ・マルチは今回対象外
- 理由は物流費・原材料・資材・人件費・エネルギーコストの全方位的な上昇
- 1981年発売以来、50円→60円→70円→80円→90円と段階的に値上げ。間隔は短縮傾向
- 「目に見えない実質値上げ」として、内容量は113ml→110ml→105mlと推移
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