「自販機(自動販売機)のジュース、また高くなった?」と感じていませんか。2025年10月の価格改定で、コカ・コーラ500mlがついに税込200円台に突入。コーラもお茶もサントリーも、主要メーカーが軒並み値上げに踏み切りました。この記事では、自販機の値上げがいつから・いくら・なぜ起きたのかをメーカー別にまとめ、自販機で買い続けるよりお得な節約術まで一気に解説します。

結論
自販機の値上げは2025年10月1日から。500mlのコーラ・お茶が200円台に

コカ・コーラ・キリン・アサヒ・伊藤園・ダイドー・サントリー・ポッカサッポロといった主要飲料メーカーが、2025年10月1日出荷分から自販機商品を一斉に値上げしました。代表例は500mlのコカ・コーラが税別180円→200円、お〜いお茶600mlが194円→216円。値上げ品目は飲料・酒類だけで約2,229品目にのぼります。スーパーやドラッグストアでは同じ商品が半額近くで買えるケースも多く、Coke ON Passなどのサブスクやマイボトルへの切り替えで月数千円単位の節約が可能です。

自販機の値上げはいつから?2025年10月の価格改定で200円時代へ

自販機の値上げは、2025年10月に約3,000品目の食品が値上げとなった大規模価格改定がきっかけです。そのうち飲料・酒類が2,229品目と全体の8割近くを占め、自販機商品もほぼ全社が同時タイミングで改定に踏み切りました。

値上げ実施日
2025年10月1日出荷分〜
値上げ品目数(飲料・酒類)
約2,229品目
主要メーカー
7社以上が同時改定

象徴的なのは、500mlペットボトルのコカ・コーラが税別180円から200円になったこと。ついに自販機飲料は1本200円台が当たり前の時代に入りました。「ちょっと喉が渇いたから」と気軽に押せる金額ではなくなってきていますよね。

「自販機の値上げは2025年10月だけ?」と気になる方も多いかと思います。実は2022年・2024年にも段階的に改定が行われており、コカ・コーラ500mlは2022年に160円→180円、2025年に180円→200円と、わずか3年で40円も上がっています。

自販機の値上げ一覧|主要メーカー別の新価格まとめ

2025年10月の自販機価格改定について、主要メーカー別に「代表商品の旧価格・新価格・改定率」を一覧にまとめました。いずれも税別のメーカー希望小売価格です。

メーカー代表商品旧価格新価格改定率
コカ・コーラBJコカ・コーラ 500ml PET180円200円+11.1%
キリンビバレッジ午後の紅茶・生茶など+6〜22%
アサヒ飲料三ツ矢・カルピス・おいしい水+4〜23%
伊藤園お〜いお茶 600ml PET194円216円+11.1%
ダイドードリンコダイドーブレンドオリジナル140円160円+10〜15%
サントリー伊右衛門 600ml PET180円200円+6〜25%
サントリークラフトボス ブラック 500ml200円240円+20%
ポッカサッポロキレートレモンWレモン等+8〜22%

コカ・コーラ ボトラーズジャパン

コカ・コーラボトラーズジャパンは2025年10月1日出荷分から200品目以上を値上げしました。改定率は4.8〜23.0%で、コーヒー製品は1本あたり+20〜30円、その他のPETボトル製品は+20円が中心。象徴的なコカ・コーラ500mlは税別180円→200円、税込だと220円となります。

キリンビバレッジ

キリンビバレッジは、2025年10月1日納品分より「午後の紅茶」「生茶」など主力ブランドを6〜22%値上げ。ペットボトル容器を中心に、ほぼ全商品が対象になりました。原材料費・物流費の高騰が理由とされています。

アサヒ飲料

アサヒ飲料は2025年10月1日出荷分から「三ツ矢」「カルピス」「おいしい水」などの希望小売価格を約4〜23%引き上げ。容器包装資材や物流費のコスト上昇が主な理由として挙げられています。

伊藤園

伊藤園は、「お〜いお茶」など合計195品を2025年10月1日から+2.4〜22.2%の幅で値上げ。看板商品の「お〜いお茶」600mlは希望小売価格が194円→216円となり、お茶ペットボトルも自販機で200円台が当たり前になりました。

ダイドードリンコ

ダイドードリンコは、2025年10月1日納品分より缶・PET商品を10〜15%価格改定。代表的な「ダイドーブレンドオリジナル」は税抜140円から160円になりました。長く続いてきた缶コーヒー130円が遠い思い出になりそうです。

サントリー食品インターナショナル

サントリーは「サントリー天然水」「クラフトボス」「伊右衛門」など234品を2025年10月から値上げ。ペットボトル製で6〜25%、缶で10〜24%の改定です。「クラフトボス ブラック」500mlが200円→240円とプラス40円の大幅改定になっており、特に大容量PETの値上げ幅が目立ちます。

ポッカサッポロフード&ビバレッジ

ポッカサッポロは2025年10月1日納品分より飲料約50品を約8〜22%値上げ。「キレートレモンWレモン」などの機能性飲料が中心です。

自販機が値上げされる理由|なぜ200円時代になったのか

「なぜ自販機ばかりこんなに高くなるの?」と感じる方もいるかもしれません。実は今回の値上げは、メーカー1社の問題ではなく4つのコスト要因が同時に重なった結果です。飲料業界団体や各社のプレスリリースが共通して挙げる要因を整理します。

原材料費の高騰

コーヒー豆・茶葉・砂糖などの原料が、世界的な需給の変動や産地の天候不順を受けて値上がりしています。特にコーヒー豆(アラビカ種)は2024年〜2025年にかけて指標価格が高止まりしており、缶コーヒーの値上げ幅が大きい背景になっています。

容器包装資材(PET・アルミ缶)の値上がり

ペットボトルの原料となる樹脂(PET)は原油価格に連動し、円安の影響も受けて高値圏が続いています。アルミ缶やラベル印刷の資材コストも上昇しているため、容器1本あたりのコストが数年前と比べて確実に重くなっています。

物流コスト・人件費の上昇

「2024年問題」と呼ばれるトラックドライバーの労働時間規制が2024年4月から本格適用となり、配送ドライバーの賃金や運賃が上昇しています。自販機への配送・補充も例外ではなく、1台あたりの運営コストを押し上げている要因です。

エネルギー価格の上昇

自販機は24時間稼働で電気代がかかる「設備ビジネス」でもあります。電気代の上昇は工場の製造ラインだけでなく、自販機そのものの稼働コストも直撃。飲料総研の調査では、2024年時点の国内自販機稼働台数は約204万台(2014年の247万台から1割以上減少)。今回の値上げで赤字自販機の比率は1割弱から2〜3割に拡大する可能性も指摘されています

自販機の価格推移|100円時代から200円時代までの歴史

「昔は100円玉1枚で買えたのに…」という感覚は正しいです。自販機飲料の価格は、過去40年で約2倍に上がっています。プライシー編集部で公開情報を整理した、缶ジュース・PETボトルの価格推移をまとめました。

缶ジュース 主流価格主な出来事
1983年100円コカ・コーラが100円に設定。各社が追随し「100円時代」が定着
1992年110円消費税3%導入後の最初の値上げ
1997年120円消費税5%引き上げと連動
2014年4月130円消費税8%引き上げで各社一斉値上げ
2019年140〜160円帯消費税10%・原材料高でPETは150〜180円に
2022年160〜180円コカ・コーラ500ml PETが180円に
2025年10月200円〜主要メーカー一斉値上げ。500ml PETが200円台へ

1992年に110円だった缶ジュースは、約30年で約2倍に。とくに直近10年は、原材料費・物流費・エネルギー費の上昇が重なり、値上げペースが加速しています。「自販機で買うのは贅沢な選択」になりつつあるのが現状です。

自販機飲料を安く買う節約方法

自販機の値上げが続くなか、「同じ商品をもっと安く買う方法」もしっかり整備されています。プライシー編集部のおすすめ順に、4つの節約ルートを紹介します。

① スーパー・ドラッグストアで買う(最大100円の差)

もっとも効果が大きいのが、シンプルにスーパーやドラッグストアで買う方法です。コカ・コーラ500ml PETは自販機200円に対し、スーパーやドラッグストアでは特売時に98〜140円程度で売られていることが多く、1本で最大100円前後の差になります。毎日1本買う方なら、月3,000円・年36,000円の節約も現実的です。

② 自販機サブスク(Coke ON Pass・お〜いお茶定期便)

外出先で自販機を使う頻度が高い方には、コカ・コーラのCoke ON Pass(コークオンパス)がおすすめです。2025年5月時点の料金は以下のとおりです。

プラン月額(税込)本数1本あたり
おトクプランMAX3,300円1日最大2本(最大31本)約107円
おトクプラン202,320円1日1本×20日(最大20本)約116円

1本200円の商品を満タンで使えば実質ほぼ半額。「平日毎日1本以上は買う」人なら確実に元が取れる料金設計です。逆に週2〜3本程度しか自販機を使わない人にとっては割高になるため、自分の利用頻度と相談して選びましょう。

注意:Coke ON Passは「未使用分の繰り越し不可」がルールです。「もったいないから飲まなきゃ」と無理に増やすと健康面でも家計面でもマイナスになるので、現実的に消費できる本数で選びましょう。

③ マイボトル(水筒)を持ち歩く

マイボトル市場は2024年比で約1.2倍に拡大しているとの報道もあり、自販機値上げをきっかけにマイボトル派が急増しています。500ml前後のステンレスボトルがあれば、家で淹れたお茶やコーヒーを持ち歩くだけで、自販機支出を限りなくゼロに近づけられます。

プライシーでは、サーモス・象印・タイガー・ピーコックといった国内主要メーカーの定番モデルの価格チャートを公開しています。本体価格は2,000〜4,000円台が中心。毎日1本200円の自販機を控えるなら、1か月以内に元が取れる計算です。

④ 100円自販機・格安自販機を探す

すべてが値上げに向かっているわけではありません。沖縄発の100円自販機チェーン「ミリオン」や、大阪・福岡などで広がる格安自販機は、ペットボトル飲料を100円前後で販売しています。仕入れ調整や賞味期限が近い在庫を活かす運営手法で、価格を抑えているのが特徴です。

格安ジュース自動販売機 情報共有MAPさん」というユーザー投稿型アプリを使えば、今いる場所から最寄りの格安自販機を地図上で検索できます。通勤・通学ルート上に1台でも見つかれば、節約効果はかなり大きくなります。

⑤ プライシーで価格チャートを確認してから買う

箱買い・まとめ買いをするなら、プライシーで価格推移をチェックしてからの方が安心です。Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどの価格を横断比較し、「今が安いタイミングか」「過去最安値はいくらか」が一目でわかります。自販機の値上げ局面では、こうした「家で買って常備する」スタイルに切り替えるだけで、年間の飲料代を大きく削減できます。

自販機の値上げは2026年も続く?今後の見通し

2026年5月時点で、各社から「2026年中の追加値上げ」は明確に発表されていません。ただし、原材料費・物流費・エネルギー費といったコスト要因はいずれも高止まりが続いており、2026年〜2027年にかけて再度の改定が行われる可能性は十分にあると見ておくのが現実的です。

実際、コカ・コーラ500mlの値上げペースは2022年(160→180円)→2025年(180→200円)と3年で40円。次の200円→220円や250円といったラインも、決して非現実的な数字ではありません。今のうちに「自販機に頼らない購入ルート」を作っておくことが、これからの節約の鍵になりそうです。

自販機の値上げに関するよくある質問

Q. 自販機の値上げはいつから?

2025年10月1日出荷分から、コカ・コーラ・キリン・アサヒ・伊藤園・ダイドー・サントリー・ポッカサッポロといった主要飲料メーカーが一斉に値上げを実施しました。飲料・酒類だけで約2,229品目が対象です。

Q. 500mlのコカ・コーラは自販機でいくらになった?

2025年10月の改定で、税別180円から200円に値上げされました。税込では220円となり、500mlのPETボトルが200円台になる節目の改定です。

Q. なぜスーパーやドラッグストアより自販機は高いの?

自販機はメーカーが基本的に定価販売できる販路で、設置・電気代・補充人件費が1本あたりに上乗せされるため、量販店より高くなりがちです。スーパーやドラッグストアは大量仕入れ・特売で原価を下げているため、同じ商品でも数十円〜100円の差が出やすくなっています。

Q. 100円の自販機はどこにある?

沖縄発の「ミリオン」など格安自販機チェーンが、大阪・福岡を中心に全国へ拡大しています。「格安ジュース自動販売機 情報共有MAPさん」アプリで現在地から最寄りの格安自販機を検索できます。

Q. 自販機サブスク「Coke ON Pass」はお得?

2026年5月時点で、月3,300円の「おトクプランMAX」を最大31本フルに使えば、1本あたり約107円と通常の半額程度になります。平日毎日1本以上自販機を使う人なら元が取りやすい料金設計ですが、週2〜3本程度しか使わない人にはやや割高です。

Q. 自販機の値上げは2026年も続く?

2026年5月時点で、各社から2026年中の追加値上げは明確にアナウンスされていません。ただし、原材料費・物流費・エネルギー価格は高止まりが続いており、2026〜2027年にかけて再度の改定が行われる可能性は十分にあると見られています。

この記事のまとめ

  • 自販機の値上げは2025年10月1日出荷分から、飲料メーカー7社以上が一斉に実施
  • コカ・コーラ500mlは税別180円→200円、お〜いお茶600mlは194円→216円
  • 値上げ理由は原材料費・容器資材・物流費・エネルギー費の4要因が同時上昇
  • 缶ジュースは1983年100円→2025年200円台と約40年で2倍に
  • スーパー・ドラッグストアでは最大100円程度安く買えるケースも多い
  • Coke ON Passやマイボトルへの切り替えで月数千円の節約が可能

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