日高屋は2024年12月20日(金)から全店舗で価格改定を実施し、2002年の開業以来ずっと390円を守り続けてきた看板メニュー「中華そば」がついに420円になりました。「いつから?」「何が値上がりした?」「値上げ後もコスパはいい?」——この記事ではそんな疑問に、最新の公式情報をもとにまとめてお答えします。

結論
日高屋の最新値上げは2024年12月20日から

全メニューの約7割が対象で、改定幅は全体で約3.9%。中華そばは390円→420円(+30円)と、2002年の1号店オープン以来初めて値上げされました。値上げ後も中華そば420円は競合チェーンより割安な水準です。

【最新】2024年12月の値上げ内容まとめ

株式会社ハイデイ日高は、2024年12月10日に公式プレスリリースで価格改定を発表しました。改定は2024年12月20日(金)より実施(日高屋浅草駅前店を除く全店)となっています。

値上げ実施日と対象店舗

実施日:2024年12月20日(金)から

対象:日高屋全店舗(浅草駅前店を除く)

改定幅:全体で約3.9%、商品ごとに10〜50円の値上げ

主要メニューの価格改定一覧

商品名 旧価格(税込) 新価格(税込) 改定幅
中華そば ★看板メニュー 390円 420円 +30円
野菜たっぷりタンメン 590円 620円 +30円
味噌ラーメン 590円 610円 +20円
秘伝の辛味噌ラーメン 620円 640円 +20円
とんこつラーメン 490円 510円 +20円
ピリ辛とんこつネギラーメン 660円 680円 +20円
汁なしラーメン 620円 640円 +20円
五目あんかけラーメン 690円 720円 +30円
餃子(6個) 290円 300円 +10円
チャーハン 510円 530円 +20円
唐揚げ 620円 640円 +20円
ニラレバ炒め 570円 580円 +10円
やきとり丼 310円 320円 +10円
イカ揚げ 320円 330円 +10円
五目春巻き(2本) 330円 340円 +10円
生ビール(中ジョッキ) 350円 390円 +40円
日本酒 360円 370円 +10円
ホッピーセット 450円 460円 +10円

中でも注目すべきは生ビール(中ジョッキ)が40円増という点です。ラーメン系より大きな値上げ幅となりました。

据え置きになったメニュー

すべての商品が値上がりしたわけではありません。以下のメニューは価格が据え置かれています。

  • バクダン炒め
  • 三品盛合わせ
  • レモンサワー
  • その他一部商品

お酒を楽しみながら節約したい方には、据え置きのレモンサワーがねらい目です。中華そば(420円)+レモンサワーの組み合わせなら、比較的リーズナブルに楽しめますよ。

日高屋の値上げ推移(2022年〜2024年)

日高屋の値上げは2024年12月が初めてではありません。2022年以降、段階的に価格改定が行われてきました。それでも「中華そば390円」だけは頑なに守られ続けてきたのが日高屋の特徴です。今回、その聖域がついに破られました。

2022年8月26日 第1回値上げ:グランドメニュー変更と同時実施

グランドメニューの刷新に合わせ、10〜50円程度の値上げを実施。国産野菜の導入(餃子・タンメン等)も同時に行いました。中華そばは390円を維持。

2023年3月1日 第2回値上げ:全体約3%の改定

餃子(6個)が250円台→270円に、野菜たっぷりタンメンが570円に、やきとり丼が290円に値上がり。生ビール(中ジョッキ)も340円へ値上がりしました。中華そばは引き続き390円を死守。

2024年5月31日 第3回値上げ:約80商品を10〜60円改定

約80商品を対象に全体約3%の値上げを実施。餃子(6個)は270円→290円に。この回も中華そばだけは390円を維持し、「最後の砦」として話題になりました。

2024年12月20日(最新) 第4回値上げ:ついに中華そばも値上げ

全メニューの約7割が対象。2002年の1号店オープン以来、ずっと390円だった中華そばが420円に。22年以上守り続けた価格が、ついに変わりました。値上げと同時に麺をリニューアルし、小麦の香りをより引き立てる改良も行っています。

こうして振り返ると、日高屋の値上げのペースは他チェーンと比べてかなり抑えられていたことがわかります。「ぎりぎりまで粘ってくれた」と感謝の声が集まったのも、うなずけますよね。

なぜ値上げしたのか?その理由を解説

原材料・エネルギー価格の高騰

ハイデイ日高は公式リリースで値上げの理由について、「長期化する原材料価格やエネルギー価格の上昇、物価高騰の影響が大きく、企業努力だけでは補えない状況となっております」と説明しています。

小麦・豚肉・野菜などの食材費、光熱費、そして人件費の上昇が複合的に重なり、食品ロス削減や業務効率化などの努力だけでは吸収しきれなくなりました。

なぜ今まで安くいられたのか

それにしても、なぜ22年間も390円を維持できていたのでしょうか。理由は主にふたつです。

  • 自社工場での一貫製造:麺・スープを自社工場で製造することで、外注コストを抑制してきました。今回の値上げに合わせ、麺の品質向上(小麦の香りを強化)も同時に実施しています
  • 関東集中出店:日高屋は関東1都6県に絞って出店しているため、輸送コストを大幅に抑えることができています。全国展開のチェーンと比べてコスト構造が有利です

青野敬成社長(ハイデイ日高代表取締役)は値上げ幅の決め方について「30円だったらお客様も許してくれるんじゃないかということ、そして30円の値上げなら税抜300円台のままでいられるのでそのラインを守りたかった」と語っています(MonoMax2025年8月号より)。

この値上げが奏功し、ハイデイ日高の2025年2月期(2025年3月期末)の純利益は前期比26.6%増の約41億円と6年ぶりの最高益を達成しました。値上げしながら最高益という結果が、日高屋のブランド力の強さを物語っています。

値上げ後もコスパは高い?他チェーンとの比較

「値上げしたとはいえ、実際に安いの?」という疑問をお持ちの方も多いはず。競合チェーンの価格と比べてみましょう。

幸楽苑
490
中華そば(2025年現在)

同じ「中華そば」を看板商品とする幸楽苑(490円)と比べると、日高屋は70円安い水準です。値上げ後でも日高屋のリーズナブルさは健在です。

「ラーメン+餃子+生ビール」1000円の壁:外食好きの間でよく話題になるのが「中華そば+餃子6個+生ビール1杯」の合計金額です。値上げ前(2024年11月まで)の合計は390円+290円+350円=1,030円、値上げ後は420円+300円+390円=1,110円と80円上昇しました。それでもソフトドリンクに替えれば中華そば+餃子6個で720円と、外食チェーンの中では依然トップクラスのコスパを誇っています。

自宅で日高屋の味を楽しむ〜市販カップ麺の価格推移

近くに日高屋がない方や、自宅でも日高屋の味を楽しみたい方には、サンヨー食品のサッポロ一番との共同開発カップ麺がおすすめです。プライシーでは、これらの商品の価格推移チャートをリアルタイムで確認できます。

よくある質問(FAQ)

2026年以降も値上げはある?

2026年5月時点で、ハイデイ日高から次回値上げに関する公式発表はありません。ただし、原材料費・人件費・エネルギー費の高止まりが続く限り、将来的な追加値上げの可能性は否定できません。最新情報は日高屋公式サイトでご確認ください。

値上げしても日高屋は安い方?

はい、値上げ後も競合チェーンと比べてリーズナブルです。同じ「中華そば」を提供する幸楽苑は490円(2025年現在)で、日高屋の420円は70円安い水準です。ラーメン+餃子+ドリンクで700円台に収まることが多く、外食チェーンの中でも高いコストパフォーマンスを維持しています。

今でも据え置きのメニューはある?

あります。2024年12月の値上げでも、バクダン炒め・三品盛合わせ・レモンサワーなど一部メニューは価格が据え置かれました。詳細は最新メニューまたは日高屋公式サイトでご確認ください。

値上げへのお客さんの反応は?

意外なことに、「値上げありがとうございます」「ぎりぎりまで頑張ってくれた」という感謝の声が多数寄せられたと報告されています。一方で、値上げ直後の2025年1月は1日あたり約1万人の客数減も発生しました。ハイデイ日高は値上げと同時にPayPayポイント還元キャンペーン(30円還元)を実施し、新規顧客離れの緩和を図りました。

中華そばが390円→420円になったのはいつから?

2024年12月20日(金)からです。2002年の日高屋1号店オープン以来、22年以上にわたって390円を維持してきた中華そばが、初めて値上げされました。値上げ幅は30円(税込)で、新価格は420円です。

この記事のまとめ

  • 2024年12月20日から全メニューの約7割が値上げ(全体3.9%)
  • 看板メニュー「中華そば」が2002年の開業以来初めて390円→420円に
  • 値上げ理由は原材料・エネルギー費・人件費の高騰
  • 値上げ後も幸楽苑の中華そば(490円)より70円安くコスパは健在
  • 値上げが奏功し、2025年2月期決算は6年ぶりの最高益(純利益約41億円)

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