「スシローが値上げしたって聞いたけど、いつからいくらになったの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。この記事では、スシローの価格改定の歴史をいつから・いくらという視点で整理し、値上げの理由や現在の価格体系、値上げ後もお得に食べる節約術までまとめてご紹介します。

結論
スシローが値上げしたのはいつから?

最大の価格改定は2022年10月1日に実施されました。約38年間続いた「1皿100円(税抜)」の時代が終わり、郊外型店舗では最低1皿120円(税込)に。その後も一部店舗では段階的な改定が続いており、2023年には新価格帯(260円皿・時価皿)も登場しています。

スシローの値上げはいつから?価格改定の歴史まとめ

スシローは1984年に大阪で創業して以来、長年にわたり「1皿100円(税抜)」を貫いてきたチェーンです。ところが近年の経済環境の変化により、段階的な価格改定を余儀なくされてきました。ここではその歴史を時系列でわかりやすく整理します。

創業〜2022年9月:1皿100円時代(約38年間)

スシローは創業から一貫して「1皿100円(税抜)」=税込110円という価格を守り続けてきました。この「100円寿司」というビジネスモデルは回転寿司業界全体のスタンダードとして定着し、多くのファミリー層に愛されてきたのです。

しかし2022年に入ると、円安や原材料費の急騰といった外部環境の変化が一気に経営を直撃します。スシローは同年5月に2022年10月からの価格改定を発表し、38年続いた100円時代に幕を下ろすことになりました。

2022年10月:3区分制導入・38年ぶりの大改定

2022年10月1日、スシローは全店で価格改定を実施しました。単純な値上げにとどまらず、店舗の立地を「郊外型」「準都市型」「都市型」の3区分に分け、それぞれ異なる価格を設定するという新しい仕組みを導入したのが大きな特徴です。

店舗区分 黄皿(最安値) 赤皿 黒皿 旧価格(税込)
郊外型(全店舗の約85%) 120円 180円 360円 110円→120円
準都市型 130円 190円 370円 121円→130円
都市型 150円 210円 390円 132円→150円

全国の店舗の約85%は「郊外型」に分類されます。最寄り店舗がどの区分かは、スシロー公式サイトの店舗検索から確認できます。

2023年〜2024年:新価格帯の導入と一部店舗の段階的な改定

2022年の大改定後も、一部の店舗では段階的な価格変更が続きました。また2023年5月31日には、価格帯の構成そのものが大きく見直されました。

2023年
5月31日
260円の新黒皿・時価皿(白皿)を導入日本経済新聞の報道によると、260円の新価格帯(黒皿)を全店に導入。仕入れ価格に応じて価格が変動する「白皿(時価皿)」も初登場。同時に低価格帯(黄皿)を80皿以上に拡充しました。
2023年
7月5日
一部3店舗で価格改定特定エリアの3店舗において、価格改定とサイドメニュー等の価格変更を実施(公式発表)。
2024年
2月1日
一部3店舗で価格改定サイドメニュー・スイーツ・ドリンク等を含む価格改定を実施(公式発表)。
2024年
7月3日
札幌パルコ店・ロハル津田沼店・北見店で改定都市型・準都市型店舗での段階的な価格改定。サイドメニュー等も対象(公式発表)。

2025年以降:現在の価格体系

2026年5月現在、スシローの基本的な価格体系は2022年10月に定められた3区分制を軸として運用されています。特定の店舗では追加の価格改定が行われている場合があるため、最寄り店舗の最新価格は公式サイトや店頭でご確認ください。

なお、2026年5月現在も新商品が110円〜・120円〜という価格帯で提供されており、コストパフォーマンスを意識したメニュー展開は継続されています。

スシローはなぜ値上げを続けるの?背景と理由を解説

スシローが価格改定に踏み切った背景には、複数のコスト要因が重なっています。公式の発表では「円安や水産資源の減少等による食材の調達コスト、物流費、地代、人件費、設備・建設資材の高騰」と説明されています。

原材料費・魚介類の高騰

スシローで使用する原材料の約7割は輸入品です。世界的な水産資源の減少や輸入コストの上昇が、直接的な原価圧迫につながっています。サーモンやマグロなど人気ネタは海外からの調達が多く、仕入れコストの変動が価格に反映されやすい構造になっています。

人件費・物流費の上昇

最低賃金の引き上げに伴うアルバイト・社員の人件費増加も、外食チェーン全体に共通する課題です。スシローも例外ではなく、店舗運営コストの中で人件費が占める割合が年々高まっています。また、運搬コストやエネルギーコストの上昇も利益を圧迫する要因のひとつです。

円安の影響

輸入品が多い食材の特性上、円安は仕入れコストに直撃します。スシローのように大量の魚介類を海外から調達するビジネスモデルでは、為替変動のリスクが収益に与える影響が特に大きいといえます。

複数のコスト要因が同時に重なったことで、スシローは長年守ってきた「1皿100円」という価格帯を維持できなくなったのです。これは外食業界全体に共通する流れで、スシローだけの問題ではありません。

店舗区分別・現在の価格一覧(2026年5月時点)

現在のスシローでは、店舗の立地によって価格が異なります。自分の最寄り店舗がどの区分に当たるかを把握しておくと、価格に対する「高い・安い」の感覚が整理されます。

郊外型・準都市型・都市型の違い

スシローが設定している3つの店舗区分と、その特徴をまとめました。

区分 黄皿(最安) 赤皿 黒皿(旧)/ 黒皿(新) 主な立地
郊外型約85% 120円〜 180円〜 360円 / 260円〜 ロードサイド・地方都市
準都市型 130円〜 190円〜 370円 / 260円〜 地方中心部・近郊
都市型 150円〜 210円〜 390円 / 260円〜 東京・大阪等の都市部

2023年5月から登場した「白皿(時価皿)」は、仕入れ価格に応じて販売価格が変動する新カテゴリです。入荷の難しかった高級ネタも提供しやすくなった反面、価格が安定しない点は要注意です。

主要メニューの価格帯(目安)

店舗区分によって価格が異なるため、以下は主にスシロー全店舗の約85%を占める郊外型を基準とした目安価格です。実際の価格は店舗によって異なる場合があります。

皿の種類 価格帯(郊外型目安) 代表的なネタ例
黄皿 120円〜 まぐろ、サーモン、えびなど定番ネタ
赤皿 180円〜 中とろ、うに、炙り系など
黒皿(新) 260円〜 2023年から登場の高付加価値ネタ
黒皿(旧) 360円〜 従来の黒皿(高級ネタ)
白皿(時価) 仕入れによる 本マグロ中とろ、旬の高級魚など

サイドメニューも値上げ対象に

寿司ネタだけでなく、うどん・茶碗蒸し・ドリンクなどのサイドメニューも価格改定の対象となっています。公式発表によると、2024年2月の一部店舗改定では「サイドメニュー・スイーツ・ドリンク等」が値上げ対象として明記されています。「子どもがうどんを頼む」「茶碗蒸し目当てで来店する」という方は、寿司だけでなくサイドメニューの価格変動にも注目しておきましょう。

具体的な価格はスシロー公式の店舗別メニューでご確認ください(店舗区分によって価格が異なります)。

スシロー値上げ後もお得に食べる節約術

「値上げされてから行くのが億劫になってきた」「家族4人で行ったら思ったより高くなった」という声は、SNSでもよく見かけますよね。気持ちはよくわかります。ただ、スシローには値上げ後もお得に使えるしくみがいくつかあります。特に公式アプリの「まいどポイント」は、継続的に来店する方には非常に有効な節約手段です。

公式アプリのまいどポイントを活用する

スシロー公式アプリ(iOS・Android対応、スマホのみ)は、累計2,000万ダウンロードを突破した人気アプリです。アプリで来店予約を行い、チェックインするとポイントが貯まり、ランクに応じた特典が得られます。

ポイントに応じた特典 利用条件
50円引き お会計金額に関係なく利用可
100円引き 税込1,000円以上のお会計時
150円引き 税込1,000円以上のお会計時
300円引き 税込1,000円以上のお会計時
だっこずしグッズ 税込500円以上のお会計時
感謝まいど盛り 店内飲食限定

ポイントは来店1回につき最大1ポイント付与(翌日以降に反映)。アプリは全7ランク制で、ランクが上がるほど特典の内容もグレードアップします。50円引き特典はお会計金額に関係なく使えますので、少人数での利用でも活用しやすいですよ。

お持ち帰りネット注文での支払いには、各種割引クーポンは利用できません。テイクアウトでポイントを貯めることはできますが、クーポン利用は店内飲食のみとなる点にご注意ください。

期間限定フェア・キャンペーンを逃さない

スシローは年間を通じて様々な期間限定フェアを開催しています。「倍とろ」「本鮪フェア」などの人気イベントでは、通常より豪華なネタをお得な価格で楽しめることも。公式アプリのニュース機能やX(旧Twitter)公式アカウントをフォローしておくと、フェア情報をいち早くキャッチできます。

テイクアウト・デリバリーの活用

スシローのテイクアウトは、公式アプリまたはWebから最大1ヶ月前まで予約注文が可能です。混雑時の待ち時間なしで商品を受け取れる利便性が高く、家族でのまとめ注文に向いています。また、スシローデリバリーや外部デリバリーサービスを通じた宅配も選択肢のひとつです。

スシロー・くら寿司・はま寿司 価格比較(2026年5月時点)

「値上げしたスシローは他チェーンと比べて高いの?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。実は回転寿司業界全体で値上げが進んでおり、各社とも似たような状況です。

チェーン 最安価格帯(目安) 直近の主な値上げ 特徴
スシロー 120円〜(郊外型) 2022年10月(全店)
2023〜2024年(一部)
3区分価格制・時価皿導入
くら寿司 各社公式サイトでご確認ください 2025年10月31日に約95種類値上げ(平均20.8円) 独自の食材安全システム
はま寿司 各社公式サイトでご確認ください 2024年2月に150円皿を160円に値上げ2025年12月にテイクアウト13品値上げ 100%国産米使用

回転寿司業界は原材料費・人件費・物流費の上昇という共通の課題に直面しており、スシローだけでなくくら寿司・はま寿司もそれぞれのタイミングで価格改定を実施しています。最新の正確な価格は各社の公式サイトでご確認ください。

よくある質問

スシローの最低価格は現在いくらですか?

郊外型店舗では税込120円〜が最低価格です(2022年10月の改定以降)。準都市型は130円〜、都市型は150円〜となります。なお、特定の新商品で110円〜という価格が設定されるケースもあります。最新価格は最寄り店舗の公式サイトや店頭でご確認ください。

スシローが値上げした一番の理由はなんですか?

スシロー公式は「円安や水産資源の減少による食材調達コスト、物流費、地代、人件費、設備・建設資材の高騰」を理由として挙げています。特に原材料の約7割が輸入品であることから、円安の影響を大きく受けやすい構造になっています。

スシローとくら寿司・はま寿司、どこが一番安い?

各チェーンとも価格改定を繰り返しており、単純な比較は難しい状況です。スシローの郊外型は120円〜ですが、くら寿司・はま寿司も同様に値上げが続いています。最新価格は各社の公式サイトでご確認のうえ、最寄り店舗の状況に合わせてご判断ください。

スシローで一番お得に食べる方法は?

公式アプリのまいどポイントを活用するのが最も手軽です。来店するたびにポイントが貯まり、50円引きなどの特典と交換できます。また、期間限定フェアやキャンペーン情報を公式アプリやSNSで事前にチェックしておくと、お得なタイミングで来店できます。

スシローは今後さらに値上げする予定はありますか?

2026年5月現在、スシローから全店一斉の価格改定予定は発表されていません。ただし、過去の事例のように特定の店舗単位で段階的な改定が行われる可能性はあります。原材料費・人件費・円安といったコスト上昇の要因が続いているため、今後の動向を完全には否定できない状況です。最新の公式情報はスシロー公式サイトのニュース欄でご確認ください。

まとめ

スシロー値上げ まとめ

  • 最大の価格改定は2022年10月1日。郊外型で1皿120円〜(38年ぶりの大改定)
  • 店舗区分は「郊外型(120円〜)」「準都市型(130円〜)」「都市型(150円〜)」の3種類
  • 2023年5月には260円の新黒皿・時価皿(白皿)が登場し、価格帯がより多様化
  • 値上げの主な理由は原材料費・人件費・物流費の上昇と円安
  • 節約するなら公式アプリのまいどポイントと期間限定フェアを活用しましょう
  • 回転寿司業界全体で値上げが進行中。くら寿司・はま寿司も同様に価格改定を実施

スシローの値上げは、外食業界全体を取り巻く経済環境の変化を反映したものです。一方で、まいどポイントやフェアを上手に活用すれば、値上げ後も賢くスシローを楽しむことができます。

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