ヴァンクリーフ&アーペル(ヴァンクリ)は、2026年だけで1月・3月・4月・5月と計4回の価格改定を実施しています。「また値上げされた」「次はいつ上がる?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。この記事では、最新の値上げ情報・対象コレクションの価格変動・値上げの理由・今後の見通しを詳しく解説します。

結論
2026年のヴァンクリ値上げ:年4回・累計約14〜20%UP

2026年は1月22日・3月5日・4月2日・5月28日に改定を実施。各回の改定幅は3〜6%で、アルハンブラのヴィンテージ ペンダントは1月改定前(495,000円)と比べ、4月改定後は539,000円と約8.9%上昇しました。

1月22日
約4〜6%
ハイジュエリー中心
3月5日
約3〜6%
ハイジュエリー+ウォッチ
4月2日
約3〜6%
ジュエリー全般
5月28日
約3%
ハイジュエリー+ウォッチ

2026年のヴァンクリ値上げ:4回の改定サマリー

2026年に入ってからのヴァンクリーフ&アーペルは、わずか5ヶ月で4回もの価格改定を実施しています。いずれも公式発表なしの「サイレント値上げ」で、気づいたら価格が上がっていた……という状況が続いています。

実施日 平均値上げ率 主な対象コレクション 形式
2026年1月22日 約4〜6% アルハンブラ・ゾディアック・ペルレ・フリヴォル・フォルサ・ハイジュエリー サイレント
2026年3月5日 約3〜6% フラワーレース(ハイジュエリー)・ミッドナイト ポン デ ザムルー ウォッチ サイレント
2026年4月2日 約3〜6% アルハンブラ・ゾディアック・ペルレ・フリヴォル(ジュエリー全般) サイレント
2026年5月28日 約3% フラワーレース(ハイジュエリー)・ミッドナイト ポン デ ザムルー ウォッチ サイレント

※値上げ率は編集部の独自調査による参考値です。公式発表はありません。価格はヴァンクリーフ&アーペル日本公式サイトでご確認ください。

「サイレント値上げ」とは?事前告知や公式プレスリリースなしに実施される価格改定のことです。店頭・公式サイトを確認したら、気づかないうちに価格が上がっていた……というケースが増えています。購入を検討されている方は、こまめな価格チェックが大切です。

ヴァンクリの値上げ履歴(2021年〜2026年)

ヴァンクリーフ&アーペルの値上げは、2021年以降から明らかに頻度が増しています。以下は、プライシー編集部が確認した改定履歴の一覧です。

年月 平均値上げ率 備考
2021年5月 約5%
2021年8月 約5%
2022年5月 最大10% 大幅改定
2022年10月 約8%
2023年6月 約7%
2024年3月 約4%
2024年6月4日 約7.5%
2025年1月8日 約3〜5% サイレント値上げ
2025年4月25日 約3%〜20%以上 サイレント値上げ(一部モデルで大幅改定)
2025年9月25日 約6〜7% サイレント値上げ
2025年11月6日 約2.5〜3.5% サイレント値上げ
2025年12月1日 約12% サイレント値上げ(フォルサチェーン対象)
2025年12月4日 約3〜5% サイレント値上げ(ハイジュエリー・ウォッチ)
2026年1月22日 約4〜6% サイレント値上げ(ハイジュエリー)
2026年3月5日 約3〜6% サイレント値上げ(ハイジュエリー・ウォッチ)
2026年4月2日 約3〜6% サイレント値上げ(ジュエリー中心)
2026年5月28日 約3% サイレント値上げ(ハイジュエリー・ウォッチ)

※上記の値上げ率はブラリバ編集部の独自調査による参考値です。公式発表によるものではありません。

2021年以降で確認できるだけで合計16回の価格改定が行われています。2025年は年間6回、2026年はすでに5ヶ月で4回と、改定ペースが加速傾向にあることがわかります。

ヴィンテージ アルハンブラ YG/マザーオブパール ペンダント 価格推移(2026年)
プライシー調べ
55万 54万 53万 52万 49.5万 2026年1月前 1月22日改定後 4月2日改定後 6月現在 ¥495,000 ¥522,500 ¥539,000 +5.6%↑ +3.2%↑

※ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント(YG/マザーオブパール・VCARA45900)の2026年価格推移。

【コレクション別】2026年の新価格・値上げ前後比較

それぞれのコレクションについて、値上げ前後の具体的な価格を比較してみましょう。人気モデルがどれくらい値上がりしているか、一目でわかります。

アルハンブラ

ヴァンクリを代表するアルハンブラは、2026年に1月22日と4月2日の2回価格改定が実施されました。人気の高いヴィンテージ アルハンブラ ペンダント(YG/マザーオブパール)は、2026年1月前の495,000円から539,000円と、2回の改定で約8.9%の値上がりとなっています。

モデル・仕様 型番 1月22日改定前 1月22日改定後 4月2日改定後(最新)
ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント YG/マザーオブパール VCARA45900 495,000円 522,500円 539,000円
ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント YG/オニキス VCARA45800 473,000円 495,000円 517,000円
ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント YG/カーネリアン VCARD38500 517,000円 544,500円 566,500円
ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント YG/タイガーズアイ VCARD38600 544,500円 572,000円 594,000円
ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント YG/ダイヤモンド VCARA45300 1,359,600円 1,425,600円 1,491,600円
ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント WG/マザーオブパール VCARF48700 528,000円 550,000円 572,000円
スウィート アルハンブラ ペンダント YG/マザーオブパール VCARF69100 272,800円 287,100円 302,500円
スウィート アルハンブラ ペンダント YG/カーネリアン VCARN59M00 288,200円 302,500円 319,000円
マジック アルハンブラ ペンダント WG/マザーオブパール VCARN32200 808,500円 852,500円 896,500円

※価格はすべて税込。最新価格はヴァンクリーフ&アーペル日本公式サイトでご確認ください。

スウィート アルハンブラ ペンダント(YG/マザーオブパール)は2026年1月前の272,800円から302,500円へと、2回の改定で約10.9%の値上がりとなっています。入門モデルとして人気の高いモデルだけに、購入を検討されている方は要注意です。

フリヴォル

繊細な花々をモチーフにした人気コレクション「フリヴォル」も、2026年1月と4月の2回値上げされています。ペンダント スモール(YG)は2回の改定で343,200円→363,000円と約5.8%アップしました。

モデル・仕様 型番 1月22日改定後 4月2日改定後(最新)
フリヴォル イヤリング スモール / YG VCARB65700 973,500円 1,029,600円
フリヴォル イヤリング ラージ / YG VCARB65900 1,214,400円 1,280,400円
フリヴォル ペンダント スモール / YG VCARP0J100 343,200円 363,000円
フリヴォル ペンダント スモール / WG VCARP0J400 360,800円 385,000円
フリヴォル ペンダント ラージ / YG VCARC96800 863,500円 913,000円
フリヴォル リング スモール / YG VCARP2DS00 577,500円 605,000円
フリヴォル イヤリング スモール / WG VCARD80200 1,042,800円 1,095,600円

※価格はすべて税込。最新価格はヴァンクリーフ&アーペル公式サイトでご確認ください。

ペルレ

ゴールドビーズの輝きが特徴の「ペルレ」も、2026年1月・4月の2回改定されています。入門価格帯のゴールドパール リング スモール(YG)でも2回の改定を経て、143,000円から150,700円と約5.4%アップしました。

モデル・仕様 型番 1月22日改定後 4月2日改定後(最新)
ゴールドパール リング スモール / YG VCARPJMG00 143,000円 150,700円
ゴールドパール リング スモール / WG VCARPJME00 150,700円 158,400円
ゴールドパール リング スモール / RG VCARPJMF00 143,000円 150,700円
スウィートクローバー リング / YG VCARPJMZ00 1,320,000円 1,399,200円
ダイヤモンド デュオ リング / YG VCARP9XO00 1,676,400円 1,768,800円
ダイヤモンド リング 3連 / WG VCARPJMH00 2,877,600円 3,036,000円

※価格はすべて税込。最新価格はヴァンクリーフ&アーペル公式サイトでご確認ください。

ゾディアック

12星座をモチーフにした「ゾディアック」も、2026年1月と4月の2回改定されています。2026年1月に新作メダルが発売されましたが、発売直後の1月22日と4月2日に連続して値上がりするという動きになりました。

モデル・仕様 型番 1月22日改定後 4月2日改定後(最新)
ゾディアック メダル レオニス(獅子座)/ YG VCARP7SO00 440,000円 462,000円
ゾディアック メダル レオニス(獅子座)/ WG VCARPNHL00 467,500円 489,500円
ゾディアック ロングネックレス サジタリィ(射手座)/ RG VCARP9R700 3,986,400円 4,210,800円

※価格はすべて税込。最新価格はヴァンクリーフ&アーペル公式サイトでご確認ください。

フラワーレース(ハイジュエリー)

レースと花を融合させたハイジュエリーコレクション「フラワーレース」は、2026年3月と5月の2回改定が行われました。5月28日改定後の最新価格は以下の通りです。

モデル 型番 3月5日改定後 5月28日改定後(最新)
フラワーレース イヤリング VCARP05100 6,864,000円 7,062,000円
フラワーレース リング VCARP05300 6,732,000円 6,930,000円
フラワーレース ペンダント VCARP05200 5,860,800円 6,032,400円
フラワーレース ネックレス VCARP05000 41,844,000円 43,032,000円

※価格はすべて税込。最新価格はヴァンクリーフ&アーペル公式サイトでご確認ください。

ヴァンクリが値上げし続ける3つの理由

「なぜこれほど頻繁に値上げするのか?」と疑問に思う方も多いはずです。ヴァンクリーフ&アーペルは値上げの理由を公式には明示していませんが、業界で考えられている主な要因をまとめました。

1
貴金属・天然素材コストの高騰

ゴールド・プラチナ・ダイヤモンド・マザーオブパール・マラカイトなど、ヴァンクリが使用する素材は世界市場で高騰が続いています。特に金は2020年代に入って過去最高値を更新し続けており、製造コストを大幅に押し上げています。さらに素材の基準が厳格で歩留まりが低いため、コストがかさみやすい傾向があります。

2
円安(為替)の影響

ヴァンクリーフ&アーペルはフランスに本社を置くため、日本の販売価格はユーロ建てのコストに直接影響されます。2022年頃は1ユーロ約130円でしたが、2026年1月時点では1ユーロ約180円台に達しています。仮に5,000ユーロの商品では、130円換算で約65万円が180円換算で約90万円と、為替差だけで約25万円の違いが生じます。

3
ブランド価値の維持戦略

「装飾品」ではなく「資産」として価値を持つハイジュエリーブランドにとって、適切な価格水準の維持はブランド戦略の一部でもあります。希少性を高めることで所有の満足感・資産価値を維持するというアプローチです。親会社リシュモンの会長は「急激な値上げを避ける方針」を明言しつつも、地域間の価格差をなくすユニバーサルな価格設定を重視しています。

次回の値上げはいつ?パターンから読む今後の見通し

2026年5月28日の改定後、2026年6月3日時点では次回の値上げ情報は確認されていません。ただし、過去のパターンを振り返ると今後の動きを予測する参考になります。

過去のパターンから見える傾向

2025年は年間6回(1月・4月・9月・11月・12月×2回)の価格改定が行われました。2026年はすでに5ヶ月で4回実施されており、改定ペースは2025年並みかそれ以上のペースです。過去を見ると、夏季(7〜8月)や年末(11〜12月)にも改定が入りやすい傾向があります。

今買うべき人
  • 狙っているモデルがある
  • 次の値上げ前に購入したい
  • 資産として長く保有したい
  • DFS沖縄での購入を検討中(2026年末撤退予定)
もう少し情報収集したい人
  • どのモデルにするか迷っている
  • 公式サイトで実物を確認していない
  • 中古市場の在庫・価格を比較したい

ヴァンクリの値上げで特に注意したいのが、前述の「サイレント値上げ」です。公式発表なしに実施されるため、SNSのヴァンクリ愛好家コミュニティや買取専門店のブログなどをこまめにチェックすることをおすすめします。

ヴァンクリをお得に買う3つの方法

ヴァンクリーフ&アーペルは正規販売を徹底しており、値引きやアウトレット展開は一切ありません。それでも、条件次第で少しお得に購入できる可能性がある方法をご紹介します。

①ヨーロッパ直営店(VAT還付制度)

フランスなどEU諸国の直営店で購入すると、EU域外旅行者向けの付加価値税(VAT)還付を受けられる場合があります。フランスのVATは20%ですが、手数料等を差し引いた実質還付額は購入価格の約10〜12%程度になるケースが多いとされています。渡航費用や為替・輸入消費税も考慮すると、必ずしも日本より大幅に割安にはなりませんが、旅行の機会がある方には検討の価値があります。

VAT還付には「購入最低額」「同一店・同一日の条件」「書類手続き」等の要件があります。購入前に店舗スタッフへ必ず確認しておきましょう。

②国内免税店(DFS沖縄)

日本国内でヴァンクリを取り扱う国内型免税店は、沖縄の「Tギャラリア 沖縄 by DFS」のみです。「特定免税制度」により消費税や一部関税が免除されるため、都内のブティックより2〜4万円ほど安く購入できたという報告もあります。

要注意:2026年12月末にDFS沖縄からヴァンクリが撤退予定です。DFSでの購入を検討されている方は、早めに在庫や免税条件を確認しておきましょう。また、購入品は那覇空港での受け取りが必要です。

③中古市場の活用

アルハンブラやフリヴォルなどの定番コレクションは、中古市場でも流通量が多く、状態の良い美品が出回っています。ただし、中古価格も値上がり傾向にあるため、新品との価格差は縮小気味です。偽造品トラブルを避けるため、正規の中古買取専門店や鑑定書付きの店舗を選ぶことが大切です。

よくある質問

ヴァンクリの値上げはなぜこんなに頻繁なのですか?

貴金属(特に金)価格の高騰、円安による輸入コストの上昇、そしてブランド価値を維持するための価格戦略が主な要因です。2025〜2026年は特に改定頻度が高く、2026年は5ヶ月で4回実施されています。いずれも「サイレント値上げ」(公式告知なし)で行われるため、こまめな価格チェックが重要です。

値上げ前に急いで買った方がいいですか?

購入を検討されている方にとって、早めに動くことは合理的な選択肢のひとつです。過去のパターンでは年間5〜6回の改定が続いており、今後も数ヶ月おきに3〜6%程度の値上がりが繰り返される可能性が高いです。ただし、中古市場の価格と比較したり、モデルを十分に検討したりと、焦って後悔しないための準備も大切にしてください。

ヴァンクリーフ&アーペルが値下げしたことはありますか?

プライシー編集部が確認した範囲では、少なくとも2021年以降の記録において、ヴァンクリーフ&アーペルが正規価格を値下げしたケースは確認されていません。価格改定は一貫して「値上げ」方向で行われています。ブランドとしての希少性・資産価値の維持がポリシーのため、今後も値下げは考えにくいと言えます。

まとめ

ヴァンクリ 値上げ|この記事のポイント

  • 2026年は1月22日・3月5日・4月2日・5月28日の計4回値上げが実施された
  • 各回の改定幅は約3〜6%。アルハンブラ ヴィンテージ(YG/MOP)は495,000円→539,000円と2回の改定で約8.9%アップ
  • 値上げの主な要因は「貴金属コスト高騰」「円安」「ブランド価値維持戦略」の3つ
  • 2026年6月3日時点では次回の値上げ情報は未確認。ただし今後も定期的な改定が続く可能性が高い
  • DFS沖縄は2026年12月末にヴァンクリが撤退予定のため、利用を考えている方は早めに動くのが吉

ヴァンクリーフ&アーペルの値上げは、今後も断続的に続く可能性が高い状況です。価格の動きを把握しながら、自分のペースで検討することをおすすめします。プライシーでは国内外のブランドジュエリーの価格動向も追っていますので、気になる情報はアプリでもチェックしてみてください。

価格の変動をリアルタイムで確認

プライシーは価格推移チャートや値下がり通知など、賢いお買い物をサポートする機能が満載です(iOS / Android対応)。

プライシーアプリを無料で使う

記事の内容は執筆時点の情報を基にしています。掲載している価格・日程・仕様等は変更になる場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。