「ハンガリーの物価って実際どのくらい?日本と比べて高い?安い?」と気になっている方のために、2026年5月最新の為替レート(1HUF≈0.50円)をもとに、食費・交通・宿泊まで徹底的に解説します。旅行予算のシミュレーションも掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

結論
ハンガリーの物価は日本より約50〜60%安い水準です

2026年5月時点(1HUF≈0.50円)で、ハンガリーの日常的な食費や交通費は日本の半額以下が目安です。ブダペスト市内の地元レストランでのランチは500〜1,500円ほど、地下鉄1回乗車は約225円とリーズナブル。かつて欧州最高水準のインフレ(2022〜2023年:前年比25〜26%)に苦しんでいましたが、2026年4月時点では前年比+2.1%まで落ち着いており、旅行者にとって安定した物価水準になっています。

ハンガリーの物価は日本と比べてどのくらい安い?

ハンガリーは中欧に位置しながら、西欧諸国(フランス・ドイツなど)に比べて物価が非常に安い国です。日本と比較しても、食費・飲み物・交通費は概ね40〜60%ほど安くなると考えてよいでしょう。

特に「地元の人が通うレストラン(Étterem)」や「市場(piac)」を利用すれば、1食500〜1,000円程度でしっかりとした食事を楽しめます。観光地周辺の高級レストランではやや割高になりますが、それでも東京の同グレードの店と比べると手頃に感じるはずです。

一方、ホテルや航空券については日本からの距離の問題もあり、旅行全体のコストは安いとは言い切れない部分もあります。次のセクションでカテゴリ別に詳しく見ていきましょう。

為替レートについて:本記事の円換算は2026年5月時点の目安レート(1HUF=0.50円)を使用しています。フォリントは変動相場制のため、旅行前に最新レートを必ずご確認ください。

カテゴリ別の物価早見表

ハンガリー(主にブダペスト)の主な物価を、日本の目安と比較した早見表です。旅行前の予算計画にお役立てください。

食費・飲み物

品目ハンガリー(HUF)円換算目安日本の目安
ミネラルウォーター 500ml60〜200 HUF約30〜100円約100〜150円
パン(1個)250〜400 HUF約125〜200円約150〜250円
カプチーノ400〜600 HUF約200〜300円約500〜700円
ビール 1杯300〜600 HUF約150〜300円約500〜700円
ランチ(地元レストラン)1,000〜3,000 HUF約500〜1,500円約800〜1,500円
ディナー(レストラン)3,000〜10,000 HUF約1,500〜5,000円約2,000〜8,000円

カフェのカプチーノやビールは日本の約半額以下で楽しめます。特にカフェ文化が根付いているブダペストでは、おしゃれな内装のカフェでも300〜500円程度でコーヒーを楽しめることが多く、カフェ好きにはたまらない街ですよね。

交通費

交通手段ハンガリー(HUF)円換算目安
地下鉄・バス・トラム 1回450 HUF約225円
24時間乗り放題パス2,500 HUF約1,250円
72時間乗り放題パス5,000 HUF約2,500円
タクシー 初乗り700 HUF約350円

ブダペストの公共交通機関(地下鉄・バス・トラム)は充実していて、24時間券(約1,250円)を使えば1日中乗り放題です。複数日滞在するなら72時間券がさらにお得。観光スポットはほぼ公共交通でアクセスできますので、タクシーに頼らなくても十分旅できますよ。

宿泊費

宿泊タイプ1泊あたりの目安(2名利用)
ゲストハウス・ドミトリー約3,000〜6,000円
中級ホテル(3〜4つ星)約10,000〜20,000円(平均約19,575円)
高級ホテル(5つ星)約30,000〜80,000円

観光費

観光スポット・体験目安料金円換算目安
漁夫の砦(Fisherman's Bastion)塔の入場料:3,000 HUF約1,500円
温泉(セーチェーニ温泉 等)6,000〜8,000 HUF約3,000〜4,000円
国会議事堂ツアー約6,000 HUF約3,000円
ドナウ川クルーズ(夜景)7,000〜15,000 HUF約3,500〜7,500円

ハンガリー最大の見どころはなんといっても世界遺産のブダペスト。温泉大国でもあり、観光スポットの入場料は日本の同規模の施設と比べて安めです。ドナウ川の夜景クルーズは3,500〜7,500円程度で楽しめるなど、観光コスパが高いのが魅力です。

ハンガリー旅行にかかる費用の内訳

現地の物価は安くても、日本からの旅行となれば航空券が大きなコストになります。費用の内訳を項目別に確認してみましょう。

航空券(往復)

日本(東京)からハンガリー・ブダペストへの直行便は現在運航していないため、ドバイ・フランクフルト・ウィーン等を経由する便が一般的です。所要時間は乗り継ぎ込みで約16〜20時間前後となります。

時期往復航空券の目安
閑散期(11月〜2月上旬)約10〜16万円
通常期(3〜5月・9〜10月)約14〜20万円
繁忙期(6〜8月・年末年始)約20〜26万円

ホテル

ブダペストの中級ホテル(3〜4つ星、2名1室)の1泊料金は平均約19,575円(参考:アゴダ掲載価格)。立地や設備によって1〜2万円の幅があります。中心部(ペスト地区)は交通の便がよく観光にも便利ですが、ドナウ川沿いのホテルはやや高め。バジェット旅行なら宿泊費を3,000〜6,000円に抑えることも可能です。

食費(1日)

食費は旅のスタイルによって大きく変わります。地元のレストランや市場を活用すれば1日1,500〜3,000円に抑えられます。観光地近くのカフェやレストランを気軽に利用する場合は2,000〜5,000円が目安です。

交通費(市内)

ブダペスト市内の移動は公共交通機関(地下鉄・トラム・バス)がほとんどをカバーしています。24時間券(約1,250円)や72時間券(約2,500円)を活用すれば、移動コストを大幅に抑えられます。

観光費

温泉入浴、世界遺産の観光スポット、ドナウ川クルーズなどをひと通り楽しむと、滞在中の観光費は合計で10,000〜20,000円程度を見込んでおくとよいでしょう。

旅行予算シミュレーション(3泊5日・4泊6日)

実際の旅行費用をシミュレーションしてみました。2名での旅行を想定し、1人あたりの費用目安を示しています。

閑散期(1人あたり・3泊5日)
3泊5日 オフシーズン
航空券(往復)10〜16万円
ホテル(3泊)3〜6万円
食費(3日間)0.5〜1.5万円
交通費(市内)0.3〜0.5万円
観光費1〜2万円
合計目安約14〜26万円
繁忙期(1人あたり・3泊5日)
3泊5日 ピークシーズン
航空券(往復)20〜26万円
ホテル(3泊)3〜6万円
食費(3日間)0.5〜1.5万円
交通費(市内)0.3〜0.5万円
観光費1〜2万円
合計目安約25〜36万円

4泊6日で自分手配するなら:閑散期に早期予約の格安航空券(10〜13万円)と比較的安めのホテルを組み合わせると、1人あたり18万円前後に抑えられるケースもあります。滞在日数を増やすほど現地での食費・交通費は多少増えますが、航空券のコストを割り勘で考えると1日あたりの負担は軽減できます。

現地の物価は安いため、旅行費用の大部分は航空券が占めるという点がハンガリー旅行の特徴です。いかに安い航空券を見つけられるかが、予算を抑える最大のポイントになります。

近年のインフレ状況と注意点

ハンガリーは2022〜2023年にかけて欧州最高水準の前年比25〜26%というインフレに見舞われました。フォリント安も重なり、現地の人々の生活に大きな影響を与えた時期でした。日本からの旅行者にとっても「思ったより安くない」と感じるケースが増えた時期です。

しかし、2026年4月時点ではインフレ率は前年比+2.1%(食品は+1.5%)まで落ち着いてきており、物価上昇のペースは大幅に鈍化しています。観光地でのメニュー価格も安定しつつあり、旅行計画が立てやすい状況に戻っています。

注意点:インフレは落ち着いていますが、観光地(特に世界遺産周辺の人気レストランやバー)では観光客向けの価格設定になっている店舗もあります。地元の人が通う店を選ぶことで、よりリーズナブルに食事を楽しめますよ。

ハンガリー旅行を安く抑えるコツ

現地の物価が安くても、旅行全体の費用を節約するにはちょっとしたコツが重要です。特に大きな差が出るポイントをご紹介します。

1
閑散期(11〜2月)を狙う
冬季は観光客が少なく航空券・ホテルともに安くなります。ブダペストの冬景色や温泉も魅力的です。
2
航空券は3〜6ヶ月前に予約
経由便は早期予約で10〜13万円台に下がることも。スカイスキャナー等で複数の経由地を比較しましょう。
3
地元レストランを活用
「Étterem(éttrem)」表示の店は地元客向けで割安。グヤーシュ(牛肉シチュー)などハンガリー料理を安く楽しめます。
4
交通は24時間・72時間券
1回乗車(225円)より24時間券(1,250円)がお得。市内観光は公共交通のみで十分まわれます。
5
セントラル市場で食料品を
ブダペストのグレート・マーケットホール(中央市場)では新鮮な食材やハンガリー名産品を現地価格で購入できます。
6
温泉は平日・午前中を狙う
セーチェーニ温泉など人気施設は平日の午前中が比較的空いており、混雑を避けてゆったり楽しめます。

ハンガリーの基本情報(通貨・気候・時差)

はじめてハンガリーを旅行する方のために、旅の計画に役立つ基本情報をまとめました。

通貨
フォリント
(HUF)
為替レート(目安)
1 HUF
≈ 0.50円(2026年5月)
時差
-8時間
(日本時間 - 8)
言語
ハンガリー語
観光地は英語可
ベストシーズン
4〜6月
9〜10月も◎
EU加盟
加盟国
(ユーロ非採用)

ユーロは使えるの?:ハンガリーはEU加盟国ですが、ユーロを導入していないためフォリント(HUF)が公式通貨です。大きなホテルや一部の観光施設ではユーロやクレジットカードが使えますが、現地でフォリントに両替またはATMでキャッシュアウトしておくと安心です。

気候は温帯大陸性気候で、春(4〜6月)と秋(9〜10月)が旅行に最適です。夏(7〜8月)は気温が30℃を超えることも多く観光客のピークでもあります。冬(12〜2月)は寒冷ですが温泉が楽しめる季節でもあり、閑散期で旅費を抑えたい方にもおすすめです。

よくある質問

ハンガリーの物価は日本と比べて安いですか?

はい、日本と比較してハンガリーの物価は概ね50〜60%安い水準です。地元のレストランでのランチが500〜1,500円、カフェのコーヒーが200〜300円程度と、日常的な食費や飲み物は日本の半額以下で楽しめます。ただし、日本からの航空券は高くなるため、旅行全体の費用を安く抑えるには航空券のタイミングが鍵になります。

ハンガリー旅行の予算はどのくらい必要ですか?

3泊5日の場合、閑散期(11月〜2月)に1人あたり約14〜26万円、繁忙期(6〜8月)は約25〜36万円が目安です。費用の大部分は往復航空券が占めるため、早期予約や閑散期の活用が節約の最大ポイントです。現地での食費・交通費は東欧らしく非常にリーズナブルです。

ハンガリーの通貨は何ですか?ユーロは使えますか?

ハンガリーの通貨はフォリント(HUF)です。EUに加盟していますがユーロは採用していません。2026年5月時点のレートは1HUF≈0.50円が目安です。大きなホテルや観光施設の一部でユーロやクレジットカードが使える場合もありますが、現地ATMでフォリントを引き出すか、空港・市内の両替所で両替しておくと便利です。

ハンガリーへの旅行はいつが安いですか?

航空券・ホテルともに閑散期の11月〜2月が最も安い傾向があります。特に1月・2月は観光客が少なく、往復航空券が10〜13万円台まで下がることもあります。観光のベストシーズンは春(4〜6月)と秋(9〜10月)で、天候が穏やかで過ごしやすい時期です。

ハンガリーのインフレ状況はどうですか?

ハンガリーは2022〜2023年に欧州最高水準(前年比25〜26%)のインフレを経験しましたが、2026年4月時点では前年比+2.1%(食品は+1.5%)まで落ち着いています。物価上昇のペースは大幅に鈍化しており、旅行計画が立てやすい安定した状況に戻っています。

まとめ:ハンガリーの物価と旅行費用

ハンガリー 物価まとめ

  • ハンガリーの物価は日本より約50〜60%安く、カフェ・交通・食事ともにリーズナブル
  • 2026年5月現在の為替レートは1HUF≈0.50円。インフレは前年比+2.1%まで落ち着いている
  • 旅行費用の大部分は航空券。閑散期(11〜2月)に早期予約すると10〜16万円台に抑えられる
  • 3泊5日の総費用は閑散期で1人あたり約14〜26万円、繁忙期は約25〜36万円が目安
  • 現地では地元レストランや24時間交通パスを活用すると食費・交通費をぐっと抑えられる

ハンガリーは欧州の中でもコストパフォーマンスが高い旅行先のひとつです。世界遺産ブダペストの絶景、温泉文化、本格的なグヤーシュ…リーズナブルな物価でこれだけの体験ができるのは、なかなかないことですよね。ぜひプライシーで航空券や旅行グッズの価格も事前にチェックして、賢く旅の準備を進めてみてください。

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