PCモニターは1〜2万円台の安いモデルでも十分実用的です。この記事では、安いPCモニターの選び方と用途別のおすすめ商品を紹介します。テレワーク・動画鑑賞・普段使いなど、あなたの用途に合った1台が見つかります。
安いPCモニターの失敗しない選び方
安いPCモニターを選ぶときに見るべきポイントは5つです。それぞれ「安い価格帯ではどう選ぶべきか」に絞って解説します。
安いPCモニターの価格帯の目安:フルHD・24インチのエントリーモデルは8,000〜12,000円程度、スピーカー内蔵・高さ調節付きの仕事向けモデルは12,000〜20,000円程度、USB Type-C対応モデルは20,000〜25,000円程度が目安です。
画面サイズは24インチか27インチで選ぶ
安いPCモニターの主流サイズは24インチ(正確には23.8インチ)と27インチの2種類です。デスクの奥行きが60cm以上あれば27インチでも快適に使えます。Excelなど表計算ソフトをよく使う人は27インチのほうが作業効率が上がります。
逆に、デスクが狭い人やサブモニター用途なら24インチで十分です。21.5インチはさらに安く買えますが、作業領域が狭くなるため、メインモニターにはおすすめしません。
解像度はフルHDで十分
安い価格帯ではフルHD(1920×1080)が標準です。一般的な仕事、動画鑑賞、ブラウジングならフルHDで不便を感じることはまずありません。
WQHD(2560×1440)や4Kモニターは2万円台後半〜になるため、予算を抑えたい場合はフルHDを選びましょう。
パネルはIPSかVAか用途で選ぶ
安いモニターに搭載されるパネルは主にIPS、VA、TNの3種類です。
| パネル | 視野角 | コントラスト比 | 色再現性 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|
| IPS | 広い(178°) | 1000:1程度 | 高い | 仕事・普段使い・画像編集 |
| VA | やや広い | 3000:1〜5000:1 | 普通 | 映画・動画鑑賞・暗いシーンが多いゲーム |
| TN | 狭い | 1000:1程度 | 低い | コスト最優先の場合のみ |
迷ったらIPSを選べば間違いありません。映画やアニメをよく見るなら、黒の表現力が高いVAパネルも検討してみてください。TNパネルは視野角が狭く色再現性も低いため、現在はあまりおすすめできません。
また、画面の表面処理も重要です。ノングレア(非光沢)は映り込みが少なく、長時間の作業や明るい部屋での使用に向いています。安いモニターのほとんどはノングレアです。グレア(光沢)は色が鮮やかに見えますが、照明の映り込みが気になりやすく、目が疲れやすいためテレワークには不向きです。
接続端子はHDMI必須、Type-Cは高い
安いモニターの端子構成はHDMI×1〜2が基本です。ノートPCとの接続ならHDMIがあれば問題ありません。DisplayPort搭載モデルはデスクトップPC接続時に便利です。
USB Type-C(映像出力+給電)対応のモニターはケーブル1本でノートPCを接続・充電できますが、価格は2万円台以上になります。予算に余裕があれば検討する価値はあります。
あると便利な付加機能
安いモニターでは以下の機能が「あるかないか」で使い勝手が変わります。
- 高さ調節(昇降スタンド):安いモデルは角度調節のみが多い。長時間の仕事にはあったほうが良い
- スピーカー内蔵:音質は期待できないが、別途スピーカーを用意しなくて済む
- VESA対応:モニターアームを使いたい場合は必須
- ブルーライトカット・フリッカーフリー:目の負担軽減機能。多くのモデルに搭載されている
判断基準:テレワークで1日6時間以上使うなら「高さ調節」付きを優先しましょう。それ以外の用途なら角度調節のみでも十分です。
安いモニターと高いモニターは何が違う?
「安いモニターで大丈夫なの?」と不安に思う方も多いでしょう。結論から言えば、ほとんどの用途で安いモニターで十分です。ただし、いくつかの明確な違いがあります。
スペック・機能の比較表
| 項目 | 安いモニター(〜2万円) | 高いモニター(3万円〜) |
|---|---|---|
| 接続端子 | HDMI・DisplayPort | HDMI・DP・USB Type-C |
| スタンド | チルト(角度調節)のみ | 高さ・チルト・スイベル・ピボット |
| パネル品質 | sRGB 99%程度 | DCI-P3 95%以上、ΔE<2 |
| リフレッシュレート | 60〜100Hz | 144Hz〜 |
| スピーカー | なし or 1W程度 | 5W内蔵 |
| 保証 | 1〜3年 | 3〜5年(無輝点保証あり) |
安いモニターで十分な人・高い方がいい人
安いモニターで十分な人:
- テレワークで資料作成やWeb会議がメイン
- YouTubeやNetflixを見る程度の動画鑑賞
- ブラウジングやSNSなどの普段使い
- サブモニターとしてデュアルディスプレイにしたい
高いモニターを検討すべき人:
- 写真編集やデザインなど色の正確性が重要な仕事
- FPSゲームなど高リフレッシュレートが必要な用途
- USB Type-Cでケーブル1本接続したい
安いPCモニターのおすすめメーカー
安いPCモニターを選ぶとき、メーカーで迷う方も多いはずです。信頼性とコスパのバランスが良い主要メーカーを紹介します。
| メーカー | 特徴 | 価格帯 | 保証 |
|---|---|---|---|
| I-O DATA | 日本の老舗。安定した品質と手厚いサポート(土日対応) | 1.2万〜3万円 | 3年 |
| Dell | ビジネス用途の定番。スタンド品質が高い | 1.5万〜3万円 | 5年(無輝点) |
| Acer | コスパが高く種類豊富。エントリーからゲーミングまで | 1万〜3万円 | 3年 |
| JAPANNEXT | 千葉拠点の日本メーカー。予算内でスペック上げやすい | 1万〜3万円 | 3年 |
| PHILIPS | コスパと品質のバランスが良い。5年保証が強み | 1.5万〜2.5万円 | 5年 |
| KOORUI | 超低価格帯に強い。1万円以下でフルHDモニターが買える | 8千〜2万円 | 3年 |
ポイント:初めてモニターを買うなら、サポートが手厚いI-O DATAかDellが安心です。とにかくコスパ重視ならKOORUIやAcerが選択肢に入ります。
【用途別】安いPCモニターのおすすめ
ここからは、用途別におすすめの安いPCモニターを紹介します。すべてAmazonで購入でき、プライシーの価格チャートで過去の値動きも確認できます。
テレワーク・仕事用のおすすめ
テレワークでは「IPS(ADS)パネル」「23.8インチ以上」「ノングレア」の3点を押さえれば快適に作業できます。長時間使うなら高さ調節付きが理想です。
動画鑑賞におすすめの安いモニター
映画やアニメをよく見るなら、コントラスト比が高いVAパネルがおすすめです。黒が引き締まり、暗いシーンの表現力が段違いです。画面サイズは没入感を重視して27インチを選ぶのが良いでしょう。
普段使い・マルチ用途のおすすめ
「仕事にも動画にも使いたい」「とにかく安くてちゃんと映ればいい」という方には、コスパ最重視のモデルがおすすめです。1万円前後でフルHD・IPSパネルのモニターが手に入ります。
安いモバイルモニターのおすすめ
テレワークや出張の増加にともない、持ち運べるモバイルモニターの需要も増えています。1万円以下でも実用的なモデルが手に入ります。
モバイルモニターの選び方
モバイルモニターを選ぶポイントはPCモニターとは少し異なります。
- サイズ:15.6インチが標準。持ち運びやすさと見やすさのバランスが良い
- 重量:700g以下なら持ち運びが楽
- 接続端子:USB Type-C対応なら、対応ノートPCとケーブル1本で接続+給電が可能
- 解像度:フルHD(1920×1080)で十分
注意:格安モバイルモニターの多くは中国ブランドの製品です。レビュー数が少ない製品や極端に安い製品はサポート面で不安が残るため、レビューが多く評価の高いモデルを選びましょう。
おすすめのモバイルモニター
安いPCモニターをさらにお得に買う方法
安いPCモニターをさらにお得に購入するなら、Amazonのビッグセールを狙うのが鉄則です。PCモニターは毎年のビッグセールで大幅値引きの対象になりやすいカテゴリです。
特に狙い目なのは以下の3つのセールです。
- プライムデー(7月):年に一度の大型セール。プライム会員限定
- プライム感謝祭(10月):プライム会員限定の秋のセール
- ブラックフライデー(11月):年末の最大規模セール。会員以外も参加可能
ただし、モニターの価格はセール以外でも日々変動しています。「今の価格が本当に安いのか」を判断するには、過去の価格推移を確認するのが確実です。
プライシーを使えば、Amazonや楽天など複数ECサイトの価格推移をチャートで確認でき、値下げ時にプッシュ通知を受け取ることもできます。「欲しいモニターが値下がりしたら買う」という使い方がおすすめです。
安いPCモニターに関するよくある質問
大丈夫です。1万円以下でもフルHD・IPSパネル搭載のモデルがあり、ブラウジングや動画鑑賞、簡単な資料作成には十分対応できます。ただし、高さ調節やUSB Type-C端子は非搭載がほとんどです。長時間のテレワーク用途なら、もう少し予算を上げて1.5万円前後のモデルを選ぶのがおすすめです。
Amazonのプライムデー(7月)、プライム感謝祭(10月)、ブラックフライデー(11月)が最も安くなりやすい時期です。これらのビッグセールではPCモニターが大幅値引きの対象になることが多く、通常価格より数千円安く買えるケースがあります。セール以外でも価格は日々変動するため、プライシーで値下がり通知を設定しておくと、最安のタイミングを逃さず購入できます。
同じモデルを2枚揃えるのが理想的ですが、必須ではありません。サイズ(24インチ同士など)とパネルの種類(IPS同士など)を揃えれば、色味や見え方の差が少なく快適に使えます。安いモニター2枚で3万円程度なら、1枚の高級モニターを買うよりも作業効率は確実に上がります。
まとめ
安いPCモニター選びのポイント
- 1〜2万円台で十分実用的。フルHD・IPSパネルが基本
- テレワークにはI-O DATAやDellの23.8インチが安心
- 動画鑑賞にはVAパネルの27インチがおすすめ
- とにかく安くならKOORUIの1万円以下モデルが狙い目
- セール時期を狙えばさらにお得に購入できる
安いPCモニターは「安かろう悪かろう」ではなく、自分の用途に合ったスペックを選べば十分満足できるものが揃っています。この記事で紹介したモデルを参考に、ぜひ自分にぴったりの1台を見つけてください。
