図書カードでAmazonの本を買いたいと思って調べてみたら、「使えないらしい」という情報を見て不安になっていませんか。実はAmazonには図書カードとは別に「Amazon図書商品券」という独自のギフト券があり、これを使えばAmazonで本を購入できます。この記事では、図書カードがAmazonで使えない理由から、Amazon図書商品券の使い方、図書カードが使えるネット書店まで、プライシー編集部が公式情報をもとに整理しました。
図書カードNEXT(カード型)も図書カードネットギフトも、Amazonでの支払いには対応していません。Amazonで本を買うときにギフト券を使いたい場合は、Amazon独自の「Amazon図書商品券」か、通常の「Amazonギフトカード」を使う必要があります。もしお手元の図書カードをどうしても使いたい場合は、楽天ブックスや紀伊國屋書店ウェブストア、honto、BOOK☆WALKERなど対応しているネット書店を利用しましょう。
図書カードはAmazonで使える?結論からお答えします
「図書カード」と一口に言っても、店頭で使う磁気カード式の「図書カードNEXT」と、メールやアプリで贈る「図書カードネットギフト」の2種類があります。どちらのタイプもAmazonでは利用できません。まずはそれぞれの状況を整理してみましょう。
図書カードNEXT(カード型)は使えない
図書カードNEXTは全国の書店・オンライン書店で使える便利な金券ですが、加盟店としてAmazonの名前は含まれていません。楽天ブックスや紀伊國屋書店ウェブストアが対応を発表しているのとは対照的に、Amazonが図書カードNEXT決済に対応するという発表は見当たりません。今のところ、Amazonのレジ画面で図書カードのID・PINを入力する欄自体が用意されていない状態です。
図書カードネットギフトも使えない
図書カードNEXTのデジタル版である「図書カードネットギフト」についても、対応状況は同じです。ネットギフトは主に楽天ブックスやe-honなど、図書カードNEXT対応を発表済みの書店で使えるサービスであり、Amazonは含まれていません。
なぜAmazonは図書カードに対応していないのか
図書カードNEXTは書店・出版業界が発行・運営している金券で、対応するには書店側が決済システムを個別に導入する必要があります。楽天ブックスや紀伊國屋書店ウェブストアのように国内の書籍専業ECは対応を進めていますが、Amazonのように書籍以外の商品も幅広く扱う総合ECは、対象商品を書籍だけに限定する決済手段の導入に積極的ではないと考えられます。実際、Amazonは自社で書籍限定の「Amazon図書商品券」という別の仕組みをすでに持っているため、あえて図書カードNEXTに対応する動機が薄いという見方もできそうです。
ちなみに、図書カードとよく似た名前の「Amazon図書商品券」はAmazon独自のサービスで、図書カードNEXTとはまったくの別物です。混同しやすいので、この記事の次のセクションで違いを整理していきます。
Amazonで本を買うなら「Amazon図書商品券」が使える
Amazonには「Amazon図書商品券」という、書籍購入専用のギフト券が存在します。手元の図書カードが使えないと分かってがっかりした方も、こちらを使えばAmazonでの本の購入に充てられる可能性があります。
Amazon図書商品券とは|図書カードとの違い
Amazon図書商品券は、Amazonが法人・事業者向けに発行しているギフト券で、通常のAmazonギフトカードとは異なり本のカテゴリーの購入にしか使えないという制限があります。福利厚生や販促キャンペーンの景品、ポイントサイトの交換先などとして、個人が受け取るケースが多いようです。図書カードNEXTのように書店の店頭でも使える汎用的な金券とは違い、あくまで「Amazonの本」専用という点が最大の違いです。
入手方法・購入方法
Amazon図書商品券は、個人がAmazonの通常のギフトカードのように単体で購入する導線は基本的に用意されておらず、法人・事業者からの発行を通じて手元に届くのが一般的です。プレゼントとして受け取ったり、ポイントサイトの交換商品として選んだりする形で入手することになります。
使い方|登録から購入までの手順
Amazonアカウントにログインする(図書商品券を使う前提として、事前にAmazonアカウントを用意しておく必要があります)
商品券番号を登録ページに入力し、アカウントに残高として反映させる
本のカテゴリーから購入したい商品を選ぶ(対象は「Amazonサイトの本」カテゴリーに限られます)
レジで支払い方法を確認し、購入手続きを進める。残高が不足する場合は、差額をクレジットカードなど他の支払い方法で補うことができます
対象外の商品を同じカートに入れてしまうと、図書商品券の残高が適用されなくなる場合があります。Amazon公式の案内でも、本以外の商品との同時購入には注意するよう案内されています。
Amazonギフト券全般の登録方法や残高の使い方についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
対象商品|買えるもの・買えないもの
Amazon図書商品券が使えるのは、小説・ビジネス書・コミック・実用書・学習参考書など、紙の本の幅広いジャンルです。一方で、一部の洋書や雑誌は対象外になるケースがあるため、購入前に商品ページで対象かどうかを確認しておくと安心です。
Amazon図書商品券はKindle本に使える?
ここは実際に迷う方が多いポイントです。「Kindle本には使えない」という声をネット上で見かけることもありますが、正しくは商品ページに対象と明記されているKindle本であれば購入可能です。ただし、通常のギフト券残高のように支払い方法の選択画面に自動的には出てこない場合があり、これが「使えない」という誤解を生んでいるようです。
Kindle本で使えないと感じたときは、Kindle・デジタルコンテンツの支払い設定画面を開き、「ギフト券残高」のチェックを一度外してクレジットカードを選択し直してみてください。この操作をしてはじめて図書商品券の残高が適用されたという報告があります。なお対応は日本国内のKindleストアに限られ、一部の洋書は対象外です。
Kindle本のセールを狙ってお得に買いたい方は、こちらの記事も参考になります。
有効期限・利用上の注意点
複数の情報源によると、Amazon図書商品券の有効期限は購入日(登録日)から10年間とされています。10年あれば急いで使い切る必要はなさそうですが、いつ登録したかを忘れがちなので、念のためメモを残しておくと安心です。また、現金への換金はできない点にも注意しましょう。
図書カード・Amazon図書商品券・Amazonギフトカードの違い
名前が似ている4つの金券・ギフト券を、混同しないように一覧で整理しました。
| 名称 | 発行元 | Amazonで使えるか | 使える範囲 |
|---|---|---|---|
| 図書カードNEXT(カード型) | 日本図書普及 | 使えない | 全国の加盟書店(Amazon非対応) |
| 図書カードネットギフト | 日本図書普及 | 使えない | 楽天ブックス等の対応ネット書店(Amazon非対応) |
| Amazon図書商品券 | Amazon | 使える | Amazonの本カテゴリーのみ(一部Kindle本含む) |
| Amazonギフトカード(通常) | Amazon | 使える | Amazonのほぼ全カテゴリー |
この表からも分かる通り、Amazonで本以外の買い物もしたい方や、確実にAmazonでギフト券を使いたい方には、対象カテゴリーの広い通常の「Amazonギフトカード」の方が使い勝手が良いと言えそうです。Amazonギフトカードの残高確認方法や消えてしまったときの対処法は、以下の記事にまとめています。
図書カードが使えるAmazon以外のネット書店
「せっかくもらった図書カードをネットで使いたい」という方のために、公式に図書カードNEXT決済への対応を発表しているネット書店を紹介します。
楽天ブックス
楽天ブックスは2023年6月19日から図書カードNEXTによる決済に対応しています。本・雑誌・DVD・Blu-ray・CD・ゲーム・グッズ・PC/ソフトが対象で、購入時にカード裏面またはネットギフト画面に記載されたID番号とPIN番号を入力するだけで使えます。ただし、電子書籍(楽天Kobo)やダウンロード版商品、予約・取り寄せ商品は対象外なので注意してください。
楽天ブックスをよりお得に使う方法は、こちらの記事もチェックしてみてください。
紀伊國屋書店ウェブストア
紀伊國屋書店ウェブストアと電子書籍アプリ「Kinoppy」は、2019年4月25日から図書カードNEXT決済に対応しています。楽天ブックスよりも早い段階からネット決済に対応している点が特徴です。
e-hon
オンライン書店「e-hon」では、図書カードNEXT・ネットギフトの両方が利用できます。受け取り方法は2通りあり、マイページでID・PIN番号を入力してe-hon図書カードポイントに交換すれば宅配で受け取れます(交換したポイントの有効期限は交換日の翌日から150日間)。また、全国約3,000店ある加盟店であれば、ポイント交換をせずに店頭でカードを提示するだけでも利用可能です。
honto
hontoでも図書カードNEXT・ネットギフトが使えます。チェックアウト画面で「図書カードNEXT利用」を選び、ID・PIN番号を入力すると、1円=1ポイントのレートでhontoポイントに交換されます。交換したポイントは電子書籍・紙の本のどちらの購入にも充てられるのが特徴です。
BOOK☆WALKER
電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」も2021年4月1日から図書カードNEXTによる決済に対応しています。電子書籍の購入にそのまま図書カードを使えるので、「Amazon図書商品券のKindle対応が分かりにくい」と感じた方には、こちらの方がシンプルに使えるかもしれません。
よくある質問
期限を過ぎると原則として利用できなくなります。Amazon図書商品券であれば購入日から10年という比較的長い有効期限が設けられているとされていますが、いつ登録したか忘れないよう控えておくと安心です。
Amazon図書商品券は現金への換金ができません。図書カードNEXTについても、Amazonでの現金化に相当する使い方はできないため、書店での買い物に使い切るのが基本になります。
楽天ブックス・紀伊國屋書店ウェブストア・e-honなど、図書カードNEXT決済に対応しているネット書店で使うのがおすすめです。どうしてもAmazonで使いたい場合は、Amazon図書商品券やAmazonギフトカードへの交換サービスを利用する方法もあります。
Amazon図書商品券の残高だけで支払額に届かない場合、不足分をクレジットカードなど他の支払い方法で補える仕組みになっています。通常のAmazonギフトカードとの併用については商品や状況によって挙動が異なる可能性があるため、購入前にレジ画面で適用状況を確認することをおすすめします。
まとめ
この記事のポイント
- ✓図書カードNEXT・図書カードネットギフトは、どちらもAmazonでは使えません
- ✓Amazonで本を買うなら、書籍専用の「Amazon図書商品券」か、通常の「Amazonギフトカード」を使いましょう
- ✓Amazon図書商品券は対象と表示されたKindle本にも使えますが、支払い設定の確認が必要な場合があります
- ✓手元の図書カードをそのまま使いたいなら、楽天ブックス・紀伊國屋書店ウェブストア・e-hon・honto・BOOK☆WALKERがおすすめです
図書カードとAmazon図書商品券は名前こそ似ていますが、使える場所も範囲もまったく異なります。Amazonで本を買う予定がある方は、この記事を参考に、お手元のギフト券がどちらのタイプなのか一度確認してみてください。Amazonでは本以外にもセールやタイムセールで日々値段が動いているので、お得なタイミングを逃したくない方はプライシーアプリの値下げ通知もあわせて活用してみてください。
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