手元のiPhone SEが第何世代なのか、パッと見ただけでは分かりにくいですよね。この記事では設定アプリのモデル番号や外観の違いから、電源が入らないときの確認方法まで、誰でも今すぐ試せる見分け方を解説します。あわせて「初代iPhone SEはコンビニでApple Payが使えない」という、意外と知られていない世代ごとの違いも紹介します。
iPhone SEは全部で何世代?結論から一覧でチェック
iPhone SEはこれまでに3つの世代が発売されています。まずは世代ごとの発売年・画面サイズ・モデル番号を一覧で確認してみましょう。
| 世代 | 発売年 | 画面サイズ | 主なモデル番号(日本) |
|---|---|---|---|
| iPhone SE(初代) | 2016年 | 4インチ | A1723 / A1662 / A1724 |
| iPhone SE(第2世代) | 2020年 | 4.7インチ | A2296 |
| iPhone SE(第3世代) | 2022年 | 4.7インチ | A2782 |
発売年・画面サイズ・モデル番号はApple公式サポートの「iPhoneのモデルを識別する」で確認できます。次の章では、この中でも一番確実な「モデル番号」を使った確認方法を詳しく見ていきます。
【最速】設定アプリのモデル番号でiPhone SEの世代を確認する方法
一番確実で早いのが、設定アプリからモデル番号を確認する方法です。Apple公式サポートでも案内されている手順なので、迷わず進められます。
ホーム画面から設定アプリを開き、一般 → 情報の順に進みます。
情報画面の中ほどにある「モデル番号」をタップすると、表示が「MX9U2J」のような型番からA番号(例:A2296)に切り替わります。
表示されたA番号を、下のモデル番号早見表と照合すれば世代が確定します。
| 世代 | モデル番号 |
|---|---|
| iPhone SE(初代・2016) | A1723、A1662、A1724 |
| iPhone SE(第2世代・2020) | A2296(日本ほか多くの国)、A2275(米国・カナダ)、A2298(中国) |
| iPhone SE(第3世代・2022) | A2782(日本)、A2595(米国等)、A2783(その他の国) |
編集部の気づき:モデル番号は一度タップすると型番表示に戻ることがあります。もう一度タップすればA番号表示に戻せるので、慌てず何度かタップしてみてください。
外観・デザインでiPhone SEの世代を見分ける方法
設定アプリが開けない状況でも、外観の特徴からある程度は世代を絞り込めます。
初代iPhone SE(2016)の特徴
画面サイズは4インチとコンパクトで、背面に「iPhone SE」の刻印があります。フレームはアルミ製で丸みを帯びており、iPhone 5s に近いデザインです。
第2世代・第3世代(2020/2022)の特徴
画面サイズは4.7インチで、iPhone 8に似たガラス製ボディが特徴です。背面に「iPhone SE」の刻印はなく、Appleロゴのみが中央に配置されています。
第2世代と第3世代は外観だけでは判別できない
ここで注意したいのが、第2世代と第3世代はほぼ同じ外観という点です。色展開や質感の違いはあっても、見た目だけで確実に見分けるのは難しいため、前章のモデル番号確認、または次に紹介する方法とあわせて判断することをおすすめします。
もう1つの判別方法:設定アプリに「5G」の表示があるかどうかでも見分けられます。Apple公式仕様によると、5Gに対応しているのは第3世代のみで、第2世代は非対応です(両世代ともeSIMには対応しています)。「設定」→「モバイル通信」に5G関連の表示があれば第3世代、なければ第2世代の可能性が高いと判断できます。
電源が入らない・初期化前でも世代を確認する方法
「電源が入らない」「中古で買う前に確認したい」という場合でも、確認する方法はあります。
SIMトレーの刻印を確認する
本体のSIMトレーを取り出すと、トレーを差し込んでいたフレーム部分にモデル番号が刻印されています。修理専門店の解説記事でも、この方法が電源が入らないときの代替手段として紹介されています。文字が小さいため、スマホのカメラで拡大して撮影すると読み取りやすくなります。
購入時の外箱・レシート・購入履歴で確認する
購入時の外箱にもモデル番号やシリアル番号が印字されています。また、キャリアショップやApple Storeで購入した場合は、購入履歴(マイページやApple IDの購入履歴)から機種名を確認できることもあります。手元に外箱やレシートが残っている場合は、あわせてチェックしてみてください。
Apple IDのデバイス一覧から確認する
そのiPhone SEで一度でもApple IDにサインインしたことがあれば、Apple IDのデバイス一覧からも機種名を確認できます。同じApple IDでサインインしている別のiPhone・iPad・Macの「設定」→自分の名前をタップ→画面を下にスクロールすると、サインイン中のデバイス一覧が表示され、対象のiPhone SEをタップすると機種名やシリアル番号が確認できます。パソコンからaccount.apple.comにアクセスしても同様に確認可能です。本体の電源が入らない場合は、この方法も試してみてください。
iPhone SE各世代の価格相場をチェック
世代が分かったら、気になるのが今の価格相場ではないでしょうか。プライシーの価格データから、各世代・容量帯の価格推移を見てみましょう。
【要チェック】iPhone SEの世代でコンビニのApple Pay対応が変わる
実はiPhone SEは、世代によってコンビニのApple Pay対応状況が違います。「レジでApple Payをかざしても反応しない」という場合、世代が原因になっているケースがあるので確認してみましょう。
初代iPhone SEはFeliCa非搭載でコンビニのタッチ決済が使えない
初代iPhone SEはFeliCaに対応した無線通信チップを搭載していないため、コンビニなど店頭でのタッチ決済(iD・Suica・QUICPay等)は利用できません。Apple Pay自体は使えるのですが、対応アプリやWebサイトでのカード決済に限られる、という点に注意が必要です。
第2世代・第3世代はFeliCa対応でコンビニのApple Payがそのまま使える
一方で第2世代・第3世代はFeliCaを搭載しており、Suica・PASMO・iD・QUICPay・楽天Edyといった主要な電子マネーにそのまま対応しています。コンビニのレジでも、他のiPhoneシリーズと同じ感覚でタッチ決済ができます。
初代iPhone SEでもキャッシュレス決済をしたい場合の代替方法
初代iPhone SEを使い続けたいけれど、コンビニでキャッシュレス決済もしたいという方は、以下のような代替方法があります。
- Apple Watch(Series 2以降)と組み合わせる:FeliCa搭載のApple Watchであれば、iPhone本体が非対応でもSuicaやiD、QUICPayをコンビニで利用できます
- クレジットカード自体のタッチ決済機能を使う:カード本体にタッチ決済(コンタクトレス)機能があれば、iPhoneを介さず直接支払えます
- コード決済アプリを使う:バーコードやQRコードを提示するタイプの決済サービスであれば、FeliCaの有無に関係なく利用できます
iPhone 16e(俗に"SE4")とiPhone SEシリーズは別物?
「iPhone SE 第4世代」を探していて、代わりに「iPhone 16e」という機種名を見かけて戸惑った方もいるのではないでしょうか。iPhone 16eは2025年に発売された機種で、性能面ではiPhone SEシリーズの後継的な位置づけですが、Apple公式には「iPhone SE」シリーズの一員としては名付けられていません。ネット上では「SE4」と呼ばれることもありますが、正式名称はあくまで「iPhone 16e」です。この記事で扱う世代識別(モデル番号A1723〜A2783等)は、公式の「iPhone SE」シリーズ(初代・第2世代・第3世代)が対象になります。
もし今回の確認で古い世代だと分かり、買い替えを検討し始めた方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
よくある質問
「設定」→「一般」→「情報」を開き、「モデル番号」の項目をタップすると確認できます。タップすると型番表示とA番号表示が切り替わります。
SIMトレーを取り出した部分に刻印されたモデル番号を確認する方法があります。また、購入時の外箱やレシート、キャリアの購入履歴からも確認できる場合があります。
初代iPhone SEはFeliCaを搭載していないため、コンビニでのタッチ決済(iD・Suica・QUICPay等)は利用できません。Apple Pay自体は対応アプリ・Webサイトでのカード決済に限り利用可能です。
いいえ、Apple公式には「iPhone SE」シリーズの一員として位置づけられていません。2025年発売の別機種「iPhone 16e」という正式名称です。「SE4」という呼び方は俗称です。
変わります。初代iPhone SEの最終対応OSはiOS15です。一方、第2世代は2026年7月時点で最新のiOS26にも対応しています。世代が新しいほど、長くソフトウェアアップデートを受けられます。
まとめ
- ✓iPhone SEは初代(2016)・第2世代(2020)・第3世代(2022)の3世代。最速の確認方法は設定アプリのモデル番号タップ
- ✓電源が入らないときはSIMトレーの刻印や外箱・レシートでも確認可能
- ✓初代はFeliCa非搭載でコンビニのApple Payが使えないが、第2世代・第3世代は問題なく使える
