dポイントを使って気軽に投資体験ができる「dポイント投資(dポイント運用)」ですが、実はコース選びやポイントの使い分け方次第で得する・損するの差が出ることをご存知でしょうか。この記事では、コースの選び方から期間限定ポイントの扱い、損をしないための注意点まで、dポイント投資を効率よく活用するための裏ワザをまとめて解説します。
dポイント投資(運用)とは?裏ワザの前に知っておきたい基本の仕組み
dポイント投資は、正式には「dポイント運用」と呼ばれるサービスです。手持ちのdポイントを「運用ポイント」に交換すると、投資信託やETFの基準価額に連動してポイントが毎日変動する仕組みになっています。実際に証券を購入するわけではなく、証券口座の開設も不要な疑似投資体験という位置づけなので、「投資はハードルが高そう」と感じている方の練習にもぴったりです。 まずは裏ワザの前提となる基本の仕組みを、ざっくりおさらいしておきましょう。
dポイントを「運用ポイント」に交換して疑似投資体験ができる仕組み
1ポイント単位で運用・引き出しができ、引き出しの上限もありません。しかも利用料や手数料は一切かかりません。dポイントが余っている方なら、少額からノーリスクで試しやすいサービスといえるでしょう。
おまかせ運用とテーマ運用、2つの運用方法の違い
dポイント運用には大きく分けて2つの運用方法があります。「おまかせ運用」は「アクティブコース」と「バランスコース」の2種類から選ぶタイプで、値動きの大きさに応じて使い分けます。もうひとつの「テーマ運用」は、米国株や金など複数のテーマから選んで運用できるタイプです。テーマのラインナップは定期的に見直しが入るため、最新の選択肢は公式アプリで確認するのがおすすめです。
始め方はシンプルな3ステップだけ
dポイント運用の始め方はとてもシンプルです。1. dアカウントでdポイント運用のページ(アプリまたはWeb)にアクセスする 2. 運用に回したいポイント数を入力する 3. おまかせ運用かテーマ運用のコースを選んで運用を開始する、という流れだけで完了します。証券口座の開設が不要な分、思い立ったその日からすぐに試せるのも裏ワザ的な魅力といえるでしょう。
そもそも運用に回すdポイント自体を増やしたいという方は、開催中のキャンペーンをチェックしておくのも一つの手です。
コース選びの裏ワザ|おまかせ運用とテーマ運用はどう使い分ける?
dポイント投資の裏ワザとしてまず押さえておきたいのが、自分のタイプに合ったコース選びです。値動きの大きさに対する感じ方は人それぞれなので、以下を目安に選んでみてください。
- ポイントが減るのが不安
- まずは投資の雰囲気を知りたい
- コツコツ長く続けたい
→ バランスコースがおすすめです
- 増減の振れ幅を楽しみたい
- 米国株や金など特定分野に関心がある
- 本格的な投資も見据えている
→ アクティブコースやテーマ運用がおすすめです
いきなり大きなポイント数を投じるのではなく、まずは少量で値動きの感覚をつかんでからコースを調整していくのが、失敗しにくい裏ワザです。
期間限定ポイントを無駄にしない裏ワザ|失効前に運用ポイントへ交換する
期間・用途限定のdポイントは運用に使えません。運用に交換できるのは通常ポイントのみなので、「期間限定ポイントを運用に回そう」と思っても交換できない点に注意してください。
とはいえ、順番を工夫すれば期間限定ポイントも通常ポイントも無駄にせず活用できます。おすすめの手順は次の通りです。
dポイントクラブアプリ等で、通常ポイントと期間・用途限定ポイントの内訳を確認します。
失効期限がある期間限定ポイントは、日々の買い物やd払いの支払いに先に充ててしまいましょう。
期間限定ポイントを使い切った後、余裕のある通常ポイントだけを運用に回すことで、失効の心配なくdポイント投資を続けられます。
期間限定ポイントの失効そのものに悩んでいる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
複数コースに分けて運用する裏ワザ|リスク分散の考え方
1つのコースにポイントを全て集中させるのではなく、値動きの傾向が異なるコース(例えばバランスコースとテーマ運用)に分けて運用するのも、覚えておきたい裏ワザのひとつです。値動きの傾向が異なるものを組み合わせておくと、片方が下がったときにもう片方でカバーできる可能性があり、値下がり時のダメージを抑えやすくなります。
これは投資の世界で広く知られている「分散」という一般的な考え方であり、必ず値下がりを防げることを保証するものではありません。あくまで裏ワザの一つとして参考にしてください。
dポイント投資で損をしないための注意点|元本割れリスクとの向き合い方
dポイント投資には元本割れのリスクがあります。ただし、ここは誤解されやすいポイントなので正確に押さえておきましょう。運用ポイントがマイナスになっても、現金の損失が発生することはありません。減るのはあくまで運用ポイントの中だけで、現金の損失にはならないという点は覚えておいて損はないでしょう。
一方で、マイナス分をドコモが補填してくれるわけではありません。運用に回すポイントは、あくまで「減っても構わない」と思える範囲にとどめておくのが安心です。
dポイント投資で連動する投資信託のリスクについて、もう少し詳しく知っておきたい方はこちらもあわせてチェックしてみてください。
dカード・キャンペーンと組み合わせてお得度を上げる裏ワザ
dポイント投資の元手になるポイントを増やす裏ワザとして、dカードの基本ポイント還元率1%(100円につき1ポイント)を活用する方法があります。普段の買い物をdカード払いに寄せておけば、その分dポイントが貯まりやすくなり、運用に回せるポイントも増えていきます。
この「①dカード払いで貯める→②貯まったポイントを運用に回して増やす→③増えたポイントをまた買い物やd払いで使う」という一連の流れは、いわばポイントの三重取りともいえる裏ワザです。ポイントを貯める・増やす・使うのサイクルを意識するだけで、同じ買い物でもお得感がぐっと変わってきます。
dカードゴールドを使っている方は、さらに還元率を高める活用術もあるので、あわせて確認しておくのがおすすめです。
dポイント投資の裏ワザでやってはいけないこと
・期間限定ポイントを無理に運用しようとすること(そもそも運用ポイントに交換できません)
・SNS等で見かける「絶対に増える」といった不確かな情報を鵜呑みにすること
・生活のために使いたいポイントまで運用に回してしまうこと
裏ワザという言葉に惹かれて根拠のない情報に飛びついてしまうと、かえって損をした気分になりやすいものです。dポイント投資はあくまで「余っているポイントで試す疑似投資体験」と捉え、無理のない範囲で活用するのが長く付き合うコツではないでしょうか。
dポイント投資に慣れてきて「もう少し本格的に資産運用をしてみたい」と感じたときは、NISA制度を使った投資信託の積立など、現金を使った本格的な資産運用にステップアップする選択肢も視野に入ってくるでしょう。まずはポイントで感覚をつかんでから、次のステップを検討してみてください。
よくある質問(FAQ)
1ポイントから運用を始められます。まとまったポイントがなくても、少量から気軽に試せます。
利用料・手数料は無料です。追加のコストを気にせず運用を試すことができます。
期間・用途限定のdポイントは運用に使えません。運用に交換できるのは通常ポイントのみです。期間限定ポイントは先に買い物などで使い切っておくのがおすすめです。
現金が減ることはありません。マイナスになるのはあくまで運用ポイントの中だけで、ドコモが補填することもない点は覚えておきましょう。
ポイントの運用で得た利益は、一般的には雑所得等として扱われるとされており、給与所得者の場合は雑所得等の合計が年間20万円を超えると確定申告が必要になるといわれています。ただし個別の取り扱いは状況によって異なるため、正確な判断については税理士や税務署に確認することをおすすめします。
まとめ|dポイント投資の裏ワザをおさらい
- ✓手堅くいきたいならバランスコース、値動きを楽しみたいならアクティブコースやテーマ運用を選ぶ
- ✓期間限定ポイントは運用不可。先に消費してから通常ポイントだけを運用に回す
- ✓複数コースに分けて値動きの傾向を分散させる
- ✓マイナスになっても現金の損失にはならないが、ドコモの補填もない
- ✓dカードなどで元手のポイントを増やしておくとさらにお得
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