楽天カードをApple Payに登録すると、iPhoneをかざすだけでQUICPay加盟店でスムーズに支払えるようになります。登録方法は「楽天カードアプリ経由(推奨)」と「Walletアプリ経由」の2通り。ただしAmerican Expressブランドは登録非対応なので注意が必要です。この記事では、具体的な登録手順・店舗での使い方・ポイントの貯まり方・登録できない場合の対処法を順番に解説します。
① 楽天カードアプリから設定(推奨):アプリのメニューから「Apple Pay」を選ぶだけで完結。
② WalletアプリからカードをスキャンまたはQUICPay番号を手入力:楽天カードアプリを使わずに登録できます。
対応ブランドはVisa・Mastercard・JCBの3種類。支払い時はQUICPayが使われ、100円ごとに1ポイントが通常どおり貯まります。
Apple Payに登録できる楽天カードのブランド
楽天カードをApple Payに登録できるのは、Visa・Mastercard・JCBの3ブランドです。American Expressは非対応となっています。カードのブランドはカード券面の右下で確認できます。
| ブランド | Apple Pay登録 | 備考 |
|---|---|---|
| Visa | 登録可 | QUICPayで利用 |
| Mastercard | 登録可 | QUICPayで利用 |
| JCB | 登録可 | QUICPayで利用 |
| American Express | 登録不可 | 非対応ブランド |
ソース:楽天カード公式 Apple Pay対応ページ(2026年7月確認)
対応デバイスとOSバージョン
Apple Payを利用するには、楽天カード公式が定めるデバイス・OS要件を満たしている必要があります。
| デバイス | 最低OS要件 | 店舗払い | オンライン |
|---|---|---|---|
| iPhone 7以降(国内版) | iOS 12.5.2以降 | ○ | ○ |
| iPhone 6s〜6 Plus | iOS 12.5.2以降 | × | ○ |
| Apple Watch Series 2以降(国内版) | watchOS 5.3.9以降 | ○ | × |
| iPad(iPad Pro / Air 2 / mini 3以降) | — | × | ○ |
| Mac(2012年以降) | macOS 10.14.6以降 | × | ○ |
iPhoneには家族カード含め1台あたり最大8枚まで楽天カード(QUICPay番号)を登録できます。
楽天カードアプリからApple Payに登録する手順(推奨)
楽天カードアプリを使う方法は、ワンタイムパスワード認証があるぶん本人確認が完結するため、最もスムーズに登録できる方法です。事前に楽天カードアプリをv5.11.0以上にアップデートしておきましょう。以下の手順は楽天カード公式の設定手順ページをもとに作成しています(2026年7月確認)。
・楽天カードアプリ v5.11.0以上(App Storeで最新版に更新)
・楽天e-NAVIに登録したメールアドレスにアクセスできる状態
・手元に楽天カード(裏面のセキュリティコード確認のため)
アプリ下部メニューの「役立つサービス」をタップ→「Apple Pay」をタップ→「Apple Payを設定」をタップします。
「ワンタイムパスワードを送信」をタップすると、楽天e-NAVIに登録したメールアドレスにパスワードが届きます。届いた数字を入力してください。
楽天カード裏面に印刷されている3桁のセキュリティコード(CVV)を入力します。
楽天カードアプリの指示に従ってWalletアプリが起動します。画面の案内に沿って進めてください。
規約内容を確認したうえで「同意する」をタップします。
WalletアプリにQUICPayとして楽天カードが追加されます。SMSにも完了通知が届きます。
セキュリティ上の判断でワンタイムパスワード認証が完了できないケースがあります。その場合は楽天カードのチャットサポートまたはコンタクトセンターにお問い合わせください。
WalletアプリからApple Payに登録する手順
楽天カードアプリを使わずに、iPhoneのWalletアプリから直接登録する方法もあります。カードのカメラ読み取りまたは手動入力で進められますよ。
iPhoneのWalletアプリを起動し、右上の「+」ボタンをタップします。
カードの種類を選ぶ画面で「クレジットカードなど」を選択します。
カメラでカード表面を読み取るか(読み取れない場合は手動入力)、カード番号・有効期限・氏名を入力します。
楽天カード裏面の3桁のセキュリティコードを入力し、「次へ」をタップします。
Apple Pay利用規約を確認して「同意する」をタップします。
「認証を完了」をタップし、「SMS」または「楽天カードに発信」を選択します。SMSを選んだ場合は届いた認証コードを入力してください。認証が完了するとWalletアプリにQUICPayとして楽天カードが追加されます。
どちらの方法でも登録されるQUICPay番号は同じです。楽天カードアプリ経由の方が本人確認がスムーズなため、アプリをお持ちの方にはアプリ経由をおすすめします。
Apple Payで楽天カードを使う方法
Apple Payに登録した楽天カードは、全国のQUICPay加盟店で使えます。レジでは「QUICPayで」と伝えるだけでOKです。
店舗での使い方(Face ID / Touch ID 別の操作フロー)
お店のQUICPay対応の非接触リーダーにiPhoneをかざすだけで支払えます。セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソンなどのコンビニ、イオン・マルエツなどのスーパー、マクドナルド・コメダ珈琲店などの飲食店、ヨドバシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店、東京ディズニーランドなどのレジャー施設でも利用できます。機種によって操作が少し異なります。
| 機種タイプ | 操作手順 |
|---|---|
| Face ID搭載機種(iPhone X以降) | ① サイドボタンをダブルクリック ② Face IDで顔認証(またはパスコード入力) ③ 非接触リーダーにかざす ④ 「完了」と振動・音で決済確認 |
| Touch ID搭載機種(iPhone SE・8以前) | ① 指をホームボタンに乗せたまま ② 非接触リーダーにかざす ③ 「完了」と振動・音で決済確認 |
| Apple Watch(Series 2以降) | ① サイドボタンをダブルクリック ② ディスプレイを非接触リーダーにかざす ③ 振動と音で決済確認 |
ソース:楽天カード公式FAQ(2026年7月確認)
Apple Payで支払った場合、カード明細にはブランドに関わらず「JCB国内利用 QP▲▲▲(利用先名)」と表示されます。
オンラインショッピングでの使い方
SafariとApple Payに対応したネットショップでは、クレジットカード番号を入力せずにApple Payで決済できます。楽天市場でも一部の店舗でiPhone+Safariのみ利用可能です(定期購入・予約購入は対象外)。
対応サイトでは「Apple Payで支払う」ボタンが表示されます。タップするとFace IDまたはTouch IDで認証するだけで完了しますよ。
Apple Payで楽天ポイントは貯まる?還元率と注意点
楽天カードをApple Pay(QUICPay)で使っても、ポイントは通常どおり100円につき1ポイントが貯まります。楽天市場でApple Payを使った場合も、通常の楽天市場ポイント倍率が適用されます。
| 利用シーン | ポイント還元率 | 備考 |
|---|---|---|
| QUICPay加盟店(一般) | 100円=1P | 通常と同じ |
| 楽天市場(Apple Pay利用) | 通常倍率 | SPU等の倍率も対象 |
| モバイルSuicaチャージ | 対象外 | ポイント付与なし |
| モバイルPASMOチャージ | 対象外 | ポイント付与なし |
| 楽天Edyチャージ | 200円=1P | 通常の半分 |
ソース:楽天カード公式 ポイント還元率ページ(2026年7月確認)
Apple Pay経由でモバイルSuica・モバイルPASMOにチャージする場合、楽天ポイントは付与されません。交通系ICカードへのチャージ頻度が高い方は注意してください。
楽天カードをApple Payに登録できない場合の対処法
「登録できない」「支払いに失敗する」場合は、以下のケース別の対処法を試してみてください。
AMEXブランドは登録不可
楽天カードのAmerican Expressブランドは、Apple Payへの登録に非対応です。楽天カードはVisa・Mastercard・JCBのいずれかのブランドで追加で申し込めます(複数枚保有可能)。
楽天カードはVisa・Mastercard・JCBブランドであれば同時に複数枚保有できます。Apple Pay用にVisa・Mastercard・JCBブランドの楽天カードを新たに申し込む方法がおすすめです。
対応デバイス・OSバージョンを確認する
QUICPayでの店舗決済には楽天カード公式が定める最低OS要件を満たす必要があります。
- iPhone(新規登録):iOS 12.5.2以降が必要
- Apple Watch(新規登録):watchOS 5.3.9以降、ペアリングのiPhoneはiOS 12以降が必要
- Mac(オンライン決済のみ):macOS 10.14.6以降が必要
OSをアップデートしても解決しない場合は、デバイス自体が対応機種かどうかをAppleサポートで確認してみましょう。
「カードを追加できませんでした」エラーの対処
エラーが出た場合は、次の手順を順番に試してください。
- 楽天カードアプリを最新バージョン(v5.11.0以上)にアップデートする
- 楽天e-NAVIに登録しているメールアドレスが正しいか確認する
- iPhoneを再起動してから再度登録を試みる
- 上記で解決しない場合は、楽天カードのチャットサポートまたはコンタクトセンターへ連絡する
機種変更時の再登録手順
機種変更をした場合のApple Payの扱いは、カードの種類(切り替えカード or 更新カード)によって異なります。競合記事ではあまり説明されていない、混乱しやすいポイントなのでしっかり確認しておきましょう。
| ケース | Apple Pay | 対処 |
|---|---|---|
| 機種変更(新しいiPhoneへ) | 再登録が必要 | 新しい端末で登録手順をやり直す |
| 有効期限によるカード更新 | 自動更新 | 再登録不要。自動的に更新される |
| 再発行・デザイン変更などの切り替え | 再登録が必要 | 古いカードのQUICPayを削除し、新しいカードで登録し直す |
出典: 楽天カード公式FAQ「機種変更・カード更新時のApple Pay」(2026年7月確認)
「設定」→「Wallet と Apple Pay」→ 削除したいカードを選択 →「カードを削除」の順に操作してください。
まとめ
楽天カード × Apple Pay|この記事のポイント
- ✓対応ブランドはVisa・Mastercard・JCB。AMEXは非対応。
- ✓登録は「楽天カードアプリ経由(推奨)」か「Walletアプリ直接入力」の2通り。
- ✓店舗ではQUICPay加盟店で「QUICPayで」と伝えてiPhoneをかざすだけ。
- ✓ポイントは通常どおり100円=1P。Suica・PASMOへのチャージはポイント対象外。
- ✓機種変更時は再登録が必要。有効期限更新では再登録不要(自動更新)。
Apple Payに登録しておくと、財布を出さずにiPhoneをかざすだけで決済が完了します。楽天ポイントも通常通り貯まるので、日常のお買い物をよりスマートにできますよ。プライシーでは楽天カードの価格・ポイント情報をまとめて確認できますので、ぜひ活用してみてください。
よくある質問
QUICPayはApple Payを通じて楽天カード(クレジットカード)から直接決済する方法です。一方、楽天ペイは楽天アカウントに紐づけたQRコード決済サービスです。楽天カードのポイントが貯まるのは両方とも同じですが、使えるお店や決済フローが異なります。詳しい違いは楽天カードの支払い方法まとめもご覧ください。
はい、Apple Watch Series 2以降(国内版)はwatchOS 5.3.9以降であればApple Payへの登録・利用が可能です。ペアリングするiPhoneはiOS 12以降が必要です。登録はiPhone側のWatchアプリから行います。ただしiPadやMacのように、店舗でのQUICPay決済はできずオンライン決済のみ対応している点に注意してください。
いいえ、楽天カードを使ってモバイルSuicaやモバイルPASMOにチャージした場合、楽天ポイントは付与されません。楽天カード公式のポイント対象外サービスとして明記されています。交通系ICカードへのチャージ以外の一般的なQUICPay決済では通常どおり100円=1ポイントが貯まります。
Apple Pay(QUICPay)での利用上限は楽天カードの利用可能額(ショッピング枠)の範囲内です。楽天カード自体の利用限度額を超えない範囲で利用できます。なお、QUICPay自体の1回の決済上限はご利用のお店や決済端末によって異なる場合があります。
はい、家族カード(補足カード)もそれぞれの端末に登録することができます。ただし、家族カードの名義人が自分の端末に登録する形になります。1つの端末に最大8枚まで登録できるため、本人カードと合わせて登録可能です。
