マスターカードは世界210以上の国と地域、約1億9,900万店舗で使える国際ブランドです。コストコで唯一使えるブランドとして知られており、「マスターカードを作りたいけど、どのカードが自分に合っているのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。この記事では年会費・還元率・利用目的ごとに、おすすめのマスターカードを詳しく紹介します。
マスターカードとは?Visa・JCBとの違い
マスターカードは、VisaやJCBと同じ「国際ブランド」の一つです。クレジットカードを発行するのは楽天やイオンなどのカード会社ですが、世界中のお店で決済できるのは、マスターカードのような国際ブランドのネットワークを使っているからです。
世界210以上の国と地域で使えるVisaと並ぶ国際ブランド
マスターカードは210以上の国と地域、約1億9,900万店舗で利用できます。国内では加盟店数においてVisaと大きな差はなく、日常使いで困る場面はほとんどありません。
Visaと比べると、ヨーロッパ方面での加盟店が特に充実しているとされており、ヨーロッパへの旅行・出張が多い方にはメリットがあります。一方でJCBは国内優待が充実していますが、海外では使えない店舗も多いため、海外利用を重視するならマスターカードやVisaの方が安心です。
コストコで唯一使える国際ブランド
マスターカードの最大の特徴の一つが、コストコで唯一使えるクレジットカードの国際ブランドであることです。2018年より日本国内の全コストコ店舗はマスターカード専用となっており、VisaやJCB、アメックスはコストコでは使えません。
コストコを頻繁に利用する方なら、マスターカードブランドのカードを1枚は持っておく必要があります。コストコで最もお得なカードは後ほど詳しく紹介します。
マスターカード独自の6段階ランク制度
マスターカードには、スタンダード → ゴールド → チタン → プラチナ → ワールド → ワールドエリートという6段階のランク制度があります。ランクが上がるほど空港ラウンジやコンシェルジュサービスなど豪華な特典が使えるようになります。一般的に「ゴールドカード」と呼ばれるカードが必ずしもマスターカードランクの「ゴールド」に相当するわけではなく、年会費や特典の充実度によってワールドやワールドエリートに位置するカードも存在します。
マスターカード限定の特典「Priceless Cities」とは
マスターカードには、Visa・JCBにはないマスターカード独自の会員特典として「Priceless Cities(プライスレス・シティーズ)」があります。世界各都市での非売品体験(著名シェフとの料理体験・スポーツイベントの特別観戦席など)やレストラン優待・エンタメチケットの先行販売など、カード会員限定の体験が受けられるプログラムです。東京・大阪など国内でも利用できる特典があります。
マスターカードのメリット・デメリット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット① | コストコで唯一使える(Visa・JCB・アメックス不可) |
| メリット② | 210以上の国と地域、約1億9,900万店舗で利用可能 |
| メリット③ | ヨーロッパでの加盟店が充実 |
| メリット④ | 6段階のランクでライフステージに合わせて選べる |
| メリット⑤ | Priceless Cities(世界各地の非売品体験・優待)がマスターカード会員限定で利用できる |
| デメリット① | 国内ではVisaと大差なく、一部でVisa専用の店もある |
| デメリット② | JCBカードの国内優待(Jリーグ等)は受けられない |
マスターカードの選び方
マスターカードには数多くの種類があり、どれを選べばよいか迷いますよね。ここでは4つのポイントに絞って選び方を解説します。
① 年会費(無料か有料か)で選ぶ
マスターカードには、年会費永年無料のカードからプラチナ・ゴールドクラスの有料カードまで幅広い選択肢があります。初めてマスターカードを作るなら、まず年会費無料のカードから始めるのがおすすめです。使い方に慣れてから、必要に応じてランクアップを検討しましょう。
ポイント:年会費が有料でも「年間利用額が一定以上なら無料」というカードがあります。三井住友カードゴールド(NL)は年間100万円の利用で翌年以降年会費が永年無料になります。
② ポイント還元率と利用シーンで選ぶ
クレジットカードのお得さを決める大きな要素が「ポイント還元率」です。単純に基本還元率だけを見るのではなく、自分がよく使うお店・サービスでの還元率を確認することが重要です。楽天ユーザーなら楽天カード(楽天市場3倍)、コンビニや飲食店なら三井住友カード(NL)(最大7%)、Amazonで頻繁に買い物するならAmazon Mastercardが有利です。
③ 目的(コストコ・海外旅行・日常使い)で選ぶ
何のためにマスターカードを使うか、目的を明確にすることが最も大切です。コストコ専用なら「コストコグローバルカード」が最適ですが、日常使いや海外旅行用であればリクルートカードや楽天カードなど汎用性の高いカードが適しています。
④ グレード(一般・ゴールド・プレミアム)で選ぶ
一般カードからスタートし、年会費に見合う特典(空港ラウンジ・旅行保険・コンシェルジュなど)が必要になってきたらゴールド以上を検討しましょう。ゴールドカードは旅行・出張の多い方や、ドコモ回線をお持ちの方(dカードGOLD)などに特に向いています。
年会費無料のおすすめマスターカード
コストを一切かけずに高い還元を実現できる、年会費無料のマスターカードをご紹介します。
| カード名 | 基本還元率 | 注目の特典・還元 |
|---|---|---|
| リクルートカード | 1.2% | じゃらん・ホットペッパー最大3.2% |
| 楽天カード | 1.0% | 楽天市場で3倍(3.0%) |
| 三井住友カード(NL) | 0.5% | 対象コンビニ・飲食スマホタッチ最大7% |
| dカード | 1.0% | dポイント特約店で2〜4.5% |
| Amazon Mastercard | 1.0% | Amazon1.5%、対象コンビニ最大7% |
| 三菱UFJカード | 0.5% | 対象店舗最大20%(条件あり) |
| VIASOカード | 0.5% | ETC・携帯・プロバイダ1%、自動キャッシュバック |
| オリコカード THE POINT | 1.0% | 入会6ヶ月2%、オリコモール経由でアップ |
コストコでお得に使えるマスターカード
コストコは2018年よりマスターカードのみが利用できるようになっています。コストコをよく使う方は、コストコでの還元率が高いカードを選ぶのが断然お得です。
コストコグローバルカード(コストコ利用者の最有力候補)
年会費の注意点:2025年4月の改定により、年1回も利用しなかった場合の年会費が2,375円(税込)になりました。コストコ会員で年1回以上コストコで購入がある方であれば引き続き無料のままです。
コストコでのカード別還元率比較
| カード | コストコ還元率 | 年会費 | 備考 |
|---|---|---|---|
| コストコグローバルカード | 1.5%(リワード) | 年1回利用で無料 | エグゼクティブ会員と合計3.5% |
| リクルートカード | 1.2% | 永年無料 | 日常使いの汎用性も高い |
| 楽天カード | 1.0% | 永年無料 | 楽天ポイントで受け取り |
| dカード | 1.0% | 永年無料 | dポイントで受け取り |
コストコ専用でコストコグローバルカードを持ちつつ、日常の決済は還元率の高い別のカードを使い分けるのが、賢いマスターカードの活用法です。
海外旅行・出張向けおすすめマスターカード
海外でクレジットカードを使う場合、「海外での加盟店数」「海外旅行傷害保険」のポイントをチェックしましょう。マスターカードはヨーロッパ方面での加盟店が充実しているとされ、海外旅行にも向いています。
利用付帯とは:旅行代金の一部をそのカードで支払うことで補償が有効になる仕組みです。旅行前に航空券やホテルなどをカード払いにしておきましょう。自動付帯(支払い不要で補償)のカードと混同しないよう注意が必要です。
学生・初心者向けおすすめマスターカード
初めてクレジットカードを作るなら、年会費無料で使いやすいカードを選ぶのがおすすめです。マスターカードブランドの中でも、学生や社会人なりたての方に向いているカードをご紹介します。
ゴールドカードのおすすめマスターカード
年会費に見合う特典(空港ラウンジ・旅行保険・コンシェルジュなど)が必要になってきたら、ゴールドカードへのランクアップを検討しましょう。特に旅行・出張が多い方や、ドコモユーザーにとっては年会費以上のリターンが期待できます。
Taste of Premium(テイスト・オブ・プレミアム)とは:マスターカードのワールドランク以上のカードホルダー向けの特典プログラムです。空港送迎・グルメ優待・ゴルフ場手配など、プレミアムな体験がカード会員限定で利用できます。対象カードはカード会社によって異なります。
マスターカードに関するよくある質問
はい、コストコではVisaは使えません。2018年から、コストコ日本国内の全店舗でクレジットカードはマスターカードのみが利用可能になりました。Visa・JCB・アメリカン・エキスプレスはコストコでは利用不可です。コストコを利用する予定がある方は、マスターカードブランドのカードを用意しておきましょう。
国内では加盟店数に大きな差はなく、どちらを選んでも日常使いで困ることはほぼありません。ただしコストコを利用するならマスターカード一択です。ヨーロッパ旅行が多い方にはマスターカードが強みを持つとされています。Visaは世界で最も普及しているブランドのため、海外での汎用性を最優先するならVisaも選択肢に入ります。目的に応じて選びましょう。
マスターカードはブランド(ネットワーク)のみを提供しており、マスターカード自体がカードを発行していません。そのため「マスターカードのプロパーカード」は存在しません。楽天カードや三井住友カードなど、各カード会社がマスターカードブランドを採用してカードを発行しています。
マスターカードコンタクトレスとは、カードやスマートフォンを端末にかざすだけで決済できる機能です。サインや暗証番号の入力が不要で、短時間で決済が完了します。三井住友カード(NL)などの対応カードをスマートフォンに登録し、コンビニや飲食店で利用すると最大7%還元になるなど、特典が受けられるカードも多くあります。
はい、特にVisaカードをすでにお持ちの方にとって、マスターカードを2枚目として持つのは非常に理にかなっています。コストコでの利用はマスターカードしか使えないため、Visa+マスターカードの組み合わせはカバーできる範囲が大きく広がります。また、楽天カード(楽天市場で高還元)とリクルートカード(じゃらん等で高還元)のように、使うお店に応じて使い分けるのも一般的です。
まとめ:自分に合ったマスターカードを選ぼう
この記事のポイント
- ✓マスターカードは世界210以上の国で使える国際ブランド。コストコで唯一使えるブランドでもある
- ✓日常使いでポイントを効率よく貯めたいならリクルートカード(基本1.2%・年会費永年無料)
- ✓コストコ利用者にはコストコグローバルカード(コストコで1.5%、年1回利用で年会費無料)
- ✓楽天経済圏なら楽天カード、コンビニ・飲食なら三井住友カード(NL)が最適
- ✓ドコモユーザーはdカードGOLD(ドコモ料金10%還元)で年会費以上の元を取れる
- ✓ゴールドカードを検討するなら三井住友カードゴールド(NL)(年間100万円利用で翌年以降永年無料)
マスターカードには年会費・還元率・ブランド特典が異なる多くのカードがあります。まず自分がよく使うお店・サービスを確認し、最も還元率が高くなる1枚を選ぶことが大切です。ぜひこの記事を参考に、あなたに最適な1枚を見つけてみてください。
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