イオンカードの家族カードは、年会費・発行手数料が無料で最大3枚まで作れて、本会員とほぼ同じ特典が使えるおトクなカードです。とはいえ「ポイントは合算できるの?」「専業主婦や学生でも作れる?」「申し込みはどうやるの?」など、気になる点も多いですよね。この記事では、イオンカードの家族カードのメリット・デメリットから作り方・解約方法までを、公式情報をもとにわかりやすく整理しました。
家族の利用分も合わせてポイントを貯めたい・家計を1つの口座でまとめたい人には向いています。一方で、利用履歴を家族に知られたくない・自分の限度額を確保したい人は、各自で別のイオンカードを作るほうが快適です。
イオンカードの家族カードとは?基本情報まとめ
家族カードとは、イオンカードの本会員(契約者)の家族向けに発行される追加カードのことです。本会員とほぼ同じサービスを年会費無料で利用できるのが特徴で、家族で最大3枚まで発行できます。クレジットカードを自分で持っていない専業主婦(主夫)や、収入のない学生でも持てるのがうれしいポイントですね。
支払いは本会員の口座からまとめて引き落とされ、貯まったポイントも本会員に集約されます。まずは基本情報を表で確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 発行手数料 | 無料 |
| 発行可能枚数 | 最大3枚(退会済みのカードもカウント) |
| 対象者 | 生計を共にする18歳以上の配偶者(内縁・同性パートナー含む)・親・子供 ※高校生を除く |
| 引き落とし | 本会員の登録口座から一括 |
| ポイント | 家族カード分のWAON POINTは本会員に合算 |
| 締め日・支払日 | 毎月10日締め・翌月2日払い(本会員と同じ) |
| ETCカード | 1枚につき1枚を年会費無料で発行可 |
年会費・発行手数料の無料はイオンカード公式サイトでも明記されています(2026年6月時点)。
家族カードを発行できる対象者・条件
イオンカードの家族カードを発行できるのは、「生計を共にする18歳以上の配偶者・親・子供」です。配偶者には内縁の相手方や同性パートナーも含まれます。「生計を共にする」とは、ざっくり言えば一緒に暮らして家計を支え合っている関係のこと。同居している親にも発行できます。
家族会員の利用はすべて本会員の代理人としての利用となり、支払いの責任は本会員に帰属します。そのため、収入のない専業主婦(主夫)や学生でも申し込めるわけですね。ただし高校生は対象外となる点には注意してください。
家族カードの審査は、家族会員本人ではなく本会員の信用にもとづいて行われます。だからこそ、自分自身に収入がなくても持てるのです。
発行できるイオンカード・できないイオンカード
家族カードは、イオンカードセレクト、イオンカード(WAON一体型)、トイザらス・ベビーザらス・カードなど、株式会社イオン銀行が発行するクレジットカードで作れます。一方で、次のようなカードは家族カードを発行できません。
| 区分 | カードの例 |
|---|---|
| 発行できる | イオンカードセレクト/イオンカード(WAON一体型)/トイザらス・ベビーザらス・カード ほかイオン銀行発行カード |
| 発行できない | 提携銀行カード/法人カード/イオンSuicaカード/イオンカードKitaca/イオンSUGOCAカード/JQ SUGOCAカード/東北電力カード(WAON一体型)/コジマ×ビックカメラカード/ソフトバンクテレコムカード/イオンフレックスカード |
提携カードには対象外が多いので、提携イオンカードで家族カードを検討している方は、申し込み前に公式サイトで確認しておくと安心です。
イオンカードの家族カードを作るメリット
「わざわざ家族カードを作る意味あるの?」と思う方もいるかもしれません。でも、イオンユーザーなら見逃せないメリットがいくつもあります。順番に見ていきましょう。
WAON POINTを本会員に合算できる
最大のメリットは、家族カードで貯めたWAON POINTが本会員に合算されることです。家族それぞれがバラバラにポイントを貯めると、なかなかまとまった額になりませんよね。家族カードなら全員の利用分が本会員に集約されるので、効率よくポイントが貯まり、使い道も広がります。イオングループの対象店舗ならいつでもポイント2倍といった還元もそのまま受けられます。
年会費・発行手数料が無料(ETCカードも無料)
イオンカードの家族カードは年会費も発行手数料も無料です。家族カードに年会費がかかるクレジットカードも少なくないなか、これは大きな魅力ですね。さらに、家族カード1枚につきETCカードを1枚、こちらも年会費・発行手数料無料で発行できます。家族それぞれが車を持っている家庭にはうれしい仕組みです。
本会員とほぼ同じ優待が使える
家族カードでも、本会員とほぼ同じイオンカードの優待が使えます。代表的なものは次のとおりです。
- 毎月20日・30日「お客さま感謝デー」でお買い物代金が5%OFF
- イオンシネマの一般料金がいつでも300円引き
- 電子マネーWAON・イオンiD、おサイフケータイの利用
- ショッピングセーフティ保険などの付帯サービス
普段からイオンで買い物をする家庭なら、感謝デーの5%OFFを家族全員で活用できるだけでもかなりおトクです。
イオンカードの家族カードはキャッシングにも対応しています。家族カードでキャッシングできるカードは多くないので、急な出費に備えたい家庭には心強い機能です。
引き落とし口座が1つで家計管理がラク
家族カードの利用代金は、すべて本会員の登録口座からまとめて引き落とされます。引き落とし口座も利用明細も1つにまとまるので、家計の管理がぐっとラクになります。配偶者に生活費として現金を渡す代わりに家族カードを持たせれば、ATMで現金をおろす手間も省けますね。なお締め日・支払日は本会員と同じく毎月10日締め・翌月2日払いです。
ゴールドカードなら家族カードもゴールド券面
本会員がイオンゴールドカードを持っている場合、家族カードも年会費無料でゴールド券面で発行されます。イオンラウンジや空港ラウンジの利用、各種保険といったゴールドならではの特典も家族会員が使えます。本会員がゴールドに切り替わると、家族カードも自動的にゴールドに切り替わるのもうれしいところです。
イオンカードの家族カードのデメリット・注意点
メリットの多い家族カードですが、作る前に知っておきたい注意点もあります。「思っていたのと違った」とならないよう、デメリットもしっかり押さえておきましょう。
利用限度額は本会員と共有
家族カードの利用限度額は、本会員の限度額の範囲内で共有します。家族カードを作っても、その分だけ限度額が自動で増えるわけではありません。たとえば本会員の限度額が50万円なら、その50万円を本会員と家族会員で分け合って使うことになります。大きな買い物が重なる時期は、残りの枠に注意が必要です。
利用明細が本会員に集約される
家族カードの利用分は、本会員の利用明細にまとめて記載されます。つまり、家族カードで何を買ったかは本会員が確認できる状態になります。逆に言えば、自分の買い物を家族に知られたくない場合は不向きということ。プライバシーを重視するなら、家族カードではなく各自で別のイオンカードを作るのがおすすめです。
本会員カードと家族カードでイオンスクエアメンバーIDを分けて登録すると、それぞれのIDで自分の利用分を確認できるようになります。
イオンカードセレクトは一部特典が対象外
イオンカードセレクトの家族カードでは、銀行キャッシュカード機能が付かない関係で、次の特典が対象外になります。
- イオン銀行を給与受取口座に指定した場合の毎月10WAON POINT
- WAONオートチャージで200円ごとに1WAON POINT
- 各種公共料金支払いによる毎月の加算ポイント
イオンカードセレクトの家族カードとして届くのは、イオンカード(WAON一体型)です。銀行関連の特典を重視している方は、この点を理解しておきましょう。
新規入会キャンペーンの対象外
イオンカードでは新規入会・ポイント増額のキャンペーンがよく実施されますが、家族カードはその多くが対象外です。「入会特典のポイントが欲しい」という目的なら、家族カードではなく本会員として新たに申し込むほうがおトクになるケースもあります。時期によってキャンペーン内容は変わるので、最新情報をチェックしてみてください。
家族カードではクレヒスが育たない
家族カードの利用は本会員の代理人としての利用になるため、家族会員自身の信用情報(クレヒス)は育ちません。将来的に自分名義でローンを組んだり、ハイステータスなカードを作ったりしたい場合は、早めに自分名義のクレジットカードで実績を積んでおくほうがよいでしょう。
家族カードと「各自で別カード」どっちがいい?判断の目安
イオンカードを家族で使う方法は、家族カードを作るほかに「家族それぞれが別々にイオンカードを作る」という選択肢もあります。どちらが向いているかは、何を重視するかで変わります。下の表とチェックリストで、自分に合うほうを選んでみてください。
| 比較項目 | 家族カード | 各自で別カード |
|---|---|---|
| 年会費 | 無料 | 無料 |
| ポイント | 本会員に合算 | 各自で貯める |
| 限度額 | 本会員と共有 | カードごとに付与 |
| 利用明細 | 本会員に集約 | 各自で管理(プライバシー◎) |
| クレヒス | 育たない | 各自で育つ |
| 新規入会特典 | 対象外が多い | 対象になり得る |
- 家族の利用分も合わせてポイントを貯めたい
- 引き落とし口座を1つにまとめたい
- 収入のない家族(専業主婦・学生)に持たせたい
- 支払い管理をシンプルにしたい
- 利用履歴を家族に知られたくない
- 自分の限度額を十分に確保したい
- 自分名義のクレヒスを育てたい
- 新規入会キャンペーンの特典が欲しい
イオンカードの家族カードの作り方・申し込み方法
家族カードの申し込みは、Web(アプリ・暮らしのマネーサイト)と申込書(郵送)の2つの方法があります。手続きが簡単なWeb申し込みがおすすめです。なお家族カードは、本会員カードが手元に届いてから申し込みましょう。
Webでの申し込み手順(AEON Payアプリ/暮らしのマネーサイト)
AEON Payアプリ(旧:イオンウォレット)または暮らしのマネーサイトから、本会員のIDでログインして申し込みます。
AEON Payアプリ、または暮らしのマネーサイトに本会員のイオンスクエアメンバーIDでログインします。
メニューの「カード」→「家族カード」と進み、画面の案内に沿って手続きします。
家族会員の氏名や続柄などの必要事項を入力して申し込みを完了します。
審査を経てカードが作成され、本会員の登録住所へ届きます。
本会員カードの有効期限が3ヶ月未満の方やKASUMIカードをお持ちの方は、ログイン後の「資料請求」から申込書を取り寄せて手続きします。イオンJMBカード(JMB WAON一体型)の家族カードは、専用申込書を郵送する方式です。
申込書(郵送)での申し込み
イオンJMBカードなど一部のカードは、公式サイトから専用申込書をダウンロード・印刷し、必要事項を記入して郵送します。会員規約・同意事項を確認のうえ手続きしてください。Web申し込みに比べて発行までに時間がかかる傾向があります。
発行までの期間・届かないとき
申し込み受付後、2〜3週間程度で本会員の登録住所に届きます。ただしイオンJMBカードの家族カードは、お届けに1ヶ月〜1.5ヶ月程度かかる場合があります。申し込みから1ヶ月以上経っても届かないときは、本会員からイオンカードコールセンターに問い合わせましょう。
ポイント合算・引き落とし・利用明細の確認方法
家族カードを使い始めてから「これってどうなってるの?」と迷いがちな、ポイント・引き落とし・明細まわりを整理しておきます。
ポイント合算:家族カードで貯めたWAON POINTは、本会員カードの利用分と合わせて本会員に付与されます。どのくらい貯まっているか一目でわかるので管理がラクです。
引き落とし:家族カードの利用金額は、本会員の利用分と合わせて本会員の登録口座から一括で引き落とされます。締め日・支払日は毎月10日締め・翌月2日払い(金融機関休業日の場合は翌営業日)です。
利用明細の確認:AEON Payアプリにログインし、利用明細から「利用者ごと」を選ぶと、本会員カード・家族カードそれぞれの明細を確認できます。明細を完全に分けたい場合は、本会員と家族カードでイオンスクエアメンバーIDを分けて登録しておくとよいでしょう。
イオンカードの家族カードを解約する方法
家族カードは、家族カードだけを解約(退会)できます。一部のカードを除き、インターネットから本会員カードの解約と同じ流れで手続きできます。暮らしのマネーサイトの退会受付から、基本情報の入力・確認事項への同意・アンケート入力と進めば完了です。
なお、イオンカードセレクト関連の解約はイオン銀行コールセンターでの受付となります。また、本会員カードを解約すると、家族カードも自動的に解約されます。本会員だけを残して家族カードを解約することは可能ですが、その逆(本会員のみ解約)はできません。
よくある質問(FAQ)
最大3枚まで発行できます。すでに退会した家族カードも枚数にカウントされる点に注意してください。
作れます。家族カードの審査は本会員の信用にもとづいて行われるため、収入のない専業主婦(主夫)や学生でも申し込めます。ただし高校生は対象外です。
本会員がこれまで延滞などなくカードを利用していれば、基本的に通過できる可能性が高いです。逆に本会員に支払い遅延などがあると、審査に通らない場合があります。
利用分は本会員の明細に集約されるため、本会員は家族カードの利用内容を確認できます。見られたくない場合は、家族カードではなく各自で別のイオンカードを作るのがおすすめです。
受付後2〜3週間程度で本会員の登録住所に届きます。イオンJMBカードの家族カードは1ヶ月〜1.5ヶ月程度かかる場合があります。
作れます。家族カード1枚につきETCカードを1枚、年会費・発行手数料無料で発行できます。
まとめ
イオンカードの家族カードのポイント
- 年会費・発行手数料は無料で、家族で最大3枚まで発行できる
- 家族カードのWAON POINTは本会員に合算され、効率よく貯まる
- 感謝デー5%OFFやイオンシネマ割引など本会員と同等の優待が使える
- 限度額は本会員と共有、利用明細も本会員に集約される点に注意
- 利用履歴を分けたい・クレヒスを育てたい人は各自で別カードがおすすめ
イオンカードの家族カードは、イオンをよく利用する家庭ならメリットの大きいカードです。一方で、限度額の共有やプライバシーといった注意点もあるので、家族の使い方に合わせて「家族カード」か「各自で別カード」かを選んでみてくださいね。
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