PayPayの決済手数料は、PayPayマイストア ライトプラン契約中なら1.60%(税別)、未契約(制限プラン)の場合は1.98%(税別)です。初期費用・解約手数料はいずれも0円で、月1回の振込なら振込手数料も無料。他のQR決済と比べて業界最安水準の手数料を実現しています。

結論
PayPay手数料の早見表(2026年6月現在)
決済手数料(ライトプラン)
1.60%(税別)
決済手数料(制限プラン)
1.98%(税別)
初期費用 / 解約手数料
0
振込手数料(月1回)
無料
ライトプラン月額
1,980円(税別)
損益分岐点(月売上)
約52万円〜
この記事では手数料の詳細・他社との比較・ライトプランに入るべき判断基準をわかりやすく解説します。

PayPayの手数料まとめ一覧(2026年6月現在)

PayPayの加盟店が負担する費用は大きく「決済手数料」「振込手数料」「ライトプラン月額」の3種類です。まず全体を一覧で確認しておきましょう。

費用項目 金額 備考
決済手数料(ライトプラン) 1.60%(税別) ライトプラン契約中のPayPay決済
決済手数料(制限プラン) 1.98%(税別) ライトプラン未契約
Alipay+の決済手数料 1.98%(税別) 外国人観光客向けQRコード決済
JPQRの決済手数料 2.95%(税別) 統一規格QRコード経由
初期費用 0円 加盟店登録・端末初期費用
解約手数料 0円 いつでも解約可
振込手数料(月1回定期) 無料 月末締め・最短翌日入金
早期振込(都度)サービス利用料 0.38%(税別) 申請翌日に入金
早期振込 振込手数料(PayPay銀行) 20円(税別)
早期振込 振込手数料(他金融機関) 200円(税別)
ライトプラン月額費用 1,980円(税別) 契約月+翌月は0円(トライアル)
PayPayクーポン利用料 3%/取引(税別) クーポン機能を使う場合のみ

決済手数料はPayPay加盟店ヘルプ(手数料について)およびPayPay公式の費用ページで確認できます。通常利用するのは「ライトプラン(1.60%)」か「制限プラン(1.98%)」のいずれかで、JPQRやAlipay+は特定のケースに限られます。

PayPayの決済手数料(1.60% vs 1.98%)を詳しく解説

PayPayの決済手数料は、ライトプランに契約しているかどうかで1.60%と1.98%に分かれます。この差は一見わずかに見えますが、月の売上が大きいほど差額が積み重なっていきます。

PayPayマイストア ライトプランとは?

PayPayマイストア ライトプランとは、月額1,980円(税別)を払うことで、決済手数料が1.98%から1.60%に引き下げられるオプションです。契約月と翌月はトライアルとして月額0円で利用できるため、初めて導入する事業者でも試しやすくなっています。

ライトプランのポイント

・月額1,980円(税別)で決済手数料が1.60%に引き下げ

・契約月+翌月は月額0円のトライアル期間あり

・解約手数料は0円のため、いつでも解約可能

ライトプランには決済手数料の引き下げ以外にも、PayPayのスタンプカードや順番待ち機能などの集客ツールが利用できるという特典があります。ただし、手数料の削減効果だけで判断したい方は、後述の損益分岐点の計算をぜひ参考にしてみてください。

決済手数料はいつから有料化された?(2021年10月)

PayPayの決済手数料は、2021年10月から有料化されました。それ以前は加盟店手数料が完全無料で、これが多くの店舗がPayPayを導入した大きな理由でもありました。

有料化のタイミングで一部の事業者が解約したという話もありましたが、2025年7月時点でPayPayの登録ユーザーは7,000万人を突破しており、消費者側の利用者数は増え続けています。手数料を払ってでも導入する価値があるサービスとして、多くの加盟店に支持されています。

他のキャッシュレス決済・クレジットカードとの手数料比較

PayPayの手数料が実際に安いのかどうか、他のQR決済・クレジットカードと比較してみましょう。

決済サービス 決済手数料 月額費用 確認時点
PayPay(ライトプラン) 最安水準 1.60%(税別) 1,980円(税別) 2026年6月
PayPay(制限プラン) 1.98%(税別) 0円 2026年6月
楽天ペイ(スタンダード) 2.00%(税抜) 2,200円(税抜) 2025年9月更新
楽天ペイ(ライト) 2.254%(税抜) 0円 2025年9月更新
楽天ペイ(通常) 2.95%(税抜) 0円 2025年9月更新
au PAY 2.60%(税別) 0円 2026年4月確認
d払い 2.60%(税別) 0円 2026年6月
クレジットカード 2.50〜3.75%程度 0円〜 ブランド・業者により異なる

PayPayのライトプラン(1.60%)は、主要なQR決済の中で最も低い水準です。楽天ペイもスタンダードプランで2.00%まで引き下げられましたが、PayPayライトプランは楽天ペイスタンダードより0.40ポイント低く、月額費用も220円安く設定されています(2026年6月現在)。

出典:au PAY公式(2026年4月確認)、楽天ペイ公式サポート(2025年9月更新)、PayPay公式(2026年6月確認)

d払いの手数料は最新公式情報をご確認ください

d払いの手数料は複数の二次ソースで「2.60%」が記載されていますが、公式ページでの確認が困難でした。導入を検討する場合は、d払い公式サイトで最新情報をご確認ください。

振込手数料と売上入金サイクル

PayPayでの売上をどのように受け取るか、振込手数料と入金タイミングについて確認しておきましょう。

月1回の定期入金なら振込手数料は無料

PayPayの標準的な売上入金は、月末締め・最短翌日入金の定期入金です。この月1回の定期入金は振込手数料無料で利用できます。

「月末まで待てない」という場合には早期振込サービスもありますが、通常の定期入金で十分な事業者にとっては、振込手数料がかからないのは大きなメリットです。

早期振込サービス(都度)の費用

急いで資金が必要な場合は「早期振込(都度)サービス」を利用できます。費用は以下の通りです。

費用項目 金額(税別) 入金タイミング
サービス利用料 売上金額の0.38% 申請翌日(PayPay銀行)
申請翌々営業日(他行)
振込手数料(PayPay銀行) 20円
振込手数料(その他金融機関) 200円 申請翌々営業日

振込コストを抑えるなら

早期振込を多用する場合、PayPay銀行に口座を開設すると振込手数料を200円→20円に抑えられます。月に複数回早期振込を行う事業者は検討してみてください。

ライトプランに入るべき?損益分岐点で判断する方法

「ライトプランの月額1,980円を払う価値があるのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。実は計算式は非常にシンプルで、月のPayPay売上が約52万円を超えるかどうかが判断の分岐点になります。

損益分岐点の計算式

損益分岐点 = ライトプラン月額 ÷(制限プラン手数料 − ライトプラン手数料)

= 1,980円 ÷(1.98% − 1.60%)

= 1,980円 ÷ 0.38%

≈ 月約52.1万円

つまり、月のPayPay決済売上が約52万円を超えるなら、ライトプランに入った方が手数料の節約額が月額費用を上回ります

月のPayPay売上 制限プラン(1.98%) ライトプラン(1.60%+月額1,980円) 差額
30万円 5,940円 4,800円 + 1,980円 = 6,780円 制限プランが840円安い
52万円(分岐点) 10,296円 8,320円 + 1,980円 = 10,300円 ほぼ同じ
55万円 10,890円 8,800円 + 1,980円 = 10,780円 ライトプランが110円安い
100万円 19,800円 16,000円 + 1,980円 = 17,980円 ライトプランが1,820円安い

月の売上が大きくなるほど、ライトプランのコスト削減効果は大きくなります。月売上100万円では年間換算で約2万1,840円の節約になる計算です。

また、ライトプランには契約月+翌月が月額0円のトライアル期間があります。まずはトライアルで試してみて、2か月分の売上データをもとに判断するのが確実でしょう。

PayPayを導入するメリット(手数料面以外)

PayPayを導入する理由は、手数料の安さだけではありません。集客・運用面でのメリットも確認しておきましょう。

  • 国内最大規模のユーザー基盤:登録ユーザー数は7,000万人(2025年7月時点)で、日本の主要なQR決済の中でも圧倒的なシェアを誇ります。PayPay対応の看板を掲げるだけで、新規顧客の来店につながりやすい環境です。
  • 初期費用・解約手数料が0円:導入リスクがほぼありません。スマートフォン一台からすぐに始められ、合わなければいつでも解約できます。
  • 定期入金の振込手数料が無料:月1回の定期入金なら振込コストがかかりません。クレジットカード加盟店が別途負担することの多い振込手数料が無料なのは、小規模事業者にとってうれしいポイントです。
  • PayPayクーポン・キャンペーン機能:加盟店向けのクーポン発行や集客キャンペーンを利用できます(クーポン利用時は3%/取引の利用料が別途かかります)。
  • 24時間365日のサポート体制:導入後の加盟店向けサポートは24時間365日対応しています。レジトラブルが起きやすい週末や年末年始でも問い合わせ窓口が稼働しているため、店舗運営の安心感につながります。
  • 不正利用補償:万が一、第三者による不正取引が発生した場合でも、原則として取引金額の全額が加盟店に入金されます。不正利用リスクによる損害をPayPayが負担してくれる補償制度があるため、小規模店舗でも安心して導入できます。

まとめ

PayPay手数料のポイントまとめ

  • PayPayの決済手数料はライトプラン1.60%・制限プラン1.98%(税別)。初期費用・解約手数料は0円
  • 他社QR決済と比較して業界最安水準。楽天ペイ(2.95%)・au PAY(2.60%)・d払い(2.60%)より低い
  • 月1回の定期振込なら振込手数料無料。急ぎの場合は早期振込(0.38%+20〜200円/税別)も利用可能
  • 月のPayPay売上が約52万円超ならライトプラン(月額1,980円)がお得。契約月+翌月はトライアル0円
  • 登録ユーザー7,000万人の集客力と0円の初期費用・解約手数料でリスクなく導入できる

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よくある質問

PayPayの決済手数料はいくらですか?

PayPayの決済手数料は、PayPayマイストア ライトプラン契約中で1.60%(税別)、未契約(制限プラン)の場合は1.98%(税別)です。初期費用・解約手数料は0円で、他のQR決済と比べて業界最安水準となっています(2026年6月現在)。

PayPayの手数料はいつから有料化されましたか?

PayPayの決済手数料は2021年10月から有料化されました。それ以前は加盟店向けの決済手数料が無料でしたが、2021年10月以降は現在の1.60%/1.98%(税別)の体系に移行しています。

PayPayマイストア ライトプランに入るべきですか?

月のPayPay決済売上が約52万円を超えるなら、ライトプラン(月額1,980円・税別)に入った方がお得です。月52万円未満であれば、制限プラン(手数料1.98%・月額0円)の方がトータルコストは低くなります。なお、ライトプランは契約月+翌月が0円のトライアルのため、まず試してから判断することもできます。

PayPayの振込手数料はかかりますか?

月1回の定期入金(月末締め・最短翌日入金)なら振込手数料は無料です。急いで資金が必要な場合は早期振込(都度)サービスを使えますが、この場合は売上金額の0.38%(税別)のサービス利用料と、PayPay銀行20円・その他金融機関200円(税別)の振込手数料がかかります。

PayPayと楽天ペイ、どちらの手数料が安いですか?

月額プランを利用した場合の最安手数料を比較すると、PayPayライトプランが1.60%(月額1,980円・税別)で、楽天ペイスタンダードが2.00%(月額2,200円・税抜)となり、PayPayの方が手数料・月額費用ともに低くなっています(2026年6月現在)。月額なしのプランでは、PayPay制限プラン1.98%に対して楽天ペイライト2.254%・通常2.95%となっており、いずれもPayPayが有利です。

記事の内容は執筆時点の情報を基にしています。掲載している価格・日程・仕様等は変更になる場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。