ETCカードとは?2種類の違いをチェック

ETCカードとは、有料道路や高速道路の料金所をノンストップで通過するための決済専用ICカードです。車に取り付けたETC車載器にカードを挿入しておくだけで、料金所で一旦停止することなくスムーズに通過できます。

個人向けETCカードには、大きく分けて2種類があります。それぞれの特徴をざっくり確認しておきましょう。

クレカ付帯型
  • クレジットカードに付帯して発行
  • 年会費:無料〜550円程度
  • クレカのポイントも同時に貯まる
  • 審査あり(クレカと同時)
  • 発行まで1〜2週間程度
パーソナルカード
  • 高速道路6社が共同発行
  • 年会費:1,257円(税込)
  • デポジット(保証金)が必要
  • 審査なし(信用情報不問)
  • 発行まで2〜4週間程度

クレジットカードを持っているなら、クレカ付帯型のETCカードの方が年会費・ポイント面でお得です。ETCパーソナルカードは「クレジットカードの審査が通らない」「クレカを持ちたくない」といった方向けの選択肢と考えてください。

ETCカードの作り方3パターン

ETCカードを作る方法は、大きく3つあります。自分の状況に合うパターンを選びましょう。

①既存クレジットカードにETCカードを追加発行する

すでにクレジットカードを持っている方にとって、最も手軽で早い方法です。多くの場合、追加の審査なしに申し込めます。

  • 1
    カード会社のWebサイトやアプリにログイン

    会員ページ(マイページ)にアクセスします。

  • 2
    「ETCカード申し込み」または「追加カード」を選択

    メニューの「カードの追加・切り替え」などから申し込み画面に進みます。

  • 3
    必要事項を入力して申し込み完了

    住所確認・カード種別選択など最小限の入力で申し込めます。

  • 4
    約1〜2週間で自宅に届く

    クレジットカードとは別封筒で届きます。カード会社によっては最短3営業日で発送されるケースも。

ETCカードの追加発行手数料は多くのカード会社で無料です。ただし一部のカードには発行手数料がかかる場合もあるため、申し込み前に確認しておきましょう。

②新規クレジットカードと同時にETCカードを申し込む

クレジットカード自体を新しく作る場合は、申し込み時にETCカードも同時に申し込むのが効率的です。

  • 1
    クレジットカードの申し込みフォームを開く

    希望するカード会社のWebサイトから申し込みを進めます。

  • 2
    付帯サービス画面で「ETCカードを申し込む」にチェック

    多くのカードでは申し込みフォームの途中に「ETCカードを同時申し込みしますか?」という選択欄があります。

  • 3
    審査通過後、クレジットカードとETCカードが届く

    クレジットカードとETCカードは別々に届くことが多いです。

注意点:新規申し込み時にETCカードを同時申し込みできないケースがあります(申し込み後に別途手続きが必要な場合も)。発行までの期間が「今月中のドライブに間に合うかどうか」際どい場合は、すでに持っているクレカに追加発行する①の方法の方が確実です。

③ETCパーソナルカードを申し込む(クレジットカードなし)

クレジットカードを持っていない方、または審査なしでETCカードを作りたい方には「ETCパーソナルカード」という選択肢があります。NEXCO東日本・中日本・西日本など高速道路6社が共同で発行するETCカードです。

  • 1
    ETCパーソナルカードWebサービスで申込書を作成

    ETCパーソナルカードWebサービスにアクセスし、申込書に必要事項を入力して印刷します。

  • 2
    申込書と本人確認書類を郵送

    運転免許証のコピーなど本人確認書類を添付して、ETCパーソナルカード事務局宛に郵送します。

  • 3
    デポジット(保証金)を振り込む

    事務局から払込票が送られてきたら、コンビニや郵便局でデポジットを振り込みます。デポジットは月平均利用額の4ヶ月分・最低3,000円が必要です。

  • 4
    入金確認後、約2週間でカードが届く

    デポジットの入金が確認されると、カードが郵送されます。

ETCパーソナルカードの年会費は1,257円(税込)。クレカ付帯型ETCカードと比べて年会費が高め・手続きが煩雑なため、クレジットカードが作れる方はクレカ付帯型を選ぶのが一般的です。審査なしで作れる点が最大のメリットです。

楽天ETCカードの作り方【楽天ユーザー向け】

楽天カードを持っている方(または楽天カードを検討している方)には、楽天ETCカードが特におすすめです。通行料金100円につき1楽天ポイントが貯まり、ふだんの楽天サービスでポイントを活用しやすいからです。

楽天カードをすでに持っている場合の申し込み手順

楽天e-NAVIから数分で申し込みが完了します。

  • 1
    楽天e-NAVIにログイン

    楽天カードの会員サービス「楽天e-NAVI」にアクセスします。

  • 2
    「カードを作る」→「ETCカード」を選択

    メニューの「カードの追加・切り替え」から「ETCカード」をクリックします。

  • 3
    必要事項を入力して申し込み完了

    画面の案内に従って入力するだけで申し込みが完了します。

  • 4
    1〜2週間程度でカードが届く

    楽天カードとは別便で自宅に届きます。

電話での申し込みも可能です。自動音声専用ダイヤル(0120-30-6910)に電話し、ガイダンス開始後にスキップ番号「#5300」を押すとスムーズに手続きできます。

楽天カードを新規で申し込む場合

楽天カードをまだ持っていない場合は、楽天カードの申し込みとETCカードを同時に申し込むのが最も効率的です。

  1. 楽天カードの申し込みフォームに必要事項を入力
  2. 付帯サービスの選択画面で「ETCカードを申し込む」にチェック
  3. 審査通過後、楽天カードとETCカードがそれぞれ届く(別封筒・時期が異なる場合あり)

楽天カードの新規入会はキャンペーンでポイントが大きくもらえることがあります。入会前にキャンペーン情報も確認しておきましょう。

楽天ETCカードの年会費と無料条件

楽天ETCカードの年会費は通常550円(税込み)ですが、以下の条件を満たすと年会費が無料になります。

条件 年会費
楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード・楽天ブラックカードを保有 無料
楽天PointClubの会員ランクがプラチナ会員・ダイヤモンド会員 無料
上記以外(楽天カード・楽天PINKカード等) 550円(税込み)

なお、家族カードにはETCカードを付帯できません。また、楽天カード1枚につきETCカードは1枚のみ発行可能です(2枚目のクレカを作ることで2枚目のETCカードを持つことも可能)。

ETCカードの選び方

複数のクレジットカードをお持ちの場合や、これからクレカと同時にETCカードを作る場合は、以下のポイントを比較して選ぶとよいでしょう。

年会費・発行手数料で選ぶ

ETCカードの年会費は、カード会社によって「永年無料」「条件付き無料」「有料(550円前後)」と異なります。発行手数料がかかるカードもあるため、申し込み前に必ず確認しましょう。

楽天カードの場合、楽天ゴールドカード以上を持っているか、楽天ポイントクラブのプラチナランク以上であれば年会費は無料になります。

ポイント還元率で選ぶ

クレカ付帯型ETCカードの場合、通行料金もクレジットカードのポイント対象になります。さらにETCマイレージサービスに登録すれば、ポイントが二重取りできる点も見逃せません。

発行スピードで選ぶ

急ぎでETCカードが必要な場合は、発行スピードも重要な選定基準です。

方法 目安の発行期間
既存クレカへの追加発行 1〜2週間程度(カード会社によっては最短3営業日で発送)
新規クレカと同時申し込み クレカ審査後2〜3週間程度
ETCパーソナルカード デポジット入金確認後2週間〜1ヶ月程度

「来週のドライブまでに間に合わせたい」という場合は、今持っているクレカへの追加発行が最も確実です。

ETCカードが届いたら?車載器セットアップと注意点

ETCカードが届いても、それだけではすぐに使えません。高速道路でETCを利用するにはETC車載器の設置とセットアップが必要です。

  • 1
    ETC車載器を購入・取り付ける

    カー用品店・ディーラー・Amazon等で購入できます。取り付けは専門業者に依頼するのがおすすめです。

  • 2
    ETC車載器のセットアップ(登録)を行う

    車両情報を車載器に登録する「セットアップ」が必要で、個人では行えません。ディーラーや整備工場など「ETC車載器セットアップ登録店」に依頼しましょう。

  • 3
    ETCカードを車載器にセットして走行

    カードを正しく差し込み(ランプが緑/青になることを確認)、ETC専用レーンを時速20km以下で通過します。

下記はAmazonで人気の定番ETC車載器です。車種や予算に合わせて選んでみてください。

ETC割引を活用するとさらにお得ETCカードを作ると、高速道路の各種割引も自動的に対象になります。代表的な割引は以下のとおりです。

  • 深夜割引:毎日0時〜4時の通行で30%割引(NEXCO東・中・西日本)
  • 休日割引:土日祝日の地方部・軽自動車または普通車で30%割引
  • 平日朝夕割引:平日の6〜9時・17〜20時に対象区間を月9回以上利用で還元

ETCマイレージサービスと組み合わせると、さらにポイントが二重取りできてお得です。

ETCカードを使う前に知っておきたい注意点

せっかくETCカードが届いても、使い方を誤るとエラーや思わぬトラブルのもとになります。走行前に以下のポイントを確認しておきましょう。

  • カードの向き・差し込み方向に注意:正しく差し込まれていない状態でETCレーンに入ると、開閉バーが上がらず追突事故のリスクがあります。緑/青ランプの点灯を必ず確認しましょう。
  • 有効期限の確認:有効期限切れのETCカードは利用できません。更新カードが届いたら必ず新しいカードに交換してください。
  • 駐車中は車内に放置しない:夏の車内は60〜70℃に達することがあり、ICチップが熱破損します。乗り降りの際はカードを持ち歩きましょう。
  • 貸し借りは禁止:ETCカードは名義人本人のみ使用可能です。家族間であっても貸し借りは規約違反となります。
  • 通過速度は時速20km以下で:それ以上の速度で通過すると通信エラーになる可能性があります。

まとめ

ETCカードの作り方 ポイントまとめ

  • ETCカードは「クレカ付帯型」と「ETCパーソナルカード」の2種類
  • クレカがあれば、会員サービスからETCカードを追加発行するのが最も手軽(発行目安1〜2週間)
  • 楽天ユーザーは楽天ETCカードがおすすめ(通行料金100円→1楽天ポイント、ゴールド以上は年会費無料)
  • クレカがない・作れない場合はETCパーソナルカード(審査なし・デポジット制・年会費1,257円)
  • カードが届いたら、ETC車載器のセットアップを忘れずに

ETCカードがあると高速料金の支払いが格段にラクになるだけでなく、割引でお得に利用できる機会も増えます。プライシーでは日用品や家電の価格チャートを毎日更新しています。ぜひ買い物の「最安タイミング」を探す際にも活用してみてください。

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よくある質問

  • クレジットカードなしでETCカードは作れますか?

    はい、作れます。「ETCパーソナルカード」は審査なしで発行できます。高速道路6社が共同で発行するカードで、デポジット(保証金)を預けることで利用可能です。デポジットは月平均利用額の4ヶ月分・最低3,000円が必要です。年会費は1,257円(税込)かかります。

  • ETCカードの審査が通らなかったらどうすればいい?

    クレジットカードの審査が通らなかった場合でも、ETCパーソナルカードなら審査なしで作れます。ただし、クレカポイントが貯まらない・年会費が高め・手続きが煩雑といったデメリットもある点は覚えておきましょう。

  • ETCカードの発行にはどれくらいかかりますか?

    クレカ付帯型は申し込みから通常1〜2週間程度で届きます。カード会社によっては最短3営業日で発送されるケースも。ETCパーソナルカードはデポジット入金確認後に郵送されるため、2週間〜1ヶ月程度かかります。急ぎの場合は、今持っているクレカへの追加発行が最も早い方法です。

  • 楽天ETCカードの年会費は無料になりますか?

    楽天ETCカードの年会費は通常550円(税込み)ですが、①楽天ゴールドカード・プレミアムカード・ブラックカードを保有している場合、または②楽天PointClubの会員ランクがプラチナ以上の場合は年会費が無料になります。