「TOHOシネマズがまた値上げするって本当?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。TOHOシネマズは2026年7月1日(水)から映画鑑賞料金を改定し、これまでの全国一律から「劇場ごとに料金を設定する」方式へ大きく舵を切ります。一般料金は最大で2,200円に。この記事では、いつから・いくらになるのか(券種別・劇場別)、過去の値上げの推移、そして値上げ後もできるだけ安く観る方法まで、2026年6月時点の情報をまとめて解説します。
東京都心や大阪・名古屋の中心部にある劇場は2,200円、その他の地域では2,100円、一部の劇場は2,000円のまま据え置きです。シニアや大学生なども一部値上げされますが、毎月1日の「ファーストデイ」や毎週水曜の「TOHOウェンズデイ」、毎週月曜の「auマンデイ」といった割引は引き続き使えます。改定日は2026年7月1日(水)です。
TOHOシネマズの値上げはいつから?いくら上がる?
TOHOシネマズを運営するTOHOシネマズ株式会社は、2026年6月1日に料金改定を発表しました。実施日は2026年7月1日(水)です。今回の改定で最も大きく変わるのが、これまで全国どこでも同じだった料金を「劇場ごとに設定する」方式へ切り替える点です。
一般料金はこれまでの2,000円から、全国74施設で100〜200円引き上げられ、2,000円〜2,200円の幅で劇場ごとに決まります。つまり、同じ映画を観ても「どの劇場で観るか」で料金が変わるようになるわけですね。普段使っている劇場がどの料金になるのかは、後ほど劇場別の一覧で確認していきましょう。
① 実施日は2026年7月1日(水)/② 全国一律をやめ、劇場ごとに料金を設定/③ 一般は2,000〜2,200円の幅に/④ 映画の日(12月1日)や障害者割引などは据え置き。
【券種別】TOHOシネマズ新旧料金の比較一覧
まずは券種ごとに、改定前と改定後でどう変わるのかを見ていきましょう。下の表は2026年6月時点で各社報道・公式発表をもとにまとめたものです。劇場ごとに料金が変わるため、値上げ幅の大きい劇場(都心部)を基準に「最大でいくらになるか」を示しています。
| 券種 | 改定前 | 改定後 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 一般 | 2,000円 | 2,000〜2,200円 | 最大+200円 |
| 大学生・専門学生 | 1,500円 | 1,500〜1,600円 | 最大+100円 |
| 高校生・中学生・小学生・幼児(3歳〜) | 1,000円 | 1,000〜1,100円 | 最大+100円 |
| シニア(60歳〜) | 1,300円 | 1,400円 | +100円 |
| TOHOウェンズデイ(毎週水曜) | 1,300円 | 1,400円 | +100円 |
| ファーストデイ(毎月1日) | 1,300円 | 1,400円 | +100円 |
| レイトショー | 1,500円 | 1,600〜1,700円 | 最大+200円 |
据え置きになる料金(変わらないもの)
すべての料金が上がるわけではありません。次の料金は据え置きで、これまでどおりの金額で利用できます。
- 映画の日(12月1日):1,000円のまま
- 障害者割引:現行料金を維持
- TOHO-ONEメンバーデイ:現行料金を維持
- TOHO-ONEのポイント鑑賞:必要なポイント数に変更なし
一般料金が上がっても、TOHO-ONE(旧シネマイレージ)のポイントを貯めて無料鑑賞する仕組みや、毎月の割引デーはそのまま使えます。「値上げ=もう安く観られない」ではないので安心してくださいね。
【劇場別】2,200円・2,100円・据え置きの劇場一覧
今回の改定の肝は「劇場ごとに料金が違う」こと。各劇場の立地特性や設備環境などを総合的に踏まえて料金が設定されます。代表的な劇場の例を見てみましょう(2026年6月時点で報道・公式で確認できたものです)。
一般2,200円になる劇場(都心部)
東京都心や大阪・名古屋の中心部にある劇場が中心です。たとえばTOHOシネマズ新宿・六本木ヒルズ・日比谷・大井町、池袋、渋谷、大阪の梅田などが2,200円になります。
一般2,100円になる劇場
都心部以外の主要劇場の多くは100円アップの2,100円です。たとえば、同じ日比谷エリアでもTOHOシネマズ シャンテは2,100円、東京・立川立飛や北海道・すすきのなども2,100円となります。日比谷と日比谷シャンテのように、近くても劇場によって料金が分かれる点に注意してくださいね。
据え置き(2,000円のまま)の劇場
一部の劇場は一般料金が据え置かれ、特別席料金など一部のみの改定にとどまります。たとえば東京・南大沢は一般料金が据え置きと報じられています。
劇場別の正確な料金は、TOHOシネマズ公式サイトの各劇場ページ「これからのお知らせ」で確認できます。よく行く劇場がある方は、観に行く前に一度チェックしておくと安心です。なお2026年6月11日開業のTOHOシネマズ名古屋栄は開業日から新料金、8月6日閉業予定のTOHOシネマズ与次郎は新料金の対象外です。
TOHOシネマズの料金値上げの歴史と推移
「最近やたら値上げしている気がする」と感じる方も多いと思います。実際のところ、TOHOシネマズの一般料金はどう推移してきたのでしょうか。振り返ってみると、長い据え置き期間のあとに、ここ数年でペースが上がっているのがわかります。
出典:各社報道・TOHOシネマズ公式発表より編集部作成(2026年6月時点)。2026年7月分は最も値上げ幅の大きい都心部の劇場を基準にしています。
映画の一般料金は1990年代半ばに1,800円へ統一されて以降、四半世紀ほどほぼ据え置きでした。それが2019年6月に1,900円、2023年6月に2,000円、そして2026年7月に最大2,200円と、ここ数年で立て続けに値上げされている形です。背景には世の中全体のコスト上昇があり、TOHOシネマズに限らず映画館チェーン各社が相次いで料金を改定しています。
なぜTOHOシネマズは値上げするのか?理由を解説
「映画館も大変なのかな」と思いつつ、理由はきちんと知っておきたいですよね。TOHOシネマズは料金改定の理由として、劇場運営を取り巻くコスト環境の変化を挙げています。具体的には、次のような要因が重なっています。
- エネルギー価格の高騰:上映設備や空調など、劇場運営にかかる電力コストが上昇
- 人件費の上昇:人手不足を背景にアルバイトを含む人件費が増加傾向
- 円安・仕入れコストの上昇:設備投資や運営にかかる費用が押し上げられている
今回あわせて「全国一律→劇場ごとの料金設定」へ切り替えたのも、各劇場の立地や設備に見合った料金にするためです。都心の大型・高設備の劇場は高め、地方の劇場は抑えめ、というメリハリをつけた形ですね。企業努力だけではコスト増を吸収しきれない、という判断だと説明されています。
映画料金の改定はTOHOシネマズだけではありません。イオンシネマは2026年4月に一般2,000円へ、109シネマズも2026年5月に非会員の一般を2,200円へ改定するなど、各社が相次いで値上げを実施しています。
値上げ後もTOHOシネマズを安く見る方法
料金が上がっても、割引デーやサービスを使えば負担を抑えられます。値上げ後(2026年7月以降)も使える主な方法を、使いやすい順に紹介しますね。
毎週水曜は誰でも一般1,400円で鑑賞できます。事前の会員登録は不要で、いちばん手軽な割引です。水曜に予定を合わせられる方には最有力ですね。
毎月1日は券種を問わず1,400円。月初に観たい映画があるならこの日を狙いましょう。
Pontaパス会員なら毎週月曜は一般・大学1,100円、高校生以下900円。1枚のクーポンで同伴1名まで適用できます。Pontaパスは月額499円(税込548円)で初回30日間は無料なので、月曜によく観る方はこれが最安クラスです。
会員プログラムTOHO-ONEは、鑑賞でポイントが貯まり、一定数貯めると無料鑑賞に使えます。今回の改定でもポイント鑑賞に必要なポイント数は変わらないので、よく観る方ほどお得度が上がります。
12月1日の「映画の日」は1,000円のまま据え置き。また60歳以上のシニア割引は1,400円で利用できます。
よくある質問(FAQ)
2026年7月1日(水)から鑑賞料金が改定されます。2026年6月11日開業のTOHOシネマズ名古屋栄は開業日から新料金が適用されます。
これまでの全国一律2,000円から、劇場ごとに2,000〜2,200円の幅に変わります。東京都心や大阪・名古屋中心部の劇場は2,200円、その他の地域は2,100円、一部劇場は2,000円のまま据え置きです。
エネルギー価格の高騰、人件費の上昇、円安による仕入れコスト増など、劇場運営を取り巻くコスト環境の変化が理由です。あわせて全国一律から劇場ごとの料金設定へ移行しました。
いいえ。劇場によっては一般料金が据え置かれる場合があります。また映画の日(12月1日)1,000円、障害者割引、TOHO-ONEメンバーデイ、TOHO-ONEのポイント鑑賞に必要なポイント数は変更されません。
あります。毎週水曜のTOHOウェンズデイ(1,400円)、毎月1日のファーストデイ(1,400円)、Pontaパス会員向けの毎週月曜auマンデイ(一般1,100円)、TOHO-ONEのポイント鑑賞などが引き続き利用できます。
この記事のまとめ
- TOHOシネマズは2026年7月1日(水)から鑑賞料金を改定し、全国一律をやめて劇場ごとの料金設定に移行します。
- 一般料金は2,000円→2,000〜2,200円。都心部は2,200円、地方は2,100円、一部据え置き。シニアや大学生なども一部値上げされます。
- 映画の日(12月1日)1,000円・障害者割引・TOHO-ONEのポイント鑑賞は据え置きです。
- 理由はエネルギー価格・人件費の上昇や円安など、運営コスト環境の変化です。
- 値上げ後も、TOHOウェンズデイ・ファーストデイ・auマンデイ・TOHO-ONEを使えば負担を抑えられます。
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