吉祥寺の名物グルメ「元祖丸メンチカツ」で知られる吉祥寺さとうが、また値上げしたとSNSや口コミで話題になっています。「今はいくらなの?」「いつから値上げしたの?」という疑問に、最新の公式情報をもとにお答えします。価格推移の歴史も一覧でまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
5個以上まとめ買いで1個330円に割引(西武池袋本店は除く)。値上げ前の2024年は1個300円でしたので、50円アップとなりました。
値上げの理由は「原材料・資材等の高騰」によるもの。ただ、国産素材へのこだわりと唯一無二の製法は変わらず、現在も連日行列が絶えない人気店です。
吉祥寺さとうとは?元祖丸メンチカツの基本情報
吉祥寺さとうは、昭和23年(1948年)に東京・赤羽で精肉店として創業した老舗です。2代目・佐藤健一社長の時代、1974年(昭和49年)に吉祥寺店を開業し、以来半世紀以上にわたって地域に愛され続けてきました。
現在の建物は2018年10月に改装されたもので、吉祥寺駅北口からわずか徒歩1分という好立地に店を構えています。精肉店でありながら、店頭の揚げたてメンチカツを求める行列が連日できることでも有名です。
こだわりの製法と食材
元祖丸メンチカツの最大の特徴は、その名のとおり丸い形にあります。一般的なメンチカツが小判型なのに対し、さとうのメンチカツはボール状。この形になったのには、実はこんなエピソードがあります。
丸型誕生の秘話
繁忙期にお客さんが殺到し、2代目の叔父・関芳正氏が小判型に成形する余裕がなくなり、やむなく丸のまま揚げたことが始まりだったそうです。ところが丸いと旨みと肉汁が閉じ込められ、よりおいしくなることが判明。以来、丸型が看板スタイルとなりました。
素材にも徹底的にこだわっています。使用するのは国産牛100%の挽肉と大きめにみじん切りされたタマネギ。そして揚げ油は、精肉店ならではの自社製造の豚ラードを使用しています。外はカリッと、中はジューシー——この食感を生み出す秘密は、この組み合わせにあるといえるでしょう。
人気のほどは数字からも伝わってきます。吉祥寺経済新聞によると、吉祥寺本店だけで1日約3,000個(2023年7月時点)が売れるとのこと。値上げを経てもなお、その人気は衰える気配がありません。
店舗展開(吉祥寺・西武池袋・赤羽)
現在、さとうは複数の拠点で営業しています。それぞれ取り扱い商品や支払い方法が異なりますので、訪問前に確認しておくといいでしょう(詳しくは後述の店舗情報をご覧ください)。
さとうのメンチカツはいつから値上げ?最新価格(2025年1月改定)
公式ブログの発表によると、直近の価格改定は2025年1月9日(木)から実施されました。改定の内容を整理すると、次のとおりです。
※西武池袋本店を除く
値上げ前(2024年〜2024年12月):1個300円
| 改定日 | 1個あたり(通常) | 5個以上 | 値上げ幅 |
|---|---|---|---|
| 〜2024年1月(改定前) | 270円(税込) | 250円(税込) | — |
| 2024年2月1日〜 | 300円(税込) | 280円(税込) | +30円 |
| 2025年1月9日〜(現在) | 350円(税込) | 330円(税込) | +50円 |
※ 公式サイト・公式ブログをもとに作成。2026年5月21日時点の情報です。
わずか1年ほどの間に2回の値上げが行われたことになります。2024年の改定で270円から300円になったばかりだったのに、さらに50円アップというのは、常連のお客さんにとっても驚きだったのではないでしょうか。
メンチカツバーガー・コロッケの価格も変わっています
元祖丸メンチカツ以外のメニューも価格が改定されています。現在の価格は公式サイトでご確認ください。参考まで:激うまコロッケ 1個230円(税込)、メンチカツバーガー 1個650円(税込・吉祥寺限定)。
さとうのメンチカツ 価格推移まとめ(2007年〜2025年)
「昔はもっと安かったよね」という声をよく耳にします。実際、さとうのメンチカツの価格は数十年かけて少しずつ上がってきました。古い記録をもとにまとめてみましょう。
| 時期 | 価格(1個・税込) | 5個以上 | 情報ソース |
|---|---|---|---|
| 2007年頃 | 140円前後 | — | 個人ブログ(参考値) |
| 2012年頃 | 120円〜140円頃 | — | 個人ブログ(参考値) |
| 2010年代〜2021年頃 | 160円→200円→240円→270円(順次値上げ) | — | 個人ブログ(参考値) |
| 2024年2月1日〜 | 300円 | 280円 | 公式発表 |
| 2025年1月9日〜(現在) | 350円 | 330円 | 公式発表 |
※ 2007〜2021年頃のデータは個人ブログの記録を参考にしたもので、公式発表ではありません。価格の変遷の目安としてご覧ください。2024年以降のデータは公式ブログの発表に基づきます。
2007年頃は140円前後だったとされており、現在の350円と比べると約2.5倍になった計算です。ただし、一気に値上がりしたわけではなく、十数年かけて段階的に値上げが重ねられてきたことがわかります。
値上げの理由|なぜこんなに高くなった?
原材料・資材の高騰
さとうが公式ブログで明らかにしている値上げの理由は明快です。「原材料・資材等の高騰により、現在の価格を維持することが困難になった」というものです。これは2024年・2025年の両改定に共通するコメントです。
近年、食用油・牛肉・豚肉などの食材は軒並み価格が上昇しています。特に牛肉は円安や輸送コストの影響で高止まりが続いており、精肉店にとって直接的なコスト増につながっています。また、包装資材や段ボールなどの資材費も上昇しており、食品事業者全体の共通課題となっています。
国産素材へのこだわりが維持コストを押し上げる
さとうが特に大変なのは、コスト削減の「逃げ道」を意図的に閉じているからかもしれません。公式ブログでは「食の安心・安全を一番に考え、原材料は国産を使用しております」と明記しています。
輸入牛肉を使えばコストを抑えられますが、さとうはそれを選ばない。国産牛100%・豚ラードにこだわり続けるからこそ、原材料費の上昇がダイレクトに響く構造になっているのです。「値段を上げても品質は落とさない」という姿勢が、逆説的に値上げ幅を大きくしているともいえるかもしれません。
さとうのメンチカツに限らず、食品全体で値上げが続いています。日常的なコスト管理のヒントは関連記事もご参考に。
値上げ後も行列が続く理由(人気の秘密)
350円——一般的なコンビニのコロッケと比べれば倍以上の値段です。それでも連日行列が絶えないのはなぜでしょうか。
一番の理由は、他では再現できない味と食感にあります。国産牛100%の旨みたっぷりの挽肉、自家製豚ラードで揚げたことで生まれる独特のコクと風味、そして「偶然」生まれた丸型が閉じ込める肉汁——これらが組み合わさった味は、吉祥寺さとうでしか食べられません。
また、昭和23年(1948年)創業という歴史のブランド力も見逃せません。地元・吉祥寺で70年以上愛され続けた実績、そしてテレビや雑誌への露出によって「吉祥寺に来たらさとうのメンチカツ」というイメージが広く定着しています。
さらに、テイクアウト専門という業態のシンプルさも強みです。揚げたてをその場で食べる——その体験価値は、価格だけでは測れません。値上げされても「また来たい」と思わせる力があるからこそ、行列が途切れないのでしょう。
さとうのメンチカツをお得に買う方法
5個以上まとめ買いで割引
通常は1個350円ですが、5個以上まとめて購入すると1個あたり330円に割引されます(西武池袋本店は除く)。5個購入した場合の合計は1,650円で、通常より100円お得になる計算です。
| 購入数 | 単価 | 合計 | 通常比 |
|---|---|---|---|
| 1〜4個 | 350円 | 350〜1,400円 | 通常価格 |
| 5個以上 | 330円 | 1,650円〜 | 1個あたり20円お得 |
※ 吉祥寺本店・赤羽キッチンカーが対象。西武池袋本店は対象外。
家族や友人と一緒に買いに行く機会があれば、ぜひ5個以上まとめて購入するのがおすすめです。冷めても美味しいので、お土産にするのにもぴったりです。
催事・出店情報も要チェック
さとうは吉祥寺本店・西武池袋本店・赤羽キッチンカーに加え、百貨店の催事への出店や地域イベントへの参加をおこなうことがあります。公式サイトやSNS(Instagram等)で情報を発信していることがあるので、遠方の方や「並ぶのが苦手」という方はチェックしてみるとよいかもしれません。
行列を避けるための訪問タイミング
吉祥寺さとうは平日・週末を問わず行列ができる人気店です。少しでも待ち時間を減らしたいなら、以下のポイントを参考にしてみてください。
行列を避けるコツ
開店直後(10:30〜)が比較的空いていることが多いです。メンチカツの販売は10:30からのため、開店時間に合わせて来店するのが最短ルート。一方、昼前後から混雑が増す傾向があります。
また平日の開店直後が最もスムーズに購入しやすく、週末・祝日は長い行列になることもあります。特に観光シーズンや連休中は早い時間帯での来店をおすすめします。
値上がりが続く中での家計管理のコツ
食品価格の上昇は今やほぼすべての品目に広がっています。普段の買い物での節約術も合わせてご覧ください。
吉祥寺さとうの店舗情報・アクセス
現在、さとうのメンチカツを購入できる場所は3拠点です(2026年5月時点)。それぞれ営業時間や支払い方法が異なりますので、お気をつけください。
吉祥寺 さとう(本店)
- 住所
- 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-8
- アクセス
- JR・京王「吉祥寺駅」北口より徒歩1分
- 営業時間
- 10:00〜19:00(メンチカツ販売は10:30〜)
- 定休日
- 年始のみ
- 支払い方法
- 現金のみ現金のみ
吉祥寺本店は現金のみです。クレジットカード・電子マネーはご使用いただけません。事前に現金をご用意のうえお越しください。
吉祥寺さとう 西武池袋本店
- 住所
- 東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店 B2F
- 営業時間
- 10:00〜20:00
- 支払い方法
- クレジットカード・電子マネー利用可カード可
- 備考
- 5個以上割引サービスは対象外
赤羽 元祖丸メンチカツさとう(キッチンカー)
- 住所
- 東京都北区赤羽2-22-7(赤羽工場前)
- 営業時間
- 10:30〜16:00(売り切れ次第終了)
- 備考
- さとう創業の地・赤羽での直売。売り切れる日もあるためお早めに
築地さとうは現在休業中です
公式サイトによると、築地さとうは2025年3月22日より店舗全面改装のため臨時休業中です。再開情報は公式サイトをご確認ください。
よくある質問(FAQ)
2025年1月9日より1個350円(税込)です。5個以上まとめて購入する場合は1個330円(税込)に割引されます(西武池袋本店は対象外)。
直近の値上げは2025年1月9日(木)より実施されました。1個300円から350円への改定です。その前は2024年2月1日にも、270円から300円への値上げが行われています。
公式発表によると「原材料・資材等の高騰により現在の価格を維持することが困難になった」ためです。さとうは国産牛100%など国産素材にこだわっているため、原材料費の上昇が直接コストに影響しています。
吉祥寺本店は現金のみです。クレジットカード・電子マネーはご利用いただけません。西武池袋本店ではクレジットカード・電子マネーが使用可能です。赤羽キッチンカーの支払い方法については最新情報を公式サイトでご確認ください。
基本的に予約は受け付けていません。店頭での先着順販売となります。週末や連休は特に行列が長くなりやすいため、早めの時間帯に来店されることをおすすめします。
この記事のまとめ
- 現在の価格は1個350円(税込)、5個以上は1個330円。2025年1月9日改定。
- 値上げ理由は「原材料・資材等の高騰」。2024年2月・2025年1月と2回の改定が行われた。
- 個人ブログ記録によると2007年頃は140円前後。現在の350円はおよそ2.5倍。
- お得に買うなら5個以上まとめ買い(吉祥寺本店・赤羽キッチンカー対象)。
- 吉祥寺本店は現金のみ・10:30〜販売開始。混雑時は早めの来店を。
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