危険物乙4の受験料が値上がったと耳にして、「今いくら?」「いつから?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。この記事では、現在の受験料・値上げの理由・支払い方法・受験料以外にかかる費用をまとめてご紹介します。
乙種(乙4を含む全類)の受験料は、2024年(令和6年)5月1日より4,600円 → 5,300円に改定されました。値上げ幅は700円で、全国一律・非課税です。
| 区分 | 値上げ前 | 値上げ後(現在) | 増加額 |
|---|---|---|---|
| 乙種(乙4含む) | 4,600円 | 5,300円 | +700円 |
| 甲種 | 6,600円 | 7,200円 | +600円 |
| 丙種 | 3,700円 | 4,200円 | +500円 |
なぜ受験料が値上がったの?理由と費用内訳を解説
「なぜ急に値上がったの?」と疑問に思った方のために、値上げの背景をわかりやすく説明します。
地方公共団体の手数料標準額の改定(政令改正)
危険物取扱者試験の受験料は、各都道府県が「地方公共団体の手数料の標準に関する政令」をもとに設定しています。2023年12月6日に政令が改正され、標準額が引き上げられたことで、2024年5月1日以降の試験から新料金が適用されています。
試験は国の委託を受けた各都道府県の消防試験研究センター支部が実施しており、受験料はその運営費用をまかなうものです。人件費や会場費の上昇がコスト増につながったと考えられます。
5,300円の費用内訳(消防庁公表データ)
「なぜ5,300円なのか」については、消防庁が公表した資料に費用内訳が明記されています。他の記事ではほとんど紹介されていない情報なので、ぜひ参考にしてみてください。
費用の半分以上(約57%)が人件費です。試験実施のために多くのスタッフが関わっており、その人件費の上昇が受験料に反映されていることがわかりますね。
💡 再受験のたびに5,300円かかります
受験料は返金されません。不合格になると再度支払いが必要です。2回受験すれば10,600円、3回なら15,900円の出費になります。一発合格をめざして、しっかり準備してから臨みましょう。
受験料の支払い方法
受験料の支払い方法は、電子申請と書面申請で異なります。現在は電子申請が推奨されており、クレジットカードやコンビニなど多くの方法から選べます。
電子申請の場合(クレジット・コンビニ・ペイジー)
消防試験研究センターの電子申請システムから申し込んだ場合、以下の方法で支払いができます。
書面申請の場合(郵便局・ゆうちょ銀行)
書面(紙)で申請する場合は、郵便振替払込受付証明書を使って郵便局またはゆうちょ銀行の窓口で支払います。払込受付証明書を申請書に貼付して提出する形式です。
なお、書面申請では電子申請で使えるクレジットカードやコンビニ払いは利用できません。手続きの手軽さを考えると、電子申請がおすすめです。
支払い期限の注意点
⚠️ コンビニ・ペイジーは「申請翌日から3日以内」に払い込みが必要
消防試験研究センター公式によると、コンビニ払い・ペイジー(オンライン方式)の場合は電子申請した翌日から3日以内に払い込まなければなりません。期限を過ぎると申請が無効になりますので注意してください。クレジットカードやスマホ払いは即時決済のためこの制限はありません。
また、消防試験研究センターのお知らせによると、電子申請の払込手数料が令和8年(2026年)4月1日から230円 → 160円に引き下げられます。受験料自体は変わりませんが、手数料負担が少し軽くなりますね。
電子申請の手順(ステップ別)
電子申請はパソコンやスマートフォンから手続きできます。試験センターの申請システムを使ったステップをご紹介します。
消防試験研究センター公式サイトの「電子申請」からアクセスします。新規ユーザーの場合はアカウントの登録が必要です。
受験したい都道府県・試験日・種別(乙4など)を選択し、必要事項を入力します。受験票用の写真(縦4.5cm×横3.5cm、6ヶ月以内撮影)も準備しておきましょう。
クレジットカード・コンビニ・ペイジー・スマホ払いの中から希望の方法を選択します。コンビニ・ペイジーを選んだ場合は翌日から3日以内に払い込みを完了させてください。
払い込み完了後、受験票がシステム上に発行されます。試験当日までに印刷(またはスマートフォンで表示)できるよう準備しておきましょう。
テキスト・免状交付料込みの総費用は?受験から取得まで
乙4を取得するまでには、受験料(5,300円)以外にもいくつかの費用がかかります。合格後の免状取得費用や、勉強のためのテキスト代も含めて、トータルの出費を把握しておきましょう。
テキスト・問題集の費用(2,000〜3,500円)
テキストは1冊1,500〜2,000円前後が多く、テキストと問題集を組み合わせると合計2,000〜3,500円程度が目安です。以下、定番の3冊をご紹介します。実際の販売価格はプライシーの価格チャートでご確認ください。
✅ テキスト代をできるだけ抑えたい方へ
プライシーの価格チャートを見ると、参考書は定価より数百円安く購入できるタイミングがあります。急ぎでなければ、価格が下がったタイミングで買うとお得ですよ。
免状交付料(合格後・約2,900円)
試験に合格したあと、免状を受け取るには免状交付申請が必要です。交付料は都道府県ごとに異なり、目安は約2,900円です。申請先の都道府県支部に確認してみてください。
受験から免状取得までの総費用
| 費用項目 | 目安金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 受験料 | 5,300円 | 全国一律・非課税 |
| テキスト・問題集 | 2,000〜3,500円 | 1冊の場合は1,500円〜 |
| 払込手数料(電子申請) | 160〜230円 | 2026年4月以降は160円 |
| 免状交付料 | 約2,900円 | 都道府県により異なる |
| 合計目安 | 約10,400〜11,900円 | 一発合格の場合 |
一発合格できれば合計1万円前後が目安です。不合格になると受験料5,300円がそのままプラスされますので、しっかり準備して臨みましょう。
よくある質問(FAQ)
2024年5月1日以降、乙種(乙4を含む全類)の受験料は5,300円です。全国一律・非課税です。甲種は7,200円、丙種は4,200円です。
令和6年(2024年)5月1日から新料金が適用されています。値上げ前の乙種受験料は4,600円でした。値上げ幅は700円です。
受験料の割引制度は設けられておらず、他の類の免状を持っていても受験料は5,300円で変わりません。ただし、試験の一部科目が免除される「科目免除制度」は利用できます。詳しくは各都道府県の支部にお問い合わせください。
受験料は原則として返金されません。不合格の場合も同様です。やむを得ない事情(災害等)で試験が中止になった場合は返金対応がある場合もありますが、自己都合による申込取消には対応していません。
受験料を無駄にしない3つの注意ポイント
実際に受験手続きで失敗しやすいパターンと、その対策をまとめました。5,300円を無駄にしないためにぜひ確認しておいてください。
⚠️ 注意① コンビニ・ペイジーの払込期限は申請翌日から3日以内
電子申請後にコンビニ払い・ペイジーを選んだ場合、申請した翌日から3日以内に支払わないと申請が無効になります。「あとで払えばいい」と思っていると期限を過ぎてしまうことも。申請したらすぐに払い込むのがおすすめです。
⚠️ 注意② 合格後の免状交付申請を忘れずに
試験に合格しても、免状交付申請を行わないと正式な免状は発行されません。合格通知を受け取ったら速やかに交付申請手続きを進めましょう。交付料(約2,900円)のための収入証紙(または相当の支払い手段)を事前に確認しておくと安心です。
✅ ポイント③ テキストは1〜2冊に絞る
「念のため」と複数のテキストを買い込むと費用がかさむうえ、どれも中途半端になりがちです。テキスト1冊+過去問集1冊の組み合わせが最もコスパに優れています。プライシーの価格チャートを活用してお得なタイミングで購入しましょう。
まとめ
危険物乙4の受験料・費用まとめ
- ✓ 乙4(乙種)の受験料は5,300円(2024年5月1日から値上げ)
- ✓ 値上げ前は4,600円。改正政令に基づき700円引き上げられた
- ✓ 電子申請ではクレジット・コンビニ・ペイジー・スマホ払いが利用可能
- ✓ コンビニ・ペイジーの払い込み期限は申請翌日から3日以内
- ✓ テキスト+免状交付料を含めたトータル費用は約1万円が目安
- ✓ 不合格になるたびに5,300円が追加でかかるため、一発合格をめざしましょう
テキストや問題集の価格は日々変動しています。受験の準備をしている方は、プライシーで価格チャートをチェックしながらお得なタイミングでそろえてみてください。
