「のどごし生が値上がりしているけど、いつから?なぜ?」と気になっている方のために、値上げの時期・理由・今後の見通しをまとめました。実は値上げは2025年と2026年の2回発生しています。2026年10月にはさらなる値上げが予定されているため、早めに把握しておきましょう。
のどごし生の値上げはいつから?
のどごし生の値上げは、大きく分けて2回のタイミングで発生しています。それぞれ値上げの背景が異なるため、ひとつずつ確認しておきましょう。
| 波 | 実施日 | 理由 | 値上げ幅 |
|---|---|---|---|
| 第1波 | 2025年4月1日〜 | コスト増(原材料・物流) | 生産者価格で5〜12%程度 |
| 第2波 | 2026年10月1日〜 | 酒税一本化(新ジャンルの増税) | 350mlあたり約9.19円増税 |
【第1波】2025年4月1日の値上げ(コスト増)
キリンビールは2024年11月27日、2025年4月1日納品分からビール類・RTD・ノンアルコール飲料など計216品目の生産者価格を改定すると発表しました。のどごし生(新ジャンル)も対象商品に含まれています。
値上げ幅はビール類・RTDカテゴリーで生産者価格の5〜12%程度。具体的な缶1本あたりの価格はオープン価格のため、小売店や通販サイトによって異なります。
なお、今回の値上げはキリンビールだけでなく、アサヒビール・サントリー・サッポロビールの大手4社が同時期に価格改定を実施しました。ビール類は2023年10月以来1年6カ月ぶりの値上げとなります。
【第2波】2026年10月1日の値上げ(酒税改正)
キリンホールディングスは2026年5月20日、2026年10月1日納品分からビール・発泡酒・新ジャンル(発泡酒②)などの生産者価格を改定すると発表しました。
この値上げの背景にあるのは、2026年10月に実施される酒税の一本化です。新ジャンル(発泡酒②)は増税カテゴリとなっており、のどごし生も対象に含まれています。財務省の酒税資料によると、増税額は350mlあたり約9.19円となる見込みです(1リットルあたり26.25円の増税)。
注意:2026年10月以降、「新ジャンル」という品目分類は廃止されます。のどごし生は「発泡酒」として表示されるようになりますが、商品自体は引き続き販売されます。
なぜのどごし生は値上がりしているのか?
値上げの理由は、大きく「コストの増加」と「酒税の改正」の2つに分けられます。どちらも製造コストや税負担に直結するもので、愛飲している方には悩ましいニュースですよね。
原材料費・物流費・エネルギーコストの高騰
キリンビールは2025年4月の値上げの理由として、アルミや段ボールなどの資材を含む原材料価格の高騰と物流費のコスト上昇が継続している点を挙げています。
近年の円安も輸入原材料のコスト増に拍車をかけており、「企業努力だけでは各種コストの上昇分を吸収することが困難な状況」(キリンビール公式)として、今回の価格改定に至ったとのことです。2023年10月以来、コスト削減や生産性向上に取り組んできましたが、限界を超えたと言えます。
酒税改正による新ジャンルの増税
2026年10月の値上げは、税制改正が直接の原因です。2020年から段階的に進められてきた酒税改正が、2026年10月に最終段階を迎えます。
もともと「新ジャンル(第三のビール)」はビールより大幅に税率が低く設定されていたため、手ごろな価格で人気を集めていました。しかし、酒類間の税負担の公平化を目的に、段階的に税率が引き上げられてきました。
| カテゴリ | 〜2023年9月 (350mlあたり) |
2023年10月〜 2026年9月 |
2026年10月〜 (一本化後) |
|---|---|---|---|
| ビール | 70円 | 63.35円(減税) | 54.25円(さらに減税) |
| 発泡酒 | 46.99円 | 46.99円(変化なし) | 54.25円(増税) |
| 新ジャンル(のどごし生) | 37.8円 | 46.99円(増税) | 54.25円(さらに増税) |
2026年10月ですべてのビール系飲料が350mlあたり54.25円に統一されます。のどごし生を含む新ジャンルは今回が最終段階の増税となるため、この影響を大きく受けます。
のどごし生の現在の価格は?値上げ後の最安値まとめ
実際にどのくらい値上がりしているのか、プライシーが追跡している価格データで確認してみましょう。2026年6月現在、のどごし生 350ml×24本の最安値はAmazonで税込3,698円前後となっています。
価格推移グラフを見ると、2025年4月の値上げ以降、徐々に価格帯が上昇していることが読み取れます。2026年10月以降はさらに値上がりが見込まれるため、まとめ買いを検討するなら早めが得策かもしれません。
値上げで家計への影響はどのくらい?
「結局、1ケースあたり何円上がるの?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。確認できた数値をもとに試算してみましょう。
| 値上げの波 | 350ml×24本(1ケース)への影響 | 備考 |
|---|---|---|
| 第1波(2025年4月〜) | 生産者価格の5〜12%程度の値上げ | 小売価格はオープン価格のため店舗・EC各社により異なる |
| 第2波(2026年10月〜) | 酒税が1ケースあたり約220円増加(9.19円×24本) | 税率の増加分は公式発表値から計算 |
2026年10月の酒税増税分だけでも、1ケース(24本)あたり約220円の負担増となる計算です。週1ケースを購入している方であれば、年間で約11,400円の出費増になります。これは税の変動分のみの試算であり、実際の小売価格は各社の判断によって異なります。
プライシー活用のコツ:プライシーでは、のどごし生の過去の価格推移を無料で確認できます。価格チャートを定期的にチェックして、値下がりしたタイミングでまとめ買いするのがおすすめです。
2026年10月の酒税一本化でのどごし生はどうなる?
2026年10月の酒税改正では、のどごし生にとって厳しい内容となっています。一方で、同じキリンのビール商品(一番搾りや晴れ風など)は値下げになるという、少々複雑な状況です。
同じキリンの商品でも、酒税の扱いによって値上げと値下げに分かれるのがポイントです。
| 商品 | 区分 | 2026年10月の変化 |
|---|---|---|
| のどごし生 | 新ジャンル→発泡酒(増税) | 値上げ(約9.19円/350ml増税) |
| 一番搾り・晴れ風 | ビール(減税) | 値下げ(約6.5円/350ml減税) |
| 本麒麟 | 新ジャンル→ビールへ移行 | ビール品目に変更して販売継続 |
| 金麦(サントリー) | 新ジャンル→ビールへ移行 | ビール品目に変更して販売継続 |
注目すべきは、本麒麟(キリン)や金麦(サントリー)がビール品目に移行して増税を回避するのに対し、のどごし生は発泡酒のまま残る点です。これは、各社・各商品のマーケティング戦略や製法の違いによるものと考えられます。
2026年10月以降、のどごし生は「発泡酒②(新ジャンル)」から「発泡酒」という表示に変わります。商品名や味は変わりませんが、パッケージの品目表示が変更されます。
のどごし生をできるだけ安く買う方法
値上がりが続くのどごし生ですが、賢く買えばコストを抑えることができます。特にまとめ買いや価格変動のタイミングを把握することが重要です。
- ケース(24本)でまとめ買いする:バラ買いより1本あたりの単価が下がります。Amazonや楽天の通販なら送料無料のケースも多く、スーパーより安いことがあります。
- 価格比較サービスを活用する:通販サイトによって価格差が数百円〜1,000円以上になることもあります。複数サイトを比較して最安値を探しましょう。
- 2026年9月中にまとめ買いする:酒税増税は2026年10月1日からです。保存スペースがある方は、9月中に多めに購入しておくと、1ケースあたり約220円の税率増加分を節約できます。
- プライシーで価格チェックをする:プライシーでは複数ECサイトの価格を横断比較できます。安くなったタイミングでプッシュ通知を受け取ることもできます(スマホアプリ)。
2026年10月前の買いだめを検討する場合の注意:缶ビール類の賞味期限は一般的に製造後9カ月〜1年程度です。2026年9月に購入した場合、賞味期限は2027年6月〜9月頃になる見込みです。消費ペースを確認した上で、まとめ買いの量を決めましょう。
よくある質問
2025年4月1日と2026年10月1日の2回、値上げが実施されました(または予定されています)。2025年4月はコスト増による生産者価格の改定(5〜12%程度)、2026年10月は酒税一本化による増税(350mlあたり約9.19円)が理由です。
大きく2つの理由があります。①原材料費(アルミ・段ボール等)や物流費・エネルギーコストの高騰による企業側のコスト増、②2020〜2026年にかけて段階的に実施されている酒税改正で、新ジャンル(発泡酒②)が増税カテゴリとなっているため、です。
はい。2026年10月の酒税改正を機に「新ジャンル(発泡酒②)」という区分が廃止され、のどごし生は「発泡酒」として表示されるようになります。商品名や中身は変わりませんが、パッケージの品目表示が変更されます。
キリンが定期的に実施しているのどごし生のキャンペーン情報は、以下の記事でまとめています。
→ 【2026年最新】キリンのどごし生キャンペーン|賞品と応募方法
📋 まとめ:のどごし生の値上げポイント
- 2025年4月1日〜 コスト増による値上げ(生産者価格5〜12%程度)。大手4社が同時に実施。
- 2026年10月1日〜 酒税一本化による増税。350mlあたり約9.19円の税率引き上げ。
- のどごし生は「新ジャンル」から「発泡酒」表示に変更される(品目廃止)。
- 本麒麟・金麦がビール移行する一方、のどごし生は発泡酒のまま。同じキリンでも扱いが異なる。
- まとめ買いや価格比較で節約できる。値上げ前の購入タイミングを逃さないようにチェックを。
