「イオンでビールの値段が上がった気がする…」「バーリアルグランって今いくら?」と気になっている方へ。この記事では、2025〜2026年のイオンのビール値上げ状況を、大手メーカー品からイオンPBのバーリアルグランまで時系列でまとめています。2026年10月の酒税改正による今後の見通しも解説します。

結論
イオンのビールはいつ・いくら値上がりしたか

大手メーカー品(アサヒ・キリン・サントリー・サッポロ)は2025年4月1日出荷分から5〜12%値上げされ、イオンでも同様の対応がとられました。一方、イオンのPB商品「バーリアルグラン」は2025年4月は据え置きで対応しましたが、2025年9月のリニューアルで350mlが118.80円→129.80円(約9%値上げ)になっています。

2026年10月の酒税改正では、バーリアルグランが属する発泡酒の税率が引き上げられるため、さらなる値上げ圧力が続く見通しです。

イオンのビール値上げ一覧:いつから・いくら上がったか

まずは一覧でポイントをおさえましょう。大手メーカー品の値上げとイオンPBの対応を時系列でまとめました。

2025年4月の値上げ:大手4社のビール類が5〜12%値上げ

アサヒビール、キリンビール、サントリー、サッポロビールの大手4社は、2025年4月1日出荷分からビール類・発泡酒・第3のビールなどの価格改定を実施しました。原材料費や物流コストの上昇、円安が重なったことが主な要因です。

メーカー 値上げ幅 主な対象商品 実施日
アサヒビール 5〜8% スーパードライ、クリアアサヒ等226品目 2025年4月1日〜
キリンビール 5〜12% 一番搾り、本麒麟、淡麗グリーンラベル等 2025年4月1日〜
サントリー 4〜11% ザ・プレミアム・モルツ、金麦等 2025年4月1日〜
サッポロビール 5〜8%前後 黒ラベル、ヱビス、GOLD STAR等 2025年4月1日〜

350ml缶1本あたりで見ると、値上がり前が220〜270円程度だった商品が、3〜12%値上げで最大30円ほど高くなった計算です。イオンでも同様の価格変更が行われています。

下表は主要ブランドの値上げ前後の店頭相場の目安です(スーパーでの参考価格。実際の店舗・時期によって異なります)。

商品名(350ml缶) 値上げ前の相場 値上げ後の相場 変化の目安
アサヒ スーパードライ 220円前後 230〜240円前後 +5〜8%
キリン 一番搾り 218円前後 230〜245円前後 +5〜12%
サッポロ 黒ラベル 215円前後 225〜235円前後 +5〜8%
サントリー プレモル 235円前後 245〜260円前後 +4〜11%
バーリアルグラン(イオンPB) 118.80円 118.80円(据え置き) 変化なし

2025年4月時点ではバーリアルグランの価格は据え置きでした。大手メーカー品との価格差がこの時点でさらに広がっています。なお、バーリアルグランは2025年9月に値上げされています(後述)。

イオンPB「バーリアルグラン」も2025年9月に値上げ

大手4社が値上げした2025年4月時点、イオンのPB商品「バーリアルグラン」は「コツコツコスパ。価格維持」を掲げ据え置きを継続。350ml1缶 税込118.80円のままでした。

しかし、2025年9月2日のリニューアルを機に価格が改定され、350ml缶は118.80円から129.80円(本体118円)に引き上げられました。約9%の値上がりです。

時期 350ml 税込価格 変化
〜2025年8月 118.80円 据え置き(2025年4月大手値上げ後も維持)
2025年9月〜現在 129.80円 +11円(約9%値上げ)

イオンのビールが値上がりするのはなぜ?主な原因を解説

「なぜビールはこんなに値上がりするのでしょう?」と感じている方も多いと思います。主に以下の要因が重なっています。

原材料(麦芽・ホップ)の高騰

ビール・発泡酒の主要原料である麦芽やホップは、ほぼ全量を輸入に頼っています。近年の国際相場の上昇に加え、輸送コストの増加も重なり、ビールメーカーのコスト増に直結しています。アルミ缶や段ボールなどの包装資材の価格も同様に上昇しており、製造コスト全体を押し上げています。

物流・エネルギーコストの上昇

トラック輸送費の上昇や燃料費の高止まりも、値上げの大きな要因です。重量のある飲料の配送コストは特に影響を受けやすく、メーカー・流通の双方でコスト増が続いています。

円安による輸入コスト増

円安が続くことで、海外から輸入する原材料の調達コストが上昇しています。これらのコスト増を吸収しきれなくなったメーカーが、数年ごとに価格改定に踏み切るというサイクルが定着しています。

バーリアルグランの価格変遷:旧バーリアルから現在まで

イオンのPBビールは、長年「バーリアル」という名称で愛されてきましたが、2023年以降に大きな変化がありました。価格がなぜ上がったのか、時系列で整理しておきましょう。

時期 商品名 分類 350ml(税込) 500ml(税込)
〜2023年3月 バーリアル 第3のビール(新ジャンル) 約88円 約121円
2023年3月〜2025年8月 バーリアルグラン(初版) 発泡酒 118.80円 165.00円
2025年9月〜現在 バーリアルグラン(現行) 発泡酒 129.80円 181.50円

2023年3月:旧バーリアル(新ジャンル)からバーリアルグラン(発泡酒)へ刷新

旧「バーリアル」は第3のビール(新ジャンル)として1缶約88円という圧倒的な安さを誇っていましたが、2023年3月に終売しました。後継として発売された「バーリアルグラン」は、分類が「発泡酒」に変わったことが大きなポイントです。酒税の仕組み上、発泡酒は第3のビールより税率が高く、この段階で価格が30円ほど上昇しました。

ただしイオンは、酒税法改正で第3のビールが段階的に増税されることを見越した上で、品質を高めた発泡酒「バーリアルグラン」として先行刷新するという戦略的な判断をとりました。

2025年4月:大手値上げの中、バーリアルグランは据え置き

大手4社が5〜12%値上げした2025年4月、バーリアルグランは公式に「コツコツコスパ。価格維持」を発表し、350ml 118.80円を維持しました。この据え置きは大きな話題になり、メーカー品との価格差がさらに広がりました。

2025年9月2日:リニューアルと同時に約1割値上げ

2025年9月のリニューアルで、バーリアルグランの味わいが刷新されると同時に価格改定が実施されました。350mlは118.80円から129.80円へ、約9%の値上げです。原材料費や物流コストの上昇を反映したものです。

それでも他社コンビニPBビール(156〜173円台)と比べると、まだ26〜43円安い水準を保っています。

現在の価格とラインナップ

バーリアルグランは現在3種類が販売されており、価格はすべて同じです。

種類 缶の色 アルコール度数 特徴
レギュラー 赤缶 5% 麦のうまみとクリアな後味。スタンダードな一本
リッチテイスト 青缶 6% 飲みごたえとコクを重視したい方に
糖質50%オフ 緑缶 4% 糖質を抑えたい方・すっきり系が好みの方に

まとめ買いをするほど1缶あたりの価格が安くなります。イオンネットスーパー(グリーンビーンズ)でのケース購入なら、重いケースを自宅まで届けてもらえて便利です。

購入単位 税込価格 1缶あたり(税込)
350ml 1缶 129.80円 129.80円
350ml×6缶パック 767.80円 約127.97円
350ml×24缶ケース 3,003円 約125.13円

製造元はキリンビール(麒麟麦酒株式会社)です。東北産の希少ホップ「IBUKI」を一部使用しており、発泡酒ながら本格的な飲み心地を目指して開発されています。

2026年10月の酒税改正でイオンのビールはどう変わるか

「2026年10月」という言葉が気になっている方も多いでしょう。ビール類の酒税制度が大きく変わるタイミングで、イオンのビール選びにも影響があります。

酒税改正の内容:ビール・発泡酒・新ジャンルが一律54.25円に

財務省の酒税制度改正により、2026年10月から発泡性酒類(ビール・発泡酒・第3のビール)の税率が350ml缶あたり54.25円に統一されます。これは「ビール系飲料間の税負担の公平化」を目的とした改正で、長年議論されてきたものです。

分類 現行(350mlあたり) 2026年10月以降 変化
ビール 63.35円 54.25円 ▲9.1円(引き下げ)
発泡酒(バーリアルグラン) 46.99円 54.25円 +7.26円(引き上げ)
第3のビール(新ジャンル) 46.99円 54.25円 +7.26円(引き上げ)

バーリアルグラン(発泡酒)への影響

バーリアルグランは「発泡酒」に分類されるため、2026年10月の改正で350mlあたり約7.26円の増税になります。この分が価格に転嫁された場合、さらなる値上げにつながる可能性があります。イオンがどのような対応をとるかは2026年5月時点で未発表ですが、コスト増は避けられない状況です。

注意:2026年10月以降にバーリアルグランの価格改定が行われる可能性があります。購入前に最新価格をご確認ください。

金麦・本麒麟が「ビール」になる意味

第3のビール(新ジャンル)も増税となるため、サントリー金麦やキリン本麒麟などの主要ブランドは、ビールへのカテゴリ変更(品質引き上げ)を進めています。ビールは逆に減税になるため、税制面での不利が解消されるからです。

「本麒麟がビールになったら値段が上がるの?」と心配される方もいるかもしれません。増税は新ジャンルにかかるもので、ビールへの移行後は減税になるため、価格への影響は商品ごとに異なります。

イオンでビールを少しでも安く買う方法

お客様感謝デー・G.G感謝デーの注意点:ビール類は5%割引の対象外

「イオンの20日・30日はお客様感謝デーで5%オフだから、ビールも安く買えるのでは?」と思われがちですが、実は注意が必要です。

重要:イオン公式の案内によると、ビール・発泡酒・第3のビールはお客様感謝デーの5%割引対象外です。G.G感謝デーも同様です。

ウイスキー・ワイン・チューハイ・焼酎・日本酒は割引対象ですが、ビール類だけは除外されています。

感謝デーをビール節約に使うことはできませんが、ワインや焼酎などを購入する際には有効活用できます。感謝デーの詳細な開催日は以下の記事でご確認ください。

WAON POINTで実質値引き

ビール購入には感謝デーの5%割引は使えませんが、WAON POINTは感謝デーの対象外でも積算されます。毎日ビールを購入するヘビーユーザーほど、WAON POINTを使った実質値引きの効果が積み重なります。WAON POINTカードやイオンカードを持っていない方は、この機会に検討してみてください。

バーリアルグランのまとめ買い(ケース購入)

毎日1本飲む習慣のある方にとって、最も効果的な節約術はバーリアルグランへの切り替え+ケース購入の組み合わせです。

アサヒスーパードライなどのメーカー品(240円前後)と比べると、バーリアルグラン(129.80円)は1本あたり約110円の差があります。毎日1本飲むと1ヶ月で約3,300円、年間で約40,000円の節約になる計算です。

さらに24缶ケース購入なら1缶あたり約125円と、単品購入より少しお得になります。イオンネットスーパー「グリーンビーンズ」で注文すれば、重い24缶ケースを自宅まで届けてもらえるので便利です。

コンビニのPBビールと比べても、バーリアルグランはまだ安い水準を保っています。

商品(350ml) 税込価格(目安) バーリアルグランとの差
バーリアルグラン(ミニストップ) 129.80円
セブン ザ・ブリュー 約156円 約26円高い
ローソン ゴールドマスター生 約162円 約32円高い
ファミマ グランドタイム生 約173円 約43円高い
キリン淡麗(コンビニ) 約204円 約74円高い

毎日1缶飲む場合、バーリアルグランとキリン淡麗の差(約74円)は1ヶ月で約2,220円、年間で約27,000円になります。日々の晩酌コストを抑えたい方には、まず「どこで買うか」よりも「何を買うか」の見直しが効果的です。

まとめ

イオンのビール値上げ・ポイントまとめ

  • 大手4社は2025年4月1日から5〜12%値上げ。イオンでも同様に対応
  • バーリアルグランは2025年4月は据え置き→2025年9月に350ml 118.80円→129.80円(約9%値上げ)
  • 2026年10月の酒税改正で発泡酒(バーリアルグラン)は350mlあたり約7.26円増税→さらなる値上げ圧力
  • お客様感謝デーの5%割引はビール・発泡酒・第3のビールは対象外(ウイスキー・ワイン等は対象)
  • 節約するならバーリアルグランへの切り替え+24缶ケース購入(1缶約125円)が最も効果的

ビールの値上げは一時的なものではなく、原材料コストの構造的な上昇と酒税改正という2つの流れが重なっています。バーリアルグランもかつての「88円の激安ビール」ではなくなりましたが、それでも他のコンビニPBや発泡酒と比べるとまだコスパの高い選択肢です。今後の価格変動が気になる方は、プライシーアプリで価格動向をチェックするのも一つの方法です。

よくある質問(FAQ)

イオンのビールはいつ値上がりしましたか?

大手4社(アサヒ・キリン・サントリー・サッポロ)のビール類は2025年4月1日出荷分から5〜12%値上がりし、イオンでも同様の対応がとられました。イオンのPB商品「バーリアルグラン」は2025年4月は据え置きでしたが、2025年9月2日のリニューアル時に350ml缶が118.80円から129.80円に値上がりしています。

バーリアルグランは今いくらですか?

2025年9月のリニューアル以降、バーリアルグランは350ml1缶が税込129.80円(本体118円)、500mlが税込181.50円(本体165円)です(イオングループ標準小売価格。2026年5月時点)。3種類(レギュラー・リッチテイスト・糖質50%オフ)すべて同価格です。まとめ買いなら350ml×24缶ケースが税込3,003円(1缶あたり約125円)になります。

2026年10月以降、イオンのビールはさらに値上がりしますか?

2026年10月の酒税改正でバーリアルグランが属する発泡酒は350mlあたり約7.26円の増税となります。これがそのまま価格に転嫁された場合、値上がりとなる可能性があります。イオンが据え置きや価格抑制の対応をとるかどうかは、2026年5月時点では未発表です。一方、ビール(アサヒスーパードライ等)は減税となるため、値下がりが期待できる面もあります。

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