「岐阜バスが値上げ」というニュースを耳にして、自分への影響が気になっていませんか?この記事では、2025年10月1日に実施された岐阜バス(岐阜乗合自動車)の運賃改定について、いつから・いくら上がったのかを区間別に整理し、値上げ後でも安く乗るための節約術まで詳しく解説します。

結論
岐阜バスは2025年10月1日から値上げ済み。初乗り+20円、平均改定率約9%

岐阜バスの運賃改定は2025年10月1日(水)に実施されました。路線バス全線が対象で、初乗り運賃は180円→200円、岐阜市内均一運賃は230円→250円(いずれも+20円)に。定期券・企画きっぷの一部も改定されています。一方、平日の「昼得きっぷ(500円)」は価格据え置きで、節約方法もあります。

岐阜バスの値上げはいつから?

岐阜乗合自動車(岐阜バス)が公表した発表によると、今回の運賃改定は2025年10月1日(水)から実施されました。前回の改定は2023年10月1日でしたので、2年ぶりの値上げとなります。

改定の対象範囲は以下のとおりです。

  • 一般路線バス全線(市町村自主運行バスを除く)
  • 高速バスの一部区間(岐阜八幡線は全区間が対象)
  • 通学1年定期券の割引率
  • 各種企画乗車券(昼得きっぷを除く)

対象外の高速バス路線:岐阜高山線・岐阜新宿線は2025年10月1日付の改定はありません。名古屋関美濃線・名古屋郡上ひるがの線・名古屋白川郷線は、一般路線と並行する一部区間のみ対象です。

2025年10月 運賃の変更点まとめ

初乗り・市内均一区間

基本となる運賃の変更点を以下の表で確認しましょう。

種別 現行(〜2025年9月) 改定後(2025年10月〜) 変化
初乗り運賃 180円 200円 +20円
岐阜市内均一運賃 230円 250円 +20円
均一区間 通勤定期(1ヶ月) 10,180円 11,070円 +890円
均一区間以外 通勤定期(1ヶ月) 7,970円 8,860円 +890円

平均改定率は約9%です。毎日バスで通勤している方は、通勤定期が月890円ほど値上がりすることになります。年間に換算すると約10,680円の出費増ですので、節約策を考えておく価値は十分あります。

主要区間別 新旧運賃一覧

JR岐阜駅を起点とした主要区間の普通運賃・定期運賃の変更をまとめました。自分の利用区間をチェックしてみてください。

区間 普通(現行) 普通(改定後) 通勤定期/月(現行) 通勤定期/月(改定後) 通学定期/月(現行) 通学定期/月(改定後)
JR岐阜〜山県バスターミナル 560円 620円 24,800円 27,450円 19,700円 21,770円
JR岐阜〜岐阜大学 360円 400円 15,940円 17,710円 12,700円 14,110円
JR岐阜〜北方バスターミナル 470円 520円 20,810円 23,030円 16,580円 18,350円
JR岐阜〜大野バスセンター 600円 680円 26,570円 30,110円 20,900円 23,570円
JR岐阜〜岐阜聖徳学園大学 480円 520円 21,250円 23,030円 16,930円 18,350円
JR岐阜〜せき東山 850円 900円 37,640円 39,850円 26,240円 28,370円

値上げ幅が最も大きいのはJR岐阜〜大野バスセンター間(+80円)です。通勤定期も月3,540円増と、利用者への影響は比較的大きめです。区間によって値上げ額が異なりますので、利用する路線ごとに「岐阜バスNavi」で正確な運賃を確認しておきましょう。

定期券・企画きっぷの変更

通勤・通学定期の取り扱い

定期券の移行についての重要なポイントをまとめます。

  • 2025年9月30日までに購入した定期券は、10月1日以降もそのまま現行運賃で使い続けられます
  • 10月1日以降の発売分から新運賃での発売となります
  • 10月1日以降を通用開始日とする定期券を9月30日までに購入する場合も、現行運賃が適用されます(通用開始の14日前から購入可能)

払戻しの注意:払戻し計算は、購入した時点の定期運賃・基準運賃が基準になります。改定後に購入した定期を途中解約する場合は、新運賃が基準です。

企画きっぷの新旧比較

企画きっぷも一部変更されました。特に「昼得きっぷ」が値上げなしで据え置かれた点は要チェックです。

きっぷ名 現行 改定後 変化 備考
昼得きっぷ 500円 500円 据え置き 平日10時〜17時の路線バス乗り放題
ホリデーパス 1,000円 1,100円 +100円 土日祝。随行の小学生以下1名無賃
230エリアパス(→250エリアパス) 600円 700円 +100円 名称も「250エリアパス」に変更
ぎふ登城きっぷ(大人) 1,650円 1,700円 +50円 250エリアパス+金華山RW往復+岐阜城入場
ぎふ登城きっぷ(小児) 900円 950円 +50円
長良川体験チケット(一般路線) 3,400円 3,500円 +100円

9月30日までに購入した企画きっぷも、未使用かつ有効期限内であれば10月1日以降も使えます。もし手元に使用前の企画きっぷがあれば、有効期限を確認して無駄なく活用しましょう。

値上げの理由

燃料費高騰とコロナ後の利用者減

岐阜バスの今回の値上げには、いくつかの構造的な背景があります。まず挙げられるのが燃料費(軽油)の継続的な高騰です。近年の資源価格の上昇がバス事業の収益を圧迫し続けてきました。

さらに、コロナ禍以降の利用者数の低迷も大きな要因です。テレワーク定着や外出自粛習慣が根付き、乗客数が完全には回復しきれていない状況が続いています。くわえて、運転士の確保や労働環境の改善にかかるコストの増大も経営を圧迫する要因となっています。

今回の平均改定率は約9%です。全国的に路線バスの値上げが相次いでいる背景と一致しており、岐阜バスに限った事情ではなく、バス業界全体が直面する構造的な課題といえます。

岐阜バスの運賃改定の歴史

岐阜バスの運賃改定は頻繁に行われているわけではありません。今回の2025年改定の前は2023年10月でした。その前は1997年(約28年ぶり)でした。

  • 1997年:改定(長期安定期へ)
  • 2023年10月1日:約28年ぶりの改定。初乗り→180円、均一→230円
  • 2025年10月1日:2年ぶりの改定。初乗り→200円、均一→250円

かつては20〜30年に1度ほどの間隔でしたが、昨今のコスト環境の変化により、改定サイクルが短くなっています。今後も同様の傾向が続く可能性がある点は、定期券利用者にとっても頭に入れておきたいところです。

値上げ後に安く乗る方法

値上がりは避けられませんが、岐阜バスには値上げ後も活用できるお得なきっぷ・制度があります。自分の利用スタイルに合わせて選んでみてください。

平日おでかけに最強
昼得きっぷ(500円)
平日10:00〜17:00の間、路線バスが乗り放題。価格は500円のまま据え置きです。片道250円の均一区間を2回乗れば元が取れます。買い物・通院・外出に使いやすいきっぷです。
休日のお出かけに
ホリデーパス(1,100円)
土日祝に路線バスが乗り放題。随行の小学生以下1名は無賃で乗車できます。家族での岐阜観光や外出に活躍します。改定後は1,100円(+100円)です。
定期券で節約する
長期定期券の活用
通勤定期では3ヶ月で約5%割引、6ヶ月で約10%割引になります。通学の1年定期は1ヶ月×12の最大40%割引とさらにお得です。まとめて購入することで値上がり分を少し取り戻せます。
岐阜城もセットで
ぎふ登城きっぷ(1,700円)
バス乗り放題(250エリアパス)+金華山ロープウェー往復+岐阜城入場がセットになったお得なきっぷ。改定後は1,700円(大人)。観光で岐阜城に行く予定がある方はぜひ活用を。
家族でお出かけに
環境定期券(エコ家族割)
通勤定期券を持つ方が対象。休日(土日祝・年末年始・お盆)に定期区間内を家族で乗車すると、同伴家族が大人100円・小児50円の割引運賃で乗れます。家族の人数制限はありません。

昼得きっぷを使う(500円据え置き)

昼得きっぷは平日10:00〜16:00の時間帯であれば岐阜バスの路線が乗り放題で、しかも今回の値上げでも価格据え置きの500円です。岐阜市内均一区間の運賃が250円になったので、2回乗れば昼得きっぷの方が安くなります。自由に時間を使える方・パート勤務・外出好きなシニアの方にとっては特におすすめの節約手段です。

定期券・ホリデーパスで割引を最大化する

毎日通勤・通学でバスを使う方は定期券の長期化が最も効果的な節約方法です。1ヶ月定期より3ヶ月・6ヶ月をまとめて購入するほど割引率が上がります。通学の方は特に、1年定期(最大40%引き)の活用を検討する価値があります。

また、土日祝に複数回乗る場合はホリデーパス(1,100円)が割安になることもあります。均一区間を5回以上乗る場合は元が取れますので、行き先によって使い分けてみましょう。

よくある質問

岐阜バスはいつから値上がりしましたか?

2025年10月1日(水)から値上げが実施されました。初乗り運賃は180円→200円(+20円)、岐阜市内の均一運賃は230円→250円(+20円)です。平均改定率は約9%です。

改定前に買った定期券はそのまま使えますか?

はい、2025年9月30日までに購入した定期券は、10月1日以降も有効期限まで現行運賃で引き続き使用できます。また、10月1日以降を通用開始日とする定期券を9月30日までに購入した場合も、現行運賃が適用されます(通用開始14日前から購入可能)。

値上がりしても安く乗る方法はありますか?

はい、あります。平日の「昼得きっぷ(500円)」は価格据え置きで、10:00〜17:00の乗り放題です。土日祝は「ホリデーパス(1,100円)」が使えます。通勤定期をお持ちの方は「環境定期券(エコ家族割)」で休日に家族全員が大人100円・小児50円で乗れます。通勤・通学定期は長期化(3ヶ月・6ヶ月・1年)するほど割引率が高くなります。特に通学1年定期は最大40%引きです。

岐阜高山線・岐阜新宿線は値上がりしましたか?

いいえ、岐阜高山線・岐阜新宿線は2025年10月1日付の改定対象外です。一方、岐阜八幡線は全区間が改定対象となっています。名古屋関美濃線・名古屋郡上ひるがの線・名古屋白川郷線は、一般路線と並行する一部区間のみ対象です。

区間ごとの正確な新運賃を調べるにはどうすればいいですか?

岐阜バス公式の運賃検索サービス「岐阜バスNavi」で区間を指定すると正確な新運賃・定期運賃を確認できます。乗り継ぎが生じる一部区間はNavi非対応の場合もあるため、その際は岐阜バス窓口(TEL:058-240-8814)へ直接お問い合わせください。

なぜ岐阜バスは値上げしたのですか?

主な理由は3つです。①燃料費(軽油)の高騰が続いていること、②コロナ禍後も乗客数が完全に回復していないこと、③運転士の確保・労働環境の改善にかかるコストが増加していること、です。バス業界全体が抱える構造的な問題を背景に、今回の運賃改定が実施されました。

まとめ

岐阜バス 値上げ まとめ

  • 値上げは2025年10月1日(水)から実施済み。初乗り200円、均一区間250円に改定
  • 平均改定率は約9%。通勤定期は月890円ほど値上がり
  • 2025年9月30日以前に購入した定期券・企画きっぷは有効期限まで現行運賃で使用可能
  • 「昼得きっぷ(500円)」は据え置き。平日10〜16時の乗り放題で節約に活用できる
  • 値上がり幅が最大の区間はJR岐阜〜大野バスセンター(+80円)

岐阜バスの値上げは残念ですが、昼得きっぷや定期券の長期化など、使い方の工夫次第で出費を抑えることはできます。毎日のバス代が気になる方は、ぜひ今回ご紹介した節約術を活用してみてください。

また、プライシーでは全国のバスや交通機関の値上げ情報も随時まとめています。気になる方は関連記事もあわせてご覧ください。

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